NZドル円
5月2日に開催されたRBA理事会で、RBAは0.25%の利上げを実施しました。声明ではインフレをRBAの目標(2~3%)に戻すことが優先事項と示していました。 RBAがインフレと同様に意識している労働市場に関しては、18日に発表された豪4月雇用統計で雇用者数が予…
前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人7資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
来週は週前半に豪州の注目経済指標の発表はありません。26日には豪4月小売売上高が発表されます。市場予想は前月比+0.4%となっています。豪準備銀行は高金利や高インフレが家計に与える影響を懸念しています。豪4月小売売上高が市場予想通りもしくは予想を上…
来週は17日に豪1-3月期賃金指数が、18日には豪4月雇用統計が発表されます。5月2日のRBA理事会の声明では賃金の伸びが物価上昇に寄与するリスクに警戒しているとしていました。賃金指数が予想以上に伸びていた場合には、RBAが6月にも追加利上げを実施する口実…
27日に発表された豪1-3月期四半期CPIは前年比+7.0%となり予想(+6.9%)ほどではありませんが、前期(+7.8%)から伸びが鈍化していました。また、豪準備銀行(RBA)が重視するCPIトリム平均(CPI全項目から値動きの大きかった上下15%ずつを除外したもの)が+6.…
4月26日に発表される豪1-3月期CPIに市場の注目が向いています! RBAが4月4日の理事会で利上げを見送った際に、一旦停止という文言を使って説明をしていました。しかし、市場は「これでRBAの利上げは打ち止め」という見方をしていました。 4月12日にブロックR…
雇用者数変化は市場予想の2.0万人増を大幅に上回る5.3万人増、失業率と労働参加率はそれぞれ3.5%、66.7%で前月と変わらず(労働参加率の前月は上方修正)となりました。また、雇用者数変化の内容を見ると、正規雇用者数が7.22万人の増加で、非常勤雇用者数の…
雇用者数は予想を上回る大幅な増加、失業率は過去最低に近い水準、労働参加率は過去最高に近い水準となりました。正規雇用者数が大幅に増加したこともあり、不完全雇用率が過去最低となる5.8%まで低下するなど、内容は非常に良いものとなりました。豪州の雇…
前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人7資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
4月4日に豪準備銀行(RBA)は理事会を開催し金融政策を決定します。前回、3月の理事会ではインフレがピークアウトした可能性を示唆したほか、「次回会合で利上げ休止について再検討する」との見解を示しました。 その後発表されたオーストラリアの主要経済指…
3月21日にRBA理事会の議事要旨(3月7日開催分)が公表されました。その中でRBAは「利上げ利下げのタイミングはデータ(経済指標の結果)や経済見通し次第」としながらも、「次回会合で利上げ休止について再検討する」との見解を示しました。 今週は2つの重要…
では豪州(RBA)に対してはどうでしょうか?RBAは3月7日の理事会で前回(2月)の会合の声明に追加した「今後数カ月にわたって金利を引き上げる必要がある」といった文言を「金融政策の更なる引き締めが必要」とタカ派度を弱めました。この時点では豪州のイン…
前述した通り、3月7日に開催されたRBA理事会では、0.25%の利上げが実施されました。声明を見ると、前月から新たに加わった「今後数カ月にわたり金利を引き上げる必要」といった見方が、「金融政策のさらなる引き締めが必要」に置き換えられていました。市場…
3月7日には豪準備銀行(RBA)の金融政策会合(理事会)が開催されます。前回2月の会合では、それまでの声明にはなかった「今後数カ月にわたり金利を引き上げる必要」といった見方が示されました。その後、ロウRBA総裁は議会証言でも同様の発言をしています。…
2月16日に発表された豪1月雇用統計は結果、詳細な内訳ともに弱い結果となりました。 総合の雇用者数は予想(2万人増)に反して1.15万人の減少。前月も下方修正されました(1.46万人減⇒2万人減)。内訳をみると正規雇用者数が4.33万人減少していたことがわか…
7日(火)に開催されたRBA理事会で、RBAは0.25%の利上げを実施しました。利上げ幅は市場の中心的な予想通りでした。市場では、①前回(12月)のRBA理事会で金利据え置きの可能性が検討されていたこと、②豪12月雇用統計で雇用者数が減少していたこと、③豪12月…
今週の豪ドル/円は91.92円前後、NZドル/円は84.01円前後で週初を迎えました。 30日には春節明けの中国で人民元が対ドルで急伸したことで、豪ドル/円も92.66円前後まで上値を伸ばしました。31日には豪12月小売売上高が大幅に悪化していたこと、2月1日に米連邦…
25日に発表された豪州、NZの10-12月期CPIは豪州が前年比+7.8%、NZが+7.2%とともに予想(+7.5%、+7.1%)を上回る結果となりました。そして、両国ともに中央銀行のインフレ見通し(豪+8%前後、NZ+7.5%)を下回っていました。しかし豪ドルとNZドルの動きは違っ…
前回(12月)の豪準備銀行(RBA)理事会の議事録を見ると、RBAは「金利据え置きも検討したが、正当化するデータが得られなかった」と示していました。RBAが金融政策を策定する際に特に意識しているものが、「インフレと労働市場のデータ」です。 1月19日に発…
来週は19日には豪12月雇用統計の発表があります。11月の結果は表1の通りです。 労働参加率は月次統計開始以来の最高を記録しましたが、雇用者数が大幅に増加したこともあり、失業率は過去最低水準をキープすることとなりました。豪州の労働市場が引き続きひ…
来週は久々に豪州の主要経済指標の発表が予定されています。11日には11月月次消費者物価指数(CPI)と11月小売売上高が発表されます。これらの指標は通常月末に発表されますが、年末ということもあり発表が延期されていました。 先進国のCPIを見てみると、米…
来週からはいよいよ2023年に突入します。国内のFX会社は1月2日から取引を開始するところが多いようです(※外為どっとコムのスケジュールはこちら)。昨年末から、「年明けにフラッシュクラッシュはありますか?」という質問を多くされました。特に来年は1月2…
来週は26日がクリスマスの振り替え休日で欧米勢はほぼお休み。27日はボクシングデーで英国連邦諸国がお休みとなります。そのため、外国為替市場に参加者が戻ってきて本格的に動き出すのは28日以降となりそうです。 豪州、NZでは、主要な経済指標の発表が予定…
12月15日(木)に豪11月雇用統計が発表されました。結果は以下の表①の通りです。 雇用者数、労働参加率は市場予想を大きく上回るものとなりました。労働参加率について、月次統計を開始(1978年)して以来の最高値を今年6月に記録しましたが、今回はさらに更…
豪州では12月15日(木)に豪11月雇用統計が発表されます。前月に発表された10月分では、雇用者数が3.22万人増と予想(1.5万人増)を上回り、失業率は3.4%となり1978年に月次統計が開始されて以来の最低水準の失業率を記録しました。RBAは豪労働市場が「依然…
豪州では12月6日(火)に豪準備銀行(RBA)理事会が開催されます。RBAが現在金融政策を決定する際に特に重視しているものは2つ。①労働市場の状況と②インフレの状況です。 ①豪州の労働市場状況:11月16日発表の豪7-9月期賃金指数は前年比+3.1%と市場予想(+3.…
豪州では28日(月)に発表される豪10月小売売上高に注目です。豪州の小売売上高は高インフレ下にも関わらず、2022年1月から9カ月連続で前月比プラスを記録しています。10月分について、市場は前月比+0.5%と豪州の消費意欲は引き続き堅調であることを予想して…
来週23日は日本が勤労感謝の日で祝日。翌24日はサンクスギビング(感謝祭)で米国が祝日です。米国ではクリスマス商戦が始まる25日のブラックフライデーも「ほぼ」祝日なので、週後半は市場参加者が激減しそうです。何事もなければ、ホリデームードに包まれ…
来週は2つ豪州の労働市場の経済指標が発表されます。16日の豪7-9月期四半期賃金指数(WPI)と17日の豪10月雇用統計です。4-6月期のWPIは前年比+2.6%と前期(+2.4%)を上回る伸びを見せましたが、予想(+2.8%)には届きませんでした。他方で、5月に政権交代を…
来週は豪、NZともに相場に影響を与えそうな経済指標の発表が予定されていません。両国と交易関係の強い中国の10月貿易収支や10月消費者物価指数(CPI)は多少は豪ドル、NZドル相場に影響を与えそうですが、メインドライバーは米国の経済指標の結果を受けた米…
26日に豪7-9月期四半期消費者物価指数(CPI)が発表されました。結果は前年比+7.3%と予想(+7.0%)を大きく上回り、1990年の4-6月期以来の高水準となりました。豪準備銀行(RBA)が10月4日の理事会の時点で予測していた2022年末のインフレ率が7.75%です。RBA…
今週20日に豪9月雇用統計が発表されました。RBAは今月の理事会で「急速かつ大幅に利上げした影響を見極めたい」との理由から、利上げ幅を0.25%に縮めました。市場では「RBAが重視している労働市場が大きく改善していれば、RBAが11月に再び利上げ幅を0.50%に…
個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。 作成日時:2022年10月19日14時執筆:CXRエンジニアリン…
来週は18日にRBA議事要旨が公表されます。10月4日に開催されたRBA理事会では市場予想に反してRBAは利上げ幅を0.25%に縮小しました。この決定についての詳細が説明されるはずです。今後のRBAのスタンスを確認する重要なイベントとなりそうです。そして20日に…
10月4日にRBAが翌5日にRBNZがそれぞれ金融政策会合を開催しました。結果は前述の通りRBAが0.25%利上げ、RBNZが0.50%利上げとなりました。双方ともに利上げ幅縮小の可能性を予め示していました。 市場では「RBAは今月は0.50%利上げで、0.25%に利上げ幅を縮め…
来週も世界経済の先行き不安が豪ドル、NZドルの上値を抑える大きな要因となりそうです。欧州では、これから寒い冬を迎えるにあたり天然ガスの供給不安が根強く残っています。29日に発表されたドイツの9月CPI(速報値)が市場予想(前年比+9.5%)を大きく上…
来週のオーストラリアの経済指標は9月28日(水)に豪8月小売売上高の発表が予定されているのみです。9月5日にメルボルンインスティテュートが発表した8月のインフレ指数は前月比-0.5%と豪州のインフレが鈍化していることを示唆しています(単月かもしれませ…
来週は20日(火)に9月6日に行われた豪中銀(RBA)理事会の議事録が公表されます。6日の声明では追加利上げに対するRBAの姿勢に目立った変化はありませんでしたが、ロウ総裁は8日の講演で「政策金利が上がれば上がるほど利上げ減速論が強くなる」などと発言。…
来週は9月6日(火)に豪準備銀行(RBA)の理事会が開催されます。ここ最近の豪経済指標を見ると、貿易収支は2カ月連続で過去最高の貿易黒字を記録、小売売上高は6月に前月比+0.2%と消費行動に若干の陰りがみえましたが、7月は+1.3%と反発するなど豪州経済は…
来週は9月6日(火)に豪準備銀行(RBA)の理事会が開催されます。ここ最近の豪経済指標を見ると、貿易収支は2カ月連続で過去最高の貿易黒字を記録、小売売上高は6月に前月比+0.2%と消費行動に若干の陰りがみえましたが、7月は+1.3%と反発するなど豪州経済は…
来週は29日に豪7月小売売上高が発表されます。市場では前月比+0.3%と消費は2022年最少の伸び率となった前月(+0.2%)から若干の改善を予想をしています。消費低迷の原因はインフレによる物価上昇と高金利。豪準備銀行(RBA)が上昇の止まらないインフレを抑…
来週は豪、NZでは注目経済指標の発表がほぼありません。一方で、米国では8月25日~27日にジャクソンホール会議が開催されるほかにも、注目経済指標の発表が多数予定されています。各々の経済指標の結果を受けて米国の経済先行きに対する期待値の増減、ジャク…
今週RBAは、市場の予想通り0.50%の利上げを行いました。これで0.50%利上げは3会合連続となりました。声明では「RBAは経済の安定を保ちながら、インフレを目標の2-3%に戻すことを高い優先順位をつける」としたほか、今後の利上げについて「あらかじめ決められ…
今週RBAは、市場の予想通り0.50%の利上げを行いました。これで0.50%利上げは3会合連続となりました。声明では「RBAは経済の安定を保ちながら、インフレを目標の2-3%に戻すことを高い優先順位をつける」としたほか、今後の利上げについて「あらかじめ決められ…
来週は8月2日(火)に豪準備銀行(RBA)理事会、政策金利の発表が予定されています。今週、7月27日に発表された豪4-6月期四半期CPIは前年比+6.1%と1-3月期(+5.1%)からインフレ率は急速に伸びましたが、予想(+6.3%)は下回りました。また、前期比が+1.8%と…
7月27日には豪第2四半期CPIの発表が予定されています。NZ同様に豪のCPIは四半期毎の発表となります。豪州では翌週の8月2日にRBA理事会が予定されていますので、利上げ幅を見極めるためにも今回のCPIへの注目度は高くなっています。基調インフレ率の市場予想…
豪ドル/円相場に対する基本的な考えは、「欧州の経済減速懸念や中国・上海のロックダウン懸念など、資源国通貨の豪ドルにとっては上値を抑える材料があることから豪ドル/円は上値を伸ばしにくい」です。ただ、①13日の強い米CPIの結果を受けて米国では利上げ…
現在の市場のメイントピックは欧米経済の減速(リセッション)への警戒感の増減となっています。来週は特に米国で米6月消費者物価指数(CPI)、7月ミシガン大学消費者態度指数など、注目経済指標が多数発表されます。これらの結果を受けて米国経済がリセッシ…
来週も為替相場のメインドライバーは米国景気の先行きに対する思惑が大きく影響を与えることとなりそうです。ただ、筆者は遅かれ早かれ米経済は減速するものと考えています。来週は米国で6月の製造業・サービス業PMIやISM非製造業景況指数、雇用統計など、景…
執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉Twitter:@gaitamesk_naka日々、為替情報発信中! 目次 ▼今週の振り返り ▼根底の円安基調は変わらない…? ▼市場の注目は世界の景気減速懸念に ▼テクニカル的には… ▼6/27 週のイベント ▼一言コメント 豪ドル/円は金利差…