執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也
メキシコ中銀は12日、政策金利を8会合連続で引き上げ7.00%とした。予想通りではあったが50bp(0.5%ポイント)の利上げは4会合連続となる。
声明では、インフレ圧力を抑制するために「一段の強力な措置が必要になる」可能性があるとの見解を示した。また、政策委員の一人は75bpの利上げを提案したことも明らかになった。その他、インフレ率が目標のレンジ内(2-4%)に回帰する時期は2024年1-3月期になるとの見通しを示し、前回の2023年4-6月期からさらに後ずれさせた。これをら受けてメキシコ中銀の引き締めサイクルもさらに長期化する公算が大きくなった。
市場では、年内に政策金利が8.5%以上へ引き上げられるとの見方が増えている。メキシコペソは、年初来でドルを上回るペースで上昇しているが、「高金利」と「資源高」を追い風に上昇基調はまだ続きそうだ。
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