週刊為替レポートハロンズ
今週の豪ドル/円は93.30円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は86.03円前後で週初を迎えました。週前半は米中関税問題の先行き不透明感が相場の重石となる中で、リスク回避の動きが先行。豪ドル/円は92.10円台、NZドル/円は85.20円台まで下落する場面も…
先週末にスイスのジュネーブで行われた米中関税協議で、4月以降に米中双方が課した追加関税34%のうち、24%分を90日間停止し、上乗せした報復関税91%分は互いに撤廃するとし、新たな経済対話の枠組みを設けることで合意しました。これを受けて、市場センチ…
前半はアジア通貨高に伴う円買いの動きから、ユーロ/円は161.594円、ポンド/円は190.311円までそれぞれ下落しました。その後は、米関税策を巡る協議への期待を背景とした円売りの流れから、ユーロ/円は163.935円、ポンド/円は193.500円まで反発しました。英…
今週の豪ドル/円は93.30円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は86.03円前後で週初を迎えました。週前半は米中関税問題の先行き不透明感が相場の重石となる中で、リスク回避の動きが先行。豪ドル/円は92.10円台、NZドル/円は85.20円台まで下落する場面も…
米トランプ関税を巡り、米国が自国通貨安を志向する国に対し、通貨高政策を求めるのではないかとの懸念や、各国によるレパトリ(本国への資金送還)などの動きから米ドル安・円高が進み、米ドル/円は142.349円まで下落しました。しかし、10日・11日に米国と…
序盤は円買い戻しの流れが強まり、ユーロ/円、ポンド/円は売りが先行しました。ユーロ/円は161.706円、ポンド/円は189.939円まで下げました。しかし、米国の自動車関税の負担軽減策や日銀の物価目標2%達成時期の後ろ倒し観測から円売りが優勢になり、ユーロ…
今週の豪ドル/円は91.91円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は85.54円前後で週初を迎えました。米中の関税摩擦は、双方にとって有益ではなく歩み寄りは可能との意見が米中両国から示されている中で、トランプ関税を巡る過度の警戒感が後退。資源国通貨…
米国が自動車関税の負担軽減措置を講ずるとしたほか、今年のコアCPI見通しの引き下げ(従来の2.4%から2.2%へ)によって、日銀の利上げペース減速が支えとなりました。週前半に141.961円まで下げていた米ドル/円は、日銀会合後に145円台へ上昇しました。加…
ユーロ/円、ポンド/円は全体的に底堅く推移。中国が米国への関税を一部見直す可能性があるとのニュースで、米中貿易摩擦緩和が想起されて株式市場が持ち直したことにクロス円は支えられました。ユーロ/円は160.981円から162.88円レベル、ポンド/円は187.471…
今週の豪ドル/円は90.50円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は83.79円前後で週初を迎えました。前週に米中貿易戦争激化への懸念でリスク回避姿勢が急速に高まりましたが、今週は米中が部分的な追加措置を発表したものの、歩み寄りの姿勢を見せるなどし…
トランプ米大統領によるパウエルFRB議長解任へのトーンが一段上がり米国への信認低下を受けて、米ドル/円は139.883円まで売りが先行しました。しかし、すぐにトランプ氏が自らの発言を否定したほか、同氏が貿易協定次第では中国への関税が大幅に下がるとの見…
ユーロ/円、ポンド/円は限られた値幅で振幅。イースター休暇を控えて、積極的な取引が見送られる中、円と米ドルの動向に挟まれる格好になり、概ねユーロ/円は162.00円、ポンド/円は189.00円を中心に上下に約0.3%~1.3%の範囲で振幅しました。ECBは政策金利…
今週の豪ドル/円は90.50円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は83.79円前後で週初を迎えました。前週に米中貿易戦争激化への懸念でリスク回避姿勢が急速に高まりましたが、今週は米中が部分的な追加措置を発表したものの、歩み寄りの姿勢を見せるなどし…
『米国売り(米株・米債・米ドル売り)』の勢いは和らいだものの、米国において半導体製品の対中輸出規制がさらに強化されるなど、相変わらず米中の貿易摩擦激化が懸念され、米ドル/円は141.607円と、これまでの年初来安値である142.053円(4月11日)を下回…
ユーロ/円、ポンド/円は方向性の見定めづらい展開。ユーロ/円は、米ドルに対するユーロ高・円高の双方からの影響を受けて方向性は明確にならず、158.392円から162.665円の間で振幅しました。かたやポンド/円は米ドル/円での円高が意識される中、対ユーロでの…
今週の豪ドル/円は93.66円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は85.66円前後で週初を迎えました。今週は豪州とNZ独自の材料がほとんどないなか、豪ドル/円とNZドル/円は米ドル/円の値動きにつれることが多く見られました。26日に豪2月消費者物価指数(CPI…
米相互関税が「全ての国を対象とする」との思惑から、週明けはギャップダウンして始まり、米ドル/円は148.702円まで売りが先行しました。その後、米国の相互関税発表直後は想定内との思いから米ドル/円は瞬間的に150.471円まで上値を伸ばしましたが、詳細が…
米関税策を受けたて市場が混乱する中で、円高と米ドル安が交錯したことから、ユーロ/円やポンド/円の方向性は見定めづらい展開でした。ユーロ/円は160.122円から164.185円で振幅。また、ポンド/円は、後半は円高が意識されて190.320円付近まで下げましたが、…
今週の豪ドル/円は93.66円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は85.66円前後で週初を迎えました。今週は豪州とNZ独自の材料がほとんどないなか、豪ドル/円とNZドル/円は米ドル/円の値動きにつれることが多く見られました。26日に豪2月消費者物価指数(CPI…
米相互関税が「全ての国を対象とする」との思惑から、週明けはギャップダウンして始まり、米ドル/円は148.702円まで売りが先行しました。その後、米国の相互関税発表直後は想定内との思いから米ドル/円は瞬間的に150.471円まで上値を伸ばしましたが、詳細が…
序盤にユーロ/円が163.027円、ポンド/円が195.002円までの戻りを試した後、米国の輸入自動車への追加関税を受けて、ユーロ/円は161.372円、ポンド/円は193.50円レベルまで押し戻されました。しかし、円安の流れが優勢だったほか、対中関税の引き下げへ期待も…
今週の豪ドル/円は93.66円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は85.66円前後で週初を迎えました。今週は豪州とNZ独自の材料がほとんどないなか、豪ドル/円とNZドル/円は米ドル/円の値動きにつれることが多く見られました。26日に豪2月消費者物価指数(CPI…
米ドル/円は底堅い展開に。米ドル/円は150.942円まで上昇幅を広げたあと、4年ぶりの低水準となった米消費者信頼感指数から149.548円まで下落。その後、期末に関連した米ドル買いが出るなどして、150.70円台まで切り返しました。同水準からはトランプ大統領が…
ユーロ/円、ポンド/円は前半の上昇幅の多くを失う。ドイツの財政拡大やウクライナの停戦協議進展が期待されて株価の下落が一服したことから、ユーロ/円は164.184円、ポンド/円は194.897円までレンジ上限を広げました。ただ、トルコの政情不安が高まる中で米…
今週の豪ドル/円は94.02円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は85.42円前後で週初を迎えました。17日には翌日に米露首脳会談が開催されることがわかり、ウクライナ停戦への期待から世界的に株価が上昇。リスクセンチメントに敏感な豪ドル、NZドルが買わ…
米ドル/円は149.00円を中心に振幅。日米の金融政策を控える中で、ショートカバー主導で米ドル/円は149.93円レベルまで買いが先行しました。同水準からは149.10円レベルまで反落した後に、日銀の金融政策会合が思ったほどタカ派に振れなかったとの思いから、1…
ユーロ/円、ポンド/円は上昇。ウクライナ問題の進展期待から投資家のリスクセンチメントが改善して、円を売り直す動きが強まったほか、英国やドイツなどの国債利回りが上昇したことにサポートされ、ユーロ/円は162.359円、ポンド/円は193.102円までそれぞれ…
今週の豪ドル/円は93.02円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は84.25円前後で週初を迎えました。市場の大きな注目が米国の関税政策の行方や米景気動向に向く中、10日には米3大株価指数(NYダウ平均、S&P500種、ナスダック総合)がそろって大幅に下落。翌…
米ドル/円は反発。シカゴ通貨先物のポジショニングが3月4日時点で、米ドルに対して円が約13.4万枚の買い越しとなる中、米国が示した30日間の休戦提案にウクライナが同意する用意があることが明らかになると、ポジション調整に伴う円売りが強まり、米ドル/円…
欧州委員会が防衛力強化に向けて総額8000億ユーロ(120兆円)規模の防衛計画を提案したほか、ドイツでも5000億ユーロ(約80兆円)のインフラ基金を創設するとともに、債務ブレーキを改革することで与野党で合意するなど、拡張的な財政策が欧州通貨を支えまし…
今週の豪ドル/円は93.62円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は84.38円前後で週初を迎えました。4日には米トランプ政権が予定通りカナダ・メキシコへの関税、中国への追加関税を開始。中国とカナダは即座に報復関税を発表し、メキシコも9日に対応の詳細…
米国とウクライナとの鉱物資源協議は署名に至らなかったものの、欧州主要国がウクライナ支援でまとまったことでリスク回避の流れが限定され、米ドル/円は151.302円まで戻りを試しました。ただ、メキシコと・カナダへの25%関税が予定通り実施されると、株安…
ユーロ/円、ポンド/円は終盤に失速。新たな手掛かり待ちの状況から、方向性の見定めづらい展開となったものの、予定通り3月4日からカナダ・メキシコへの関税を実施するとトランプ米大統領が明らかにしたため、投資家心理が圧迫されリスク回避の流れが強まり…
今週の豪ドル/円は94.90円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は85.61円前後で週初を迎えました。24日早朝に発表されたNZ10-12月期小売売上高は、市場予想(前期比+0.5%)を上回る+0.9%となり、NZドルは買いで反応。豪ドルもNZドルの上昇につられる形とな…
米ドル/円は、ウクライナ戦争を巡る協議や、カナダや・メキシコとの関税協議の結果が待たれる中で、為替市場はヘッドラインに反応しながらも様子見ムードの強い展開になりました。三村財務官が「最近の円相場の動き、国内データとの間に乖離は見られない」と…
ユーロ/円、ポンド/円は上値の重い展開。ウクライナ戦争終結に向けて米露交渉が始まったものの、具体的な話が出なかったほか、日銀の利上げ時期が少し前倒しされるのではとの見方が広がったことが要因です。ユーロ/円は156.317円、ポンド/円は186.676までそ…
今週の豪ドル/円は96.59円前後、ニュージーランド(NZ)ドル/円は87.00円前後で週初を迎えました。18日には豪準備銀行(RBA)が25bp(0.25%ポイント)、19日にはNZ準備銀行(RBNZ)が50bpの利下げをそれぞれ実施。利下げ幅はともに市場の予想通りでしたが、…
米ドル/円は149円台へ下落。米ドル/円は週明けに151.232円まで売りが先行した後に、ショートカバーから152.310円までの戻りを試しましたが、見通しへの不透明感もあって、上昇の勢いは限定。その後、日銀の追加利上げ前倒しへの思惑で円債利回りが1.45%台ま…
ユーロ/円、ポンド/円も買い戻し優勢の展開。米ドル/円が154円後半まで戻したほか、米露首脳がウクライナ戦争終結に向け交渉開始で合意したこと、予想を上回る英国GDPが手掛かりとなり、ユーロ/円は161.190円、ポンド/円は193.050円まで上昇しました。ただ、…
トランプ米大統領が2月10日の日本時間早朝に「鉄鋼やアルミへの25%の関税を発表する」と語ったことで、今週の豪ドル/円は94.25円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は85.22円前後とともに前週末終値からギャップダウンして週初を迎えました。ただ、豪州…
トランプ大統領による鉄鋼・アルミニウムへの関税を大幅に引き上げる(3月12日発効)大統領令に署名したほか、米物価指数の上昇から、米ドル/円は154.801円まで上昇しました。ただ、米インフレが引き続き抑制されていることを示す卸売物価指数の内容を受ける…
ユーロ/円、ポンド/円もさえない展開でした。カナダ・メキシコへの関税発動が1カ月先送りされたことに反応して、ユーロ/円は160.702円、ポンド/円は193.168円までの戻りを試しました。関税トレードで積み上がった、米ドル買いポジションが巻き戻されたことも…
今週の豪ドル/円は95.23円前後、ニュージーランド(NZ)ドル/円は86.42円前後で週初を迎えました。週末にトランプ米大統領がカナダとメキシコへの25%の関税と中国への10%の追加関税を課す大統領令に署名したことで、米国発の貿易戦争への懸念からリスク回避…
米ドル/円は150円台へ下落。カナダ・メキシコ・中国に対する関税賦課が宣言されたものの、カナダとメキシコとは関税発動を1カ月延期されることでまとまり、貿易戦争激化が先送りされたことで、投資家心理が少し改善し、米ドル/円は155.880円までの戻りを試し…
ユーロ/円、ポンド/円も上値の重い展開でした。中国IT企業のディープシークの話題から、ユーロ/円は161.54円レベル、ポンド/円は192.16円レベルまで売りが先行しました。その後は、ベッセント米財務長官が「段階的な関税を支持」とのニュースに投資家心理が…
週末にトランプ米大統領がコロンビア製品に対して緊急の関税賦課を指示したことでリスクオフの円買いとなり、今週の豪ドル/円は98.08円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は88.68円前後とともに前週末終値からギャップダウンして週初を迎えました。その…
米ドル/円は上値の重い展開。中国企業ディープシークが低い開発コストで高性能のAIモデルを公開したことで、同分野で先行する米企業価値が損なわれるとの思いから、ハイテク関連銘柄に減価圧力が掛かると、米ドル/円はリスク回避の流れから153.712円まで下げ…
ユーロ/円、ポンド/円はリスク回避の巻き戻し優勢だが、上値も限定的。想定よりもトランプ氏の強硬姿勢が見られなかったことで、投資家心理の悪化が進まなかったため、ユーロ/円は163.214円、ポンド/円は193.520円まで持ち直しました。足もとではトランプ米…
今週の豪ドル/円は96.80円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は87.34円前後で週初を迎えました。20日にはトランプ氏が第47代米国大統領に就任しました。トランプ氏が大統領就任初日に関税政策を見送ったこと、メキシコやカナダ、中国に対しては2月1日に…
米ドル/円はタカ派な日銀会合で失速。トランプ大統領の就任初日に危惧されていた一律関税が見送られたため、それのリスクに身構えていた投資家のポジションが巻き戻されて、米ドル/円は156.756円までの戻りを試しました。ただ、トランプ米大統領が「すぐに金…