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ドル/円3分早わかり「円、暴走モード直前 YCC巡り最後に票割れ?-日銀金融政策決定会合」2023年3月10日発表

この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。
お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。

円、暴走モード直前 YCC巡り最後に票割れ?-日銀金融政策決定会合

動画要旨

日銀金融政策決定会合数

3月10日、昼頃に日銀金融政策決定会合の結果が公表されるほか、15時30分から黒田総裁が会見を開きます。

日銀金融政策決定会合は、年8回、毎回2日間にわたり開催されます。会合は正副総裁と審議委員合わせて9名で運営され、経済の見通しとインフレの状況を踏まえて金融政策を決定します。
また、1月、4月、7月、10月には、経済・物価情勢の展望レポートで、最新の経済・物価に対する認識が発表されますが、特に見通しの部分は今後の金融政策を探る上で重視されます。

日銀金融政策決定会合を見る上でのポイントは3つ

日銀金融政策決定会合のポイント

1つ目は、イールドカーブコントロール(YCC政策)については副作用を懸念する声が強まっています。2016年9月に導入されたYCC政策により、日銀が保有する国債額が増加するにつれて、円債市場の機能度低下を助長しています。

2月に日銀が実施した債券市場サーベイでは、債券市場の機能度DIは-64へ低下しました。11月の調査では-51でしたので13pの悪化です。
ちなみに、11月は8月の調査から11p悪化していましたので、悪化幅は広がっています。こうした点は、YCC再修正へのハードルを下げていると言えます。

2つ目は、それでも政策変更は見送りが優勢。法人企業の本決算や、「賃金の上昇を伴う物価安定」が展望できない状況で修正を急ぐのは、かえって金融緩和の継続性に疑念を抱かせる可能性があります。
こうした批判を避ける面から、YCC再修正は新年度入りまで先送りされるとの声が優勢です。

3つ目は、投票行動の結果に注意。本邦10年金利は日銀が決めた許容変動幅の上限である0.5%付近に張り付いたままで、一部の資家中心にYCC再修正への期待も根強いため、修正が見送られれば安堵感から円安に振れると考えられています。
しかし、現状維持に対して反対する委員がいるようなら、早期の再修正観測から円安が急速に巻き戻される危険もあります、投票結果にも気を付けましょう。

ドル/円の反応

日銀金融政策決定会合

日銀金融政策決定会合への反応
TEAMハロンズとしては、金融・経済へのインパクトを踏まえ全会一致で現状維持と考えますので、結果発表直後は上方向に反応すると見ています。ただし、先ほども述べましたが、投票行動次第では、円安の流れが急旋回する危険があり注意が必要です。

3分早わかり過去の結果

過去の3分早わかりの結果
※過去10回分を表示、更新日2023年3月8日
※この文章は情報提供を目的としており、見通しはあくまでも個人的な見解に基づいたもので、結果を保証するものではありません。投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

LIVE配信のご案内

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Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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