ジョンソン首相は12月12日の総選挙を目指し、28日に総選挙実施の動議を下院に提出すると発表した。
可決には下院で2/3の同意が必要となるため、野党の支持を得られるかが焦点となる。
ただ、最大野党・労働党のコービン党首は、「合意なき離脱」の可能性が排除されれば総選挙を支持する可能性があるとして、欧州連合(EU)側の離脱延長期間を巡る決定を待つ考えを示している。なお、EUは延長期間の決定が28日か29日になるとしている。
関係筋によると英国の要請通り3カ月の延期を容認する方向で、英国の用意が整えば期日前の離脱を認める決定が最も可能性の高いシナリオとなっている模様。
足元で「合意なき離脱」の可能性は大きく低下しているが、来週にかけて再び先行き不透明感が広がっており、ポンドは方向感の出ない状況となっている。
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