22日、英議会はEU離脱関連法の審議を短縮する動議を否決した。
離脱関連法が110ページにも及ぶと見られており、通常なら数週間はかかる審議を動議可決で短期間に行うという狙いがあった。
否決によりジョンソン首相が考える31日のEU離脱はほぼ不可能となった。
ジョンソン首相が「合意なき離脱」を強行する可能性もゼロではないが、3度目の離脱延期が濃厚となっている。トゥスクEU大統領も、英国の離脱延期申請の受け入れをEUに勧告する意向をツイッターで明らかにした。
ただ、英国が示した来年1月末よりも短い期間での承認となる可能性があり、関連報道に注意が必要だ。
一連の報道を受け、ポンド相場は荒れ模様。ポンド/円は昼に139円10銭台を割り込んだ。
「為替チャート|ポンド/円(GBP/JPY)|60分足」はこちら
「高機能チャート|ポンド/円(GBP/JPY)|60分足」はこちら
「為替チャート|ポンド/米ドル(GBP/USD)|60分足」はこちら
「高機能チャート|ポンド/米ドル(GBP/USD)|60分足」はこちら
「為替チャート|ポンド/豪ドル(GBP/AUD)|60分足」はこちら
「高機能チャート|ポンド/豪ドル(GBP/AUD)|60分足」はこちら