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再送、国策のNISA、GPIFが心配、豪週間+中国週間、BOE、ECB

(先ほどの投稿で切れているところがありましたので再送いたします)

「再送、国策のNISA、GPIFが心配、豪週間+中国週間、BOE、ECB」

ドル円=99-104、ユーロ円=139-144、ユーロドル=1.35-1.40  

(今週の予定)豪週間+中国週間、BOE、ECB

5(月) 豪 住宅建設許可 中 HSBC製造業PMI  ユーロ圏 生産者物価  米 ISM非製造業景況指数 
6(火) 豪 貿易収支 RBA政策金利  ユーロ圏 サービス業PMI確報  英 サービス業PMI ユーロ圏 小売売上  加 貿易収支  米 貿易収支 加 Ivey購買部協会指数 
7(水) NZ 失業率 日銀金融政策決定会合議事要旨 豪 小売売上 中 HSBCサービス業PMI スイス 失業率  独 製造業受注  加 住宅建設許可
8(木)豪 新規雇用者数 失業率 中 貿易収支 独 鉱工業生産  スイス 消費者物価 BOE政策金利 ECB政策金利 加 住宅着工   米 失業保険申請件数 加 新築住宅価格 
9(金)中 消費者物価 生産者物価 独 貿易収支 独 経常収支 英 鉱工業生産  英 貿易収支 加 失業率 加 雇用者数変化


*例年通り新年度の円高が進んでいる。東京連休明けの5月7日(水)は連休中にたまった外貨需要もいったん出るので注意してほしいが、5月を過ぎればまた円高傾向となるだろう。
安倍政権がさらなる消費増税や原発再稼働、原発海外売り込みを進めれば円買いとなろう。

円売り要因としては6月のGPIF運用比率見直しで、日本株・外株への投資が増加することだが
日本の株式が今年は世界でも最も弱い市場の一つであることから見れば日本の株式投資
家は冷やかに見つめている。「NISA」「GPIF」など国策として掲げたものが失敗すれば、景気回復に水を差すこととなる。貿易赤字によって急激な円高は避けられているが、アベノミクスの停滞感は否めない。日銀は物価上昇に成功したといっているが増税、他の国民負担増加、便乗値上げを考えるといい物価上昇ではないだろう。株下げの物価高である。政府にとっては難しい局面にあるが、為替にとっては例年の決まりきった季節需給に基づく動きなので違和感はない。株下げに対しては幻滅である。

 さてGW中であるが、ドル円やクロス円で先週は長い上ヒゲ出ている。売り圧力を示している。一方ドルは各ペアでドル安方向へヒゲを出している。新年度の円買い、QE3縮小でも低下し続ける米金利。ユーロは低成長でもユーロは底堅い。膨大な米国の貿易赤字と膨大なユーロ圏の貿易黒字が背景にある。英国、豪、NZは景気が持ち直しつつある。いや主要国の景気はそれほどどこも大きな問題はない。それゆえに今年は昨年と比べ小動きとなっている。季節的要因に沿ってきめ細かく利食っていきたい。

今週は豪週間、中国週間のほかに、BOE、ECBの政策金利の決定がある。RBA、BOE、ECBいずれも現状維持だろう。RBAは景況感は少し良くなっているがインフレが落ち着いている。通貨高懸念は表明するだろう。BOEとECBは同じ据え置きでも景況感はBOEが強め、ECBが弱めとなるだろう。ただまだBOEは利上げ、ECBは量的緩和に向かうほどのものではない。

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FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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