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- 6.IFDとOCOが合体!「IFO注文」
中級編1 FXの注文方法
新規と決済、利益確定と損切りをすべて同時に
IFO注文とは、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。「もし、○○円になったら新規で買いたい。そのあと、もし○○円まで上がったら決済して売りたい。もし○○円まで下がったら損切りしたい」というように、新規注文を発注し、かつ2つのシナリオで決済注文を発注する注文方法です。
つまり、新規注文と同時に、その新規注文が成立した場合にOCO注文の形式「利益確定のための決済注文」と「損失限定のための決済注文」が全てワンセットで出せる、究極の自動注文方法なのです。
すべて自動のIFOは忙しい人には強い味方!
新規指値注文を発注し、その新規注文が約定した場合を想定して2つのシナリオで事前に決済注文を発注するのがIFO注文です。例で考えると、以下のようになります。
【1】1ドル=100円で買いの新規指値注文
【2-1】新規注文が約定した場合を想定して、1ドル105円の利益確定の決済指値注文
【2-2】新規注文が約定した場合を想定して、1ドル85円の損切りのためのストップ注文
この場合、1ドル105円になれば、【2-1】の指値注文が発動し、利益を確定させ取引を終了させます。1ドル85円になると、【2-2】のストップ注文が発動し、損切りをして取引を終了させます。
利益確定と損切りの両方に対応できる強い味方!
IFO注文では新規注文とそれに対する決済注文を一緒に発注できるだけではなく、決済注文では利益確定と損切りのための2つの注文を入れることができます。このように、最初から最後まですべて自動で行うことができ、かつ決済において利益確定と損切りの両方に対応できるIFO注文は、忙しくてレートを見ている暇がない人にとって、とても強い味方となります。