野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

最近大人気のメキシコ ペソのリポートです

「最近大人気のメキシコ ペソのリポートです」


*9月22日版

「 VAMOSメヒコ、今年最強通貨、スワップ15円、年率8.69%キャンペーン」

(ポイント)

*米国国境の壁問題、NAFTA再交渉問題があったが、現実には議論が進んでいない
*NAFTAでは米国産自動車部品の調達率が大きな議題
*NAFTA再交渉では通貨条項の創設も米国の要求(ペソ高)
*次回NAFTA交渉は9月23日から
*貿易赤字の縮小、成長率見通しの上方修正、米国からの通貨高要求でペソが強い
*格付け会社は「ネガティブ」から「安定的」に判断を引き上げている
*CPIは6%台 政策金利は7.0%
*2018年に大統領選挙がある
*地震多発国であり9月19日にも大地震があった
*対米関係の不確実性は残る

( VAMOS メヒコとは)

「VAMOS メヒコ」 頑張れメキシコ、行けメキシコという意味です。VAMOS はGOという意味のスペイン語で、野球やサッカーで南米選手を応援する時に使っています。横浜ベイスターズで言えば「バモス バモス ロペス」と応援しています。さあメキシコペソに取り組んでいきましょう。

(今年最強通貨、株価も堅調)

 9月20日現在、主要12通貨で年初来対円で11.68%高、対ドルで14.03%高と今年最強通貨である。主要株価指数のボルサ指数も50363.95と年初来10.34%高と堅調

* 外為どっとコム社のスワップは15円(9月29日まで15円で固定)、スポット6.30円として年率8.69%のキャンペーン中。政策金利は現在7.0%なのでかなりのスワップ優遇。

(地震多発国)

 日本、NZ、トルコと同様に地震多発国である。メキシコで9月19日、マグニチュード(M)7.1の地震が発生し少なくとも230人以上が死亡した。建物の中から生存者を救出する作業が続いているものの、犠牲者の数はさらに増える恐れがある。ガス漏れも報告されている。
首都では約200万世帯が停電状態にあり、電話回線も不通になった。主要ガス管が破損した恐れがあるため、市当局は住民に、道端でたばこを吸わないよう呼びかけている。

( NAFTA再交渉、9月23-27日にオタワで)

ロス米商務長官は、「米国にとって有利な合意がカナダとメキシコの間で成立しないのであれば、米国は北米自由貿易協定(NAFTA)を離脱する」と、トランプ政権の姿勢をあらためて表明した。ロス長官は「米国はNAFTAを修正する必要がある。NAFTAは当初意図されたようには機能していない。具体的な日付はないが、米国が進展状況を必要とするのは、おそらく年末あたりだろう」と述べた。米国とカナダ、メキシコによる次回のNAFTA再交渉は9月23-27日にオタワで行われる。

(成長率)

 前年比で1Qは2.8%増、2Qは1.8%増、メキシコは唯一、経済成長率が上方修正された。トランプ政権の誕生で、貿易障壁や国境の壁建設に対する懸念が浮上していたが、こうした懸念が現実のものになっていないことが背景。メキシコ企業は、米国の政策変更の可能性を先取りし過ぎていた。メキシコの今年の経済成長率予測は1.9%。前回調査の1.7%から上方修正された。

(メキシコペソが強い理由。貿易赤字の縮小)

 14年 30億66百万ドル、15年 146億83百万ドル、16年131億25百万ドルの赤字。17年は7月までで29億67百万ドルの赤字と15年、16年の赤字のペースからは鈍化している。さらにトランプ大統領のペソ安批判も効いている。
 メキシコは貿易赤字国だが対米国では大幅黒字となっているのでトランプ政権からの批判が強い
 
(通貨操作を阻止)

米通商代表部(USTR)は、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉に向けた交渉目的の概要を議会に通知した。米国の貿易協定では初めて、貿易相手国による通貨操作を阻止する「適切な」条項の導入を求めていく方針を打ち出した。

(テクニカル)

「陽線の多い9月だが昨日は陰線で9月8日-20日の上昇ラインを下抜くか」

 日足。9月18日-19日の下降ラインを上抜いて上昇。9月8日-20日の上昇ラインがサポートだが今朝は下抜くか。ボリバン上位。5日線上向き。
週足。7月17日週-8月14日週の下降ラインを上抜く。8月28日週-9月4日週の上昇ラインがサポート。
ボリバン上位。今週はここまで十字線。
月足。16年11月-17年1月の上昇ラインがサポート。17年7月-8月の下降ラインを上抜く。14年11月-15年6月の下降ラインも上抜いている。

「メキシコと出会って35年」

私とメキシコとの出会いは1982年8月。当時在籍していた銀行から若手派遣としてNY勤務となりました。NYでの最初の業務が国際投資部。NYから中南米やカナダのソブリン物中心に融資する部門。国そのものや、中銀、国営企業、大手民間企業に貸し出す業務です。また脚光を浴び始めたプロジェクト融資が始まった頃です。
ただ赴任したばかりの時には職場でメキシコが「デフォルト」「リスケ」「ブリッジローン」と聞きなれぬ言葉が飛び交っていました。「ブリッジローン?」、橋でも造るのかなと思いました(実際はつなぎ融資という意味)。このメキシコ債務問題が南米にも広がり中南米債務危機となり、遠くはフィリピンまで及びました。ここで債務問題とIMF、.世銀、米銀を中心とする対処方法(ブレディボンドなど)を学んだことで、為替ディーラーになってからも、ウクライナ、アルゼンチン危機、リーマンショック、ギリシャ危機が起きても冷静に為替取引にも生かせるようになりました。

vamos222.JPG

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

詳しくはこちら

ブログカレンダー

 

カテゴリー一覧

  • レポート
  • レポート(PDF形式)


業界最狭水準スプレッド

秋

お友達ご紹介キャンペーン

口座開設キャッシュバックキャンペーン