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- 4.条件通りに自動で売買!「IFD注文」
中級編1 FXの注文方法
新規注文と決済注文を同時に発注
IFD注文は、「もし、○○円になったら新規で買いたい。そのあと○○円になったら決済して売りたい」というように、新規注文と決済注文を同時に発注する注文方法です。必ず【新規注文】→【決済注文】のセットとなります。新規注文から決済注文まで、すべて自動で行ってくれるので、大変便利な注文方法です。ちなみに、最初の新規注文が約定しない限り、2つ目の決済注文は発動しませんので、ご安心を。
レートを見ていなくとも、一度の発注で取引を完了!
そして使い方もとってもカンタン!
例えば、1ドル=100円のときに、99円で指値の買いの新規注文を発注。同時に101円で指値の決済注文も発注します。
↓
その後、相場が一度99円台まで値を下げたため新規注文が約定。その後は相場の勢いがよく、101円で決済注文も約定しました。
このようにIFD注文は注文から決済まで自動で取引してくれます。だから、レートをいつも見ていなくとも取引ができます。また、一度の発注で取引を完了できるため、忙しい人にはおすすめの注文方法です。
指値と決済ストップの組合わせがおすすめ
IFD注文には新規注文・決済注文を同時に発注できます。その時、当然いくつかの組み合わせパターンが出てきます。
新規注文 | 買指値 |
買ストップ |
売指値 |
売ストップ |
||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
決済注文 | 売指値 |
売ストップ |
売指値 |
売ストップ |
買指値 |
買ストップ |
買指値 |
買ストップ |
これらの組み合わせの中でも断然おすすめなのが「新規注文:指値、決済注文:ストップ」の組み合わせです。
相場が予想を外れたときを想定して、決済注文にストップ注文を活用するのです。そうすれば、もし損失が出た場合も一定の範囲に抑えることができます。もちろん、相場が予想通りに動いた場合は、好きなタイミイングで決済して利益を確定させればよいのです。つまり、リスク・コントロールに優れた組み合わせと言えます。
●新規注文:指値、決済注文:ストップの例
1ドル=100円の買い指値注文が約定し、損失幅を1円と決めて1ドル=99円の決済ストップ注文を発注。
予想が外れ、為替相場の急激な変動で1ドル=100円から97円まで暴落!
↓
99円でストップ注文が発動し、決済。損失は1万円。ストップ注文を入れておかなかったら?結果は言うまでもないことですね。