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【見通し】週間為替展望(ポンド、加ドル)-BOC、政策金利は据え置きか

◆ポンド、離脱交渉懸念が再燃し軟調か
◆ポンド、メイ英首相のEUとの関係についての演説に注目
◆BOCは政策金利据え置きか、声明文に注目
(国際金融情報部・金 星)

予想レンジ
ポンド円 142.50-151.50円
加ドル円 81.00-86.00円

3月5日週の展望
 ポンドは売りが継続か。欧州連合(EU)が英国に提示した離脱協議の草案を受けて離脱交渉への懸念が高まっている。加ドルも軟調地合いが継続か。来週のカナダ銀行(BOC)の会合で政策金利の据え置きが見込まれ、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の進展が乏しい中、加ドルは買われにくい。
 EUは28日に英国の離脱協定草案を公表した。同草案では、EUと英国が円満に包括的な通商協定を締結できない場合、北アイルランドはアイルランド共和国と同一の規則を維持するとした。これは北アイルランドと英本土との間に事実上の国境が設置されることを意味し、昨年末の合意で具体的な対応を先送りしていた国境問題に再び火が付いた。EU側が協定に北アイルランドが関税同盟に残る可能性に言及したのは、解決策が見つからない場合に備えたEU側の立場としているが、バランスの取れた草案というよりEU側の意向を押し付けた格好となった。これに対し、メイ英首相は「こんな条件に同意する英首相はいない」と述べ、反対の意志をEU側に「極めて明確にする」考えを示した。
 メイ英首相は3日にEUとの関係について演説し、5日に議会で離脱関連の声明を発表する予定。EU側はメイ首相に離脱方針を明確にすることを求めているが、与党・保守党内の対立で明確な方針を打ち出せていない。EUの草案を受けて、英政権内の亀裂は一段と広がりそうだ。フォックス英国際貿易相は急成長している国々とEU離脱後に新たな貿易協定を結ぶため、EUの関税同盟も離脱すべきだとの見解を示し、ジョンソン英外務相はアイルランドと北アイルランドの国境を巡る問題が政治的な材料に使われていると批判した。
加ドルは来週も上値の重い動きか。7日のBOC政策会合では政策金利を1.25%で据え置くことが見込まれる。23日に公表された1月消費者物価指数は前年比+1.7%と市場予想を上回るも、前月の+1.9%から鈍化し、手がかりとはなりにくい。加経済指標の結果を見極めながら次回の利上げ時期を探る展開となるが、声明文の内容に注目したい。1月会合ではNAFTA再交渉の行方が「最大のリスク要因」と指摘されたが、そのNAFTA再交渉には進展が見られていない。
 NAFTA再交渉の第7回会合が3月5日にかけて行われるが、自動車の関税分野などで自国を優先する措置を求める米国にカナダとメキシコの反発が強く、トランプ米政権が投げかけた難問を今回の会合で解決するのは難しい。

2月26日週の回顧
 ドル高・円高が進展。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受けてドル高が進んだが、ドル円の上値が重く、クロス円は軟調な動きとなった。ポンドはEUの離脱草案を受けて離脱交渉への懸念が強まったことも重しとなり、ポンドドルは1.37ドル台に下落し、ポンド円は昨年9月以来の安値となる146円近辺まで弱含んだ。ドル/加ドルは昨年7月以来の1.29加ドル手前まで加ドル安が進み、加ドル円は昨年6月以来の83円割れを示現。(了)

(松井)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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