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「スコットランドの住民投票は実施できず」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

スコットランドは英国からの独立を問う住民投票の実施について英政府へ求めていたが、14日、ジョンソン首相はこれを拒否する旨を表明した。英国が非公認のまま住民投票が行われる可能性は低く、住民投票についての動きはいったん終息しそうだ。 17日に発表さ…

「大幅利下げながらリラ堅調」トルコリラの焦点

16日、トルコ中銀は政策金利発表を行い、市場予想を上回る0.75%引き下げ、新たな政策金利は11.25%となった。利下げ自体は実に5回連続。 中銀の声明では、トルコ国内のインフレ率低下が続けば、今後も利下げを行う可能性があることが示されている。 今回の…

「5回連続利下げとなるか?!明日は政策金利発表」トルコリラの焦点

16日にトルコ中銀の政策金利発表が予定されている。昨年後半の4連続利下げで政策金利は24%から12%と半分になった。市場は今回も11.50%への小幅な追加利下げを見込んでいる。トルコのインフレ率は12月に11.84%へと上昇しているため、予想通りに政策金利が…

「ついにEU離脱関連法案が可決!」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

9日、英下院は欧州連合(EU)離脱関連法案を330対231の賛成多数で可決。1月31日の離脱が事実上確定した。ジョンソン英政権は今後、年末までの「移行期間」内にEUとの自由貿易協定の締結を目指す事になる。ただ、バルニエEU首席交渉官はこの日の講演で「今後の…

「中東混乱で原油高となればリラ下落も」トルコリラの焦点

年末年始を挟んだイランと米国の対立で原油価格への影響が懸念されている。中東地域の混乱は原油高になる可能性が高く、1バレル63ドル台の原油価格のさらなる上昇はエネルギー輸入国であるトルコには打撃だ。 トルコ議会は2日、リビアの暫定政府を支援する…

「“2020年末の崖”議論が浮上 スコットランドで住民投票?」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

20日、英下院はジョンソン首相がまとめたEU離脱協定法案の概要部分を賛成多数で可決した。 完全にEUを離脱するまでの「移行期間」を2020年末より先には延期しない内容も含まれており、先の英総選挙で保守党がかかげた公約通りとなっている。年明け以降、数日…

「流動性下がる正月休みは急落の警戒を」トルコリラの焦点

19日、トルコ金融当局が為替スワップ取引の規制強化を発表した事でトルコの短期金利市場が混乱。これを嫌気する形でリラ/円は2カ月ぶりに18.30円台に下落しました。スポット取引に対する規制ではない事もあってひとまず下げ止まりましたが、クリスマス・ウィ…

「トルコ当局の緊急措置で短期金利が大混乱」トルコリラの焦点

トルコ当局は19日、トルコ国内の金融機関に対して、非居住者と行う期間7日以内の為替スワップ取引を自己資本の10%までに制限する通達を出した。これを受けてトルコの短期金利が激しく乱高下している。 今回の措置には、投機的なリラ売りを抑制する意図があ…

「英中銀の政策金利発表 据え置き予想だが…」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

本日19日21時に英中銀(BOE)金融政策の発表が予定されている。12日の英総選挙で与党・保守党が大勝し、ハードブレグジット懸念が和らいだことからポンドは大幅に上昇したものの、2020年末のEU離脱「移行」期間について、延長しないことを法制化するとジョン…

「移行期間は11カ月 EUと貿易協定が結べないと・・・」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

ポンド/ドル相場は、13日の日足チャートに出現した長い上ヒゲが天井感を醸成しつつある。本日は、ジョンソン政権が欧州連合(EU)離脱後の「移行期間」を延長しない事を確実にする法改正を目指す方針と伝わり、一時1.323ドル台まで下落する場面があった。13…

「トルコ国内の米軍基地を封鎖?両国対立激化の予感」トルコリラの焦点

15日、エルドアン大統領はトルコ内の米軍基地について封鎖の可能性を示した。これは11日に米上院の外交委員会がトルコへの制裁法案を可決したことへ対抗措置を取るためだ。法案には米戦闘機の販売や移転の禁止、トルコ国債の米国内の購入禁止、トルコの金融…

「英総選挙直前 最終チェック」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitの方向性を左右しかねない英総選挙(下院)が本日行われる。ジョンソン首相率いる与党・保守党が過半数議席を獲得できれば、首相とEUの締結した離脱条件に関する協定案が議会を通過する公算が大きくなる。その結果、英国が…

「4度目の連続利下げとなるか?トルコ中銀政策金発表」トルコリラの焦点

12日20時のトルコ中銀政策金発表について、市場予想は12.50%と、現在の14.00%から1.5%の低下を見ている。 前回の発表では、市場予想(15.50%)より大きな利下げ幅であったため警戒が必要だ。もっとも、前回利下げ時にはトルコリラ/円は18円80銭台から10…

「YouGovの意外な調査結果でポンド下落」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

英総選挙について、注目されていたYouGov社の最新の世論調査結果は日本時間11日の朝7時に公表された。 前回調査結果は保守党359議席で圧勝という内容だったが今回は339議席獲得と、前回に比べ20議席減っている。 また、最大・最小の議席数予想も出しており、…

FX動画「その時ポンドは?英国総選挙と為替市場」第一生命経済研究所 経済調査部・主席エコノミスト 田中 理氏の見通し 2019/12/11

12月12日に行われる英国総選挙。英ジョンソン首相が目指す2020年1月末のEU離脱(ブレグジット)を左右する今回の総選挙について、結果の予想やポンド市場への影響など著名な識者に聞きます。FX個人投資家必見の内容です。 要旨:・様々な報道があるが6-7%に…

FX動画「その時ポンドは?英国総選挙と為替市場」元外銀トレーダー松崎美子氏の見通し 2019/12/10

12月12日に行われる英国総選挙。英ジョンソン首相が目指す2020年1月末のEU離脱(ブレグジット)を左右する今回の総選挙について、結果の予想やポンド市場への影響など著名な識者に聞きます。FX個人投資家必見の内容です。 要旨:・保守党単独過半数がメイン…

「あす朝発表の英総選挙世論調査に警戒を」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

本日は、12日の英総選挙に向けて英調査会社YouGovが発表する世論調査の結果が注目される。同社は世論調査の結果に基づき、最新のデータサイエンス分析による政党別獲得議席数の予測を発表する。同社の「MRP」と呼ばれる予測モデルは、2017年の選挙結果をほぼ…

特別レポート「その時ポンドは?英国総選挙と為替市場」 外為総研 神田卓也

12月12日に英国で行われる総選挙は、下院650議席を巡りジョンソン首相率いる与党・保守党と最大野党・労働党の2大政党が争う構図。以下、ポイントをQ&A形式でまとめた。 Q1:英総選挙が注目されている理由は? A1:英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitが選挙の…

「NATOサミットは無風通過 ユーロ/トルコリラが上昇中」トルコリラの焦点

3日、NATOサミットに先立ちに、エルドアン大統領は英仏独の首脳と会談した。トルコが行ったシリア北部への軍事行動を受けての会談だったが、テロ対策の重要性について話し合われたようだ。会見後、エルドアン大統領は「非常にうまくいった」と発言した。 4日…

「ポンド上昇 英総選挙 保守党は優勢変わらず」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

ポンド/円は本日の東京市場で約7カ月ぶりに142.80円台まで上昇している。昨日の大陽線により、10月半ば以降のボックス圏(およそ139-142円)を明確に上放れした。来週12日の英総選挙で、ジョンソン首相率いる与党・保守党が単独過半数を獲得するとの期待がポ…

「露ミサイルシステムの試験を開始 米議会で制裁熱高まるか?」トルコリラの焦点

26日、エルドアン大統領は記者団へ対し、金利とインフレ率は望ましい水準へ向かっており、2020年には1桁台へ進むという見解を示した。またインフレ率の低下で、トルコ経済や通貨は「様変わり」するとした。 トルコはロシアのミサイルシステムS400のレーダー…

「市場関係者が注目! データサイエンスが予想する英総選挙の結果は?」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

英調査会社のYouGov社は、現地時間22時(日本時間28日木曜7時)に英総選挙の結果予想を発表するとしている。YouGov社を含む数社が英総選挙について政党支持率などを公表しているが、今回のものは「より精緻」なものとされている。世論調査結果と過去の投票行…

「英総選挙 政党支持率の差が狭まる」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

英議会選挙について複数の調査会社が世論調査を行っている。その中で、ICM社が支持政党に関する最新の世論調査を公表し、保守党が41%、労働党が34%の支持となった。他調査では10%超の格差があったが、ここに来て狭まってきた状態だ。 24日、保守党はマニ…

「トルコ外相 軍事行動再開の可能性を示唆」トルコリラの焦点

18日、トルコの外相は、シリア北部からクルド人勢力の撤退が進まない場合、再度の軍事行動を起こすと述べた。トルコはロシアと合同でこれまで8回パトロールを行っている。その中で、クルド人勢力の一部がパトロール車両に火炎瓶を投げるなど挑発行為を行って…

「党首討論は拮抗」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

12日、12月総選挙に絡み、ジョンソン首相(保守党党首)とコービン労働党党首による初めてのテレビ討論会が行われた。労働党コービン党首は国家医療制度について主張。ジョンソン首相は「保守党全体が私の離脱案を支持している」などと述べて欧州連合(EU)…

「ポンド上昇ながら選挙違反疑惑が浮上」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

<外為トゥデイより抜粋> ポンド/円は、本日のオープンと同時に140円台後半へと上昇。12月12日の英総選挙に向けた複数の世論調査で、与党・保守党の支持率が上昇した事などが手掛りだ。保守党が下院で過半数議席を獲得すれば、ジョンソン首相が欧州連合(EU…

「首脳会談を終え両首脳は意気投合」トルコリラの焦点

13日、注目されていた米・トルコ首脳会談が行われ、会談後の共同記者会見で両国は建設的な話し合いができたとした。 シリア北部での軍事行動「停止」を評価、また懸案のロシアのミサイルシステムS400についても議論を継続し、制裁がくすぶる中、問題先送りを…

「根が深そうなS400問題 本日首脳会談」トルコリラの焦点

<G.comデイリーレポートより抜粋> 本日は、ワシントンでトランプ米大統領とエルドアン・トルコ大統領の首脳会談が行われる。主要議題になるのは、トルコ軍によるシリア北東部への侵攻と、トルコのロシア製ミサイル防空システムS400の導入を巡る問題と見ら…

「英総選挙 保守党有利でポンドじわり上昇」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

<外為トゥデイより抜粋> 11日、ブレグジット党は保守党が現在議席を持つ317の選挙区に対し、候補者を立てない方針を示した。これにより、EU離脱を目指す保守党と票が割れることが回避できるため、保守党にとってはポジティブなニュースだ。 12月の総選挙で…

「英中銀は金利据え置き EU離脱の不透明感からはポンド下落」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

<外為トゥデイより抜粋> 英中銀(BOE)は政策金利(0.75%)と資産買入れプログラム(4350億ポンド)の据え置きを発表。 しかし、同時に公表した議事録で2人の委員が利下げを提案していた事が明らかになった他、「世界の成長が安定化しない場合、また欧州…

「エルドアン・トランプトップ会談は13日!」トルコリラの焦点

7日、エルドアン大統領とトランプ大統領が13日にホワイトハウスで会談を行うことが決まった。トルコ・アメリカ両国の関係について、直近ではトルコのシリアへ行った軍事行動についてアメリカが非難を表明し、米議会はトルコ制裁のための決議を進めるなど対立…

「世論調査に一喜一憂 英総選挙」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

<G.comデイリーレポートより抜粋> 英国では、本日付けで議会が解散となり、欧州連合(EU)離脱=Brexitを最大の争点とする選挙戦に入る。投開票は12月12日。ジョンソン英首相は、自らが率いる与党・保守党が過半数議席を獲得し、EUとの離脱協定の議会批准を済ませた上で2020年1月31日までにE</g.comデイリーレポートより抜粋>…

「英総選挙 ブレグジット党に支持広がる可能性」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

29日、英下院は12月12日に総選挙を行う法案を可決した。最大野党の労働党が賛成にまわり実現したものだ。30日には英上院でも可決となった。両院で可決となったため、近く正式に成立となる。現状、政党支持率は保守党がほかをリードしているが、2017年にメイ…

「米下院は新たなトルコ制裁法を可決」トルコリラの焦点

29日、 米下院でトルコに対する制裁が賛成多数で可決した。今回は10月のシリア北部への軍事行動についての制裁であり、ロシアのミサイルシステム購入についてなどとは別のものだ。制裁内容はトルコ政府高官の米国入国禁止、一部のトルコ国営銀行への取引制限…

「12月12日総選挙の可能性が高まる」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

28日、EUはブリュッセルでの大使級会合にて、英国の申請通り、1月末までのEU離脱延期を認めた。期間内に離脱内容がまとまれば早期の離脱も可能とするもので、事前に報道されていた内容から変化はなかった。 28日、ジョンソン首相が英下院に提案した早期総選…

「英議会の選挙問題で短期的には調整か?」(元外銀ディーラー・YEN蔵氏 特別寄稿)ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

英議会の選挙問題で短期的には調整か? ジョンソン首相がEUと取りまとめた離脱案に対して、英下院は19日に関連法案が成立するまで採決を保留する決定をしました。これに対してジョソン首相は早期に成立させるための議事進行動議を提出しましたが議会は22日に…

「12月英総選挙の可能性は?」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

ジョンソン首相は12月12日の総選挙を目指し、28日に総選挙実施の動議を下院に提出すると発表した。 可決には下院で2/3の同意が必要となるため、野党の支持を得られるかが焦点となる。 ただ、最大野党・労働党のコービン党首は、「合意なき離脱」の可能性が排…

「3回連続の大幅利下げ アメリカは経済制裁を解除へ」トルコリラの焦点

トルコ中銀は24日政策金利を14.00%とした。市場予想の12日の15.50%をより大きな利下げ幅で、トルコリラは下落した。ただ、その後は落ち着いている。トルコ中銀の総裁が変わり3回連続の大幅利下げとなった。声明で今後の利下げ休止に繋がるようなコメントが…

「シリアへの軍事進行停止でリラ上昇 明日はトルコ中銀政策金利発表」トルコリラの焦点

<G.comデイリーレポートより抜粋> トルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領は22日に首脳会談を行い、シリア北東部での「安全地帯」設置に向け両国が協力することで合意した。エルドアン氏は先週、米国のペンス米副大統領と会談し、シリアへの軍…

「スピード審議の動議が否決… 窮地のジョンソン首相」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

22日、英議会はEU離脱関連法の審議を短縮する動議を否決した。離脱関連法が110ページにも及ぶと見られており、通常なら数週間はかかる審議を動議可決で短期間に行うという狙いがあった。否決によりジョンソン首相が考える31日のEU離脱はほぼ不可能となった。…

「クルド人勢力は撤退 このまま停戦に?」トルコリラの焦点

17日からのトルコ軍事行動「120時間」停止をうけて、クルド人勢力は撤退を行い20日にはシリア北部の都市から戦闘員をすべて撤退させたと発表した。しかし同地域で散発的に戦闘が起きており、死者が出ているという報道もある。またクルド人勢力に撤退を求めた…

「120時間軍事行動を停止!リラは好感して上昇」トルコリラの焦点

17日、トルコを訪問したペンス米副大統領らはエルドアン大統領と会談し、トルコがシリア北東部への軍事行動を120時間停止することで合意した。この停止期間中にクルド人勢力が同地区から撤退すれば、軍事行動自体を終了することも確認した。 トランプ大統領…

「ついに米国の経済制裁へ トルコ当局のリラ防衛策も開始」トルコリラの焦点

今日現在も、トルコによるシリア北東部への軍事行動は続いている。 これを受け、アメリカは14日、トルコへの経済制裁を科す旨の表明をした。具体的には1000億ドル規模の貿易合意を目指していた通商交渉を停止することや、鉄鋼関税の引き上げなどだ。 エルド…

「EU離脱「合意に近い」報道でポンド上昇 今後の日程を確認」(元HSBCチーフディーラー・竹内典弘氏 特別寄稿)ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

EU離脱「合意に近い」報道でポンド上昇 英国のEU離脱期限が今月の31日(木)に迫るなか、今後の展開に関して情報が錯そうしている。11日(金)には英国のバークレーEU離脱担当相とEUのバルニエ主席交渉官が会談、踏み込んだ議論の開始を確認している。15日(…

「EU離脱協定案合意へ期待が高まるが…」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

<G.comデイリーレポート>より抜粋 英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitを巡る楽観的な見方が広がる中、ポンドが堅調に推移しており、ポンド/円は、先週11日に約4カ月ぶり高値となる137.90円前後まで上値を伸ばす場面もあった。10日に行われたジョンソン英首…

「国連安保理の声明にエルドアン大統領反論!」トルコリラの焦点

シリア北東部へのトルコの軍事行動について、国連の安全保障理事会が緊急会合を行い、 欧州6カ国が即時停止を求める声明を出した。 この声明に対し、トルコのエルドアン大統領は「我々の作戦を侵略と呼ぶなら360万人のシリア難民をEUへ送る」と反論している…

「延期後の合意なき離脱の可能性は一段と高い?」(ナットウエスト・マーケッツ証券 劔崎 仁氏 特別寄稿)ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

延期後の合意なき離脱の可能性は一段と高い? 英10月末のEU離脱期限まで残すところ3週間となる中、17、18日の欧州首脳会議で新たな合意を交わすには、向こう1週間余りに協議に実質的な進展が必要となる。ただ、現時点でEU側が、英政府が提案した南北アイルラ…

「トルコがシリアを攻撃 今後の展開は?」トルコリラの焦点

トルコ軍は昨日(9日)、シリア北部に越境してクルド人勢力に対する攻撃を開始した。トルコ側の事前通達などで、ある程度想定済みの行動ではあったがトルコリラは下落した。 クルド人勢力は、シリアでの「イスラム国(IS)」掃討作戦で中心的な役割を果たし…

「英独首脳電話会談は物別れに…」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

9日に行われた非公式の英独首脳電話会談は、懸案のアイルランド国境問題で折り合いがつかず物別れに終わった模様。 欧州連合(EU)のトゥスク大統領は「合意も望まない、延長も希望しない、取り消しも否定。あなたはどこへ行こうとしているのか」とジョンソ…

「緊迫化するシリア情勢 トルコは軍事行動に踏み切る?」トルコリラの焦点

7日、シリア北東部に展開していた100名弱のアメリカ軍が撤収を始めたと報道された。これまでトルコとアメリカはシリア北東部の「安全地帯」確保について合意していたが、アメリカ軍の撤収となると、トルコが単独で軍事作戦を行う可能性が高まる。というのも…