英国では、本日付けで議会が解散となり、欧州連合(EU)離脱=Brexitを最大の争点とする選挙戦に入る。投開票は12月12日。
ジョンソン英首相は、自らが率いる与党・保守党が過半数議席を獲得し、EUとの離脱協定の議会批准を済ませた上で2020年1月31日までにEUを円滑に離脱したい考え。
仮に、選挙前と変わらずどの政党も単独で過半数議席を獲得できない「ハング・パーラメント」となれば、これまでと同様の混乱が続く恐れが高まりそうだ。
現状では、保守党の過半数獲得は「微妙な線」と言えそうで、今後の世論調査が注目されよう。
ポンド相場は、その世論調査の結果に一喜一憂すると見られ、保守党が支持を伸ばせばポンド高、支持を減らせばポンド安に振れる公算が大きい。
なお、直近の世論調査(YouGov、10月31-11月1日実施)によると、保守党の支持率は39%で最も高く、次いで最大野党・労働党が29%、自由民主党が16%、Brexit党が7%と続く。
まずは、この支持率を「スタートライン」として記憶しておきたい
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