酒匂塾長の『独り言』日刊|FXブログ|外為どっとコム

御迷いの様で。

シカゴ・IMM.の投機筋の皆さんも御迷いの様である。

先々週の12日付けで前週の円の売り持ち3,437枚(ドル換算で約4億ドル相当の買い持ち)からドテンして円の買い持ち5,052枚(ドル換算で約57千万ドルの売り持ち)に転じ、ドルベア(ドルに弱気)に成ったのかと思いきや、先週19日付けでは再び35,562枚の大きな円の売り持ち(ドル換算で約40億4千万ドルの買い持ち)に転じた。

下のチャートをご覧の様に久々の大きなポジションである。

IMM.png

先々週の金曜日15日に戻し高値の110.90を付けたが彼らのドル買いもこの上伸を助けたのかも知れない。

今週はM&A.絡みのドル買いが入り東京市場でするするとドルが上がる局面が有ったが米中関税戦争がドルの頭を押さえている。

来週もこの2大国の関税報復合戦から目が離せない。


えーっ、そんな馬鹿な!

昨日、銀行融資の基準金利である東京銀行間取引金利(所謂TIBOR)が1995年の公表開始以降初めてマイナスになったらしい。
これで計算上は銀行の融資金利がマイナスになるのだと言う?
言い換えれば銀行から金を借りると銀行に金利を払うどころか逆に付利(金利を払ってくれる。)してくれる事になる。
流石に銀行は法律家の解釈を根拠として(果て、どんな法律なんだろうか?)融資金利はマイナスにしないで0%に留めると言う。
此れも又言い換えれば銀行がタダで金を貸してくれる事になる。
以前からスイスではスイス フラン上昇を防ぐためにネガティヴ インタレスト(マイナス金利)を導入しているが、其れが日本でも起きるとは..
元銀行員の端くれとしては中々理解出来ない。

これから銀行はどうやって儲けていくのか知らないが、此れからは超金融緩和政策の弊害も論じられるのだろうな?

トルコ大統領選挙。

今週の日曜日にトルコの大統領と議会選挙が行われる。
トルコリラはFRB.の利上げの煽りを喰らって資金流出が進み、年初の1リラ=30円近くからじり安となり5月に一時安値22.24を付けた後現在は中央銀行の二回の利上げ効果も有り23.30辺りで推移している。
大統領選挙は現職のエルドアン大統領が優勢と言われているが、この御仁どう言う訳か”インフレを鎮静化するには利下げが有効である。”とか訳の分からない事を言って中央銀行と対立する。
エルドアン大統領が負ければ更なる政局混迷でリラにはネガティヴ。
買ったとしても中央銀行に対する独立性への懸念が高まり此方もリラにはネガティヴ。

円との金利差は誠に魅力的ではあるのだが大きなレバレッジを掛けて高金利通貨を買うのは借金をして預金する様なもの。

もしリラが下げても買い増す余裕のあるレバレッジに抑えておきたい。

値動きがイマイチ?

週明けは米中関税戦争の行方を懸念してクロス円を中心に円高と成ったがあの大きなのニュースにも拘らずドル円は110.50から109.50へと1円、そして一番影響を受けそうだった豪ドル円は82.40から80.60へと1円80銭しか下げず、今朝は両通貨とも下げの半分を戻している。
ユーロドルも結局1.1530で跳ね返され中々ダイナミックな動きにならない。

先週のイベント疲れも有るのかなあ?

まあこう言う時は焦らず次の動きを待ちましょう。

泥仕合。

トランプ大統領が中国製品に500億ドルの関税を課すと言ったら同額の報復関税を掛けると脅され、何と今度は2,000億ドル相当の中国製品に課税すると息巻いている。
もうこれは報復合戦の泥仕合ですな。
結局はアメリカ国民の首を絞める事にもなりかねない事を分かっているのかなあ?
ドル円相場があっという間に110円を割ったが泥仕合が続く限りリスクオフに要注意!

酒匂・エフエックス・アドバイザリー代表
酒匂 隆雄 (さこう たかお)氏

1970年に北海道大学を卒業後、国内外の主要銀行で敏腕ディーラーとして外国為替業務に従事。その後1992年、スイス・ユニオン銀行東京支店にファースト・バイス・プレジデントとして入行、さらに1998年には、スイス銀行との合併に伴いUBS銀行となった同行の外国為替部長、東京支店長に就任した。現在はコメンテーターとしても活躍中。

詳しくはこちら

ESCARPMENT

ブログカレンダー

 

カテゴリー一覧

  • ゴルフ
  • ワイン
  • 今週の独り言 (毎週月曜更新)


無料クーポン毎月プレゼントキャンペーン

業界最狭水準スプレッド

上限なしキャッシュバックキャンペーン

高金利通貨キャンペーン

口座開設キャッシュバックキャンペーン