野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

相場に損切りが重要な理由

*「相場に損切りが重要な理由」

**ポジション造成ー飽和ー逆の動きー最初からポジション造成ーの繰り返し

 外為どっとコム社の注文状況に売りでも、買いでも損切りが増え始めると、相場はその方向へ動きやすい。
何故だろうか。損切りよりも大きな利食いの売買が入っていても、やはり損切りがあるレベルに近づいていく。

 アベノミクスで円売りとか、米金利低下でドル売りとか様々なセンチメントを市場関係者は口にする。
センチメントとポジションの関係はどうなのだろう。時々下がってから「買い過ぎだった」というコメントはよく出るが事前
に教えてくれるのが注文状況である。

 ドルロングのセンチメントが高まっていても市場にドルロングが出来ているかどうかはなかなかわからない。
その一つのヒントとして損切りが参考になる。損切りが多く入り始めると、もう市場にはすでにセンチメント通りにポジションが出来上がっていて新たに造成する人がいなくなる。既にポジションを持っている人は、誰か別の人が買い上げ(あるいは押し下げ)てくれることを
祈っているが、だんだん同じポジションを造成する人が減少し、利食いの注文、あるいはリスク回避、収益確定の損切りを置くこととなる。 そして、少しずつそれを執行していく。


 以上は短期の取引であり、損切りが全部執行され、また同じセンチメントが続くなら、またせっせとポジション作りとなる。

*長期的には、貿易赤字時代ではコンスタントにドル円を買い続ける参加者が、黒字なら売り続ける人がいて大きな流れをつくっていく

*最近、導入されたユーロドルの注文状況では、損切り買いが続いたがその通りユーロドルは12月8日-10日と3連続陽線となっている。

(高金利通貨の南アランドやトルコリラ円は100%近い人が買いから入るので、損切り売りが入りやすいが、その保有期間は長期から永久の人もいるので、ただちに下がらないこともある)

*各通貨ペアそれぞれ、微妙に注文状況の特徴違う。私もブログに書いているが、じっくりと自ら1,2年研究もして頂きたい。

*また他の需給情報のポジション比率、IMM投機筋ポジションもよく語られるがあまり実用的ではない。対外対内証券取引状況は殆ど役に立たない(為替の起きない、外貨取引、あるいは円-円取引が入っているから)

*以下最近の損切りの注文です。通貨ペア、日付確認後、お使いのチャートでその後(翌日あたり)の動きをチェックしてください

*これは雇用統計時

 

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FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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