野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

例年通りのGWの展開か、FOMC、米雇用統計、GDP、日銀、欧州CPI

  4/28(月)「例年通りのGWの展開か、FOMC、米雇用統計、GDP、日銀、欧州CPI」

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総括「例年通りのGWの展開か、FOMC、米雇用統計、GDP、日銀、欧州CPI」 
需給「例年通り」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常「間違ってはいけない」
ID為替「生保の2014年度外貨運用は」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
横浜湘南便り「サザンの天丼」

  ドル円=99-104、ユーロ円=139-144、ユーロドル=1.35-1.40
 
 日経インデックス4月25日東京引け4月18日からの変化(2008年=100)円99.9強し、ドル103.7強、ユーロ98.6強し、ドルインデックスIN NYBOT79.76弱し、CRB310.69弱し、原油100.6弱し、金1300.8強し、DOW16361.46弱し、日経平均ドルベ-ス東京引け140.99弱し、IMM円投機筋4月22日 円-67243(前週比+1473)、ユーロ+25774(前週比-1914)

1.(今週の予定)

28(月) 南ア休場(フリーダムデー)香港 貿易収支 米 中古住宅販売制約
29(火) 東京休場(昭和の日) NZ 貿易収支 英 GDP・速報値 独 消費者物価 米 消費者信頼感指数 米S&Pケース・シラー住宅価格指数
30(水) 日銀金融政策決定会合 日 外国為替平衡操作 鉱工業生産 「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」 NZ 住宅建設許可 仏 生産者物価 独 雇用統計 ユーロ圏 消費者物価指数 南ア 貿易収支 米 ADP全国雇用者数 加 GDP 米 GDP・速報値 米 シカゴ購買部協会景気指数 FOMC
1(木)中 製造業PMI、豪 1Q輸入物価指数 英 製造業PMI 米 チャレンジャー人員削減数  個人消費支出 新規失業保険申請件数  
  個人所得支出 ISM製造業景況指数  建設支出  
2(金)日 家計調査 失業率 有効求人倍率  マネタリーベース  豪 PPI  住宅建設許可件数  スイス SVME購買部協会景気指数 独 製造業 PMI ユーロ圏  製造業PMI 失業率 米 失業率 非農業部門雇用者数  製造業新規受注
3(土) 中 非製造業PMI、鉱工業生産 、小売売上

(来週の予定)

5(月) 豪 住宅建設許可 中 HSBC製造業PMI  ユーロ圏 生産者物価  米 ISM非製造業景況指数 
6(火) 豪 貿易収支 RBA政策金利  ユーロ圏 サービス業PMI確報  英 サービス業PMI ユーロ圏 小売売上  加 貿易収支 
    米 貿易収支 加 Ivey購買部協会指数 
7(水) NZ 失業率 日銀金融政策決定会合議事要旨 豪 小売売上 中 HSBCサービス業PMI スイス 失業率  独 製造業受注
    加 住宅建設許可
8(木)豪 新規雇用者数 失業率 中 貿易収支 独 鉱工業生産  スイス 消費者物価 BOE政策金利 ECB政策金利 加 住宅着工 
    米 失業保険申請件数 加 新築住宅価格 
9(金)中 消費者物価 生産者物価 独 貿易収支 独 経常収支 英 鉱工業生産  英 貿易収支 加 失業率 加 雇用者数変化 
 
2.総括「年通りのGWの展開か、FOMC、米雇用統計、GDP、日銀、欧州CPI

 GWに入った。夜みなとみらいを歩いていると、ホテルの殆どの部屋に灯りがともっている。稼働率が高い。消費増税でもあまり観光地の横浜の景気は落ち込んでいないようだが、投資マネーはリスク回避の流れで日経は下落、円買いにも繋がっている。株や外貨投資の新規ロングの勢いがなくなっている。輸出が先行しやすい新年度の円買い需要も効いている。まずは例年通りのGWあたりの推移である(昨年は黒田異次元緩和策でちょっと円高になる時期がずれたがやはりその後は円高・株安が進んだ)

 オバマ大統領訪日やウクライナ問題は前回述べた通り大きく為替に影響しかなった。ウクライナ問題は緊張が高まっているが先週のユーロは陽線であった。というか今年のユーロドルはここまで陽線である。

 さて今週は米国の3大イベントがある。1Q・GDP、FOMC、雇用統計である。1Q・GDP予想は前期比年率で+1.1%で前期の+2.6%より落ち込む。寒波の影響が出てくる。FOMCでは100億ドルの量的緩和縮小が予想されている。ただ量的緩和縮小でも多くの方が予想するドル高、米金利上昇とならずドル安、米金利低下となっている事実がある。4月米国雇用統計の予想は失業率が6.6%、非農業部門雇用者数が+21万人と強い。 米国はその他、ケース・シラー住宅価格指数、シカゴ購買部協会景気指数、ISM製造業景況指数などの発表がある。ツイッター、エクソン等の決算もある。

 日本は日銀金融政策決定会合や経済・物価情勢の展望リポートがある。黒田総裁は「日銀が掲げる2%の物価安定目標について、達成への道筋を着実にたどっている」と常々発言していることから、政策の変更はない。現状維持なら市場のポジションからも株下げや円高へ作用しよう。また増税での物価上昇なら、後々弊害が出るだろう。政府・日銀は所期の目標の一つ消費増税を勝ちとったので積極的な政策は手控えられるだろう。世界でも今年は最弱の日本株を気にしていないようだ。景気回復のエンジンであった円安・株高をないがしろにすれば今後の消費が落ち込む可能性は大きい。

 欧州は先週のPMIや独IFOは改善した。ドラギ総裁を始め、ECB当局者は常々「マイナス金利、量的緩和」に言及しているが、緊急性はないようだ。今週はCPIや欧州銀の決算がある。依然膨大な黒字を叩きだす貿易黒字もユーロを支えている。かつて危機騒動があった南欧諸国が次々と国債市場に復帰している。債務問題でのIMF・EUなどの対応の成功だ。英国はユーロ圏経済より今年は景気回復の速度が速くポンドも対ユーロで強含み推移している。成長見通しも上方修正されている。ただ貿易赤字国だけにすんなりと上昇するわけではない。

 オセアニア両国は今年は通貨番付のトップにいるが4月は弱い。ともに政府・当局の通貨高懸念がある。豪は1Q・CPIが予想を下回ったことで売られ始めてたが、元々今年は利下げ観測があっただけに、ゆっくりと見ていく必要がある。まずは現在の低金利の維持が主要政策であろう。ここのところ改善している雇用状況も注目したい。NZは先週は予想通り中銀が政策金利を3.0%引き上げた。ただ昨年と異なり、経済指標の強さがなく、主要輸出商品の乳製品の価格も下落している。IMFの「5%から15% NZドルは過大評価されている」とのリポートも効いている。個人的には長期のNZドルロングポジションのヘッジ売りを行っている。

 南アランドは先週弱かった。中銀が今年3月までの海外への資金流出は昨年を上回ったとのリポートを出したからだ。白金鉱山のストは賃金面で収まりつつあるのは好材料。また株価も年初来強い。5月7日は南ア総選挙である。与党ANCは支持率を落とすかどうか。ズマ大統領への信頼感はない。

3.需給「例年通り」

 これまでのリポートで申し上げた通り、新年度の輸出先行での円買いが進んでいる。また前回のリポートで申し上げた通り、GW前は円買いが進む。GW明けは休みにたまったドル買い需要で一時上昇するも、真夏に向かってまた円買い需要が続くのは例年通りであろう。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=4月15日-17日、4月11日-15日の上昇ラインを下抜く。7連続陽線の後、4連続陰線で、一目の雲の中から下へ落ちる。ボリバン下限は101円前半。102円割れから損切り売りが少々ある。4月24日-25日の下降ラインに沿う。5日線は下向いた。102.60以上に上ヒゲが並び売り圧力を示した。週足では3月31日週-4月7日週、12月30日週-3月31日週の下降ラインが上値抵抗。13年6月10日週-10月7日週の上昇ラインに近付いてきた。月足でも13年6月-11月の上昇ラインに近付いている。年足は07年-08年の下降ラインを上抜け、12年-13年の上昇ラインに沿っているが、今年はここまで陰線。

*ユーロドル=4月7日-8日、4月4日-7日の上昇ラインを下抜いていたが、先週は4月11日-17日の下降ラインを上抜いた。4連続陽線。ウクライナ問題がありながら底堅い。ボリバン中位よりやや上。5日線は上向く。週足は週足では6連続陽線の後、3週連続陰線であったが3月17日-24日週の下降ラインを上抜く。3月10日週-17日週の下降ラインが上値抵抗。2月3日週-3月31日週の上昇ラインが支持。月足は13年7月-9月の上昇ラインを下抜いたままだが、12月-1月の下降ラインを上抜いた。振れはあるが2月、3月は陽線、今月もここまで陽線。年足は12年-13年の上昇ラインに沿っている。

*ユーロ円=4月3日-4日の下降ラインを上抜いているがボリバン中位以上に伸びない。4月15日-16日の上昇ラインを下抜く。5日線は下向く。2月27日-4月8日の上昇ラインが支持。一目の雲の中。4月2日-3日の下降ラインが上値抵抗。週足は3月31日週の上ヒゲの長い足で下押し。2月3日週-3月3日週の上昇ラインを下抜いた。昨年11月4日週-2月3日週の上昇ラインが支持。
月足は昨年11月-12月の上昇ラインを下抜くが2月、3月は陽線。今月はここまで陰線。年足は08年-10年の下降ラインを上抜け、12年-13年の上昇ラインに沿う。
 
5.当局・円無常「間違ってはいけない」

 横浜ベイスターズは負けが込んでいる。試合を見ていても面白くない。昨年は負けていても、打ち返して期待を抱かせてくれたり思わぬ逆転で興奮したものであるが、今年は打線も沈黙している。投手陣は昨年同様に弱い。こうなれば中畑監督休養説など出てくるだろうが、それは違う。戦力増強をまったく行わなかったフロントの責任である。フロントが休養というか総入れ替えであろう。

6.ID為替「生保の2014年度外貨運用は」

 生命保険各社が明らかにした今年度の運用方針では、大手9のうち7社が、アメリカや、ドイツなどヨーロッパ各国の国債といった「外国債券」による運用を増やすとしている。各社が今年度1年間に増加を見込んでいる資産全体のうち、外国債券での運用を計画している規模は、明治安田生命が全体のおよそ40%に当たる3000億円程度としているほか、住友生命が数千億円、三井生命が500億円程度などとなっている。これは日銀の金融緩和策を背景に、各社が運用の中心としている日本国債の利回りが低下し、契約者に約束した利回りを確保することが難しくなっているため。ただ外国債券は、日本国債に比べて利回りが高い反面、為替の変動などによる損失のリスクが比較的高いとされていて、各社は外国債券のほかにも、成長が期待されるインフラ事業への融資など、運用先の多様化を進めることにしている。

7.リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、テロ、外為取引税(トービン税)、日中国交断絶、
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「サザンの天丼」

 久々に関内駅前の「天吉」で天丼。サザンの原さんのご実家。デザートはバラク・アイス。トイレではサザンの歌が流れています。濃い天ぷら。

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FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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