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FOMC声明と変更点、米債利回り低下、街の声

「FOMC声明と変更点、米債利回り低下、街の声」

*FF金利の誘導目標を0.25-0.50%に据え置き

・世界経済による向かい風にも注視するとしたが、リスクをもたらすとの文言は今回の声明からは削除

・成長減速の兆候があるが、労働市場は改善
・金融政策のスタンスは引き続き緩和的である
・インフレ指標や世界経済、金融動向を注意深く見守り続ける
・エネルギーや輸入価格下落の一時的な影響がなくなり、労働市場がさらに強くなるにつれて、中期的には目標の2%まで上昇していくだろう
・​経​済​情​勢​は​緩​や​か​な​利​上​げ​を​正​当​化​す​る​
・家計支出の伸びは緩やかになったものの家計の実質所得は底堅く増加

・ジョージ総裁は0.5-0.75%への利上げ支持、反対票投じる(これで2回連続)

「米長期債利回りは低下」

「街の声」

*6月に利上げを実施する可能性に道を残した格好となったものの、声明では利上げは急がないとの姿勢も示した。

*様子見姿勢を維持している。インフレ率がそれなりに上昇しない限り、6月の利上げは時期尚早の可能性がある。6
 月利上げの公算は極めて小さいと考えている

*ドルの方向は変わらず。年内の利上げは2回という想定が維持されている

*外的影響に関する記述の大半を削除し、国内経済に再び焦点を戻したことは、確かに一定のサプライズと言える

*かなり中立な内容。消費者心理は依然高水準にあり、実質所得も堅調なペースで増加しているとした。一方で、世界経済を起因とするリスクの文言を一部削除した。世界経済をさほど懸念しておらず、米経済については楽観しているのだろう。その点においてややタカ派的だが、市場が不安視するほどではない。年内1─2度の利上げがあっても大丈夫

*1Qの経済成長に関する指標が失望を誘う内容となっていたため、成長に関して神経を尖らせている。一方、インフレについてはこれまでほど神経質にはなっていない可能性がある。今回の声明は6月利上げに向けた明確な道筋を示しておらず、6月の会合では予想し難いぎりぎりの決定になることが見込まれる。雇用やインフレ、賃金に関する指標次第だろう。市場が織り込む今後4年の利上げ回数は年1回にとどまっている。

*海外リスクをめぐる文言を削除したことで、確かにタカ派的な色合いがやや強まったが、年内利上げの可能性を残すには必要だったのだろう。

*6月利上げが引き続き検討されていることに疑問の余地はない。むしろ6月利上げの確率は高まりつつあり、FOMC声明を受けてその確率はさらに高まったと考える。

*3月の声明と比較すると、幾分楽観的な内容となった。引き続き海外情勢を注視しつつも、差し迫った懸念は若干後退している。インフレ率がそれなりに上昇しない限り、6月の利上げは時期尚早の可能性がある。

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FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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