イースター休暇(4/19〜4/22)に伴う相場変動・スプレッド拡大等の可能性について

  • 重要

今週金曜日(4月19日)から来週月曜日(22日)までの4日間は、欧州やオセアニア各国の連休期間(イースター休暇)にあたります。この影響を受け、同期間のインターバンク(銀行間為替市場)における流動性が通常よりも著しく低下する見通しであり、為替相場の突発的な急変動が発生しやすい状況となります。また、来週月曜日(22日)においてはオープンレートが前週末クローズレートに対し大きく乖離する可能性がございます。
ポジションをお持ちのお客様、特に高レバレッジのポジションをお持ちの法人の方におかれましては、口座管理につき十分ご注意のほどお願いいたします。

なお上記の影響を受ける期間においては、実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)も平常時に比べ拡大傾向となる見通しであり、その際には当社でもやむなくスプレッドを一時的に拡大させていただく場合がございます。また相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」の基準Lot数(最低数量)を一時的に変更させていただく場合がございますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。

※スプレッド拡大時には、これに伴う評価レートの変動により通常スプレッド時よりも口座の有効比率が低下します(両建状態であっても同様です)。このとき、口座状況によっては有効比率がロスカットレベルを下回る可能性がございますので口座管理には十分ご注意願います。

●注目ポイント
外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

イースター(復活祭)はキリスト教における最も重要な祭りに位置付けられ、19日(金)のグッド・フライデー、22日(月)のイースター・マンデーは多くの国・地域が祝日となります。

経済指標カレンダー

このため、例年のイースター休暇中は為替市場の動きも鈍るケースがほとんどです。ただ、突発的な事件・事故・ニュースなどがあれば、薄商いが故に値動きに歯止めがかかりにくくなる恐れもあるため注意が必要です。