酒匂塾長の『独り言』日刊|FXブログ|外為どっとコム

GPIF.

ここ数年来の株高とドル高&円安の立役者の一人として話題を呼んだ我々の年金を運用するGPIF.(年金積立金管理運用独立行政法人)が、7~9月の第三四半期に約7兆9千億円の赤字を計上し、これは四半期の損失としては最高額だと言う。

その要因として世界的な株安が進んだ事と円相場の上昇で海外資産の評価損が出たことを挙げている。

6月末と9月末の日経平均株価とドル・円相場、そしてユーロ・円相場を比べると

  日経平均株価  ドル・円相場  ユーロ・円相場

6月末 20,235.73 122.43 136.33

9月末 17,388.15(-14%) 119.89(-2%) 133.99(-1.7%)

で安全資産の円債からリスクの高い株に投資配分を高めて裏目に出たことが明白である。


11月末の各々のクロージング・レートは19,747.47,123.09,130.01で株価は約14%戻し、ドル・円相場は6月末よりも円安気味で相当戻しているのだが、ユーロ・円はさらに円高が進んでさらに約3%の評価損が増えている。


そしてウォールストリート・ジャーナルによるとGPIF.がユーロ相場の変動に対応する為にヘッジを開始したと伝えた。

詳細は不明なのだが、もしそうであれば当然ユーロ売りと成る。


ユーロ建て債権はヘッジをしてドル建て債権はヘッジしないのだろうか?


まあ詮索は止めておこう。


年末相場でLiquidity.(流動性)が低くなり、逆にVolatility.(変動率)が高くなる傾向が有るので何時もよりも慎重にやりましょう。

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
酒匂 隆雄 (さこう たかお)氏

1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で敏腕ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行、さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長に就任した。現在はコメンテーターとしても活躍中。

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