野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

「市場参加者の横顔=中央銀行、官庁」

「市場参加者の横顔=中央銀行、官庁」

 先ずは日本の中央銀行である日銀について。基本的には外国為替介入(平衡操作)時のみ為替取引をする。介入の必要がなければ、取引はゼロとなるが、介入実施の時は1日1兆円(約80億ドル)を超える規模の時もある。取次ぎ業者経由の東京銀行間市場1日の出来高に匹敵する金額が取引される。それも買いなら買い、売りなら売りの一方向なので与えるインパクトは大きい。通貨はほばドル円が占めている。ユーロ円、マルク円やドルマルク、またインドネシアルピー(対ドル)の介入実績もあるが、金額は極めて小さい。円売りドル買い介入が一番大きく、その買ったドルが9000億ドルに近い日本の外貨準備の大半を占めている。ユーロ発足直後はユーロの弱含み推移でユーロ買い円売り介入も行い、その部分はユーロ債券を購入という形の外貨準備となっている。なお、為替取引の名義は日本銀行であるが、介入の指示は財務省が出している。また、介入ではない日銀や官庁の国際業務に関る為替取引も行われる。通常、金額が小さいが、時にして、防衛費関連(特に湾岸戦争協力費用など)などでは金額が大きいものもある。

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

詳しくはこちら

ブログカレンダー

 

カテゴリー一覧

  • レポート
  • レポート(PDF形式)


業界最狭水準スプレッド

おいしく!ザクザク!夏祭りキャンペーン

お友達ご紹介キャンペーン

口座開設キャッシュバックキャンペーン