野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

2014年に円高の気配を感じた時

「福島で始まり川内で終わるか円安・株高・景気回復」2014年7月

*福島原発の稼働停止によりエネルギー輸入が増大し円安を生み、株高に繋がり、景気回復となった

*しかし昨日、鹿児島の川内原発の「新規制基準に適合している」(安全とは言っていない?=いかにも官僚的な意見でもあった)との決定で日本の原発再稼働の道が開けた。

元通りになれば輸入金額が減少する。アジア諸国へ輸出シフトはそのままだろうから、昔の大貿易黒字時代には戻らないだろうが、

*日本の対外純資産は平成25年末で325兆円ある。約3.25兆ドル。1円の為替相場の変動で3.25兆円が増えたり減ったりする。

 円安になれば借金しての財政出動より、お金もかけずに効率がいい。庶民生活が苦しくなる消費増税も減額できる。費用がかからない景気対策である。対外純資産だけではなく日本の株価も上がり消費も活発化する。

*可処分所得増を望まない人がいるのだろうか

*こんなことを書くと、すぐ円安で輸入物価が上がるじゃないかと言われる。さらには、ブランド物が高くなるとも女性から文句を言われる。ブランド物の原資はどこからきているのかも考えずに。

*1円で3兆円資産増になれば、いくらでもブランド物が買える。

円高、円安の個別のメリット、デメリットを言えばきりがないが、日本は対外純資産国なので円安がメリトットとなる。個別の意見を聞いていれば埒が明かない。日本全体で総合して考えないと。対外純負債国になれば円高がメリットとなる。

*景気回復はアベノミクスという号令もあったが、不幸な大地震で起きた原発稼働停止から、たまたま始まった。再稼働という、コスト削減に繋がる政策は、再び日本を円高デフレに陥れるかもしれない。

*2011年以降、降ってわいたような円安による景気回復をもう一度検証してもいいのではないだろうか

*また元の円高デフレが懐かしいという政治家が多くいればそれは仕方がない。個人投資家もデフレ対策をしないといけない。株などの資産を売って現金化しないと。インフレ対策は易しいが、デフレ対策は難しい

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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