週刊為替レポートハロンズ
今週の豪ドル/円は100.96円前後、ニュージーランド(NZ)ドル/円は87.66円前後で週初を迎えました。 米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測が高まる中で、米国をはじめ株価指数が上昇したことは資源国通貨である豪ドルやNZドルの追い風となりました。…
ユーロ/円やポンド/円は底堅い展開でした。米ドル/円が冴えない展開になったため上値は抑えられましたが、対ドルでユーロやポンドが底堅く推移したことがサポート材料となり、ユーロ/円は181.518円まで上昇しました。また、ポンド/円は、英予算で260億…
米ドル/円は上値の重い展開でした。序盤こそ日本の財政悪化懸念を背景とした円売りで、米ドル/円は157.184円まで上昇しました。しかし、米国の民間雇用者数減少を示唆する指標結果や、消費の低迷を示すデータのほか、消費者心理の悪化を示す指標から米国の…
今週の豪ドル/円は100.92円前後、ニュージーランド(NZ)ドル/円は87.70円前後で週初を迎えました。 高市政権の財政拡張を巡る懸念や、日銀の追加利上げ時期の後ずれ観測による円売りが週を通して優勢となったため、クロス円は底堅い動きとなりました。豪ド…
ユーロ/円やポンド/円は円全面安を背景に一段高。本邦の財政運営に対する警戒感や、政府日銀の金融緩和の継続姿勢や円安是正への消極姿勢を受け、ユーロ/円はユーロ導入以来の高値となる182.007円まで上昇しました。また、ポンド/円も206.853円まで上昇…
米ドル/円は157円台に到達し、157.891円と1月以来の高値を記録しました。背景には複数の要因が重なっています。 まず、日本政府が編成を進めている2025年度の補正予算が、総額21.3兆円規模と見込まれ、前年の13.9兆円を大きく上回る見通しとなったことで、…
今週の豪ドル/円は99.80円前後、ニュージーランド(NZ)ドル/円は86.48円前後で週初を迎えました。 10日には、米政府機関の閉鎖が週内にも解除される可能性が報じられ、米株価指数が大幅に上昇したことを背景にリスクオンが進行。13日には、豪ドル/円は約1年…
米ドル/円は155円台を一時回復しました。米国のつなぎ予算が上下院で可決され、政府再開のめどが立ったことが背景にあったとみられます。また、片山財務相が「円安はマイナスの面が目立つ」と円安を牽制したものの、政府・日銀による円買い介入にはハードル…
ユーロ/円やポンド/円は上昇。米国のつなぎ予算を巡る協議が進展し、米国の政府機関債買いが近いとの観測が投資家センチメントを改善させて、円売りを促しました。ユーロ/円は179.948円と過去最高値を更新しました。また、ポンド/円は204.080円まで上昇…
今週の豪ドル/円は100.74円前後、ニュージーランド(NZ)ドル/円は88.06円前後で週初を迎えました。4日には豪準備銀行(RBA)が政策金利を市場予想どおり4.00%に据え置きましたが、声明内容が予想よりもハト派的と受け止められたことで豪ドルは売られました…
ユーロ/円やポンド/円は上値の重い展開となりました。11月26日の予算案提出を前に、リーブス英財務相が大規模増税を示唆したことで、スターマー政権への批判や成長に対する不透明感が高まり、ポンドが下落。ユーロもつられる形で冴えない展開となり、ポン…
米ドル/円は下落しました。株式市場に高値警戒感が漂い、株価調整が進む中、米ドル/円はリスク回避の円買いにより152.962円まで下落が先行しました。片山財務相や三村財務官が直近の円安について牽制したことも、米ドル/円の上値を重くした要因とされまし…
ユーロ/円やポンド/円は終盤に急反発しました。前半はユーロ/円が178.235円から176.640円まで下落し、ポンド/円は204.238円から200.569円まで売りが先行しました。特にポンド/円は、英フィナンシャル・タイムズ紙が「英予算責任局(OBR)が生産性の伸び…
米ドル/円は上昇しました。26日に米中貿易摩擦への懸念が後退したことを受け、週明けは日経平均の5万円台乗せに伴い米ドル/円は153.262円まで上昇しました。その後、米財務省の発表で「ベッセント長官は片山財務相と為替について協議した」「インフレ期待…
今週の豪ドル/円は97.79円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は86.09円前後で取引を開始しました。21日には日本の第104代内閣総理大臣に自民党の高市総裁が選出され、高市政権の「責任ある積極財政」への期待から週を通して円売りが優勢となりました。22…
ユーロ/円やポンド/円は上昇しました。高市首相による積極的な財政運営や、日銀の利上げ時期の後ずれ感から円を売る動きが優勢となり、ユーロ/円は177.593円、ポンド/円は203.793円まで上昇しました。ユーロ/円は史上最高値を更新する流れが続いていま…
米ドル/円は上昇しました。自民党の高市総裁が第104代総理大臣に選出されたことで、拡張的な財政政策を巡る思惑から円売りが強まり、米ドル/円は152円台に乗せました。その後は、米中首脳会談に対する不透明感や今月の日銀会合に向けた思惑などが交錯し、1…
今週の豪ドル/円は98.62円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は86.99円前後で週初を迎えました。前週末にかけて米中貿易摩擦への懸念から豪ドル、NZドルは下落しましたが、週末の間にトランプ米大統領が中国への態度を軟化させる姿勢を示したことで、豪…
ユーロ/円やポンド/円は上値の重い展開。米ドルが軟調となる中、ユーロやポンドは対米ドルでは底堅く推移したものの、クロス円では円買い戻しの流れが優勢となり、ユーロ/円は176.912円の高値をつけた後に174.984円まで、ポンド/円は203.515円の高値から…
米ドル/円は下落。米中の通商戦争の再燃が警戒されたほか、公明党の連立離脱により自民党中心の政権樹立が危ぶまれたことから、円買いの流れが優勢となりました。さらに、パウエルFRB議長が示唆した10月の利下げや、米銀行の不適切な融資を巡る与信問題がリ…
今週の豪ドル/円は98.20円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は86.66円前後で週初を迎えました。前週末(4日)に行われた自民党総裁選にて、財政拡張や金融緩和を志向する高市氏が新総裁に任命されたことで、日銀の追加利上げが遅れるとの観測から週初か…
ユーロ/円とポンド/円も上昇。財政拡張・金融緩和路線の高市氏が総裁選に勝利したことを受けた円売りの流れが継続し、ユーロ/円は177.933円と史上最高値を更新しました。また、ポンド/円も205.323円と昨年7月以来の水準を付けました。フランスのルコルニ…
米ドル/円は急騰。自民党総裁選で高市氏が勝利し、財政拡張・金融緩和路線が進展するとの期待から円安が進行しました。また、フランスのルコルニュ首相の辞任で、ユーロ売り・米ドル買いが進んだこともあり、米ドル/円は8カ月ぶりの高値となる153.272円ま…
今週の豪ドル/円は97.85円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は86.31円前後で週初を迎えました。9月30日に開催された豪準備銀行(RBA)理事会(金融政策会合)では市場予想通り政策金利が据え置かれましたが、追加利下げを巡り慎重な姿勢が示されたこと…
ユーロ/円とポンド/円は下落。対米ドルで146円台まで円高が進行したことで、クロス円の上値が抑制され、ユーロ/円は172.266円、ポンド/円は197.493円まで下落しました。 その後、植田日銀総裁が「緩和的な環境を維持し、経済活動を支えていくことが大切…
米ドル/円は下落。米国の金利が低下する中、9月ADP雇用者数が予想外にマイナスに落ち込んだことで、米国の連続利下げ期待が広がり、米ドル/円は149.50円付近から146.503円まで下落しました。 また、米国のつなぎ予算案がまとまらず、政府機関閉鎖が開始さ…
今週の豪ドル/円は97.41円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は86.48円前後で週初を迎えました。24日に発表された豪8月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上振れたことや、24日と25日の米経済指標が上振れたことで米ドル/円が150円手前まで急騰したこと…
ユーロ/円とポンド/円はじり高。円安の流れを受けて、ユーロ/円は174.941円、ポンド/円は200.347円まで上昇しました。 本邦の次期政権の経済政策や財政運営への思惑が円の上値を重くしたとみられ、対米ドルでのユーロ安やポンド安の影響はそれほど感じら…
米ドル/円は上昇。ドイツの経済指標の弱さを受けてユーロ売り・米ドル買いが進み、200日移動平均線を突破して148.90円付近まで上昇しました。 その後も、関税政策による不透明感が強い中でも、米国の成長ペースが力強いものだったことを示す指標や、雇用指…
今週の豪ドル/円は98.08円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は87.89円前後で週初を迎えました。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、利下げへの警戒感から米ドル/円が下落した影響を受けて豪ドル/円、NZドル/円も週央にかけて下落。豪ドル/…
ユーロ/円とポンド/円は値動きの荒い展開でした。米国との金融政策の方向性の違いが意識される中、クロス円は買いが先行。その後、対米ドルでの円高の流れを受けて上値が抑えられる場面もありましたが、日銀の利上げ時期が後ずれするとの観測や、高市氏が…
米ドル/円は荒い展開となりました。米国の個人消費が冷え込んでいないことを示唆する経済データも確認されましたが、米国の利下げ再開を背景にした米ドル売りが優勢となり、米ドル/円は145.481円まで下げました。ただ、0.25%の利下げを実施したFOMC後の会…
今週の豪ドル/円は96.89円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は87.11円前後で週初を迎えました。今週は豪州、NZにて主要な経済指標の発表がなかったことから、両通貨ペア共に対外要因での値動きとなりました。9日には日銀の年内利上げを巡る観測報道を受…
ユーロ/円とポンド/円は、方向性の見定めが難しい展開。フランスのバイル内閣の総辞職、ロシアのドローンによるポーランド領空への侵犯などの話題はありましたが、そちらにはあまり目が向かず、米ドル/円と同様に本邦政局を巡る円安や、米国の金融政策を…
米ドル/円は一時149円台へ上昇しました。7日に石破首相が辞任を表明したことで、拡張的な財政政策を背景とした金利上昇に伴う円売りが進み、米ドル/円は148.576円まで上昇し、1週前の弱い米雇用統計で下げた分を取り戻しました。
ユーロ/円とポンド/円は方向性がつかみづらい展開となりました。氷見野日銀副総裁の利上げに対する慎重発言や、自民党内での「石破おろし」再燃に伴う円売りを受け、ユーロ/円は173.410円、ポンド/円は200.275円まで上昇しました。 しかし、世界的な金利…
米ドル/円は一時149円台へ上昇しました。英国の財政健全化の遅れに対する懸念からポンド売りが進み、相対的にドル買いが強まったうえ、利上げを急がない姿勢を示した氷見野日銀副総裁の発言や石破政権の持続性への懸念も相まって、米ドル/円は149.137円ま…
今週の豪ドル/円は95.75円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は87.16円前後で週初を迎えました。19日と20日には米国のS&P500種やナスダック総合指数といった株価が大幅に下落したことで、景気動向に敏感な資源国通貨である豪ドルやNZドルが売られました…
ユーロ/円とポンド/円は方向性が揃いませんでした。フランスのバイル首相が9月8日に国民議会で内閣に対する信任投票を実施すると発表したことを受け、フランスでの政治的混乱が嫌気され、ユーロ/円は172.664円から171.119円まで下落しました。 一方、ポン…
米ドル/円は不安定な展開となりました。9月利下げの扉を開いたパウエル米FRB議長の講演後、上値の重さが意識される中、住宅ローン不正疑惑を巡ってトランプ大統領がクックFRB理事を解任する意向を表明したことで、146.992円まで急落しました。 その後、消費…
今週の豪ドル/円は95.75円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は87.16円前後で週初を迎えました。19日と20日には米国のS&P500種やナスダック総合指数といった株価が大幅に下落したことで、景気動向に敏感な資源国通貨である豪ドルやNZドルが売られました…
ユーロ/円、ポンド/円は方向性の見極めが難しい展開。調整売りに押され、ユーロ/円は172.703円から171.117円、ポンド/円は200.280円から197.861円までそれぞれ売りが先行しました。ただし、売り一巡後は米ドル/円が148円台を回復する流れに合わせて、ユ…
米ドル/円は、パウエル米FRB議長の講演を控え、調整売りが先行し、146.866円まで下落する場面もありました。しかし、米国の企業景況感の改善を受けて、FRBの利下げペースを巡る見方が少し修正されたため、米ドル/円は148.679円まで上昇幅を広げました。8月…
今週の豪ドル/円は96.21円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は87.81円前後で週初を迎えました。12日には豪準備銀行(RBA)が金融政策会合を開催し、政策金利を市場予想通り25bp(0.25%ポイント)引き下げて3.60%にしました。ただ、RBAの利下げはすで…
ユーロ/円、ポンド/円は方向性の見定めづらい展開。米ドル/円の上昇に伴う相対的な円売り、米ドル売りに伴うユーロやポンドの上昇を支えにして、ユーロ/円は173.012円、ポンド/円は200.273円まで上昇しました。ポンド/円については、比較的底堅い英雇…
米ドル/円は明確な方向性を欠く展開。米7月消費者物価指数(CPI)は食品・エネルギーを除いたコアCPIは前年比3.1%となり、伸びが加速しました。ただ、財のインフレが落ち着いていたことから、市場では9月の利下げに支障はないとの受け止め方が優勢でした。…
ユーロ/円、ポンド/円は小幅に切り返す。米国の労働市場の鈍化を受けた円高の流れが一服して米ドル/円が下げ渋ったことに連動し、ユーロ/円は169.818円から172.165円、ポンド/円は195.011円から198.021円までの戻りを試しました。ポンド/円については…
今週の豪ドル/円は95.12円前後で、ニュージーランド(NZ)ドル/円は86.99円前後で週初を迎えました。 前週末に発表された米7月雇用統計の結果を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が高まり、週明けも米ドルが売られやすい地合いとなりました…
米ドル/円は方向性を見極めにくい展開。米国の労働市場の鈍化を示唆するデータを受け、9月FOMCでの利下げ期待が一段と高まり、上値は重いまま推移しました。ただし、高値圏で買いにくかった実需勢の買いが下値を支えたため、結局、米ドル/円は146.614円か…
ユーロ/円、ポンド/円は円安が支えとなり、下げ渋る展開となりました。米国とEUの関税協議を巡っては、米国がEUに課す「相互関税(自動車関税を含む)」の税率を15%に引き下げる代わりに、EUが米国から7,500億ドル相当のエネルギーを購入し、さらに6,000…
