週刊為替レポートハロンズ
今週の豪ドル/円は102.77円前後で、NZドル/円は93.57円前後で週初を迎えました。週初は豪ドル、NZドルともに大きな材料もなく米ドル/円が5月2日以来となる156円台に乗せたことにつれて底堅い動きとなりました。14日に発表された米4月生産者物価指数(PPI)は…
本邦の円買い介入への警戒後退が円の上値を重くし、週明けからクロス円は上昇しました。4月の日銀会合(25-26日)における主な意見で「長期国債買い入れ、何れかの時点で削減方向示すのが良い」「円安背景とした物価上昇の上振れ続くなら、(金利の)正常化…
4月29日、昭和の日の祝日で本邦勢が休暇中、ショートカバー主体に160.219円まで急騰。高値圏からは、政府・日銀による円買い介入と思われる動きで、欧州タイム序盤に154.505円まで下げました。その後、米国の雇用コスト指数の上振れから、米ドル/円は158円…
今週の豪ドル/円は99.03円前後、NZドル/円は90.95円前後で週初を迎えました。週末にイランがイスラエルに対して報復攻撃を行いましたが、イラン側は「(報復の)目的は達成された」として攻撃終了を示唆していました。しかしイスラエルがこの攻撃に対して「…
今週の豪ドル/円は99.03円前後、NZドル/円は90.95円前後で週初を迎えました。週末にイランがイスラエルに対して報復攻撃を行いましたが、イラン側は「(報復の)目的は達成された」として攻撃終了を示唆していました。しかしイスラエルがこの攻撃に対して「…
本邦勢が連休中の隙を突いて円売りが強まり、ユーロ/円は171.602円、ポンド/円は200.515円まで上昇幅を広げました。しかし、政府・日銀の円買い介入と思しき動きから、ユーロ/円は165.625円、ポンド/円は193.569円まで急降下。その後は、下落幅を半分程度に…
4月29日、昭和の日の祝日で本邦勢が休暇中、ショートカバー主体に160.219円まで急騰。高値圏からは、政府・日銀による円買い介入と思われる動きで、欧州タイム序盤に154.505円まで下げました。その後、米国の雇用コスト指数の上振れから、米ドル/円は158円…
欧州や英国の景況感の改善期待、銀会合が一段とタカ派色を強める会合にならなかったことから、ユーロ/円は167.382円、ポンド/円は195.131円まで年初来高値を塗り替えました。ユーロ/円については16年ぶり、ポンド/円は9年ぶりの高値圏となりました。イランと…
堅調な株価、米長期金利の4.6%台での高止まり、日銀が一段とタカ派色を強めなかったことなどから、本邦と主要国との金利格差が意識され、米ドル/円は156.202円まで上昇幅を広げ、34年ぶり高値を連日、塗り替える格好になりました。
今週の豪ドル/円は99.03円前後、NZドル/円は90.95円前後で週初を迎えました。週末にイランがイスラエルに対して報復攻撃を行いましたが、イラン側は「(報復の)目的は達成された」として攻撃終了を示唆していました。しかしイスラエルがこの攻撃に対して「…
ユーロ/円、ポンド/円は戻りを試す展開。欧州や英国の利下げが米国よりも早期に実施されるとの観測はあったものの、円買い介入への警戒心が緩んだ隙をついて、ユーロ/円は164.952円、ポンド/円は192.842円まで戻しました。ただ、中東情勢の混乱から、終盤に…
米ドル/円は神経質な展開でした。米国の底堅い個人消費を受けて米国の利下げ期待が後退する中、米ドル/円は買いが先行し154.70円台まで上昇したかと思えば、政府日銀の介入警戒やイランとイスラエルの関係悪化が意識され、153.887円まで急落。その後、154.78…
今週の豪ドル/円は99.03円前後、NZドル/円は90.95円前後で週初を迎えました。週末にイランがイスラエルに対して報復攻撃を行いましたが、イラン側は「(報復の)目的は達成された」として攻撃終了を示唆していました。しかしイスラエルがこの攻撃に対して「…
ユーロ/円、ポンド/円は足許の高値圏で振幅。円売りが主導する形で、ユーロ/円は165.176円、ポンド/円は192.917円まで買いが先行しましたが、その後は米ドル高の勢いに押されてユーロ/円は163.888円、ポンド/円は191.474円まで押し戻されました。米ドルと円…
政府・日銀による円買い介入については、瞬間的に大きな動きを伴うため無視はできませんが、そこにこだわり過ぎても仕方がないようにも感じます。来週はG20財務相・中央銀行総裁会議も開催されるため、主要国の金融当局者らの発言を通じて夏場にかけた主要国…
今週の豪ドル/円は98.60円前後、NZドル/円は90.41円前後で週初を迎えました。31日(日)に発表された中国3月製造業PMIが予想を大きく上回り、半年ぶりに好不況の境目とされる50.0を超えていたことで、中国と交易関係の強い豪ドル、NZドルは取引開始から買い…
米ドルが円以外の通貨に対して水準を下げたため、ユーロやポンドが対米ドルで切り返す流れに支えられ、ユーロ/円は164.911円、ポンド/円は192.228円まで上昇しました。英国や欧州の企業景況感に改善の兆しが見られたことも、ユーロやポンドを下支えした可能…
世界的な金利上昇を受けて主要国と本邦の金利差拡大が意識され、米ドル/円は151.952円まで上昇しました。ただ、152.00円に設定されているオプション関連の米ドル売りに阻まれ、大台達成はなりませんでした。その後も直近高値圏をキープしたものの、イスラエ…
今週の豪ドル/円は98.60円前後、NZドル/円は90.41円前後で週初を迎えました。31日(日)に発表された中国3月製造業PMIが予想を大きく上回り、半年ぶりに好不況の境目とされる50.0を超えていたことで、中国と交易関係の強い豪ドル、NZドルは取引開始から買い…
足もとの通貨強弱は米ドル>ポンド>円>ユーロの順で、ポンド/米ドルやポンド/円などはやや方向性が見定めづらくなっており、ポンド/円は191.00円を中心に振幅する可能性はありそうです。また、通貨強弱を基にすれば、昨年8月以降、サポートされている0.850…
来週の米ドル/円は本邦の円買い介入が警戒される中、日米当局からの情報発信に注意が必要となりそうです。本邦では、日銀短観、地域経済報告など日銀の次の行動を考える上で参考になりそうな報告がなされます。
今週の豪ドル/円は98.62円前後、NZドル/円は90.74円前後で週初を迎えました。今週は米ドル/円が151円台での推移となったことで、週初から鈴木財務相や神田財務官といった本邦政府関係者から円安に対するけん制発言が相次だことで、豪ドル/円、NZドル/円の上…
日米の金融政策を受けて、日銀からは利上げを急がない雰囲気、FRBからは利下げを後らせない雰囲気が漂い、リスクオンの流れが優勢となり、ユーロ/円は165.349円、ポンド/円は193.525円まで上伸し、各々、年初来高値を塗り替えました。ただ、ユーロやポンドが…
日銀は金融政策会合で、マイナス金利解除、イールドカーブ・コントロール(YCC)撤廃、ETF購入の停止など異次元緩和終了に舵を切ったものの、国債購入などのオプションを通じて緩和的環境を継続する姿勢を示したため、円安地合いが優勢に。米ドル/円は151.81…
今週の豪ドル/円は97.76円前後、NZドル/円は90.69円前後で週初を迎えました。RBAは19日に金融政策会合(理事会)を開催し、政策金利を4.35%に据え置きましたが、声明から「金利のさらなる引き上げを排除することは出来ない」という文章が削除されていたこと…
米ドル/円が148円台半ばへ戻す動きに、円主導でユーロ/円やポンド/円も下値を切り上げる局面はあったものの、さえないユーロ/米ドルやポンド/米ドルの動向が重しとなり、上値も限定されました。ユーロ/円は160.217円から161.948円、ポンド/円は187.965円から…
米ドル/円は、今年の春闘が好スタートを切ったとの思いをベースにした日銀政策修正観測と、米国のインフレ再燃とが綱引きになったものの、売り疲れもあって米ドル/円は146.474円を底値に148.65円付近へ戻しました。
今週の豪ドル/円は97.33円前後、NZドル/円は90.79円前後で週初を迎えました。今週は豪州、ニュージーランド(NZ)ともに主要な経済指標はなく、ドルや円主導の動きとなりました。週初は日銀が翌週(3月18-19日)の金融政策決定会合でマイナス金利を解除する…
鈴木財務相は閣議後の会見で、政府がデフレ脱却宣言を検討しているとの一部報道について「そのような事実はない」と否定したほか、日経平均株価が史上最高値を更新する中で円売りが先行し、ユーロ/円は163.524円、ポンド/円は191.185円まで上昇しました。し…
米ドル/円は短期勢の買い戻しから150.569円まで持ち直したものの、さえない米企業景況感や雇用指標を受けて上値が重くなりました。また、時事通信による一部審議委員が3月の日銀会合でマイナス金利解除に賛成票を投じる可能性があると報じるなど、日銀の政策…
今週の豪ドル/円は98.74円前後、NZドル/円は93.19円前後で週初を迎えました。27日には日本の1月消費者物価指数が市場予想を上回り日銀が目標としている前年比+2.0%をキープしたことで、日銀のマイナス金利解除が早まるとの観測が強まり円買いが優勢となりま…
株高・円安の流れからユーロ/円は163.715円、ポンド/円は191.311円まで上値を広げたものの、日銀金融政策を巡り早期修正への思惑から、ユーロ/円は161.678円、ポンド/円は189.049円まで各々下落しました。もっとも、植田日銀総裁の軌道修正発言も飛び出して…
米ドル/円は、強気の三角持ち合い(アセンディング・トライアングル)の形状を保ちながらの推移が続いており、レジスタンスラインである23年11月1日高値151.910円の突破が意識されやすい状況です。短期下値支持線が走る149.42円付近までの調整があるようなら押…
今週の豪ドル/円は98.74円前後、NZドル/円は93.19円前後で週初を迎えました。27日には日本の1月消費者物価指数が市場予想を上回り日銀が目標としている前年比+2.0%をキープしたことで、日銀のマイナス金利解除が早まるとの観測が強まり円買いが優勢となりま…
ポンド/円は1月19日高値(188.924円)と2月1日安値(185.234円)の下落幅の1.5倍返しの190.77円付近が目先は意識されるレベルになり、このレベルを上回れば、192.614円が次のターゲットになると考えます。ただ、ポンド/米ドルが200日線を割り込んでくるよう…
米ドル/円は、強気の三角持ち合い(アセンディング・トライアングル)の形状を保ちながらの推移が続いており、レジスタンスラインである23年11月1日高値151.910円の突破が意識されやすい状況です。短期下値支持線が走る149.42円付近までの調整があるようなら押…
今週の豪ドル/円は97.96円前後、NZドル/円は91.84円前後で週初を迎えました。20日に中国人民銀行(PBOC)が銀行貸出金利の指標となる最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)の5年物を4.20%から3.95%へ引き下げたことが中国と交易関係の強い豪ドルやNZ…
英国経済は2四半期連続のマイナス成長でテクニカルリセッション入りと低迷が続いています。かたやインフレは鈍化の兆しはあるものの、依然として中銀の目標より高いとあって、利下げ開始を議論できる環境は整っていないように見受けられます。目先、スタグフ…
米国のインフレ鈍化が一服傾向を示す物価データから早期利下げ観測が後退したことを手掛かりにして、米ドル/円は150.882円まで上昇し昨年11月16日以来の高水準を付けました。ただ、同水準からは鈴木財務相や神田財務官による口先介入や、予想外以上に弱い米…
今週の豪ドル/円は96.53円前後、NZドル/円は90.01円前後で週初を迎えました。 豪州では6日に豪準備銀行(RBA)が理事会を開催。政策金利を市場予想通り4.35%で据え置きました。ただ、声明やその後のブロックRBA総裁の会見では追加利上げの可能性を残すなど、…
ポンドは対ドルではざっくりと1.2500ドル-1.2850ドルのボックス相場を作っていますが、これをどちらにブレイクするのか着目されそうです。上方にブレイクしてくるようなら、ポンドドルが1.30ドルを目指す中、ポンド/円も191円台を試す可能性がある一方、下方…
複数の米FRB高官が「データ次第としながらも、利下げを急ぐ必要性は低い」との見解を示しており、FRB内では3月利下げが現実的ではないほか、年内の利下げ回数も市場が想定する6回より低い2・3回に留まるとの見識は大きく変わっていない様子です。来週発表さ…
今週の豪ドル/円は96.53円前後、NZドル/円は90.01円前後で週初を迎えました。 豪州では6日に豪準備銀行(RBA)が理事会を開催。政策金利を市場予想通り4.35%で据え置きました。ただ、声明やその後のブロックRBA総裁の会見では追加利上げの可能性を残すなど、…
日銀内部で政策修正に前向きな議論が醸成されつつある一方、ECBは今年前半に利下げに踏み切るのではとの思惑が交錯しています。日欧の金融当局の思考が逆向きになり始める中、ユーロ安・円高の流れは払しょくされづらく、ユーロ/円は上値の重さを意識した展…
2023年に破綻した米地銀シグネチャー・バンクから預金を買い取った銀行持ち株会社ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)の予想外の赤字決算を受けて金融セクターの混乱が想起され、投資家心理を揺さぶりました。また、開催された米FOMC(連邦公開…
今週の豪ドル/円は97.31円前後、NZドル/円は90.11円前後で週初を迎えました。31日に発表された豪10‐12月期消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る前年比+4.1%だったことで、豪準備銀行(RBA)の早期利下げ開始に対する気運が高まりました。また今週は米1…
今週の豪ドル/円は97.64円前後、NZドル/円は90.61円前後で週初を迎えました。22日には中国人民銀行(PBOC)が貸出金利の指標となるローンプライムレートを据え置きました。市場は据え置き予想が大勢だったものの、一部では「低迷する中国経済を支えるためにP…
英国では中銀の金融政策委員会(MPC)が開催されます。英国では、消費の回復が一服する中で、12月のインフレは伸びが加速しています。「景気支援か」、「インフレ抑制か」のどちらに重きを置くかは各国によって違いますが、恐らく英中銀はインフレ抑制を選択…
米ドル/円は、日足一目の雲の上側で推移しているほか、上昇基調を示すトレンドラインも多く、地合いは好調のようです。150円回復はまだ視界に捉えており、150.00円回復に向けて下値を切り上げる展開は十分に考えられます。しかし、昨年11月からの下落幅の多…
今週の豪ドル/円は97.01円前後、NZドル/円は90.08円前後で週初を迎えました。週初こそ、米金利が低下したことによる米ドル/円の下落につれて豪ドル/円、NZドル/円は上値の重い展開となりましたが、週半ば以降は連日バブル崩壊後の高値を更新した日経平均株価…