野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

「米地区連銀経済報告(ベージュブック)7月、ドルに言及せず、追加関税には懸念 」

「米地区連銀経済報告(ベージュブック)7月、ドルに言及せず、追加関税には懸念 」

(景気)

・12地区中10地区で経済活動が緩やかに拡大
・エネルギー関連産業や製造業が好調なダラス地区では成長は力強い。逆にセント・ルイス地区の成長はわずか

(物価)

・全地区で物価が緩やかに上昇
・一部地区では上昇率の加速がみられた。燃料、建築資材、輸送、金属は一段と値上がりし、特に関税により金属と木材が値上がり。仕入れ価格の消費者価格への転嫁は依然緩やか
・主要な投入価格は一段と上がり、今後値上がりが加速するとの見通し

(雇用・賃金)

・全地区で労働市場は引き締まった 大半の地区で緩やかに拡大 熟練労働者が不足
・賃金上昇は全般に依然緩やかだった。ただし、複数地区は、賃金伸び率の加速を報告


(貿易戦争)

・全地区の製造業者から関税に関する懸念が寄せられ、多くの地区で新たな通商政策に起因する価格上昇と供給阻害が報告された

・セント・ルイス地区の企業などが追加関税による鉄鋼・アルミの仕入れ価格の値上がりを報告。リッチモンド地区の缶製造業者は米国内で必要な鉄鋼を調達できないため海外との競争に負けるだろう。一方、中国が予定する追加関税の影響で、農産物価格が低下し、シカゴ地区などの農業関係者から深刻な懸念の声が相次ぐ

・ボストン地区は、懸念を示した上で、需要や雇用、設備投資計画への影響はまだみられないと報告。一方、ニューヨーク地区は先行き不透明感が「主要な懸念事項」としている。フィラデルフィア地区では機械の製造業者が鉄鋼への関税によって「供給網に大混乱が生じた。予定されていた注文が中断されたり、価格が上がったりしたほか、一部で買い占めも起きた」と報告

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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