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来週の為替予想(ユーロ/円 ポンド/円) 「ユーロはNZドルでの取引検討も、ポンド急落にも備えよ」ハロンズ FX 2025/11/22 #外為ドキッ

 

執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人
執筆日時 2025年11月21日 15時09分

ユーロはNZドルでの取引検討も、ポンド急落にも備えよ

ユーロ/円、ポンド/円は一段高

ユーロ/円やポンド/円は円全面安を背景に一段高。本邦の財政運営に対する警戒感や、政府日銀の金融緩和の継続姿勢や円安是正への消極姿勢を受け、ユーロ/円はユーロ導入以来の高値となる182.007円まで上昇しました。また、ポンド/円も206.853円まで上昇幅を広げました。

(各レート水準は執筆時点のもの)

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※相場動向については、外為どっとコム総研TEAMハロンズが配信している番組でも解説しています。

ユーロはNZドルでの取引検討も、ポンド急落にも備えよ

現在、ユーロは独自の材料に乏しく、米ドルや円、スイスフラン、ポンド、NZドルといった主要通貨との相対的な強さにばらつきがあり、明確な方向感が出にくい状況です。なかでもユーロ/円は、最近の急速な円安・ユーロ高の反動から、調整売りへの警戒感が高まっており、現時点で積極的に買いポジションを取るには慎重さが求められます。むしろ、価格が一時的に下がったタイミングで、段階的に買いを進める戦略が現実的です。

また、NZドルについては、利下げ観測が根強く残っているため、短期的にはNZドル売り・ユーロ買いの取引が選択肢となる可能性があります。ただし、これはあくまで短期的な戦術にとどめるべきでしょう。

一方、英国では10月の消費者物価指数(CPI)が全体的に落ち着きを見せ、特にサービス価格の伸びが鈍化したことで、12月の利下げに向けた環境が整いつつあります。通常、利下げは通貨安の要因となりますが、今回は経済成長への期待もあり、ポンドの下落圧力は限定的と見られています。

それよりは、11月26日に提出される予定の予算案には注意が必要です。内容次第では、かつての「トラス・ショック」のように、債券やポンドが売られるリスクもあります。リーブス財務相は、インフレ抑制を目的とした財政再建策を掲げており、複数の増税措置を含む可能性も報じられていますが、具体的な内容は不透明です。今後の報道や発表内容によって市場が大きく反応する可能性があるため、ポンドの動向には引き続き注意が必要です。

短期調整も視野入り(テクニカル分析)

ユーロ/円は現在、5月23日の安値(161.083円)と7月28日の高値(173.893円)を基準としたフィボナッチ・エクスパンションの100%水準(182.53円)に接近しています。この水準はテクニカル的な節目とされており、いったん調整が入っても不思議ではありません。

仮にこのラインを明確に上抜けた場合、次の上値目処として183〜188円のレンジが意識される可能性がありますが、現時点ではそのシナリオに対する確信は持ちにくい状況です。短期的には、21日移動平均線(178.63円、執筆時点)付近までの調整を想定しつつ、押し目買いのスタンスで臨むのが現実的と考えられます。

一方、ポンド/円はチャート上で底堅さを示しているものの、200日移動平均線との乖離率が5%近くまで拡大しており、上昇ペースの速さがやや気になる水準に差し掛かっています。過去の傾向から見ても、200日線からの乖離が5%を超える場面では、短期的な調整が入りやすくなる傾向があるため、今後は戻り売りのタイミングを慎重に見極める局面に入ってきたといえるでしょう。

【ユーロ/円チャート 日足】

EUR/JPY日足チャート
出所:外為どっとコム「TradingViewチャート」
予想レンジ:EUR/JPY:178.500-182.500

【ポンド/円チャート 日足】

GBP/JPY日足チャート
出典:外為どっとコム「TradingViewチャート」
予想レンジ:GBP/JPY:201.500-207.500

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スケジュール

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一言コメント

中国との対立が激化しています。経済的な影響は今のところ限定されていますが、今後、株価への影響が懸念されます。ただし、現時点では市場は冷静に対処しており、むしろ押し目買いの好機と捉える投資家もいるようです。

 
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