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FX/為替予想「知っテタ? ペソ相場を下支するメキシコ国内への送金は増加の見込み」2022/6/2 知っトク!メキシコペソ

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 メキシコ中銀は1日、海外からメキシコ国内への送金額が4月に47.18億ドルに上り、前年比で16.6%増加したと発表。主な出稼ぎ先の米国で雇用情勢がひっ迫する中、メキシコ出身労働者の雇用環境が改善しており、母国への送金を支えている模様だ。コロナ禍からの回復局面で米国への移民は今後も増加する見通しだ。これに伴いメキシコへの送金も増加基調が続くと見られ、ペソ相場を下支えしそうだ。なお、月間最高送金額は2021年10月の48.2億ドルとなっ…

FX/為替予想「メキシコペソは米国の景気回復で上昇?」FXつみたて通信 メキシコペソ/円編 2022年6月2日

買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。 高金利通貨であるメキシコペソについて、中長期にわたり買いポジションを保有する視点で、現在を分析します。 執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉 Twitter:@gaitamesk_naka メキシコ…

FX/為替予想「メキシコ経済は順調! 一方で物価と金利の上昇リスクが見え隠れ」2022/5/26 知っトク!メキシコペソ

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 メキシコ政府が発表した1-3月期国内総生産(GDP)・確定値は前期比+1.0%と速報値の+0.9%から小幅に上方修正された。力強い経済成長とまでは言えないものの、コロナ禍からの回復は比較的順調だったようだ。ただ、先行きへの懸念は残る。3月に30.6万台を記録した同国の自動車生産は、半導体不足の影響などで4月には25.2万台に減少。4月の貿易収支は輸出の減少が響き3カ月ぶりに赤字となった。そうした中、4月の消費者物価指数は食料品などの…

FX/為替予想「メキシコペソは今こそ仕込み時!?世界経済の減速懸念」FXつみたて通信 メキシコペソ/円編 2022年5月24日

買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。 高金利通貨であるメキシコペソについて、中長期にわたり買いポジションを保有する視点で、現在を分析します。 執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉 Twitter:@gaitamesk_naka メキシコ…

FX/為替予想「ペソ/円6年ぶりに6.50円台に上昇!…でも米景気の悪化で下落のリスクあり」知っトク!メキシコペソ 2022年5月19日

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 メキシコペソ/円相場は約6年ぶりの高値圏で推移しており、17日には2016年3月以来の6.507円前後まで上伸する場面もあった。メキシコ中銀の追加利上げに対する期待と原油価格の高止まりがペソ堅調の背景だ。ただ、米景気の先行きに不透明感が広がりつつある点には注意が必要だろう。市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが米経済の重しになるとの見方がくすぶっている。メキシコは、輸出の約8割が米国向けを占めるなど、経済面…

FX/為替予想「ペソ堅調。メキシコ中銀、金融引き締めサイクルは長期化しそう」知っトク!メキシコペソ 2022年5月13日

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 メキシコ中銀は12日、政策金利を8会合連続で引き上げ7.00%とした。予想通りではあったが50bp(0.5%ポイント)の利上げは4会合連続となる。声明では、インフレ圧力を抑制するために「一段の強力な措置が必要になる」可能性があるとの見解を示した。また、政策委員の一人は75bpの利上げを提案したことも明らかになった。その他、インフレ率が目標のレンジ内(2-4%)に回帰する時期は2024年1-3月期になるとの見通しを示し、前回の2023…

FX/為替予想「メキシコ国内は堅調な経済回復。懸念はインフレ高止まりと中国。」FXつみたて通信 メキシコペソ/円編 2022年5月10日

買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。 高金利通貨であるメキシコペソについて、中長期にわたり買いポジションを保有する視点で、現在を分析します。 執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉 Twitter:@gaitamesk_naka メキシコ…

FX/為替予想「ペソ円、約6年ぶり高値!ペソ高を支える3つのポイント」知っトク!メキシコペソ 2022年5月6日

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 メキシコペソ/円は5日、6.489円前後まで上昇して2016年4月以来の高値を付けた。対ドルでは伸び悩んでいるものの、米国が積極的な引締めサイクルに入った割には底堅く推移しており、年初来では上昇を維持している。①自動車輸出が好調なことや②米国への出稼ぎ労働者による国内送金が高水準を維持していること③メキシコ中銀の追加利上げ期待が強いことなどがペソ高要因として意識されている。今後、9日に4月自動車生産/輸出台数と4月消費者物価指数(C…

FX/為替予想「ペソ/円6年ぶり高値!メキシコ議会、憲法改正案を否決でペソ上昇 」知っトク!メキシコペソ 2022年4月21日

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 メキシコ議会下院は17日、ロペスオブラドール大統領が提出した電力国有化に関する憲法改正案を否決。これにより憲法改正案は廃案となる。なお、週明け18日のメキシコペソは対円、対ドルともに上昇した。民間企業などから批判が強かった電力国有化法案の廃案を好感した動きと見られる。2021年10月に提出された同法案は、民間事業者の許認可や電力売買契約を取り消し、国営電力公社のシェアを高める内容だった。投資環境を損なうとして同法案には米国政府からも…

FX/為替予想「ペソ/円相場に追い風が吹く!ただし円の動きには要注意」知っトク!メキシコペソ 2022年4月14日

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 メキシコペソの上昇が続いている。対円では13日に6.386円前後まで上昇して2017年7月以来の高値を付けた。対円での上昇は円安の影響も無視できないが、ペソは対ドルでも堅調に推移している。13日には、1ドル=19.741ペソ前後まで上昇して今月4日に付けた10カ月ぶり高値(19.727ペソ前後)に迫った。ウクライナ情勢を巡る不透明感から高止まりが続く原油価格が、産油国通貨であるペソの追い風となっているようだ。また、メキシコ中銀が米連…

FX/為替予想「連続利上げもインフレ率は高止まり。利上げ前倒し案も浮上。」FXつみたて通信 メキシコペソ/円編 2022年4月11日

買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。 高金利通貨であるメキシコペソについて、中長期にわたり買いポジションを保有する視点で、現在を分析します。 執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉 Twitter:@gaitamesk_naka メキシコ…

FX/為替予想「ペソ上昇要因の一つになるか?メキシコ自動車生産の推移に注目」知っトク!メキシコペソ 2022年4月8日

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也 世界第4位の自動車輸出国(2020年)であるメキシコで自動車生産が持ち直している。6日に発表された3月の生産台数は30.6万台と、1年ぶりに30万の大台を回復。昨年半ば以降、新型コロナウイルスの感染拡大や半導体不足の影響で低迷していた生産台数は前年同月比で2カ月連続の増加となった。3月は輸出台数も前年同月比で9カ月ぶりに増加した。なお、自動車生産台数のピークは2017年10月の38.2万台、輸出台数のピークは2019年3月の32.4…

FX/為替予想「7回連続利上げと資源高でペソ高つづく。中銀の独立性が揺らぐとリラ安になるリスク」知っトク!メキシコペソ 2022年3月25日

メキシコ中銀は24日、政策金利を7会合連続で引き上げ6.50%とした。予想通りではあったが50bp(0.5%ポイント)の利上げは3会合連続となる。声明では「世界的な金融引き締めの動きと地政学リスクによるインフレ圧力の高まりを考慮した」と利上げの理由を説明した。さらに、インフレ率が目標の上限である4%を下回る時期は2023年4-6月期以降になるとの見通しを示し、前回の1-3月期以降から後ずれさせた。これらを受けてメキシコ中銀の引き締めサイクルが長期化する公算が大きくなった。「資…

FX/為替予想「大幅利上げ期待高まる!次回のメキシコ中銀会合」知っトク!メキシコペソ 2022年3月17日

メキシコ中銀の政策金利発表が24日に迫っている。今月9日に発表された2月消費者物価指数(CPI)は前年比+7.28%と再び加速。エネルギーや穀物の価格が高止まりしていることから3月CPIも上ブレは必至と見られる。メキシコ中銀は前回の会合で1-3月期のインフレ見通しを6.9%としたが、実際のインフレ率はこれを上回る可能性がきわめて高い。このため、市場では中銀が24日の会合で25bp(0.25%ポイント)ではなく50bp(0.5%ポイント)の追加利上げを行うとの見方が増えている。…

FX/為替予想「メキシコペソ/円乱高下 ウクライナ情勢緊迫化で下落後、停戦合意期待やメキシコ中銀利上げ期待で反発」知っトク!メキシコペソ 2022年3月10日

メキシコ政府が8日に発表した2月の正規雇用者数(社会保険料の支払いが行われた民間雇用者数)は前月比17.89万人増加して、2020年10月以来の高水準を記録。また、9日に発表された2月消費者物価指数(CPI)は前年比+7.28%となり、インフレが再び加速した。メキシコ中銀が24日の金融政策決定会合で25bp(0.25%)の追加利上げに動く公算が高まっている。 メキシコペソ相場は、ウクライナ情勢の緊迫化を受けて8日の欧州市場で一時5.376円前後まで下落したが、9日には5.55…

FX/為替予想「本日メキシコCPI発表!ウクライナ情勢悪化の影響からインフレ加速予想。」FXつみたて通信 メキシコペソ/円編 2022年3月9日

買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。 高金利通貨であるメキシコペソについて、中長期にわたり買いポジションを保有する視点で、現在を分析します。 メキシコペソ/円 上昇・下落のパワーバランス メキシコペソ/円をトレードするうえで重要となる経済指…

FX/為替予想「メキシコ中銀、3月会合でも利上げ?その理由は」知っトク!メキシコペソ 2022年3月3日

メキシコ中銀は2日、最新のインフレレポートを発表。「インフレは2022年を通じて鈍化すると予想しており、2023年7-9月期には目標の3%付近に収束する」との見通しを示した。ただ、「新型コロナパンデミックの複雑な環境とロシア・ウクライナ間の紛争を考慮すると、予測軌道の修正を迫られる可能性を排除できない」との見解も示しており、インフレが予想以上に高進する事への警戒感を滲ませた。中銀は2月に政策金利を5.5%から6.0%に引き上げた際に、今年1-3月期のインフレ率見通しを6.3%…

FX/為替予想「メキシコペソ、上昇下落、どちらの材料にもなるウクライナ情勢に振らされる」知っトク!メキシコペソ 2022年2月24日

メキシコペソ相場は、ウクライナ情勢を巡り神経質な相場展開となっている。メキシコペソ/円は23日、約1年ぶりに5.70円台に乗せる場面もあったが、24日にロシアのプーチン大統領がウクライナ東部での軍事作戦実施を決断したと伝わると5.60円台へと反落した。 ウクライナ情勢の緊迫化は、エネルギー価格の上昇に繋がりやすいという点では産油国通貨のペソにはポジティブだろう。メキシコが地理的に東欧から遠く離れている事も、紛争の影響を受けにくいという点でプラスと言えるかもしれない。一方で、国…

FX/為替予想「『FRBと同じかそれ以上の利上げ』とメキシコ中銀副総裁が明言!ペソ/円は年初来高値へ」知っトク!メキシコペソ 2022年2月17日

メキシコペソ/円は メキシコ中銀のヒース副総裁は今週14日、米メディアのインタビューに対し、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに追随して今後も利上げを継続する考えを示した。副総裁は「FRBが利上げを行う場合、同じかそれ以上の利上げを行う」と明言。「FRBを上回る(ペースで利上げする)としたら、インフレのピークが3-4月よりも後ずれした場合だ」とも語った。その上で、民間のエコノミストらが、2022年末の政策金利を7-8%と予想しているのは合理的だとした。こうした中、足元のペ…

FX/為替予想「メキシコ中銀、利上げで一安心。日銀の『指し値オペ』ペソ/円は強含むと見るのが自然」知っトク!メキシコペソ 2022年2月14日

メキシコ中銀は10日、1月に就任したロドリゲス新総裁の下での初会合を開催し、政策金利を市場予想通りに5.50%から6.00%に引き上げた。また、今後数カ月間でさらに50bp(0.50%ポイント)の利上げを3回実施して政策金利を7.50%まで引き上げるとの予測を示した。ただ、ペソは利上げが織り込み済だったためか反応薄だった。対円では、日銀が無制限の国債買い入れオペ(指値オペ)を通告した事もあって、一時5.692円前後まで強含んだが、その後は上げ幅を縮小。メキシコ中銀の利上げ後も…

FX/為替予想「投機筋はペソに対して中立の見方、再び強気に転じるか経済指標に注目」知っトク!メキシコペソ 2022年2月3日

米商品先物取引委員会(CFTC)が1月28日に発表した25日時点のIMM通貨先物の取組によると、非商業部門(投機勢)のメキシコペソのネットポジションは790枚の売り越しであった。ロング(買い持ち)残高が前週の75,461枚から66,449枚に減少しており、世界的に株価が不安定化する中で投機勢がペソ買いポジションを削減した事を物語っている。一方、ショート(売り持ち)残高も前週の70,541枚から67,239枚に減少しており、ペソを買い戻した痕跡が見られる。結果的にロングからショ…

「新興国通貨はリスクが高め!?じょうずに付き合う方法とは」まんが!週刊FX 2022年1月28日号

…メルヘンチックなレポートかと、、、 そんなわけないのだ野村雅道さんのレポートはここ最近の為替相場状況や経済情勢など重要ポイントがまとめてあって読みやすいのだそしてテクニカル分析もあるので様々な面から情報収集できるのだ! 現地取材に行かなくて済みそうです そのほか、 「トルコリラの焦点」、「知っトク!メキシコペソ」もあるのだ普段あまり入ってこない情報について短くまとめてあるレポートなのだ たくさん読んでトレードにいかすのだ! はい!新興国通貨さんと仲良くなれるようお勉強します!

FX/為替予想「株式市場が混乱する中、投機筋はペソ強気でいられるか?」知っトク!メキシコペソ 2022年1月27日

米商品先物取引委員会(CFTC)が1月21日に発表したIMM通貨先物の取組によると、非商業部門(投機勢)のメキシコペソのネットポジションは4,920枚の買い越しであった。ロング(買い)残高が53,194枚から75,461枚へと増加しており、ショート(売り)残高の70,541枚を上回った。ネットポジションは前週の売り越しから買い越しに転じており、投機勢のペソ相場に対する見通しが弱気から強気に転じたことを物語っている。ただし、この数字は18日時点のもので世界の株式市場が不安定化す…

FX「利上げが期待しにくくなる?米大手証券がメキシコGDP予想を大幅引き下げ」知っトク!メキシコペソ 2022年1月15日

メキシコでは新型コロナ変異株「オミクロン型」の感染が拡大しており、11日の新規感染者は4万人超に上り過去最高を記録。10日にはロペスオブラドール大統領が感染した事も明らかになった。こうした中、米大手証券BofAは、メキシコの2022年国内総生産(GDP)成長率の予想を1.50%に引き下げたと発表。これはメキシコ中銀の予想2.77%を大きく下回る水準だ。なお、BofA証券はメキシコ政府の国営エネルギー企業保護政策なども成長率低迷の理由としている。仮にBofA証券の見立てが正しく…

FX「メキシコ中銀、次回利上げ見込み。米金融政策正常化もペソ売りには繋がらない?」いまが買いどき? FXつみたて通信 メキシコペソ/円編 2022年1月11日

買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおなっていただけます様、お願いいたします。 高金利通貨であるメキシコペソについて、中長期にわたり買いポジションを保有する視点で、現在を分析します。 メキシコペソ/円 上昇・下落のパワーバランス メキシコペソ/円をトレードするうえで重要となる経済指標…

FX「ペソ高の裏に、国外移民者のメキシコへの送金があり!19カ月連続で増加中」知っトク!メキシコペソ 2022年1月7日

メキシコでは、国外で働く移民者などからの国内向け送金が増えている。メキシコ中銀によれば、2021年11月は46.65億ドルが流入した。過去最高だった前月からは僅かに減少したが前年同月比では19カ月連続で増加中だ。2021年通年の送金額は500億ドルを上回ると見られ、これはメキシコの国内総生産(GDP)の約5%に相当する。 主な働き先の米国経済が順調に回復している事が送金増加の最大の要因と見られる。米国では2021年9月に失業保険給付の上乗せ措置が終了したため、メキシコ人労働者…

FX「CPIに注目!連続利上げの材料となるか?」いまが買いどき? FXつみたて通信 メキシコペソ/円編 2022年1月4日

買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおなっていただけます様、お願いいたします。 高金利通貨であるメキシコペソについて、中長期にわたり買いポジションを保有する視点で、現在を分析します。 メキシコペソ/円 上昇・下落のパワーバランス メキシコペソ/円をトレードするうえで重要となる経済指標…

FX「メキシコ中銀、インフレ抑制を目指し金融引き締め示唆」いまが買いどき? FXつみたて通信 メキシコペソ/円編 2021年12月27日

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FX「ペソ円はオミクロンショックを完全に克服!メキシコ中銀、2022年も金融引き締めを継続か」知っトク!メキシコペソ 2021年12月24日

23日に発表された12月前半のメキシコ消費者物価指数は前年比+7.45%であった。11月後半の+7.70%からやや減速したとはいえ、中銀のインフレ目標(2~4%)を大きく上回る水準にある。年明けに中銀新総裁に就任するロドリゲス氏のスタンスは明確になっていないものの、足元のインフレ状況を踏まえれば中銀は2022年も金融引き締めに動かざるを得ないと見られる。こうした中、新型コロナ変異株「オミクロン」への懸念が和らいだ事もあってペソは足元で堅調に推移している。ペソ/円は23日の海外…

FX「利上げ継続の公算だが次期中銀総裁は波乱要因」知っトク!メキシコペソ 2021年12月17日

メキシコ中銀は16日、政策金利を5.00%から5.50%へ引き上げた。5.25%への利上げを見込んでいた市場はペソ買いで反応。ペソ/円は11月23日以来の高値となる1ペソ=5.470円前後まで上昇した。中銀は利上げの背景を「インフレに影響を与えたショックの規模と多様性、世界的な金融引きしめによる問題を考慮した」と説明。中銀は、今月初めに発表したリポートで2022年1-3月のインフレ率見通しを目標の上限(4.0%)を上回る6.3%としており、来年前半も利上げを継続する公算が大き…

「ペソ相場、重しが多い」知っトク!メキシコペソ 2021年12月2日

メキシコ中銀の次期総裁に指名されているビクトリア・ロドリゲス氏は1日、上院で証言を行った。「金融政策が今後直面する課題はきわめて複雑であり、観察可能な不確定要素と観察不可能な不確定要素の両方を徹底的に分析する事が必要となる」と述べた。この証言後にペソは下落。米国株安が重しになったと見られるが、ロドリゲス氏の証言が追加利上げに慎重な姿勢と受け止められた可能性もある。ロドリゲス氏は今後、上院の承認を経て新総裁に就任する事になるが、メキシコ経営者連合会は「中銀の独立性と自治は国の金…

「ペソ急落、政治介入が嫌気される」知っトク!メキシコペソ 2021年11月25日

24日の海外市場でメキシコペソが急落した。対円では一時1ペソ=5.331円前後まで下落して約5カ月ぶりの安値を付けた。ロペスオブラドール大統領が次期メキシコ中銀総裁に財務公債副大臣のビクトリア・ロドリゲス氏を起用すると発表した事がペソの急落を招いた。次期総裁に内定していたエレラ財務公債大臣の指名を急遽取りやめ、市場にとって未知数のロドリゲス氏を指名した事で不透明感が広がったと見られる。メキシコに限らず、金融政策に対する政治介入が目立つ点は新興国通貨に投資する際のリスクとして認…

「原油安に引きずられてペソ下落」知っトク!メキシコペソ 2021年11月19日

メキシコペソ/円は18日に一時5.474円前後まで下落して今月3日以来の安値を付けた。対ドルでも同様に1ドル=20.6262ペソ前後までペソ安に振れる場面があった。この日は、米国のバイデン政権が、日本、中国、インドに対し原油価格抑制に向けて協調して石油備蓄の放出を検討するよう要請したと報じられた事からNY原油先物(WTI)が1バレル=78ドル台へ下落。原油安と歩調を合わせる格好でペソ安が進行した。これに先立つ16日には、国際エネルギー機関(IEA)が、米国での生産量が増えてい…

FX「利上げなのにペソ下落、ナゼ?」知っトク!メキシコペソ 2021年11月12日

メキシコ中銀は11日の金融政策決定会合で政策金利を4.75%から5.00%に引き上げる事を決定。4会合連続の利上げとなったが、一部に5.25%への利上げ期待もあった事からペソは下落した。メキシコのインフレ率は6.2%で高止まりし、中銀のインフレ目標(2~4%)を大幅に上回っている。このため市場は、インフレを抑え込むには利上げ幅が小さいと判断した模様だ。また、年末に退任する事が決まっているディアスデレオン総裁の下では政策金利がインフレ率を上回る可能性がほぼなくなった事も影響した…

「メキシコ経済は今年高インフレ・高成長、ただし来年は鈍化」知っトク!メキシコペソ 2021年11月8日

メキシコ中銀は1日、民間金融機関等の経済予測を集計して各項目の平均値を公表した。今年9月時点で6.00%のインフレ率(消費者物価の前年比上昇率)は12月に6.60%へ上昇し、来年末には3.93%へ低下するとの見通しが示された。国内総生産(GDP)成長率は、4-6月期の4.6%から10-12月期に6.0%へと加速するが、来年10-12月期には2.90%へと減速する見通しだ。10月末時点で1ドル=20.56ペソ付近で推移しているメキシコペソの対ドル相場は、今年末に20.38ペソへ…

FX「メキシコ9月失業率は低下、CPIは高止まり」知っトク!メキシコペソ 2021年10月29日

25日に発表されたメキシコの9月失業率は4.18%となり、8月の4.33%から低下した。先に発表された9月の民間部門正規雇用者数も今年最高の伸びとなる17.41万人の増加を記録しており、同国の雇用情勢はコロナ感染縮小に伴い回復基調を強めている。 一方で、食品やエネルギー価格の上昇で10月前半の消費者物価指数(CPI)は前年比+6.12%と高止まりしている。景気回復と物価上昇によって利上げ期待が高まりやすい経済情勢であり、そうした期待がペソ相場を下支えしそうだ。 ただ、3日の米…

FX「恒大集団デフォルト危機でペソ/円下落?」知っトク!メキシコペソ 2021年10月21日

メキシコペソ/円は20日に5.665円前後まで上昇して2020年2月以来の高値を付けた。NY原油先物(WTI)が7年ぶりに84ドル台に乗せるなど上昇基調を強めている事が産油国通貨であるペソの追い風となった。ただ、21日の東京市場では日本株の大幅安を受けて5.624円前後まで調整する場面もあった。 株安の原因については特定されていないが、中国不動産大手、恒大集団の債務不履行(デフォルト)リスクが再燃したとの見方もある。恒大集団のドル建て社債が23日(日本時間24日)に利払い猶予…

FX「ペソ/円3カ月ぶり高値。なるか!?4回連続利上げ」知っトク!メキシコペソ 2021年10月15日

14日、メキシコ中銀は9月の金融政策決定会合の議事録を公表した。政策委員の多くが、中長期的な予想物価がなお落ち着いている半面、今年と来年の予想物価が再び上昇した点に言及。「インフレ圧力は一過性と見込まれるいくつかのショックと関連しているとの見解を示しつつも、物価形成プロセスに悪影響を及ぼすリスクを指摘した」として、利上げを決めた背景にインフレ圧力持続への警戒感があった事を明らかにした。9月の消費者物価指数(CPI)は前年比+6.00%に加速しており、10月前半のCPIも前年比…

FX「メキシコ中銀が3会合連続で利上げ。え、次回も?」知っトク!メキシコペソ 2021年10月2日

メキシコ中銀は30日の金融政策決定会合で政策金利を4.75%に引き上げた。3会合連続で25bp(0.25%)の利上げを行った。声明では「インフレ高進を招いたショックは一過性と見られるものの、その多様性や規模、影響を及ぼす期間が長期化している事を踏まえると、価格形成プロセスやインフレ期待に対するリスクを及ぼす可能性がある」と、利上げの理由を説明した。 利上げに対する賛成票が4(反対1)と、前回から1票増えた他、インフレ見通しをやや上方修正した(インフレ収束時期の見通しを後ずれさ…

FX「『中国リスク』によるペソ安圧力は相対的に低いと推測」知っトク!メキシコペソ 2021年9月18日

9月第3週のメキシコペソ相場はいくぶん弱含みの推移となった。対円では13日の5.541円前後を高値に15日には5.485円前後まで小幅に下落した。その後やや持ち直したが上値は重く、17日の東京市場では5.500円を挟んでもみ合っている。中国の不動産大手恒大集団のデフォルト(債務不履行)リスクへの警戒感がくすぶっており、中国景気の減速懸念が市場心理を圧迫している。ただ、メキシコは他の新興国と違い経済面での対中依存度は高くない。地理的な優位性もあって米国が最大の貿易相手である。こ…

FX「メキシコと米国の政府高官が対話を開始、その中身は」知っトク!メキシコペソ 2021年9月11日

9日に発表されたメキシコ8月消費者物価指数は前年比+5.59%で予想と一致。前月の+5.81%からいくぶん鈍化したが、メキシコ中銀のインフレ目標(2~4%)を上回る水準で高止まりした。ただ、中銀が8月会合で示した10-12月期のインフレ率見通し(5.7%)を下回ってきた。9月30日の次回会合での追加利上げは微妙な情勢だろう。 また、この日は米国とメキシコの政府高官が4年ぶりに「ハイレベル経済対話」を開催。新型コロナウイルスの感染拡大で自動車部品の供給などが滞った事を受け、サプ…

FX「メキシコ中銀はインフレ見通しを上方修正 ペソは半月ぶり高値」知っトク!メキシコペソ 2021年9月2日

メキシコ中銀は31日に発表したインフレレポートで、今年第4四半期のインフレ見通しを5.7%に上方修正(従来4.8%)。今年の成長率見通しも6.0%から6.2%に引き上げた。1日に発表された7月のメキシコ国内への海外からの送金額は45.4億ドルに上り過去最高を記録。 これらを追い風にメキシコペソが強含んでおり、ペソ/円は1日の海外市場で半月ぶりに5.518円前後まで上昇した。ただ、この日発表されたメキシコ8月製造業PMIは47.1と前月の49.6から低下しており、同国の経済回復…

「追加利上げ期待が高まる状況にはなりにくい」知っトク!メキシコペソ 2021年8月27日

25日に発表されたメキシコ4-6月期国内総生産(GDP)・改定値は前年比+19.6%と、速報値からの修正はなかった。主要輸出先である米国経済の回復を受けて、製造業を中心に持ち直しの動きが確認された。 ただ、ここにきてメキシコでも新型コロナウイルスの感染拡大第3波が広がっており、回復途上にあるメキシコ経済への影響が懸念される。足元でメキシコ全土の新規感染者数は2万人超と過去最高レベルで推移している。25日には死者数が986人に上った。26日にメキシコ中銀が公開した8月会合の議事…

「テーパリング後ずれ示唆ならペソ反発かも…27日ジャクソンホールでのFRB議長講演に注目」知っトク!メキシコペソ 2021年8月20日

今週のメキシコペソは弱含みの展開。世界的な新型コロナ・デルタ変異株の感染拡大などで、グローバルに経済回復が鈍化するとの懸念が広がり、主要国の株式や資源などの資産価格が下落。リスク回避の円買いやドル買いが強まる中、ペソに売り圧力がかかった。中国当局によるIT業界や教育関連業界に対する規制強化の動きが市場の不安を増幅させた他、アフガニスタンでイスラム主義組織が政権を掌握した事で中東の地政学リスクが意識された点もペソの重しとなった。 そうした中、仮に米連邦準備制度理事会(FRB)が…

「利上げでペソ下落の怪」知っトク!メキシコペソ 2021年8月15日

メキシコ中銀は12日、政策金利を4.50%に引き上げた。利上げ幅は予想通りの25bp(0.25%)で、利上げは2会合連続。前回に続き、賛成3反対2の僅差で利上げが決まった事も明らかになった。 中銀は声明で「インフレ期待が上方に動いており、中長期で目標を上回っている」と指摘。また、2021年10-12月期のインフレ見通しを+5.7%とし、6月時点の+4.8%から引き上げた。 しかし、メキシコペソ相場は中銀の利上げ発表後に反落。対円ではなんとか前日比プラス圏を維持したが、ドル高の…

「メキシコでも新型コロナの感染増加 経済への悪影響懸念」知っトク!メキシコペソ 2021年8月5日

5日の海外市場でペソは対ドルで下落。米7月ISM非製造業景況指数が過去最高を記録した他、米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長が早期利上げに前向きな発言をした事でドルが買われたためだ。こうした中、ペソ/円はドル/円の上昇を支えに強含んだが5.50円台では伸び悩んだ。6日の米7月雇用統計でもドルの動きに注意が必要だろう。 なお、メキシコでは新型コロナの感染者数が再び増加しており、4日には新規感染者数が2万人超に上った。7日平均でもこれまでのピークである1月の1.75万人…

「IMFがメキシコの成長率見通しを上方修正」知っトク!メキシコペソ 2021年7月30日

国際通貨基金(IMF)は27日、世界経済見通しを公表した。 2021年の先進国全体の成長率見通しを5.6%と前回4月予測の5.1%から上方修正した一方、新興国の見通しは6.3%に引き下げた(4月時点6.7%)。ただ、メキシコの成長率見通しは6.3%と1.3%ポイント上方修正しており、新興国の中では、インド(9.5%)、中国(8.1%)に次ぐ高い伸びを見込んでいる事が明らかになった。 なお、IMFは2022年のメキシコ成長率も4.2%に引き上げた(4月時点3.0%)。 足元で、…

「原油価格下落で調整ムード続く」知っトク!メキシコペソ 2021年7月16日

メキシコペソは足元で弱含みの展開している。 14日、OPECプラスが一転して減産縮小で合意した事による原油価格の値下がりが重しとなっている。サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)の減産縮小協議に歩み寄りがなければ、在庫の取り崩しが進み需給がひっ迫するとの懸念が生じていたが、これがひとまず解消された。 ペソは最近の下落で、6月25日のサプライズ利上げによる上昇幅の一部を失った格好だ。ペソ/円は6月25日のサプライズ利上げで5.622円前後まで上昇した後は2週連続で陰線をつけ…

「原油急落の余波でペソ下落」知っトク!メキシコペソ 2021年7月8日

メキシコペソは6日、原油価格の急落に巻き込まれて下落した。 NY原油先物(WTI)が77ドル付近から一時73ドル台を割り込んで下落する中、ペソ/円も5.60円前後から5.51円前後まで急落した。 原油安は「OPECプラス」が協調減産の維持に合意できなかった事で供給増加への懸念が広がったため。 2日に行われた「OPECプラス」会合は、サウジアラビアが減産の8カ月延長を主張したが、UAEが反対して折り合いがつかず、5日に再開するはずだった会合さえ延期する異例の事態となった。 中東…

「“利上げサイクル”入りを中銀総裁は否定」知っトク!メキシコペソ 2021年7月1日

メキシコ中銀が6月24日の金融政策決定会合で「サプライズ利上げ」を行った事は既報のとおり。同じ日には、6月前半のインフレ率が前年比+6.02%と再び加速した事も発表された。こうした中、市場の一部にはメキシコ(中銀)は利上げサイクルに入ったとの見方が出ている。ただ、ディアスデレオン総裁は25日付けのスペイン語経済紙に対し、「今後の対応はインフレ率の推移によるため、金融政策決定会合ではあえて将来の対応については言及していない」とした上で「メキシコは前例のない状況に直面している」と…