House View

ポンド/円・豪ドル/円の2月見通し「米政権発足から一カ月、関税に揺れる為替市場」

<ポンド/円 2月の見通し> 英中銀(BOE)の利下げ観測が高まっている。昨年末時点で60%程度だった金利先物の2月利下げの織り込みは2月3日時点でほぼ100%に上昇。同じく昨年末時点で2025年の利下げは2回と見られていたが、現在は3回となっている。その背景…

ユーロ/円の2月見通し「トランプ関税『近いうちに』」

ユーロ/円 2月の見通し ユーロ/円は2月3日のアジア・オセアニア市場で158.30円台まで下落する場面があった。米国のトランプ大統領がメキシコとカナダ及び中国への関税賦課を正式に発動したことでドルが急騰する中、ユーロ/ドルの下落につれておよそ2カ月ぶり…

ドル/円の2月見通し「カギは米国の関税と金融政策」

ドル/円 2月の見通し 日銀は1月24日の金融政策決定会合で政策金利を0.25%から0.50%に引き上げた。声明や総裁会見では緩やかなペースで利上げを継続する方針が確認された。翌25日の日本経済新聞は、日銀が半年に一度程度のペースで利上げを行なう方針である…

ポンド/円・豪ドル/円の1月見通し「円安基調は25年も継続へ」

<ポンド/円 1月の見通し> 英金利先物が織り込む2025年の英中銀(BOE)の利下げ幅は60bp(0.60%ポイント)程度で、25bp刻みなら2.4回程度にとどまる。これは、米連邦準備制度理事会(FRB)の約40bp(1.6回)ほどではないにせよ、欧州中銀(ECB)の約105bp…

ユーロ/円の1月見通し「年始からの下落が先安観を暗示」

ユーロ/円 1月の見通し ユーロは年始2日に売りが強まった。対ドルでは2022年11月以来の安値となる1.0224ドル前後まで下値を切り下げる場面があった。米国で1月に発足するトランプ政権が宣言通りに関税を強化すればユーロ圏の打撃になるとの懸念がくすぶって…

ドル/円の1月見通し「利下げに慎重なFRBと利上げに慎重な日銀」

ドル/円 1月の見通し ドル/円相場は、昨年2024年まで4年連続で上昇。今年2025年は過去最長となる5年連続の上昇を達成できるか注目だ。キーポイントは昨年7月に付けた直近高値の161.95円で、これを上抜けるようなら1986年以来39年ぶりの165円台への上伸が視野…

ポンド/円・豪ドル/円の12月見通し「トランプ政策を巡る不透明感くすぶる」

<ポンド/円 12月の見通し> 11月20日に発表された英国の10月消費者物価指数(CPI)は前年比+2.3%となり、前月の+1.7%から上昇が加速。英中銀(BOE)が注目するサービスCPIも前年比+5.0%と高止まりした。インフレに再加速の兆しが見られる一方で、これま…

ユーロ/円の12月見通し「トランプ次期米政権はユーロの逆風」

ユーロ/円 12月の見通し 来年1月20日に発足する米国のトランプ政権はユーロの逆風になるとの見方が強い。トランプ政権は関税の強化などで保護主義的な通商政策を採る公算が大きく、経済に占める輸出の比率が高いドイツにとっては特に影響が小さくないと見ら…

ドル/円の12月見通し「日米金融政策への見方定まらず一喜一憂へ」

ドル/円 12月の見通し FEDウォッチによると米金利先物が示す12月利上げの確率は11月末時点で66.0%、一方、日本のオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)が示す12月利上げ確率は65.8%である。いずれも政策金利の変更を十分に織り込み切れているとは…

ポンド/円・豪ドル/円の11月見通し「米大統領選が最大の波乱要因となる可能性」

<ポンド/円 11月の見通し> 英政府は、10月30日の秋季財政報告で400億ポンドの増税プランを盛り込んだ来年度予算案を発表したが、市場では財政悪化を食い止めるには不十分との見方から英国債売り(長期金利上昇)が活発化。英10年債利回りは31日にほぼ1年ぶ…

ユーロ/円の11月見通し「ドイツ景気が焦点 米大統領選にも注目」

ユーロ/円 11月の見通し 市場は欧州中銀(ECB)の12月利下げについて25bp(0.25%ポイント)を確実視。50bpの大幅利下げを織り込む動きも一部に見られる。ユーロ圏のインフレが鈍化基調となる一方で、中核国のドイツを中心に景気が冴えないことが市場の利下…

ドル/円の11月見通し「米大統領選が最大の焦点に」

ドル/円 11月の見通し 11月のドル/円相場における最大の注目イベントは5日の米大統領選であろう。特に、共和党のトランプ候補が勝利すれば、関税強化や減税によってインフレ懸念が再燃するとの見方から米長期金利が上昇するとともにドル高に振れるとの見方が…

ポンド/円・豪ドル/円の10月見通し「利下げに『辛抱強い』英・豪中銀」

<ポンド/円 10月の見通し> 英中銀(BOE)は今年8月に4年5カ月ぶりの利下げを決めたが、次の9月会合では政策金利を据え置いた。ベイリー総裁は声明で「インフレが低水準を維持することがきわめて重要で、早期や過度の利下げにならないよう注意する必要があ…

ユーロ/円の10月見通し「ユーロと円の弱さ比べへ」

ユーロ/円 10月の見通し 10月のユーロ/円相場は上値の重い展開を予想。欧州中銀(ECB)のラガルド総裁は9月30日の欧州議会で、インフレ鈍化の見通しが強まったとして10月17日の理事会で「これを考慮する」と発言した。事実上の利下げ宣言と言っていいだろう…

ドル/円の10月見通し「米雇用関連指標に強く反応」

ドル/円 10月の見通し 10月のドル/円相場は11月6-7日の次回米連邦公開市場委員会(FOMC)を強く意識した展開となりそうだ。 日銀は追加利上げを急がない姿勢を示しており、10月30-31日の金融政策決定会合でも政策金利を据え置く公算が大きいことから、注目度…

ポンド/円・豪ドル/円の9月見通し「英・豪の利下げ織り込みに変化 9月会合に注目」

<ポンド/円 2月の見通し> 英中銀(BOE)は1日、政策金利を5.25%に据え置いた上で声明から「インフレ圧力がさらに強まれば一段の引き締めが必要になる」との一文を削除。代わりに「政策金利を現在の水準にどの程度維持すべきか検討する」として利上げサイ…

ユーロ/円の9月見通し「もち直し継続も上値限定」

ユーロ/円 9月の見通し 8月のユーロ/円は154円台まで急落したが、その後下落分を取り戻した。 9月のユーロ/円相場は反発基調の継続を予想。ただし、市場は米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを過度に織り込んでいると考えられることから、ドルの強含みによ…

ドル/円の9月見通し「FRBは4年半ぶりの利下げへ ドル安の余地はまだあるのか」

ドル/円 9月の見通し 8月のドル/円相場は米利下げ観測の高まりや円キャリー取引の解消とみられる円買戻しが活発化する場面も見られた。 米連邦準備制度理事会(FRB)は9月17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、2020年3月以来4年半ぶりに利下げに動く公算…

ポンド/円・豪ドル/円の8月見通し「円全面高の流れは早晩終息の公算」

<ポンド/円 7月の見通し> イギリスの総選挙は7月4日に投開票が行われる。各種世論調査の結果から、与党・保守党の敗北が確実視されており、労働党が政権を奪取する公算が高まっている。政権交代自体は市場も織り込み済みのため、ポンド相場に大きな影響は…

ユーロ/円の8月見通し「ボラティリティ低下が反発のカギに」

ユーロ/円 8月の見通し 7月のユーロ/円は史上最高値を更新したのち急激に反落。月間の下げ幅は10円を超えて最大で13円超に上った。これは英国が欧州連合(EU)離脱を決めた国民投票を実施した2016年6月以来の大きさだ。7月のユーロ安・円高の最大の要因は日…

ドル/円の8月見通し「円高圧力は次第に後退する公算」

ドル/円 8月の見通し 7月のドル/円相場は筆者にとって想定外の大幅安となった。「為替介入では円安トレンドは変えられない」「日銀の小幅な利上げでは円高を止められない」との見方を示してきたが、結果的に介入と利上げの組み合わせによる円高の動きを過小…

ポンド/円・豪ドル/円の7月見通し「クロス円は歴史的高値圏 英豪の金融政策に注目」

<ポンド/円 7月の見通し> イギリスの総選挙は7月4日に投開票が行われる。各種世論調査の結果から、与党・保守党の敗北が確実視されており、労働党が政権を奪取する公算が高まっている。政権交代自体は市場も織り込み済みのため、ポンド相場に大きな影響は…

ユーロ/円の7月見通し「史上最高値を更新中 仏政局不安は後退」

ユーロ/円 7月の見通し 6月30日に投開票されたフランス総選挙の第1回投票は、下馬評通りに極右政党・国民連合(RN)が最も多くの票を獲得。マクロン大統領が率いる与党連合は、左派連合・新人民戦線(NFP)にも後塵を拝する形で第3勢力にとどまる見通しとな…

ドル/円の7月見通し「月末に日米金融政策 リスクはドル高・円安」

ドル/円 7月の見通し 7月のドル/円相場の最大の焦点は、月末に予定されている日米金融政策イベントになりそうだ。31日に日銀と米連邦公開市場委員会(FOMC)が揃って金融政策を発表する。日銀は前回予告済みの国債買い入れ減額を発表すると見られ、植田総裁…

ポンド/円・豪ドル/円の6月見通し「ドル高一服でクロス円上昇も」

英国経済は2024年1-3月期に前期比0.6%成長。23年7-9月期、10-12月期と2四半期続いたマイナス成長=リセッション(景気後退)から予想以上の回復を示した。5月の購買担当者景気指数(PMI)を見ても、製造業・サービス業ともに活動拡大/縮小の分岐点である50.…

ユーロ/円の6月見通し「史上最高値更新も視野」

ユーロ/円 6月の見通し ユーロ/円相場においては円の動きもカギとなる。5月の日銀正副総裁らの発言が正常化(利上げや国債買い入れの減額)に前向きだったことなどから長期金利が上昇しており、6月の追加利上げを織り込む動きがごく一部ながらも見られる。た…

ドル/円の6月見通し「ドル高は一服も円安は継続」

ドル/円 6月の見通し 6月はドルの上昇が一服すると見るが、円の下落基調は続くと見られることからドル/円は高止まりの展開を予想する。なお、政府・日銀による円買い介入が再発動される可能性は低いと見ており、少なくとも4月29日に付けた34年ぶり高値の160.…

ポンド/円・豪ドル/円の5月見通し「介入騒動で円相場は荒い値動き クロス円も巻き込まれる可能性」

ポンド/円 5月の見通し 英中銀(BOE)のベイリー総裁は4月17日の講演で、インフレについて「来月の数字はかなり強力な低下を示すと見ている」と発言した。5月9日の金融政策委員会(MPC)でいきなり利下げに動く事はなさそうだが、MPC後の会見でベイリー総裁…

ユーロ/円の5月見通し「ECBの利下げを巡り賃金動向が焦点に」

ユーロ/円 5月の見通し 4月に発表されたユーロ圏の経済指標は、景気の底割れを回避したとの見方を強める結果が目立った。特に、中核国のドイツでは1-3月期国内総生産(GDP)が4四半期ぶりにプラス成長となった上に、購買担当者景気指数(PMI)やZEW景気期待…

ドル/円の5月見通し「円安地合い継続 米欧の利下げがカギに」

ドル/円 5月の見通し ドル/円は4月29日に一時160円台へ上昇した。その後、日本政府・日銀による円買い介入騒動でいくぶん下落したとはいえ歴史的な高値圏での推移が続いている。・・・・・

ポンド/円・豪ドル/円の4月見通し「株価動向が円安持続の焦点に」

ポンド/円 4月の見通し 英中銀(BOE)は3月の金融政策委員会(MPC)において利下げの議論を開始したことが明らかで、ベイリー総裁は利下げについて今後の会合は「インプレー」の状態になると表現している。・・・・・ 豪ドル/円 4月の見通し 豪中銀(RBA)が…

ユーロ/円の4月見通し「6月利下げを巡り乱高下も」

ユーロ/円 4月の見通し 欧州中銀(ECB)は6月に利下げに着手するとの見方が強まっている。4月11日のECB理事会で6月利下げに向けた地ならしを行うとの観測も根強い。ユーロは目先、ECBの利下げ観測が重しとなり、弱含む展開が続きそうだ。ただ、ECBは5月に発…

ドル/円の4月見通し「1ドル152円を巡る市場と当局の神経戦」

ドル/円 4月の見通し ドル/円が151.97円前後まで上昇して34年ぶりの152円台に迫った3月27日、鈴木財務相は「断固たる措置を取る」と述べて円買い介入を示唆。前日の「適切に対応する」から円安けん制のトーンを一段引き上げた格好だ。29日には「具体的な防衛…

ポンド/円・豪ドル/円の3月見通し「日銀マイナス金利解除は4月の公算 クロス円への影響は?」

<ポンド/円 3月の見通し> 2月のポンド相場は、対円では上昇したが、対ドルでは小幅に下落、対ユーロでは小幅に上昇とマチマチの動きであった。つまり、2月のポンド/円の上昇はそのほとんどが円安によるものだったと言うことができる。・・・・・

ユーロ/円の3月見通し「ECBと日銀の金融政策がカギに」

ユーロ/円 3月の見通し 欧州中銀(ECB)は3月7日の理事会も政策金利を4.50%に据え置く公算が大きい。かつて高まっていた市場の早期利下げ観測は、ラガルド総裁ら主要メンバーの多くが「早すぎる利下げはリスクが大きい」などと述べたことで大きく後退した。…

ドル/円の3月見通し「日・米・欧、それぞれ金融政策に注目」

ドル/円 3月の見通し ドル/円相場は、今年に入り2カ月連続で上旬から中旬にかけて上昇し、その後下旬に向けて上げが一服すると月末に反落するという軌道をたどっている。今年からスタートした小額投資非課税制度(新NISA)の影響などもあって、上旬は本邦勢…

ポンド/円・豪ドル/円の2月見通し「各国で利下げ観測 それでも円高にはなりにくい」

<ポンド/円 2月の見通し> 英中銀(BOE)は1日、政策金利を5.25%に据え置いた上で声明から「インフレ圧力がさらに強まれば一段の引き締めが必要になる」との一文を削除。代わりに「政策金利を現在の水準にどの程度維持すべきか検討する」として利上げサイ…

ユーロ/円の2月見通し「ECB早期利下げに現実味」

ユーロ/円 2月の見通し 2月のユーロ/円相場は方向感を欠く相場展開となりそうだ。欧州中銀(ECB)のラガルド総裁は「利下げは夏以降」との姿勢を崩さないが、ユーロ圏の景況感の弱さから市場では4月にも利下げに踏み切るとの見方が多い。同じ早期利下げ観測…

ドル/円の2月見通し「日銀の早期緩和修正観測高まるも円買いに勢いなし」

ドル/円 2月の見通し 米連邦公開市場委員会(FOMC)は、1月会合で利上げバイアスを取り下げた一方で、早期の利上げ転換には慎重な姿勢を示した。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は利下げの条件として、インフレの持続的な低下と労働市場の軟化を挙…

ポンド/円・豪ドル/円の1月見通し「年明けから円売り再開、円安の持続性がカギに」

【外為総研 House View】 執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 「見通しの要約」■ポンド見通し12月、ポンドはドルに対して上昇し、約5ヶ月ぶりの高値を記録。ポンド/円は下落。年明け後、ポンド/ドルは軟調に対し、ポンド/円は…

ユーロ/円の1月見通し「ユーロ安・円高に巻き戻し」

ユーロ/円 12月の見通し 昨年12月のユーロは対ドルで上昇したが、対円では下落した。押しなべてみれば、ユーロは強くも弱くもなかった一方で、ドルが弱く円が強かったことが確認できる。 ユーロについては、欧州中銀(ECB)が早期利下げに否定的な姿勢を示し…

ドル/円の1月見通し「日米ともに1月金融政策変更なしの公算」

ドル/円 1月の見通し ドル/円は2024年に入り2営業日で3円弱上昇。1日に発生した能登半島地震の影響で日銀の金融緩和修正が後ずれするとの観測に加え、米国の早期利下げ開始を巡っては懐疑的な見方が出ており、円売り戻し・ドル買戻しが先行している。能登半…

ポンド/円・豪ドル/円の12月見通し「クリスマス控え円売りに一服感 手仕舞いなら買戻しも」

ポンド/円 12月の見通し 英中銀(BOE)は12月13-14日の金融政策委員会(MPC)でも政策金利を5.25%に据え置くだろう。11月MPC以降、ベイリー総裁らBOE高官が市場の早期利下げ転換観測をいく度も否定したことを踏まえると、12月声明でも「インフレ圧力がさら…

ユーロ/円の12月見通し「堅調維持の公算も上値重い」

11月のユーロは対円で一時15年ぶりの高値を更新するなど堅調だった。対ドルでも約3 カ月半ぶりに1.10ドルを超える場面があった。 一方で、対ポンドや対豪ドルでは下落しており、ユーロ自体が買われたという印象は乏しい。対円については専ら円安による上昇で…

ドル/円の12月見通し「2023年最終月円安基調に変化はあるか」

米10月消費者物価指数(CPI)の伸びが鈍化したことやウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事が「数カ月後の利下げ」に言及したことで11月のドル/円相場は中旬以降に下落した。早ければFRBが来年3月にも利下げに着手するとの見方が広がる中、12月12-13日の…

ポンド/円・豪ドル/円の11月見通し「円安継続 英・豪中銀の政策スタンスがカギ」

11月のポンド相場において、まず注目されるのは2日の英中銀(BOE)金融政策委員会(MPC)だろう。前回9月の会合では政策金利を予想外に据え置いたが「インフレ圧力がさらに持続することがあれば、さらなる金融引き締めが必要となる」として追加利上げの可能…

ユーロ/円の11月見通し「15年ぶり高値更新の期待と介入への警戒」

【外為総研 House View】 執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼ユーロ/円 ・ユーロ/円の基調と予想レンジ・ユーロ/円 10月の推移・10月の各市場 ・10月のユーロ/円ポジション動向・11月のユーロ圏注目イベント・ユーロ/円…

ドル/円の11月見通し「円安地合い継続 円買い介入は? 」

11月もドル高基調が続くかどうかは、米長期金利の動向がカギとなる。10月に米10年債利回りは5.02%前後まで上昇する場面があった。これによって、米長期金利はひとまずピークを付けたとの見方もある一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ期待や米国…

ポンド/円・豪ドル/円の10月見通し「ドル一強の流れに変化は?」

ポンド/円 10月の見通し 英中銀(BOE)は9月に予想外の利上げ見送りを決定した。英政府がエネルギー価格の上限を引き下げた影響などもあって同国のインフレは鈍化基調となっている。こうしたインフレの落ち着きによって、BOEとしては景気動向を点検するため…

ユーロ/円の10月見通し「ユーロ安・円安で方向感出にくい」

【外為総研 House View】 執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼ユーロ/円 ・ユーロ/円の基調と予想レンジ・ユーロ/円 9月の推移・9月の各市場 ・9月のユーロ/円ポジション動向・10月のユーロ圏注目イベント・ユーロ/円 10…