月曜コラム「週刊 独り言」|FXブログ|外為どっとコム

今週は株価の動きに注目。

立冬も過ぎ、暦の上では冬に成った。

段々日の出が遅くなり朝起きるのが辛い。

そして段々日の入りが早くなり午後6時前はもう真っ暗だ。

冬は嫌だな。

"冬が好きだ!"と言う人は居るのかなあ?

よく考えたら学生時代に4年間寒い札幌で過ごしたのだがよくもまあ耐えたものだ....。

嫌いな冬に対する泣き言はこれくらいにして先週のドル・円を振り返ってみると又114.73で遮られて115円のトライは出来なかった。

今年になって5月の114.36、7月の114.49、そして先週の114.73と何回か114円ミドルで跳ね返されたことになる。

Chart.png


上の今年に成ってからのドル・円相場の日足の動きを見ると年初から円高、円安のサイクルが繰り返されており何となく"次は円高の番"の様にも見て取れるが11月は統計的にドル高&円安に成る傾向か有る。

やはり114円台のミドルがはっきりと上切るかどうかが鍵に成るんでしょうな。

連日高値を更新してきたダウ平均株価が週の終値ベースで9週ぶりに前週を下回って引けた。

折しも先週の木曜日に日経平均株価が一時前日比で400円上げてその後急激に下げて今度は前日比で400円下げると言う乱高下を演じたが、株には素人の塾長にもどうも嫌な感じがしてならない。

サウジアラビアのムハンマド皇太子が汚職取り締まりに乗り出し、対象者の口座数が1200以上にも上りこれらの資産が売却される可能性が有ると言う。

資産売却により金融市場にどの様なインパクトがあるかは全く分からないが、少し変化が見られるニューヨーク市場への影響は避けられまい。

以前ほど株価とドル・円相場の相関性が強くはないので株価が下がればリスクオフでドル安&円高になるとは限らないが今週は株価の動きに注意したいなと思っている。


  寒くなって来て外に出るのが億劫な塾長。

50年間何をやって来たのだろう?

今日の話はゴルフにご興味の無い方にはちっとも面白くないかも知れないが、連休の真ん中の土曜日に面白い経験をしたのでご披露させて下さい。

此処数週間関東地方はずっと天気が悪くて孫達の運動会が体育館での開催と成ったり、延期に成ったりして可哀想であった。

ところがこの連休中は連日好天に恵まれ、絶好のお出掛け日和となった。

何処に行っても混んでいるだろうと思ったのだが意を決してブリック&ゴルフ・クラブに出掛けて久し振りに所属プロのレッスンを受けることにした。

昔よくやり、趣味の一つとしていたゴルフが、"飛ばず、寄らず。"でちっとも面白くなくなり、"ゴルフは止めた!"と宣言し、最近は殆どゴルフはやっていない。

9月恒例のアメリカでのゴルフ・ツアーでも"散々だった。"

普段運動もせず、余りプレーしていなければゴルフは段々下手に成る。

ティーショットが飛ばなくなり、恥ずかしながら最近は180ヤードくらいしか飛ばない。

9月にLA Country North Course.ではパー3のショート・ホールで235ヤードと言うのが有ったが、どうすればいいんだ?

あ、LA Country Club.と言えば今回も"遠くから来た友人の為に。"と言ってレーガン元大統領のロッカーを使わせてくれた。

嬉しい心遣いだ。

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Locker2.png


さてドライバーショットが飛ばなくなると同時にショート・アプローチが寄らなくなる。

急にシャンク(ボールがクラブの根っ子に当たって右に飛び出す。)が出たり、トップ(ボールの頭を叩きオーバーする。)やダフったりする。(ボールの手前を叩いてショートする。)

トップやダフリはまあ仕方ないが、シャンクは本当にがっくりする。

ピンからほんの10ヤードの所から右に飛び出し、其処から又シャンクして2打、3打と無駄打ちをする。

そして益々ゴルフが嫌いになるのだ。

ゴルフをやらなくなると歩かなくなり、これはいかんなと思って意を決した訳である。

天気が悪ければ行かなかっただろう。

練習場で何球か打ったらプロから"あ、分かりました。"と言われたが勿論塾長には何のことか分からない。

そして赤くて柔らかいボールを持って来て、"これを膝に挟んで空気の入れ口を横に回す様に膝を動かして下さい。"と言う。

ん?

"酒匂さん、腰を捻転しないでスウェーしています。だから飛ばないし、トップやダフリが出るんです。この練習をしてバックスイングでは左膝を前に、そして右膝を後ろ、フォロースルーでは逆に右膝を前に、そして左膝を後ろに動かす様にしましょう。

これでスウェーしないで腰を捻転出来る様になります。"と言われた。

それでこれでもかれこれ50年もゴルフをやっているおじさんが赤い風船を膝に挟んで、いちにー、いちにーと膝を前後に動かす練習をしたがはっきり言ってちょっとみっともないと思ったが、先生には逆らえない。

確かに歳を取って来ると体が回らなくなって知らず知らずの内に楽をしたくてスウェーしているのは自分でも分かってはいた。

この初心者(?)向きの練習をした後ボールを打つと、何と見違える様に強くて良い球が出て行く。

今迄この50年間何をやって来たのだろう?

こんな簡単な事を忘れて"飛ばない、寄らない。"とブツブツ言っていたのか?

レッスンの後9ホールだけプレーしたが、極めて満足するプレーが出来た。

嬉しさの余り、かつてのゴルフ仲間に"小生、古希になってやっとゴルフに開眼しました。"とメールを送ったら、"え、何で?どうして?"と訊かれたが絶対に教えない積りである。

今年はあと一回だけゴルフの予定が有るが凄く楽しみである。

(と言いながらも、恐らく数週間経てばあの練習と打感を忘れているんだろうなと思わないでもないのだが.......)


  再び友人から"何が有ったか教えろ!"と言われて"教えない。"と陰険な塾長。

(だって彼が同じ悩みを持っているかどうか分かりませんからね!)



レバレッジ規制報道、その後。

約ひと月前に日経新聞が金融庁が現在25倍のFX.のレバレッジを10倍に減らす方向で検討に入ったと報じたが、その後何も聞こえて来ない。

聞くところによると個人投資家の皆さん、FX.業界からもこの新たな規制に対して猛反対が起き、Liquidity provider.=(流動性供給者)である銀行界からも東京外為市場の地盤沈下を恐れる意見も出たと言う。

金融庁が投資家保護の目的で此の新たなレバレッジ規制を検討し始めたと言うことだが、この"週刊・独り言"で、

"お上(金融庁)が我々個人投資家のリスクをCare.=(気遣う)してくれるのは嬉しいが、我々だって自分の大事な資金を効率よく安全に運用しようとちゃんとしていますから!"

と述べたがその考えは全く変えていない。

下は外為さんが常に披露してくれている顧客の注文情報であるがよく見ると極めて興味深い。

これは今朝7時10分のデータで週初と言う事も有って注文数はそれ程多くは無いが113.70(金曜日のニューヨーク・クロージング)より上の売りオーダー(青いバー)に対してオレンジ色の白抜きのストップの買いオーダーが有る。

逆に113.70より下の買いオーダー(赤いバー)に対してブルーの白抜きのストップの売りオーダーが有る。

Chuumon.png


ストップの売りオーダーが多いのが面白いが、これは"113.70より下がれば買いたい。"と言う順張りの買いオーダーと同時に"あるレベルまで下がるとストップで売りたい。"と言う逆張りの売りオーダーが存在している事を意味する。

逆に"113.70より上がれば売りたい。"と言う順張りの売りオーダーと同時に"あるレベルまで上がるとストップで買いたい。"と言う逆張りの買いオーダーが存在している事を意味する。

昔はこの様に逆張りのオーダーが沢山存在する事は無かった。

上がれば売ってさらに上がると売り増すとか、下がれば買ってさらに下がると買い増すと言う順張りが得意であった個人投資家の皆さんのリスク管理が上手に成って来たと言うことであろう。

だからくどいが、

"お上(金融庁)が我々個人投資家のリスクをCare.=(気遣う)してくれるのは嬉しいが、我々だって自分の大事な資金を効率よく安全に運用しようとちゃんとしていますから!"

と声を大にして言いたいのである。

これも聞いた話であるが東京市場の活性化を常に考えているお上(金融庁や財務省)の中にも"アメリカで50倍、シンガポールで20倍に規制しているレバレッジを東京で25倍から10倍に敢えて減らす事も有るまい。"との意見も有ったそうである。

2週間前に金融庁とFX.業界団体との話し合いが持たれる事に成っていたが、それが延期に成ったと聞く。

あくまでも個人的な意見ではあるが、25倍から10倍へのレバレッジ規制の変更は無いと断言する。


  急に寒くなって来て意気消沈の塾長。


What if ?

数週間前にGI24.の直言・直筆にも書いたがドル・円相場は堅調な株価にも拘らず"What if ?"の雁字搦めの状況に陥っていて上がろうともせず、又下がろうともしない。

What if ?をweblio英和辞典で引くと

▶What if...?

...したらどうなるだろう?【用法】 What will [would] happen if...? の略; 現在ではif節には直接法を用いるほうが一般的》.

とあり、例題として

What if he comes back now? 今彼が戻ってきたらどうなるだろう?

が掲載されている。

ドル・円相場に関してのWhat if ?を挙げると、

‐注目の衆議院選挙は自公連立与党が三分の二の議席を獲得して圧勝で終わったが安倍首相が解散を宣言した直後は希望の党と民進党が連立を組むと言う事でアベノミクス継続に対しての懸念が広がりドル安&円高進行の影が過ぎった。

‐次期FRB.議長には誰が成るのか?

どうやら最近のニュースによると、イェレン現議長再任(トランプ大統領は当初イェレン氏に批判的と言われたが現在は彼女の利上げに慎重な姿勢を評価している。)か、ハト派と評価される現FRB.理事のパウエル氏(共和党にも受けが良く、イェレン現議長の政策を踏襲するものと期待される。)かタカ派と評価されるテイラー氏(元財務次官で現スタンフォード大学教授。経済指標に基づき政策金利を機械的に決める「テイラー・ルール」の提唱者で急激な引き締めを求めている。)のどちらかが推される可能性が高い。

市場の評価はイェレン議長再任かパウエル氏が選ばれると相場には大きな影響は無く、テイラー氏が選ばれると金利高&ドル高となるであろうか?

‐北朝鮮が更なる示威行動に出るのかどうか?

毎週末"果たして北朝鮮は新たな核実験を行ったりミサイルを発射するのか?"と危惧するが、北朝鮮が何時でもミサイルを発射出来る状態は続いている。

もし北朝鮮が事を起こせば米軍が報復措置を講じる可能性は大で、その時は一時的に円高に成ると言われている。

この緊張状態が続いている間は中々思い切ってドルロング&円ショートに傾け難い。

‐9月末の米連邦政府の債務上限問題は先送りはされたものの12月に再び期限が到来する。

トランプ大統領と与党・共和党との溝は深く楽観は出来ない。

税制改革の行方も予断を許さず、ある意味トランプ・リスクとして考えておく必要があろう。

‐スペイン経済の中心地であるバルセロナを擁するカタルーニャ州の独立の動きに対してスペイン中央政府が自治権停止措置の開始を宣言した。

先週のユーロ相場は比較的落ち着いたものであったが独立運動が過激なものになればユーロ安の動きに繋がろう。

ユーロ安=ドル高であるがドル・円に対してはユーロ円の下落に伴ってドル安&円高に動く可能性も有る。

‐シカゴIMM.の投機筋は一旦縮めた円ショート(ドルロング)のポジションを過去3週間に渡って比較的強気で円ショートを増やしていたが先週は前週比横ばいの約113億ドル相当のドルの買い持ち(円の売り持ち)に留めており、彼らの相場観が変わりつつあるのであればドル・円相場の頭は重い。

ポジションを再び縮めて来る様であればドル安&円高と成る。

IMM 23 10.png


上述した様に"...したらどうなるだろう?"と言う不確定低要素が沢山有って決め撃ちをするのが難しい。

ファンダメンタルズ(経済的基礎要因)分析やテクニカル分析であれば自分で考えて自分の責任で行動を取れるが、どっちかに転んだらどうなるか分からない状況では無茶は出来ない。

まあ過去も相場を読むのに易しかった時はただの一度も無かったが今回程悩む相場展開は中々無い。

何回も言う様に、"無理をせずに参りましょう。"


  一気に寒くなって家の中でもセーターを着だした塾長。


泣き言ではないが。

恥ずかしながら今年の8月で満70歳と成った。

所謂古希に達した訳である。

古希をウィキペディアで調べてみると、

"七十年生きる人は古くから稀である."

とある。

最近は平均寿命が延びて現在日本人男性のそれは80.98歳らしいが塾長が産まれた昭和22年(西暦1947年)は50.06歳であった。

何とこの70年間で男性の平均寿命は約30年(約60%)も伸びた事に成る。

戦後2年目に当たる昭和22年(西暦1947年)の平均寿命が50.06歳と低かったのは第二次世界大戦で犠牲に成った方々が多かったからであろうがそれにしてもその後の平均寿命の延びは驚異的である。

これには間違いなく食べる物の変化や薬の発達が貢献しているであろう。

我々が小さい頃は牛肉なんてひと月に1回くらいしか食べた事は無かったし牛乳などは無く、給食で鯨の竜田揚げを食べ、アメリカから"頂いた。"脱脂粉乳(バターやチーズを作った後の乳脂肪分の無い粉をお湯で溶かした物。アメリカでは家畜の餌だったらしい。)を鼻を摘まんで飲んだものだ

今や子供達は毎日の様に肉を食べ、牛乳を水代わりに飲んでいる。

そりゃあ子供達の体格は良くなり、我々年寄りの寿命も延びる。(肉の食べ過ぎは駄目か?塾長は余り牛肉は好きではない。)

我々が小さい頃は余り病院に行ったことは無かった。

大体棚の上に常備されていた富山の薬売りが置いている薬を飲み、それでも治らなかったら医者に診て貰った。

さてそう言う訳で塾長も馬齢を重ねて何時の間にか古希と成った訳であるが流石に最近身体に些か変調を来たしだした気がする。

この年に成ると大体の人が高血圧気味に成るのが普通で塾長も弱い降圧剤を飲んでいる。

これも毎年人間ドックを受けている医者と近所の掛かり付けの医者の見解が違い、前者は"最高血圧が150を超えると危険です。"と言うし後者は"最低血圧がそんなに高くないから大丈夫です。"と言われて混乱したが、結局周りの友人が皆飲んでいるので降圧剤を飲みだした。

お陰様で最近は最高血圧は130前後で落ち着いていたのだが、最近夜に図ると異常に低い時が有りふっと立ち上がると眩暈がする。

低血圧で貧血気味に成るからであろうか?

saikou ketsuatsu.png

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医者に相談すると"心臓には問題ないから大丈夫でしょう。血流が悪くなって脳血栓が出来るのが怖いので血液をサラサラにする薬を飲みましょうか?怪我をすると血が止まり難くなるから気を付けて下さい。"と言われて何だか凄く高い薬を処方されたが余り気分いい物ではないですな。

先月毎年恒例のゴルフ・ツアーにロサンゼルスに出掛け、LA Country Club. North Course, South Course. 、そしてRiviera Country Club.で合計3ラウンドゴルフをしたがこれらの名門コースは大体歩きである。

数年前に脱水症状になって怖い思いをした事が有るが今年はそれに加えて低血圧でちょっとした坂を上がるのが苦しくて仕方ない。

もうゴルフどころではない。

"ああ早く終わらないかなあ。"とばかり思っていた。

こんなんではスコアが良くなる筈もない。

泣き言ではないがやはり幾ら強がっても歳は歳なんですな。

かつて申し上げたかも知れないが数年前にDNA.鑑定をして貰ったら塾長の寿命はあと10年位だと分かった。

これは何と男性の平均寿命と殆ど一緒だから別に驚きはしない。


  さああと10年、悔いなく楽しく過ごそうと願っている塾長。


酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
酒匂 隆雄 (さこう たかお)氏

1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で敏腕ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行、さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長に就任した。現在はコメンテーターとしても活躍中。

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