米商品先物取引委員会(CFTC)が1月21日に発表したIMM通貨先物の取組によると、非商業部門(投機勢)のメキシコペソのネットポジションは4,920枚の買い越しであった。ロング(買い)残高が53,194枚から75,461枚へと増加しており、ショート(売り)残高の70,541枚を上回った。ネットポジションは前週の売り越しから買い越しに転じており、投機勢のペソ相場に対する見通しが弱気から強気に転じたことを物語っている。
ただし、この数字は18日時点のもので世界の株式市場が不安定化する前のものである点には注意が必要だろう。ロシアによるウクライナ侵攻を巡る不透明感や、米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派姿勢を一層強めるとの懸念は18日時点の取組には織り込まれていないと考えられる。ウクライナ情勢は依然として予断を許さない上に、FRBを巡る市場の懸念は26日の連邦公開市場委員会(FOMC)を終えても払拭されていないようだ。投機勢のペソ強気姿勢がごく一時的なものにとどまる可能性もあるだろう。28日にCFTCが発表する最新の取組に注目したい。
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