9日、英下院は欧州連合(EU)離脱関連法案を330対231の賛成多数で可決。1月31日の離脱が事実上確定した。ジョンソン英政権は今後、年末までの「移行期間」内にEUとの自由貿易協定の締結を目指す事になる。ただ、バルニエEU首席交渉官はこの日の講演で「今後の日程は極めて厳しい」とし、「1年足らずで新たなパートナーシップのあらゆる項目で合意を見込むことは単純に無理だ」と述べた。
9日、カーニー英中銀(BOE)総裁が「金融政策委員会(MPC)は近い将来に金融緩和を行う利点について議論している」と発言。BOEには「少なくとも2倍」の資産購入余地があるとした他、「フォワードガイダンス」も活用できる手段だ、との見解を示した。これを受けてポンド売りが強まりポンド/米ドルは1.301ドル台に下落した。
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