FXの勉強はどうやるの?方法や時間、やり方などを詳しく解説

FXの勉強はどうやるの?

FXで成功率を上げるためには、基礎知識から取引手法や相場分析のやり方まで、幅広い内容について勉強が必要です。FXの勉強を行う際は、最初から難しい内容に取り組まず適切な順序で学ぶことや、様々な学習コンテンツの中から自分に合ったものを選択することが大切です。

このページでは、初心者がFXを基礎から学ぶ際の勉強のステップや、学習に役立つコンテンツを紹介します。ぜひFXを勉強する際の参考にしてください。

FXの勉強方法@基礎知識を覚える

まずはFX取引を行う上で最低限必要な基礎知識を身につけましょう。下記に挙げる基礎知識は、どれもFX取引に欠かせません。

FXとは?

FXとは英語のForeign Exchange(=外国為替)の略で、一般的には外国為替保証金取引(「外国為替証拠金取引」と同義)を指しています。

外国為替とはある通貨を別の通貨と交換することです。FXとは、通貨と通貨の交換を行うことで利益を出す取引です。

FXで利益を出す仕組み

通貨を交換する際のレート(為替レート)は常に変動しており、その変動によって得られる利益を為替差益といいます。

例えば、為替レートが1ドル=100円のときに、持っていた100円を1ドルと交換したとします。これは「100円を売って1ドルを買った」ということになります。その後、レートが変動して1ドル=105円になったときに、今度は1ドルを売って日本円を買い戻すと105円になります。最初に持っていたのは100円だったのに、ドルとの交換を行ったことで105円に増えました。増えた5円が為替差益です。

為替差益

FXでは、主にこのような為替差益を狙って取引を行っていきます。

FXの専門用語

スプレッド

FXでは為替差益を得るために通貨の売り買いを行いますが、通貨を買う場合と売る場合の値段には差があります。この「通貨を売る時の値段(BID)と通貨を買う時の値段(ASK)の差」をスプレッドといいます。FXはスプレッドが小さいほうが利益を出しやすい傾向があります。

レバレッジ

FXには手元の資金(取引保証金)の最大25倍(個人の場合)の金額の取引を行うことができる「レバレッジ」という仕組みがあります。例えば手元の資金が10万円の場合でも、10倍のレバレッジをかけると、100万円分の取引が可能となります。レバレッジは、FXの最大の特徴と言われます。ただし、レバレッジをかけると利益が大きくなるだけでなく、損失も大きくなるため注意が必要です。

スワップポイント

FXでは為替差益を利用する以外に、スワップポイント(金利差調整分)と呼ばれる2国間の金利差による利益を得る方法もあります。日本円のような低金利通貨を売って、メキシコペソなどのような高金利通貨を買うと、その金利の差額をほぼ毎日(※1)受け取ることができます。これがスワップポイントによる利益です。ただし、逆に高金利通貨を売って低金利通貨を買った場合は、その金利の差額を支払う必要があるため注意が必要です。

  • ※1 土日の分については、別の日にまとめて受け取る場合があります。
●スワップポイント(金利差調整分)について
通貨ペアを構成する通貨のうち、相対的に高金利の通貨を売った場合、または相対的に低金利の通貨を買った場合には、その取引数量相当のスワップポイント(通貨ペアを構成する両通貨の金利差の調整額)の支払い額が日々蓄積され、時間の経過に比例して損失額が大きくなりますのでご注意ください。また、現時点でスワップポイントを受け取れるポジションであっても、将来にわたって通貨ペアを構成する両通貨の金利差が縮小または逆転した場合には、その受け取り金額が縮小したり、反対に支払いへと転ずる可能性がございます。

ロスカット

ロスカットとは、保有しているポジションの評価損が一定のレベルに達したときに、更なる損失の拡大を防ぐために、そのポジションを強制的に決済する仕組みのことです。ロスカットが執行されると損失が確定するものの、原則として最低限の資金は温存されます。ただし、相場があまりにも急激に不利な方向へ進んだ場合は、預けた資金以上の損失が発生する可能性もあります。

FXの勉強方法Aチャートの見方を覚える

FXで利益を出していくためには相場の分析が欠かせません。そして相場分析を行うためには、まずチャートの見方を覚える必要があります。

チャートでは、縦軸が価格、横軸が時間を表し、その中にローソク足などで値動きが表現されます。

ローソク足

ローソク足は一定期間(日・週・月など)の始値(はじめね)、終値(おわりね)、高値、安値を表したものです。チャートを正しく読み取れるようになり、次の相場分析のステップへスムーズに進むためにも、ローソク足の見方はしっかりとマスターしておきましょう。

FXの勉強方法B相場の分析方法を覚える

チャートの見方を覚えたら、相場の分析方法について学びましょう。相場の分析方法には、大きく分けて「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2種類があります。

テクニカル分析

テクニカル分析とは、過去のチャートを分析して将来の値動きを予測する方法です。FXのチャートを分析することで、買い時や売り時を示すサインとなるパターンを読み取ることができます。こうしたパターンに注目して、今後の相場がどうなっていくかを予測するのがテクニカル分析です。

テクニカル分析には、「トレンド系」と「オシレーター系」の2種類があります。初心者はまずトレンド系の基本である「移動平均線」など、扱いやすいものから覚えてみるとよいでしょう。

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析は各国の経済動向などから相場を分析する方法です。経済動向を見極める際に注目するべきポイントとしては経済指標、金融政策、要人発言などがあり、これらの要因が相場に与える影響に注目しながら相場を予測していきます。

ファンダメンタルズ分析を行うには各国の経済状況や金融政策などについて理解しておく必要があり、初心者にはやや難易度が高いかもしれません。取引をしながら各国の経済ニュース、レポートなどにも目を向けてみて、根気よく少しずつ学んでいくようにしましょう。

FXの勉強方法C取引スタイルを覚える

一口にFX取引と言っても、そのやり方は様々です。数秒や数分で完結する超短期型から、数ヶ月にわたってポジションを持つ長期型まで、様々な取引スタイルが存在します。その中から、自分に合ったスタイルを選ぶことが大切です。下記に、FXの取引スタイルとして代表的なものを紹介します。

スキャルピング

数秒から数分以内に取引を完結させる超短期の取引スタイルをスキャルピングといいます。スキャルピングではポジションを保有する時間が非常に短いためレートの変動幅が小さく、利益、損失ともに控えめとなる傾向があります。そのため、何度も取引を繰り返して利益を積み上げていくのが一般的です。

スキャルピングでは、一度に大きな損失が出るリスクは比較的低いですが、相場に張り付いてトレードする必要があり、全体的に見ると時間を要する手法と言えます。また、FX会社によってはスキャルピング取引が禁止されている場合もあるため、注意が必要です。

デイトレード

保有したポジションをその日のうちに決済する取引スタイルをデイトレードといいます。ポジションを持たずに日をまたぐので、寝ている間に損失が膨らんでしまうというリスクがないというメリットがあります。

FXではトレーダーの多くがデイトレードのスタイルをとっているとも言われており、通勤時間や昼休みに注文を入れて帰宅後の夜に決済するなど、毎日のスケジュールに取引を組み込んで習慣化している人もいるようです。

リスク、リターンともに中程度で人気のある手法ですが、ポジションを翌日に持ち越さないためスワップポイントによる利益を得られないことに注意しましょう。

スイングトレード

デイトレードよりも長期間で比較的大きな利益を狙ってトレードする手法をスイングトレードといいます。スイングという言葉には「振れ幅」という意味があります。スイングトレードでは数日〜数週間程度で売買を行うことが多く、デイトレードより期間が長めになることで値幅と損益も大きくなる傾向があります。

スキャルピングやデイトレードほど頻繁に取引する必要がないため、忙しい人でも行いやすい手法です。ただ、ある程度先までの値動きを予測する必要があるため不透明な要素が多く、初心者にはやや難易度が高くなります。

ポジショントレード

長期的な相場の動きから利益を出すことを目指してトレードする手法をポジショントレードといいます。ポジションの保有期間は数週間や数ヶ月、場合によっては数年に及ぶこともあり、最も期間が長い取引スタイルです。

ポジショントレードでは各国の経済動向などに注目するファンダメンタルズ分析も活用して、長期的な相場の流れを読む必要があります。うまくいけば一つの取引で大きな利益を出せる可能性もありますが、リスクも相応に大きく、難易度の高い手法と言えます。

FXの勉強方法D注文方法を覚える

FXでは、様々な注文方法があります。FX会社によって利用可能な注文方法の種類は異なりますが、代表的な4つを紹介します。各注文方法の名称や定義は、FX会社によって異なる場合があります。

成行注文

現在提示されているレートで売買する注文方法を成行(なりゆき)注文といいます。成行注文は、すぐに注文を成立させたい時に利用します。注文が成立することを約定(やくじょう)と言います。

成行注文は必ず約定する反面、値動きが激しい相場では、注文発注時に提示されていたレートと実際に約定したレートとの間にずれ(スリッページ)が生じることがあるので注意が必要です。

マーケット注文

成行注文にスリッページ幅の許容値を設定するオプションがついた、マーケット注文という方法もあります。マーケット注文では、スリッページの許容値を設定しておけば、注文を出した後に許容値を超えて不利な方向へレートがずれた場合、注文は不成立となります。逆に有利な方向へレートがずれた場合は、設定したスリッページ幅に関係なく、その値段で注文が成立します。

例えば、スリッページの許容値を10銭に設定して、90.00円で買注文を出したとします。レートが90.09円にずれた場合、ずれが10銭の範囲内なので注文は成立します。しかし90.11円にずれた場合は、スリッページが許容値の10銭を超えるため、注文は不成立となります。そして89.88円にずれた場合は、トレーダーにとって有利な安い価格となり注文は成立します。

注文時のレートと約定レートにずれを生じさせたくないときや、相場が激しく変動しているときは、マーケット注文を活用するとよいでしょう。

指値注文

現在の価格より有利なレートを指定して発注する注文方法を指値(さしね)注文といいます。「現在のレートよりもう少し安くなったら買いたい」「もう少し高くなったら売りたい」というときに便利な注文方法です。買いたい、または売りたいレートを指定して注文を出しておくと、レートが指定した価格まで到達したときに自動的に注文が成立します。

指値注文

指値注文では有効期限も設定でき、その期限内にレートが指定した価格に到達しなければ、注文は成立せずに失効します。

指値注文は画面を見ていないときにも注文を出せる便利な方法ですが、相場が予想通りに動かなかった場合は約定しないことに注意しましょう。また、現在のレートとかけ離れたレートを指定した場合、約定する確率はさらに低くなってしまいます。指定するレートは、現在のレートから離れすぎないものにしましょう。

ストップ注文

指値注文が現在のレートよりも有利なレートを指定して発注する方法であるのに対し、現在のレートよりも不利なレートを指定して発注する注文方法をストップ注文といいます。指値注文の逆のため、逆指値注文とも呼ばれています。

ストップ注文は決済注文で利用することで、損失を確定させる「損切り」に活用できます。買注文であれば現在より安いレート、売注文であれば現在より高いレートを指定します。例えば、ある外貨を100円で買った後にレートが不利な方へ動き、97円まで下がったとします。レートの下落が進むと損失が大きくなってしまうため、「95円まで下がったら損切りしよう」と判断し、95円で決済するストップ注文を出します。

損切りのためのストップ注文

このように決済でストップ注文を活用すれば、損失が許容範囲以上に大きくなるのを防ぐことができます(※2)。FXで利益を出すためには、損失をできるだけ小さくすることが重要です。ストップ注文を積極的に活用して、損失を抑えましょう。

  • ※2 ストップ注文では、実勢レートが指定レートに到達してから執行されるため、相場変動によっては指定レートより制限幅なく、その時点の実勢に基づく大幅にかい離したレートで約定する場合があります(スリッページの発生)。その場合には、お客様にとって想定以上に不利なレートで約定することがありますので十分にご注意ください。

FXの勉強をしたら実際に取引をしてみよう

ここまでの勉強が完了したら、いよいよ実際にFXの取引を行ってみましょう。最初は少ない数量から、余裕のある取引を心がけることが大事です。

FXの体験はデモトレードでも可能

最初から実際の資金を使うのは不安だという場合は、デモトレードから始めることもできます。外為どっとコムでは、無料で利用できるデモトレードを提供しています。PC用とスマートフォン用があり、本番とほぼ同じ取引環境で、実際の資金を使わずにFXの体験ができます。

ただ、デモトレードでは安心して練習できる反面、緊張感がなくFXの練習として物足りないという意見もあります。少額でも実際の資金を使って取引を行った方が早く上達するという考えのもと、デモトレードではなく実際の取引から入るやり方もあるでしょう。どちらを選ぶかは考え方次第なので、自身に合う方を選択しましょう。

外為どっとコムなら初心者向けコンテンツが満載

外為どっとコムでは、初心者がFXの基礎から実践までを学べる学習コンテンツを豊富に用意しています。一部を紹介するので、ぜひFXの勉強に役立ててください。

基礎から一通り学べるFXスクール

外為どっとコムでは、レベルアップ方式の「マネ育FXスクール」を開講しています。4段階のレベルに分かれており、初心者から専業トレーダーまで、自分に合ったレベルの内容を学ぶことができます。また、最適な講座を診断できる「簡単チェック」も用意されています。

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Youtubeでテクニカル分析を学ぶ

外為どっとコムの公式YouTubeチャンネル「外為どっとコム 公式FX動画ch」では、FXに関する様々な情報を動画でわかりやすく発信しています。

テクニカル分析を学びたい方におすすめなのが「これからはじめるFXテクニカル教室」シリーズです。このシリーズでは、チャートを見る上で欠かすことのできないテクニカル分析について、テクニカルアナリストの川口一晃氏が基礎から丁寧に解説しています。これからテクニカル分析を始めたい初心者の方も、テクニカル分析を学び直したい上級者の方も満足の、充実の内容となっています。

外為どっとコム 公式FX動画ch 「これからはじめるFXテクニカル教室」シリーズ

セミナーで先輩トレーダーのノウハウを学ぶ

FXの勉強において、経験豊富な先輩トレーダーからリアルなノウハウを学ぶことは非常に有益です。外為どっとコムのセミナーの「先輩トレーダーから学ぶ! FXレベルアップセッション」シリーズや「FXトレーダーコース」シリーズでは、取引手法や相場分析のポイントなどの実践的な内容について、相場のスペシャリストによる解説で学ぶことができます。チャットで講師に質問したり、アドバイスをもらったりできる場合もあり、トレードスキルの向上につながる学びが満載のセミナーです。このほかにも、外為どっとコムでは豪華な講師陣による様々なセミナーを開講しているので、ぜひFXの勉強に活用してください。

外為どっとコムのセミナーについてはこちら

  • ●当社主催のセミナーについて
    本コンテンツにて紹介するセミナーは、外為どっとコムが主催するセミナーです。これらのセミナーは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。

FXで必須の損切りテクニックを学ぶ

FXでとりわけ重要なテクニックが「損切り」です。損切りとは保有するポジションに損失が発生しているときに、それ以上損失が大きくなるのを防ぐために、ポジションを決済して損失を確定させることです。

始めのうちは損失を確定させるという行為に抵抗があるかもしれませんが、損切りはFXで利益を出すために欠かせないスキルです。外為どっとコムの学習コンテンツ「FX損切りマスター」では、損切りの重要性や具体的なやり方などについてわかりやすく解説しています。損切りの重要性を理解し、適切に損切りできるようになりましょう。

FX損切りマスター

FXの勉強に関するよくある質問

FXの勉強は意味ないと聞くのですが本当でしょうか?

FXでは完全に相場を予測することは不可能ですが、だからといってFXの勉強に意味がないというのは間違いです。前述のテクニカル分析やファンダメンタルズ分析、取引手法や損切りのテクニックなどについて学ぶことで成功率を上げることもできるでしょう。

勉強を重ねてもなかなか上達しないという場合は、勉強内容が自分のトレードスタイルと合っていないなどの問題があるかもしれません。FXでは取引する通貨ペアの種類やトレードスタイルが多岐にわたり、学んだFXのノウハウが必ずしも自分のトレードにマッチするとは限りません。自分のトレードスタイルがどのようなものなのかを自覚し、それに合った勉強ができると効果的です。

FXはどれくらいの時間勉強すればよいでしょうか?

FXの勉強に必要な時間は、勉強を始める時点での知識や目指すレベルなどによって人それぞれです。また、どんなに知識や経験を重ねても100パーセントの成功率で利益を出せるようになることはないので、FXの勉強には終わりがないとも言えます。

それは言い換えれば、勉強するほど成功するチャンスが広がるということでもあります。FXを始めると、相場に影響しそうなニュースへの関心が高まり、チャートのパターンにも注目して様々なことを学んでいくでしょう。実際に取引した後で、自分の取引を振り返ることで初めて学べることもあります。

FXでは取引しながら学び続けることが大切です。「これだけ勉強すれば絶対に失敗しない」ということはないので、常に勉強する姿勢を忘れずに取引するようにしましょう。

まとめ:FXの勉強はチャートや注文方法など必須のポイントを押さえて効率よく進めよう。

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