執筆日時：2023年3月13日13時30分執筆者 ：株式会社外為どっとコム総合研究所 小野 直人 ※チャート：ドル/円-15分足 外為どっとコム「ネオチャート」 米NFPは予想を上回るも時給の伸び鈍化で米ドル/円失速、SVB破綻も重し 3月10日、米労働省が発表した2月の非農業部門雇用者数（NFP）は31.1万人増と、市場予想（20.5万人）を上回り、人手不足が継続していることを示唆する結果となりました。一方で、失業率が3.4％から3.6％へ悪化したほか、時間給の前月比も0.…

先週末、アメリカのシリコンバレー銀行（SVB）が経営破綻するという事案が発生し、金融市場に激震が走っています。２００８年のリーマンショックをみんなが思い出しているということです。あの時は、アメリカの通貨当局がリーマンブラザーズを救済せず、見捨てたことがショックを拡大してしまったと私は考えていますが、おそらく、金融当局の関係者も同じ認識をもって、今回はしっかり対応するとは思います。ただ、まだ具体的にどうなるか見えていないので、市場には不安感が広がっています。 そして、更なる問題…

※ライブ配信後は、録画動画に切り替わります。 番組紹介：外為どっとコム総合研究所のFXアナリストが平日12時からライブ配信を行います 外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行います。 外為どっとコムが運営するFX情報サイト「マネ育チャンネル」に掲載されているレポートを元に、ドル/円や豪ドル/円、英ポンド/円などの人気通貨ペアを解説。昨日の値動きの振り返りから始まり、今日これからの見通しや、注目イベン…

東京市場オープニングコメント 「ドル・円は主に134円台で推移か、米金融システム不安を警戒してリスク選好的なドル買い拡大の可能性低い」 10日のドル・円は、東京市場では135円82銭まで下落した後、136円97銭まで反発。欧米市場では136円99銭まで買われた後、134円12銭まで下落し、135円00銭で取引終了。本日13日のドル・円は主に134円台で推移か。米金融システム不安を警戒してリスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。 報道によると、新…

▼USD/JPY 米消費者物価指数、日銀金融政策決定会合議事録要旨に注目。日米金利差拡大を意識させるものであればドル高も直近のトレンドは下落か。予想レンジは128.690〜141.460▼EUR/USD 長期移動平均線をゴールデンクロス。買いサイン点灯。予想レンジは1.0244〜1.1036▼EUR/JPY ＋1σラインを一時下抜け。売りサイン点灯。予想レンジは141.480〜145.950▼AUD/JPY 中期移動平均線、長期移動平均線をデッドクロス。売りサイン点灯。予想レ…

前日の海外市況 海外市場概況 ドル・円：米シリコンバレー銀行経営破たんを受け、米大幅利上げ観測は後退し、136円99銭から134円12銭まで円高・ドル安推移。 ユーロ・ドル：1.0574ドルから1.0701ドルまでドル安・ユーロ高で推移。 ユーロ・円：リスク回避の円買いに145円10銭から143円35銭まで円高・ユーロ安推移。 NY原油市場：ドル安や金利低下で強含み。 NY株式市場：続落、金融危機来の銀行破綻を警戒。 本日の予定 ＜国内＞ 08:50 1-3月期法人企業景気予…

総括 FX「GDP、経常収支が悪化、格付け見通し引き下げ」南アランド見通し 「通貨最下位、株価8位」「予想レンジ 南アランド7.1-7.6」（ポイント）＊年初来最弱通貨＊4Q・GDP、経常収支が悪化＊格付見通し引き下げ＊電力大臣ポストが新設＊ランドが売られる要因は停電とマネロン＊南アの最大貿易相手国は輸出入ともに中国＊中国PMI改善でランドが上昇＊最近の経済指標はマチマチ＊インフレは低下傾向＊電力不足で国家的な「災害事態」を宣言＊経済成長率について、中銀は2023年は0.3％…

総括 FX「バンピーロード。パウエル議長議会証言も揺れ動いた。先ずはCPIとSVB破たん処理に注目」 ドル円＝132-137、ユーロ円＝141-146、ユーロドル＝1.04-1.09 通貨ごとの注目ポイント ＊円「通貨9位（11位）、株価5位（11位）、週足カブセでドル円下落。貿易赤字縮小か、SVB破たんでリスク回避の円買いあり」 2週連続週足陰線となった。1月の3.5兆円の大貿易赤字の影響も剥げ落ちか。米シリコンバレー銀行破たん（週末は救済策拡がる）で米主導で世界の金利が低…

主要通貨ペア（ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円）について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。 作成日時 ：2023年3月13日9時00分執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼10日（金）の為替相場 （１）：日銀金融政策決定会合 現状維持 （２）：独CPI わずかに減速 （３）：英経済指標 多数発表 （４）：米2月雇用統計 （５）：SVB経営破綻 リスク回避の動き ▼10日（金）の株・債券・商品市場 …

執筆：外為どっとコム総合研究所 中村 勉Twitter:@gaitamesk_naka日々、為替情報発信中！ 目次 ▼今週の振り返り ▼RBAが政策見通し変更！ ▼RBAの政策再変更の可能性は？ ▼CPI以外の経済指標は？ ▼豪ドル/円のテクニカル分析 ▼3/13 週のイベント ▼一言コメント RBAがタカ派度を弱めた！再度強める可能性は？ 今週の振り返り 今週の豪ドル/円は91.65円前後、NZドル/円は84.46円前後で週初を迎えました。3月5日に開幕した中国の全国人民代…

執筆：外為どっとコム総合研究所 小野 直人 目次 ▼3月6日週のユーロ/円とポンド/円、売り先行も下値限定 ▼ECB、0.75％利上げ主張メンバーいるか ▼英国、負のスパイラルも ▼ユーロ/円、146円に向け下値切り上げ △▼【ユーロ/円チャート 日足】 ▼ポンド/円、165円台は戻り売りか △▼【ポンド/円チャート 日足】 3/13 週のイベント 一言コメント 執筆日時 2023年3月10日 17時05分 ホーキッシュなECB、英国は追随するのか 3月6日週のユーロ/円とポ…

執筆：外為どっとコム総合研究所 小野 直人 目次 ▼3月6日週の米ドル/円は買い先行 ▼米景気の強さ、自信が確信に変わるのか？ ▼米ドル/円、短期支持力低下で押し目狙い △▼【米ドル/円チャート 週足】 △▼【米ドル/円チャート 日足】 3/13 週のイベント 一言コメント 執筆日時 2023年3月10日 14時00分 1㌦＝139円に向けた経路上、判断に迷ったらメディア通じた米当局のサインに傾注 3月6日週の米ドル/円は買い先行 パウエル米FRB議長が半期の議会証言で、根強…

外為どっとコムのFX取引口座『外貨ネクストネオ』1カ月間の取引データ「変動率」「スワップポイント累計」「取引高」をランキング表示した。 文責：外為どっとコム総合研究所 宇栄原宗平 宇栄原宗平（外為どっとコム総研） (@gaitamesk_ueha) / Twitter 集計期間： 2023年2月1日～2月28日の営業日 ▼変動率ランキングメキシコペソ/円が16日連続で陽線出現！ ▼スワップポイント累計ランキングメキシコペソ/円（買）が再び首位に ▼取引高ランキングドル/円の首…

2月のCPIが弱い伸びとなり、ペソ売り進む=メキシコペソ 昨日の中南米市場はコロンビアペソ、チリペソなど資源国通貨の買いが出る一方、メキシコペソが大きく売られた。 2月のメキシコ消費者物価指数（CPI）が前月比、前年比ともに予想及び前回値を下回る伸びに留まったことで、今後の大幅利上げの可能性が低下したとの見方が市場で広がっており、大きなペソ売りとなった。 ドルペソは1ドル=17.90ペソ前後から18.40ペソ超えまでの大きなペソ安に。ペソ円は7円60銭前後から7円40銭を割り…

20時の為替相場・・・本日高値圏で推移…米雇用統計に注目集まる 2023年3月10日、20時の外国為替相場ドル/円は、黒田日銀総裁による最後の記者会見後は、調整売りが入り136.09円前後まで下落しました。その後は再び上昇に転じ、一時136.99円前後と本日高値を更新しています。ユーロ/円は、欧州勢参入後はユーロ売り・円買いで反応するも144.00円台をサポートに切り返し、145.10円前後まで上昇しました。 今夜のイベント 3/10（金）22:30☆カナダ2月新規雇用者数2…

指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。 ドル/円136.96円付近へ上昇、すぐ上側に抵抗帯 本日アジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は底堅い展開。日銀がイールドカーブコントロール（YCC）の再修正を先送りしたことで、ドル/円は一時136.958円まで急騰しました。その後は、戻り売りに押されて136.093円まで緩む場面はありましたが、大台割れを回避すると押し目買いが入り136円後半へ戻した。現状レベルの上側は、136…

欧米市場オープニングコメント 「ドル・円は堅調か、想定に沿った米雇用統計でドル買い基調に」 10日の欧米外為市場では、ドル・円は堅調地合いを予想する。今晩の米雇用統計が市場予想に沿った内容となれば、ドル買い優勢の展開となる見通し。また、日銀が緩和政策の継続を決定したことで、円売りがドルを押し上げる可能性もあろう。 9日発表された米新規失業保険申請件数は弱い内容となり、米10年債利回りの低下を受けドル売りが先行。ユーロ・ドルは1.05ドル台半ばから1.06ドル付近に値を切り上げ…

東京市況 東京市場概況 ドル・円は伸び悩み。朝方に135円82銭まで下落したが、日銀緩和政策維持を受けて136円97銭まで切り返した。 ユーロ・円は143円86銭から144円99銭まで上昇。 ユーロ・ドルは1.0579ドルから1.0599ドルまで値を上げた。 本日の予定 22:30 米・2月非農業部門雇用者数（予想：+22.5万人） 22:30 米・2月失業率（予想：3.4％、1月：3.4％） 22:30 米・2月平均時給（前年比予想：+4.7％、1月：+4.4％） 22:3…

目次 ▼東京時間の振り返り▼今夜のポイント▼ドル/円午後のFX予想動画 東京時間の振り返り 東京市場のドル/円は乱高下する展開。米長期金利の低下などを背景に一時135.81円前後まで下落しましたが、日銀が金融政策の現状維持を発表すると136.96円前後まで急反発しました。一部で警戒されていた金融緩和の修正がなかったことで円買いポジションの巻き戻しによる円売りが出た模様です。 今夜のポイント 15時30分から黒田日銀総裁による最後の定例会見が始まります。黒田総裁が任期満了を前に…

※ライブ配信後は、録画動画に切り替わります。 番組紹介：外為どっとコム総合研究所のFXアナリストが平日12時からライブ配信を行います 外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する研究員が、注目の日銀総裁会見を眺めながらドル円解説を行います。FX初心者向けにもわかりやすいよう、そもそも日銀とは、などかみ砕いて説明を行う予定です。ぜひご覧ください。 配信で取り上げる情報 「外為トゥデイ」…外為どっとコム総研が毎営業日リリースしているFXレポート 「外為注文情報」…外為どっとコムのF…

【週間イベント】 4地域の今後１週間のスケジュールをお届けします。 執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼北米（米国・カナダ）米2月CPIに要注目 ▼欧州（ユーロ圏・英国）ECB理事会 今後の利上げペースは？ ▼アジア・オセアニア（日本・中国・豪州・NZ）豪2月雇用統計発表 ▼新興国（トルコ・南ア・メキシコ・シンガポール）先進国主要通貨の動きに左右されるか 北米（米国・カナダ） 重要イベント 3/13◎米英豪首脳会談3/14☆米2月消費者物…

【PR】15：25～日銀総裁会見LIVE 日銀、金融政策決定会合で現状維持を決定 発表直後の為替市場は円売りで反応しており、ドル/円は発表前の135円台後半から136円台後半まで約1円上昇しました。この後、15時30分から黒田日銀総裁の記者会見が予定されています。 【ドル/円 1分足チャート】 長短金利操作維持は 賛成９・反対0— 中村勉（外為どっとコム総研） (@gaitamesk_naka) 2023年3月10日

東京市場オープニングコメント 「ドル・円は主に136円台で推移か、米長期金利低下を受けてドルは伸び悩む可能性」 9日のドル・円は、東京市場では137円38銭から136円58銭まで下落。欧米市場では136円89銭から135円95銭まで下落し、136円12銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に136円台で推移か。米長期金利の低下を受けてドルは伸び悩む可能性がある。 バイデン米大統領は9日、2024会計年度の予算教書を発表した。報道によると、歳出総額は6兆9000億ドル程度に増加…

前日の海外市況 海外市場概況 ドル・円：136円89銭まで買われた後、米新規失業保険申請件数の増加を受けて一時135円95銭まで円高・ドル安に振れる。 ユーロ・ドル：1.0548ドルから1.0591ドルまでドル安・ユーロ高で推移。 ユーロ・円：144円49銭から143円63銭まで円高・ユーロ安推移後、144円台前半まで戻す。 NY原油市場：続落、株安を嫌気。 NY株式市場：下落、地銀の信用不安も浮上。 本日の予定 ＜国内＞ 日銀金融政策決定会合（最終日） 08:30 1月家計…

総括 FX「23日振り急落。昨年の高値更新直後。米国との金融政策デカップリング観測で。その他メキシコの弱点はあるか」メキシコペソ見通し 予想レンジ 7.1-7.6 (ポイント）＊23日振り急落。昨年の高値更新直後。米国との金融政策デカップリング観測で＊次回政策金利は利上げ減速か、ただFOMCも気になるところ＊その他 米墨間の課題は＊米国とのトラブルもないわけではない（バモスメヒコ参照）＊昨年の高値も更新し7.643をつけた＊2月消費者物価低下＊経済指標は強い＊ボルサ株価指数は…

主要通貨ペア（ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円）について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。 作成日時 ：2023年3月10日9時00分執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 目次 ▼9日（木）の為替相場 （１）：本邦GDP下方修正 （２）：仏中銀総裁、発言 （３）：米新規失業保険申請件数、昨年12月以来の水準に悪化 （４）：豪ドル円、下値拡大 ▼9日（木）の株・債券・商品市場 ▼外為注文情報/ ▼本日の見通…

午前の為替予想は… ドル/円、大幅変動を警戒 日米重要イベント続く 作成日時 ：2023年3月10日8時00分執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 ドル円予想レンジ 134.500-138.000円 前日の振り返りとドル円予想 昨日のドル/円は終値ベースで約0.9％下落。米新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことで次回3月の連邦公開市場委員会（FOMC）での50bp（0.50％ポイント）利上げ観測が急速に後退すると一時136円台を割り込んだ。米…

※ライブ配信は終了しました 元邦銀チーフアナリストで現在は大学の准教授に就任し、金融・国際経済を専門とする内田稔氏が登壇。外為どっとコム総合研究所の神田調査部長との対談形式で議論を深めます。日銀新体制発足で日本経済の大転換はあるのか？各国の金融経済情勢はどう変化する？今後の投資環境を整理するうえで、見逃せないセミナーです。 12時からセミナーページで受講ができます。 【YouTube】

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を３分でわかりやすく解説する番組です。平日21：00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。お時間がありましたら、ぜひご参加ください！！最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。 米ドル、１３９円台へ FＲＢの焦燥感高めるか－米国２月雇用統計 動画要旨 米国２月雇用統計…

中南米通貨対ドルでしっかり=メキシコペソ 昨日の中南米市場は、パウエル議長が下院での議会証言で、火曜日の上院でのトーンを修正してくる状況が見られたことなどを受けたドル売りが見られ、ドル安中南米通貨高となった。ブラジルレアルが対ドルでの買いを主導。ハダット同国財務大臣による新しい財政枠組みへの期待が見られたほか、国営石油会社ペトロプラスや航空会社ゴル航空の予想外の好決算を受けた買いなどにボベスパ指数が上昇したことなどがレアル買いを誘った。 ドルレアルも火曜日のドル高レアル安の調…

20時の為替相場・・・ドル/円は、日銀会合と米2月雇用統計を控えて軟調 2023年3月9日、20時の外国為替相場ドル/円は、一時136.07円前後まで下落し、軟調に推移しました。明日10日の日銀金融政策決定会合と米2月雇用統計を控えて調整圧力が強まっています。ユーロ/円は、欧州勢参入後はユーロ売り・円買いが強まり144.79円前後から143.74円前後まで下落しました。豪ドル/円は、一時89.99円前後まで下落し1月20日以来の安値を更新した。 今夜のイベント 3/9（木）2…

…レベルを維持するJOLT求人件数、記録的な低水準に留まる新規失業保険申請件数など、前回の雇用統計後に発表された雇用データも概ね好調で、労働市場の需給はまだひっ迫していると見られます。実際に対面サービスの分野は、コロナ前と比較して約50万人程度足りていない状況です。これらを踏まえると、インフレを抑えるレベルにまで労働市場が十分に冷えたとは言えず、FRBの目標達成の時期は後ずれしそうです。「CMEのFedWatch ツール」では、8日時点で3月FOMCでの利上げ幅が0.5％になる…

…main=default ●Tips実践トレード講座https://www.youtube.com/watch?v=f4CDjdLfaFQ&list=PLnjE5aZyXB961AYEyZrnGQHNivMGGuDPC&index=1&t=0s 実践テクニカル分析講座https://www.youtube.com/watch?v=8f0r_ckJGN4&list=PLnjE5aZyXB943GKPcjBtNZc4dX43_vaw5&index=1&t=0s ●TEAMハロンズ…

指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。 ドル/円136円前半へ低下、136.000円に厚めの買い指値 本日アジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は上値の重い展開。昨日のからの調整の流れが本日も優勢で、ドル/円はロンドン時間序盤に136.108円まで下げた。10日の日銀イベントを控えたポジション調整が主導したと見られる。現状レベルの上側は、136.450円、136.500円に少額の売りが確認できるほか、136.500円に…

…ADP雇用統計やJOLTS求人件数が予想よりも強い内容となり、明日の米雇用統計への期待感が広がりやすい。堅調ならパウエル議長のタカ派的な議会証言を後押しする材料となるため、今晩はドル売りを進めにくいだろう。一方、日銀は金融政策決定会合で従来の緩和政策を維持する公算。日米金利差拡大が意識されるなか、ドル・円は下げづらい値動きが続くとみる。 通貨別分析 重要事項（ディスクレーマー）■株式会社フィスコ(以下「フィスコ」という)は株価情報および指数情報の利用について東京証券取引所・大…

東京市況 東京市場概況 ドル・円は下落。朝方に137円38銭まで買われたが、利食い売りが増えたことで一時136円58銭まで値を下げた。 ユーロ・円は144円89銭から144円13銭まで値を下げた。 ユーロ・ドルは1.0538ドルから1.0560ドルまで値を上げた。 本日の予定 22:30 米・先週分新規失業保険申請件数（予想：19.5万件） 24:00 バー米FRB副議長(銀行監督担当)講演（暗号資産関連） 03:00 米財務省・30年債入札 バイデン米大統領予算教書発表 経…

執筆：外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 5月14日にトルコで予定されている大統領選挙に野党6党が統一候補として最大野党・共和人民党（CHP）のケマル・クルチダルオール党首を選出した。当初有力視されていたイマモール・イスタンブール市長（CHP所属）は、公務員侮辱の罪に問われたことなどから擁立が見送られ、クルチダルオール氏が現職のエルドアン大統領に挑むことになった。クルチダルオール氏は今月6日の演説で「われわれは協議と妥協でトルコを統治する」と述べ、強権的・独断的なエルドアン…

と～っても忙しい人に、まんがでお届けするＦＸ。今回おさえておきたいネタはこれだ！ 制作・編集：外為どっとコム総合研究所 目次 日銀総裁の役割次期日銀総裁候補 植田氏とは？まとめ ベレーちゃんベレーちゃん！たぶん大ニュースです！ たぶん？どうしたのだ？ 日本の中央銀行の総裁が変わるみたいです！これって大ニュースですよね？ もちろん、日本の経済にとって大ニュースなのだ！ でも、どんな影響があるのかよくわかりませんベレーちゃん知ってますか？ もちろん！じゃあ日銀総裁の役割から説明す…

【マット今井 実践トレードのつぼ】 収録日：2023/3/9 目次 0:00 先週の振り返り 前回取り上げたペソ/円は7.6円台に上昇、トレンド出ているのでロングキープ1:31 パウエルFBR議長発言：インフレ長期化、ターミナルレート上昇の可能性→利上げは想定以上に続く可能性2:24 FRB議長が名指し、FOMCに向けて注目すべき指標→求人件数、雇用統計、CPI、PPI3:27 ECBは高インフレの中で利上げ継続の公算→ユーロ買い材料3:52 RBAは利上げ停止示唆→豪ドル安…

※ライブ配信後は、録画動画に切り替わります。 番組紹介：外為どっとコム総合研究所のFXアナリストが平日12時からライブ配信を行います 外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行います。 外為どっとコムが運営するFX情報サイト「マネ育チャンネル」に掲載されているレポートを元に、ドル/円や豪ドル/円、英ポンド/円などの人気通貨ペアを解説。昨日の値動きの振り返りから始まり、今日これからの見通しや、注目イベン…

東京市場オープニングコメント 「ドル・円は主に137円台で推移か、日米金利差のさらなる拡大を想定してドル買い継続の可能性」 8日のドル・円は、東京市場では137円06銭から137円91銭まで上昇。欧米市場では137円67銭から136円48銭まで下落したが、137円36銭で取引終了。本日9日のドル・円は主に137円台で推移か。日米金利差のさらなる拡大を想定してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。 8日の米国債市場では、政策金利の変動に対して敏感に反応する2年債利回りが主に上昇し…

…ドル） 米・1月JOLT求人件数：1082.4万件（予想：1054.6万件） ユーロ圏・10-12月期GDP確定値：前年比+1.8％（予想：+1.9％） ユーロ圏・10-12月期GDP確定値：前期比0.0％（予想：0.0％） 要人発言 カナダ中銀：政策金利(翌日物貸出金利)を4.50％に据え置き決定 パウエルFRB議長「3月会合での利上げペース決定していない」「高過ぎるインフレ抑制に失敗することはリスクに」「FRBは求人件数、CPI、PPI、雇用統計の結果に注目」「FRBは事…

…下院証言 米1月JOLT求人件数が1082.4万件と予想（1054.6万件）を上回ったことで一時ドルが買われたが、パウエル米連邦準備理事会（FRB）議長が下院金融委員会で「3月の会合についてまだ何も決まっていない、データ次第だ」と発言するとドル売りに傾いた。前日の上院銀行委員会での証言（データが正当化するなら利上げを加速させる用意がある）をややトーンダウンさせたと受け止められた。ただ、その点以外に前日の証言との違いはなく、議長は「ターミナルレート（政策金利の最高到達点）は従来…

総括 FX「人民元は3位堅持。PMI改善も輸出入は減少。来週は小売と鉱工業生産」人民元見通し （通貨3位、株価7位）予想レンジ 人民元/円19.5-20.0（ポイント）＊人民元は年初来では3位とまずまずの強さ＊PMI改善も輸出入は減少。来週は小売と鉱工業生産＊本日は消費者物価の発表＊23年の成長率目標は5％（全人代）＊米中関係での摩擦は続くが、決定的な衝突はない＊中国がウクライナ・ロシア紛争の和平案を提案＊1月の対中国FDI、前年比14.5％増＊政策金利、2月据え置き＊対豪関…

午前の為替予想は… ドル/円、明日の日米イベント待ちで200日線絡みのもみ合いへ 作成日時 ：2023年3月9日8時00分執筆・監修：株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也 ドル円予想レンジ 136.500-137.900円 前日の振り返りとドル円予想 昨日のドル/円は一進一退の展開。東京市場でドル買い・円売りが先行すると約3カ月ぶりに137.91円前後まで上昇したが、138円の節目を超えられずに失速するとNY市場では136.47円前後まで下押しした。しかし、売…

※ライブ配信は終了しました 長期投資に向いている通貨ペアはこれだ！FXの仕組みを使って外貨を積み立てる「FX積立」の魅力やおススメ通貨を金融経済アナリストの岩田仙吉氏が、具体例を交えて解説します。FXとFX積立をうまく使い分けて、効率的に資産形成を行いましょう。 19時からセミナーページで受講ができます。 【YouTube】

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を３分でわかりやすく解説する番組です。平日21：00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。お時間がありましたら、ぜひご参加ください！！最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。 円、暴走モード直前 YCC巡り最後に票割れ？－日銀金融政策決定会合 動画要旨 日銀金融政策…

対中南米通貨でもドル高=メキシコペソ 8日の中南米市場でもドル高が優勢となった。特に地政学的関係から関係が特に深いメキシコペソに対するドル高が目立った。ドルペソはロンドン市場で1ドル=18.00ペソ割れで推移していたが、議長発言を受けて1%以上上昇し18.18台を付けている。 ペソ円はいったんペソ安に押されて7円56銭台から52銭台を付けたが、その後はドル円の上昇が支えとなり反発し、7円57銭台を付けている。MXNJPY 7.578（配信：みんかぶFx 2023/3/8（水）…

20時の為替相場・・・ドル/円は137.60円台の上値が重く伸び悩み 2023年3月8日、20時の外国為替相場ドル/円は、137.60円台がレジスタンスと意識され上値が重たい展開となっています。一時137.35円前後まで下落しました。ユーロ/円は、足元で144.90円-145.10円程度のレンジ推移となっていましたが、レンジ下限を下抜け、144.72円前後まで下落しています。 今夜のイベント 22:00バーキン米リッチモンド連銀総裁講演22:15米2月ADP全国雇用者数22:…

…main=default ●Tips実践トレード講座https://www.youtube.com/watch?v=f4CDjdLfaFQ&list=PLnjE5aZyXB961AYEyZrnGQHNivMGGuDPC&index=1&t=0s 実践テクニカル分析講座https://www.youtube.com/watch?v=8f0r_ckJGN4&list=PLnjE5aZyXB943GKPcjBtNZc4dX43_vaw5&index=1&t=0s ●TEAMハロンズ…