酒匂塾長の『独り言』日刊|FXブログ|外為どっとコム

いけね!

夜中にふと目が覚めて、”何か忘れている様な“気がしてならない。
果て何だろうと考えていて、はたと気付いた。
そうだ、”独り言”を更新しなかったぞ!

シンガポールで約半月ほどボーっとした後に帰って来て、生活のリズムが狂ってしまい、”やるべきこと”を忘れてしまった。
歳ですね。


昨日のニューヨーク市場でドル・円相場は下げたが、日経平均株価が下げて引け、ニューヨーク市場では長期金利が揃って下げて株価も下げれば、これはドル・円相場は下げる。

月曜日にGI24.に投稿した”直言・直筆”を掲載させて下さい。

“センチメントの変化の割には….”               7.7.2014.


6月16日のレポートで、大手通信社のロイターが実施している月末為替相場予想で6月末のドル・円相場が100円以下と予想している人が約7800人中47%にも達し、巷で言われている大方のドル高&円安期待とは異なることに驚いたと述べたが、直近のサーベイを見て再び驚いた。

何と7月末のドル・円相場が100円を切って99円台かそれ以下と答えた割合が約21%に半減した。

では参加者のセンチメントが大きくドル高&円安になったのかと思うとそうではなく、104円以上になると思っている参加者は合計で約14%でしかなく、6月16日付けの時点での12%と殆ど変らない。

100%-21%(100円を切ると思う人の割合)-14%(104円を超えると思う人の割合)=65%の人達が今月末のドル・円相場は100~104円内に留まると考えている訳で、これでは相変わらずドル・円は上にも下にも行きづらい筈だ。

先週の木曜日に、金曜日がアメリカの独立記念日で市場が休みということで一日繰り上げで6月のアメリカの雇用統計が発表され、失業率が2ポイント改善して6.1%に、そして非農業部門雇用者数が市場の予想を大きく上回る+28万8千人となったが、何とドル・円相場は発表前の101.86から102.26へと40銭しか上昇せず、翌日には102円台をも割り込んでしまった。

上で述べたロイター・サーベイで見ると市場参加者の短期的なドル安&円高のセンンチメントが変化した様に見えるのだが、ドル・円相場の頭は実に重い。


相場は相変わらずこう着状態にあるのだが、我が国個人投資家とシカゴ・IMM.の投機筋は全く逆の行動をした。

我が国個人投資家はドルのネットの買い持ち残高を約16億ドル増やして56億ドルとしたが、面白いことにシカゴ・IMM.の投機筋は全く同額の約16億ドル相当のネットの円の売り持ち額(ドルの買い持ち額)を減少させた。


彼らの全く異なった投資行動を見ても、“誰も、何をやっていいのかよく分かっていない。”と判断出来る。

今週は、
ドルの上昇要因。
‐雇用統計に表れた様な米国ファンダメンタルズの好転。
‐GPIF.などの我が国の大手機関投資家のリスク許容量増加による株買い&円売りの動き。

ドルの下落要因。
‐イラクやウクライナの地政学的リスクの増大。
‐高値更新を続けるニューヨーク株価の調整。
‐過去半年間起き続けている米国雇用統計発表後のドル・円相場の下落傾向。

などに注意しながら、丁寧にやっていきたい。
 

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
酒匂 隆雄 (さこう たかお)氏

1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で敏腕ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行、さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長に就任した。現在はコメンテーターとしても活躍中。

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