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来週の為替予想(豪ドル/円 NZドル/円 )「RBA議事要旨に要注意!先月は議事要旨を機に豪ドル相場が転換した」ハロンズ FX 2023/12/31

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執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
X(Twitter):@gaitamesk_naka
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目次

RBA議事要旨に要注意!先月は議事要旨を機に豪ドル相場が転換した

今週の振り返り

今週の豪ドル/円は96.65円前後、NZドル/円は89.52円前後で週初を迎えました。25日はクリスマスで日本と中国を除く主要国は休場、26日はボクシングデーでオセアニアや欧州市場が休場でした。その中で、26日には紅海での船舶航行への懸念や、中東の地政学リスクの高まりを受けて原油価格が大幅に上昇しました。28日には米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が根強い米国で、米長期金利の低下を好感したNYダウ平均史上最高値を更新。原油高や株高を受けて豪ドル/円は97.59円前後、NZドル/円は90.42円前後まで上値を伸ばしました。もっとも米長期金利の低下が米ドル売りに繋がり、29日には米ドル/円が5カ月ぶりの水準となる140.25円前後まで下落した影響から、豪ドル/円、NZドル/円は上昇分の大半を吐き出す形となりました(執筆時)。

年末年始発表の中国の景況感に注目!

来週から2024年となり、市場参加者も心機一転して相場に参入してくることが予想されます。来週は豪州にて主要な経済指標の発表は予定されていません。中国では31日(日)に12月中国製造業購買担当者景気指数(PMI)と12月中国非製造業PMIが、年が明けて1月2日に12月財新製造業PMI、4日に12月財新サービス業PMIが発表されます。中国国家統計局が集計する中国製造業PMIは直近2カ月連続で好不況の境目とされる50.0を下回っています。一方で、S&Pグローバルが調査する財新製造業PMIは11月に50.0を回復しました。財新製造業PMIは沿岸部の輸出企業や中小企業を対象に調査をしているため、中国12月製造業PMIの市場予想は49.6で前回(49.4)から若干の改善となっています。中国では消費者物価指数(CPI)が前年比でマイナスに落ち込むなど景気の冷え込みが懸念されています。その中で、中国12月製造業PMIが予想や50.0を上回れば、中国の景気が底入れしたとの期待が生まれることになりそうです。

米国発の材料が相場を主導

来週は米国にて12月ISM製造業景況指数やFOMC議事録(ともに3日)、12月雇用統計(5日)など注目の経済指標発表が数多く予定されています。市場が来年(24年)6回の利下げを織り込んでいる現状で、早期利下げが後退するような指標結果や要人発言などが出てくると、米ドル/円が買われて豪ドル/円も連れ高となることも考えられます。米国発の情報にも注意をしておきましょう。
また2日、3日は欧米勢は市場に戻ってきているものの、東京勢は不在です。流動性が特に低い東京時間早朝など、何かの材料をきっかけに急激な動きになる可能性もあります。普段以上に注意をした方が良いでしょう。

豪ドル/円のテクニカル分析

豪ドル/円は雲を抜けてもすぐに押し戻されるトレンドのない状態が続いています。上下どちらでも雲をしっかり抜けられた方にトレンドが出そうです。上値目途は12/27高値の97.59円前後、その上の水準では2023年高値の98.58円(11/15)が意識されそうです。下値は雲下限がまず意識されそうです。200日移動平均線(MA)の位置する94円台半ばとなりそうです。

【豪ドル/円 日足・一目均衡表と200MA】

出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

予想レンジ:AUD/JPY:94.00-98.50、NZD/JPY:87.50-91.50

1/1 週のイベント:

01/02 (月) 10:45 中国 12月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)
01/04 (水) 10:45 中国 12月財新サービス部門購買担当者景気指数(PMI)

一言コメント:

2023年も残すところ数日となりました。今年はYoutubeのほかにもラジオ、テレビ、新聞と色々なメディアに出させていただきました。この状況に満足せず、日々精進してまいります。まずはお正月に太り過ぎないところからでしょうか。
2024年もよろしくお願いいたします。

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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