人民元/円のポイント

知って得する 人民元/円

2つの人民元

中国には、本土内(オンショア)でのみ流通する人民元(CNY)と、香港を中心に本土以外(オフショア)で取引される人民元(CNH)という「2つの人民元」が存在します。CNYは中国当局の管理の下、取引時間や変動幅のほか、売買目的などにも制限があります。一方、CNHは国内規制の対象にはなっておらず、比較的自由に取引できるため基本的に両者のレートは異なります。なお、我々がFXで取引するのはCNHになりますが、将来的にCNYの通貨制度に変更があった場合はCNHもその影響を受ける可能性があります。

比較的穏やかな為替変動

ここ3年間ほどを振り返ると、CNHはトルコリラやメキシコペソ、南アランドなどの新興国通貨と比べて変動が穏やかである事が分かります。CNH自体には変動幅の制限はありませんが、CNYの1日の値幅が制限されている事などが影響していると考えられます。

G.comチャート 比較チャート 月足 2016年5月から2019年4月まで

G.comチャート画像

高水準の政策金利

政策金利として「1年物貸出基準金利」が公表されていますが、2019年4月時点では4.35%です。
この水準は、かつて高金利通貨と言われていた豪ドル・NZドルと比較しても高い金利水準です(豪ドル・NZドルとも1%台の政策金利)。
外為どっとコムで取引の出来る「CNH/JPY」は、買いポジションを持ったときにスワップポイントの受け取りになります。逆に、売りポジションの際にはスワップポイントの支払いになりますので注意しましょう。

政治と経済

中国は、中国共産党による一党支配のなか、経済面では安定した経済成長を遂げています。
2010年に国内総生産(GDP)で日本を抜き、以降は世界第2位の経済大国になって久しいです。為替面では2016年に国際通貨基金(IMF)が定める「特別引出権」(SDR)に人民元が組み込まれたことから、人民元の世界的な信用度は高まっています。また、高水準の外貨準備は人民元急変時の介入の原資として有効と考えられています。

スプレッドは1.8銭で業界最狭レベルにてご提供しています

スプレッドは業界最狭水準の1.8銭 原則固定(例外あり)!※A

業界最狭水準スプレッド

1.8

原則固定(例外あり)※A

外為どっとコムの 人民元/円のスプレッドは業界最狭水準スプレッドの1.8銭原則固定(例外あり)※A

※A 原則固定スプレッドは各営業日午前9時〜翌午前3時の時間帯にて提供(例外あり)。国内外の休日や平日早朝など市場の流動性が低い時間帯、主要経済指標の発表前後、ならびに天災地変または金融・経済関連の重大事件など予期せぬ突発的事象の発生時には、一時的にスプレッドを広告表示値よりも拡大する場合がございます。なお当社のスプレッド表記は、提示率(全取引時間中に占める広告表示値以下のスプレッド提示時間の割合)を基に算出しております。本広告では、1pip=0.0001米ドル、1pip=0.0001スイスフラン、1pip=0.0001豪ドルとして表現しております。提示スプレッドにつきましては、当社の都合により予告なく変更または中止する場合があります。

スワップポイントも魅力的

高水準のスワップポイント

50

2019年5月20日適用分

※10万通貨あたり

スワップポイントとは
スワップポイント(金利差調整分)とは、2国間の金利差から得られる利益のことです。つまり、日本円のような低金利通貨を売って、人民元のような高金利通貨を買うと、両通貨の金利の差額を受け取ることができるのです。スワップポイントは、金額こそ大きくはないですが、毎日付与されるので、大変魅力的な利益です。

※通貨ペアを構成する通貨のうち、相対的に高金利の通貨を売った場合、または相対的に低金利の通貨を買った場合には、その取引数量相当のスワップポイント(通貨ペアを構成する両通貨の金利差の調整額)の支払い額が日々蓄積され、時間の経過に比例して損失額が大きくなりますのでご注意ください。また、現時点でスワップポイントを受け取れるポジションであっても、将来にわたって通貨ペアを構成する両通貨の金利差が縮小または逆転した場合には、その受け取り金額が縮小したり、反対に支払いへと転ずる可能性がございます。

取引が小額から始められる

人民元/円はFX取引に必要な取引保証金が少ないため、小額での取引が可能です。
例えば米ドル/円を10Lot保有する場合、取引保証金は45,000円必要ですが(2019年3月20日時点)、人民元/円の場合、同じ10Lotを保有するのに必要な取引保証金は7,000円で、米ドル/円の6分の1以下で取引が可能になります。

人民元を16.500円で買い、17.000円で売り決済したイメージ画像

人民元/円の中長期見通し

竹内典弘氏

ファンダメンタルズから見る人民元

ここまで米株などが史上最高値を更新、グローバルで中央銀行が引き締めを停止、ゴルディロックス(適温相場)の再燃からリスクセンチメントが好転、人民元などの高金利通貨を支えてきた。2019年1月3日(木)の早朝に発生したフラッシュクラッシュ後、回復を鮮明にしてきた人民元/円相場だが一旦調整局面を迎えた。ゴールデンウィークの5月6日(月)、トランプ大統領が「2000億ドル分の中国製品に対する関税を10日(金)に10%から25%に引き上げる」と表明したからだ。

※為替市場などで相場が一時的に急落する現象

2月28日(木)、世界の機関投資家がベンチマークとするMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インデックス)新興国株指数のなかで、中国株の大幅な組み入れ比率の引き上げが発表された。このMSCIの発表を詳細に読み解くと、「5月からの3段階での引き上げ」を表明している。つまり、この先に世界の機関投資家はほぼ機械的に中国株のウエイトを高める。

換言すると、継続的な中国への資金流入となることから、人民元/円には一定のポジティブな要因。本稿執筆時点(2019年5月7日(火))ではまだ判断しかねるが、上述のトランプ大統領の発言が交渉へのカードである可能性も高い。米中の貿易協議が妥結に至った場合は、新規資金の流入から再度人民元/円の上値トライという構図も荒唐無稽でもあるまい。

人民元/円のリスクについて 〜トレードする場合の心得〜

まず、人民元を筆頭とする新興国通貨ばかりがなぜ高金利なのか?経済成長率が高く、高金利を維持しないと経済が過熱してしまうという側面の他に、「国自体の格付け」が低く、高金利を提示しないと世界から資金が集まらないことがあげられる。中国の場合、格付けは比較的高くこの限りでもないが、大前提として高金利通貨がセレクティブに選好されるのは、市場が安定していることが必須となる。

グローバルで株価の急落等、リスクセンチメントが悪化した場合、上述のように高金利通貨は一番先に換金売りの対象として浮上する。この数年を振り返っても、2013年5月のバーナンキショックや2015年8月のチャイナショック時には、高金利通貨は対円では急落の歴史を刻んできた。高金利通貨を買い建て、日々スワップ金利を稼ぐ、いわゆるキャリートレードは立派な金融取引だが、グローバルでの日々の株価動向等には最低限注意を払っておきたい。

さらに付け加えるとすれば、新興国通貨の流動性は非常に乏しい。米ドル/円の感覚でトレードしている面食らうこともある。市場混乱時のスプレッドの急拡大や、逆指値での大きなスリッページの発生等もリスク要因の一つとして広く認識しておきたい。

人民元/円の推移

MSCI新興国株指数の推移

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