豪ドル円
昨日のドル/円は年初来高値を更新後に反落した。米債務上限問題を巡る楽観的な見方が広がりドル買い・円売りが先行。一時140.92円前後まで上昇して昨年11月23日以来の高値を付けたが、英国と米国が祝日で動意を欠く中、調整売りに押されて140.10円台へと反落…
本日も昨日に続いて、豪州や中国で注目経済指標の発表予定はない。 現在の市場の関心は、 ①米債務上限問題は期日までに解決するのか? ②米連邦準備制度理事会(FRB)は追加利上げを行うのか?行うとしたらその時期は?回数は? の2つとなっている。 ①は明日…
26日のドル/円は4日連続で高値更新。週末を前に調整売りが先行したものの、139.50円付近で下げ止まると、NY市場では140.72円前後まで反発して昨年11月23日以来の高値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目する4月の個人消費支出物…
本日は豪州にて注目の経済指標の発表はない。また、米国と英国は祝日休場のため方向感が見出しにくい日となりそうだ。 そういった中、週末に米債務上限問題が原則合意に至った。これを受けて、リスク選好の動きになりやすい状況となっている。この影響から豪…
5月2日に開催されたRBA理事会で、RBAは0.25%の利上げを実施しました。声明ではインフレをRBAの目標(2~3%)に戻すことが優先事項と示していました。 RBAがインフレと同様に意識している労働市場に関しては、18日に発表された豪4月雇用統計で雇用者数が予…
昨日のドル/円は半年ぶりに140円台へと上伸。大手格付け会社による米国の格付け見通し引き下げで138.80円台に下落する場面もあったが、ドルは米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続するとの見方が強まる中で切り返した。 NY市場では米新規失業保険申請…
本日は豪4月小売売上高が発表される。豪州の個人消費は同国のGDPの約60%を占めると言われており、注目度は高い。 RBAは5月2日に開催した理事会の議事要旨で、「消費の伸びはしばらく抑制される」と予想している。これは高インフレや、高金利によるローン支…
昨日のドル/円は年初来高値を更新したものの伸び悩んだ。6月の利上げ停止観測が後退する中、米長期金利の上昇を受けて半年ぶりに138.90円前後まで上昇した。しかし、債務上限引き上げを巡るホワイトハウスと共和党の協議に進展が見られなかったことで米国株…
昨日豪州の隣国ニュージーランドの中央銀行(RBNZ)が政策金利を発表した。政策金利は市場予想通り0.25%の利上げを実施して5.50%とした。市場を驚かせたのは声明で「金利のピークを5.50%と予想」「2024年3Qに利下げ開始と予想」など『利上げ終了』に加え『…
昨日のドル/円は年初来高値を更新したものの伸び悩んだ。6月の利上げ停止観測が後退する中、米長期金利の上昇を受けて半年ぶりに138.90円前後まで上昇した。しかし、債務上限引き上げを巡るホワイトハウスと共和党の協議に進展が見られなかったことで米国株…
本日は11時に豪州の隣国ニュージーランドの中央銀行(RBNZ)が政策金利を発表する。 前回4月のRBNZ会合ではサプライズとなる0.50%利上げを実施(市場予想:0.25%)。RBNZの利上げ発表直後に豪ドルはNZドルに連れて、上昇することになった(買い一巡後は下落…
昨日のドル/円は138円台を回復。日本株の上昇を背景に137円台半ばから切り返すと、NY市場で138.69円前後まで反発した。米連邦準備制度理事会(FRB)高官らのタカ派発言を受けて6月の利上げ見送り観測が後退する中、ドル買い・円売りが優勢だった。ただ、先週…
本日はドイツやユーロ圏、米国などの5月サービス業購買担当者景気指数(PMI)と5月製造業PMIが発表される。 欧米では製造業よりもサービス業の景気回復度合いが大きく、製造業の回復力不足を補う状況が続いている。各国(地域)の5月の製造業PMIが予想以上に…
19日のドル/円は、NY市場でドル売りが強まると137円台へと反落。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が「金利をそれほど引き上げる必要はないかもしれない」と発言したことを受けて6月の利上げ停止観測が高まった。米債務上限問題を巡るホワイトハウス…
本日は外国為替市場に大きな影響を与えそうな経済指標が予定されていない。米国の債務上限問題を巡る楽観的な姿勢が後退し、不透明感がリスクを取りにくい状態となっている。市場のメインテーマは引き続き米債務上限問題の行方となりそうだ。NY時間午後にバ…
来週は週前半に豪州の注目経済指標の発表はありません。26日には豪4月小売売上高が発表されます。市場予想は前月比+0.4%となっています。豪準備銀行は高金利や高インフレが家計に与える影響を懸念しています。豪4月小売売上高が市場予想通りもしくは予想を上…
昨日のドル/円は、年初来高値を更新して続伸した。前日に続きNY市場でドル高・円安が加速。新規失業保険申請件数など米経済指標の好結果とローガン・ダラス連銀総裁のタカ派発言を受けて米長期金利が上昇する中、昨年11月以来の高値となる138.75円前後まで上…
昨日発表された、豪4月雇用統計は市場予想に反して悪化を示した。 この結果を受けて、市場はRBAが6月に金利を据え置きにするとの見立てを一層強めている。「今回の豪4月雇用統計は集計期間が4月2日~15日であり、豪州のイースター休暇(4月7日~10日)と被っ…
昨日のドル/円は137円台後半へと大幅続伸。米債務上限問題に関する悲観的な見方が後退する中、NY市場で上げ足を速めた。米債務上限引き上げを巡る交渉について、バイデン米大統領と共和党のマッカーシー下院議長がいずれも楽観的な見通しを示したことで、米…
本日は豪4月雇用統計が発表される。 10日に公表されたRBA議事要旨(5月2日開催分)では、「3月の雇用が非常に強かった。そして雇用はフルタイムに集中している」と指摘している。本日発表される4月分でも3月同様に雇用が力強さを維持し、フルタイムの雇用が…
昨日のドル/円は米長期金利の上昇を背景に小幅続伸。米4月小売売上高のコア指数(自動車、建材、ガソリン、食品サービスを除く)が市場予想を上回ったことで米個人消費の底堅さが意識されると、2週間ぶりに136.68円前後まで上昇した。その後は米国株の下落な…
昨日は5月2日に開催された、RBA理事会の議事要旨が公表された。そのなかで、「利上げか据え置きかの判断は微妙だった」との文言があった。市場はこの文言から、「6月の利上げの可能性はなくなった」と判断したようだ。他方で、RBAはインフレ高止まりへの警戒…
昨日のドル/円は136円台へと続伸。米国の6月利上げ観測がじわりと高まる中、米長期金利の上昇を背景に一時136.32円前後まで上昇した。終値は前日比0.3%高の136.10円前後だった。本日はNY市場で米4月小売売上高が発表される。米経済の7割超を占める個人消費…
本日は5月2日に開催された、RBA理事会の議事要旨が公表される。この会合でRBAは0.25%利上げを実施し、市場にサプライズを与えた。そのサプライズ利上げの経緯と、今後の方向性を議事要旨から読み解くことになる。 現時点で、市場はRBAの6月利上げを全く織り…
12日のドル/円は135円台後半へと上昇。米5月ミシガン大消費者期待インフレ率が予想を上回ったことから米長期金利が上昇する中、NY市場でドル買いが強まった。インフレ期待の高止まりを受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が6月利上げを見送るとの観測が後退す…
本日は豪州にて注目の経済指標の発表は予定されていない。 海外時間には米5月NY連銀製造業景気指数が発表される。前月(4月)は市場のマイナス予想に反し+10.8と5カ月振りに好不況の境目となる±0.0を上回った。市場が米連邦準備制度理事会(FRB)の6月利上げ…
来週は17日に豪1-3月期賃金指数が、18日には豪4月雇用統計が発表されます。5月2日のRBA理事会の声明では賃金の伸びが物価上昇に寄与するリスクに警戒しているとしていました。賃金指数が予想以上に伸びていた場合には、RBAが6月にも追加利上げを実施する口実…
昨日のドル/円は1週間ぶり安値から切り返す展開。米4月生産者物価指数(PPI)の鈍化と米新規失業保険申請件数の増加で今月4日以来の安値となる133.74円前後まで下落したが、米長期金利が下げ渋ると134円台半ばへと持ち直した。英中銀(BOE)の利上げを受けた…
本日は豪州にて注目の経済指標の発表は予定されていない。 米地銀パックウエスト・バンコープの預金減少を受けて、米金融システム不安が再燃している。この影響でリスクマインドに敏感な豪ドルの上値が抑えられている。本日も米金融システムに関するヘッドラ…
昨日のドル/円は米4月消費者物価指数(CPI)の鈍化を受けて134円台へと反落した。米4月CPIは前年比+4.9%と市場予想(+5.0%)を下回り10カ月連続で伸びが鈍化。一部で上振れが警戒されていたコアCPIは前年比+5.5%で予想通りだった。これを受けて米長期金利…
昨日発表された米4月消費者物価指数(CPI)は市場予想(前年比+5.0%)を下回る+4.9%となった。 米国のインフレが小幅ながら前月(+5.0%)から着実に鈍化していたことから、市場は「米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げは5月が最後」との見方を強めている。…
主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。 作成日時 :2023年5月10日9時00分執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼9日(火…
本日は、米4月消費者物価指数(CPI)が発表される。市場は前年比+5.0%と米国のインフレが前月から横ばいになることを予想。先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ7月にも利下げを開始するとの見方が浮上…
昨日のドル/円は前日比約0.2%の小幅高でクローズ。134.60円台で下げ渋った一方、135.20円台では伸び悩むなど値幅も小さかった。市場には、明日の米4月消費者物価指数(CPI)待ちの様子見ムードが漂っているようだ。ドル/円は本日も135.00円を挟んでもみ合う…
本日は中国4月貿易収支が発表される。豪州から中国への輸出額は2020-2021年度の輸出総額の4割強を占めるなど、豪州は中国と交易関係が強い。 中国は豪州から輸入した一次産品を加工して海外に輸出する。そのため、海外の景気が低迷すると中国の輸出量が減少…
主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。 作成日時 :2023年5月8日9時00分執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼5日(金)…
5日に発表された米4月雇用統計が予想を上回る強い結果となった。この結果を受けて、米景気減速に対する過度の警戒感はひとまず低下しており、資源国通貨である豪ドルを下支えする材料となっている。 一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ余地はほぼ…
前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人7資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
昨日のドル/円は大幅続伸の展開となり、およそ2カ月ぶりに137円台を回復した。前週末の日銀金融政策決定会合で大規模金融緩和の維持が決まり円安が進んだ流れが継続。NY市場では米4月ISM製造業景況指数の発表後に米長期金利が上昇幅を拡大する中でドル高も進…
本日、RBAは金融政策会合を開催し、その後政策金利が発表される。前回(4月)会合でRBAが金利を据え置いたこと、その後発表された豪1-3月期CPIが期待通りに鈍化していたことなどから、市場は今回もRBAは金利を据え置くと予想している。 注目は政策金利と同時…
28日のドル/円は終値ベースで約1.7%上昇。日銀は植田総裁の就任後としては初となる金融政策決定会合で大方の予想通り金融政策の現状維持を決定。一部で、イールドカーブ・コントロール(YCC)の修正・撤廃の思惑があったことや、植田総裁の記者会見での発言…
金曜日(28日)は植田総裁の下で初となる日銀金融政策決定会合が開催された。金融政策は大方の予想通り現状維持となった。しかし、イールドカーブコントロール(YCC)の修正、撤廃期待が一部で残っていたことや、植田総裁の発言がハト派的と受け止められて円…
27日に発表された豪1-3月期四半期CPIは前年比+7.0%となり予想(+6.9%)ほどではありませんが、前期(+7.8%)から伸びが鈍化していました。また、豪準備銀行(RBA)が重視するCPIトリム平均(CPI全項目から値動きの大きかった上下15%ずつを除外したもの)が+6.…
昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。一時134円台を回復する場面もあった。米1-3月期国内総生産(GDP)は予想以上に鈍化したものの、米新規失業保険申請件数の減少と米1-3月期コア個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)の上昇を受けてドルが強含んだ…
本日は豪州で注目経済指標の発表は予定されていない。 豪ドル/円に関しては、日銀金融政策決定会合の結果やフォワードガイダンス次第で動きがありそうだ。今週、植田日銀総裁が「緩和を継続する」と明言している。そのため、市場の注目はフォワードガイダン…
前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人7資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
昨日のドル/円は海外市場で133円台を上下する不安定な値動きだった。米3月耐久財受注が予想を上回ると133.92円前後まで強含んだが、経営難に陥ったファースト・リパブリック・バンク(FRC)への関与について米政府は消極的との報道が伝わると133.02円前後ま…
本日は豪1-3月期CPIが発表される。四半期前、2022年10-12月期のCPIは12月に季節的要因の影響もあったことで前年比+7.8%まで急上昇した。その後、1月2月の月次CPIは堅調に鈍化している。市場予想は1-3月期CPIが+6.9%、3月月次CPIが+6.5%となっている。市場予…
前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人7資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
昨日のドル/円は米株安と米長期金利の低下を背景に一時133円台前半へと下落。NY市場で米地銀の健全性を巡る懸念が強まるとリスク回避の円買いが優勢となった。米地銀ファースト・リパブリック・バンク(FRC)が24日に発表した1-3月期決算で4割の預金流出した…