トルコ当局は19日、トルコ国内の金融機関に対して、非居住者と行う期間7日以内の為替スワップ取引を自己資本の10%までに制限する通達を出した。これを受けてトルコの短期金利が激しく乱高下している。
今回の措置には、投機的なリラ売りを抑制する意図があったと見られるが、短期金利市場の不安定化によって金利差を狙ったキャリートレードの魅力が薄れたため、結果的に当局の意図に反する形でリラが下落している。今回の措置は、リラのスポット取引に制限を設けた訳ではないが、当面の取引には細心の注意が必要であろう。
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