FX/為替予想「7回連続利上げと資源高でペソ高つづく。中銀の独立性が揺らぐとリラ安になるリスク」知っトク!メキシコペソ 2022年3月25日

知っトク!メキシコペソ

メキシコ中銀は24日、政策金利を7会合連続で引き上げ6.50%とした。予想通りではあったが50bp(0.5%ポイント)の利上げは3会合連続となる。声明では「世界的な金融引き締めの動きと地政学リスクによるインフレ圧力の高まりを考慮した」と利上げの理由を説明した。さらに、インフレ率が目標の上限である4%を下回る時期は2023年4-6月期以降になるとの見通しを示し、前回の1-3月期以降から後ずれさせた。これらを受けてメキシコ中銀の引き締めサイクルが長期化する公算が大きくなった「資源高」と「高金利」がメキシコペソ相場の追い風となる展開はもうしばらく続きそうだ

ただ、メキシコ中銀による今回の利上げ発表の数時間前にロペスオブラドール大統領が利上げ決定を公表してしまった事が一部で問題視されている。大統領は「勘違い」による公表だと釈明して中銀に謝罪したが、金融政策への政治介入は新興国にありがちなリスク要因だ。中銀の独立性に対する疑念が生じれば(昨年のトルコリラのように)急激な通貨安に見舞われるおそれもあるだけに注意が必要だろう

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f:id:gaitamesk:20191106165135p:plain 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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