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安倍首相ウオール街へ、FOMC、イエレン議長、日銀、南ア中銀 日 貿易統計 NZ GDP 総選挙

9/18(月)「安倍首相ウオール街へ、FOMC、イエレン議長、日銀、南ア中銀 日 貿易統計 NZ GDP 総選挙」

総括「FOMC、イエレン議長、日銀、南ア中銀 日 貿易統計 NZ GDP 総選挙」
その他通貨「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常・需給「動いた税、笑った税」
ID為替「出生数は100万人割れ、100歳以上は急速に増え続ける」
リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
横浜湘南便り「今時 ホテルのジムの経営が悪化とは」

ドル円=109-114、ユーロ円=130-135 、ユーロドル=1.17-1.22

日経インデックス9月15日東京引け9月8日からの変化(2008年=100)円101.5弱強し、ドル120.2強し、ユーロ101.1弱し、ドルインデックス NYBOT 91.84強し、原油49.89強し、金1325弱し、DOW22268強し、日経平均ドルベ-ス東京引け180.09強し IMM円投機筋9月12日 円-57297(前週比+15648)、ユーロ+86058(前週比-10251)

1.(今週の予定)

18(月)東京休場(敬老の日) 中 70都市の新築住宅価格 ユーロ圏 消費者物価指数(HICP)・確報値 加 国際証券取引高 米 NAHB住宅市場指数 対米証券投資
19(火)RBA議事録 ユーロ圏 建設支出 ZEW景気期待指数 独 ZEW景気期待指数 加 製造業出荷 米 住宅着工件数 経常収支 輸入物価指数 建設許可件数
20(水)日 貿易統計 独 生産者物価指数 南ア 消費者物価指数 英 小売売上 米 中古住宅販売件数 FOMC  
21(木)日銀金融政策決定会合 南ア 政策金利 NZ GDP スイス 貿易収支 ノルウェー 中銀政策金利 米 新規失業保険 加 卸売売上 米 フィラデルフィア連銀製造業指数
   住宅価格指数 ユーロ圏 消費者信頼感
22(金)仏 製造業PMI サービス業PMI 独 製造業PMI サービス業PMI ユーロ圏 製造業PMI サービス業PMI 加 小売売上 消費者物価指数

(来週の予定)

25(月)ヨハネスブルグ休場(伝統文化継承の日の振替休日) 独 Ifo景況感指数 
26(火)日銀金融政策決定会合議事要旨(7月19・20日開催分) NZ 貿易収支 ANZ企業景況感 仏 企業景況感 米 新築住宅販売件数 リッチモンド連銀製造業指数
27(水)仏 消費者信頼感指数 米 耐久財受注 中古住宅販売保留件数指数
28(木)RBNZオフィシャル・キャッシュレート ユーロ圏 経済信頼感 消費者信頼感・確報値 南ア 生産者物価指数 独 消費者物価指数・速報値 米 卸売在庫 個人消費・確報値
    GDP・確報値 新規失業保険申請件数 メキシコ 政策金利 
29(金)日 失業率 有効求人倍率 全国消費者物価指数 東京都区部消費者物価指数 鉱工業生産・速報値 NZ 住宅建設許可 英 GfK消費者信頼感 仏 消費者物価指数 独 雇用統計
   ノルウェー 失業率 英 経常収支 消費者信用残高 GDP・確報値 ユーロ圏消費者物価指数(HICP) 加 GDP 米 個人消費支出 個人所得 米 コアPCEデフレーター
    シカゴ購買部協会景気指数 ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
30(土)中 製造業PMI 非製造業PMI


2.総括「FOMC、イエレン議長、日銀、南ア中銀 日 貿易統計 NZ GDP 総選挙」

*円「通貨8位、株価13位、黒田総裁 貿易統計 日銀金融政策決定会合」

 10月には衆院選挙が行われるようだ。また安倍首相は今週NY入り、国連で演説、ウオール街で日本のセールスを行う。

 日銀金融政策決定会合では短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%程度に誘導する金融緩和策を維持する公算が大きい。緩和長期化に反対してきた審議委員が交代し、決定は約3年ぶりに全員一致となる可能性がある。日銀は7月にまとめた経済・物価情勢の展望(展望リポート)で、2%の物価目標の達成時期について「2019年度ごろ」へと1年先延ばしした。ただ国内景気は緩やかに拡大しており、物価の上昇幅は徐々に高まっていくとの見方は変えていないもようだ。日銀の8月の企業物価指数によると、国内企業物価指は前年比で2.9%上昇し、前月の同2.6%上昇からプラス幅が拡大した。上昇率は消費増税の影響を除いたベースで2008年10月(同4.5%上昇)以来の大きさとなった。前年と比べた原油などの国際商品市況の上昇や、中国の需要増加などが押し上げ要因。国内企業物価が前年比で上昇するのは8カ月連続。前年と比べた原油など原材料価格の上昇を反映し、石油・石炭製品や非鉄金属、電力・都市ガス・水道などが押し上げに寄与した。
 7-9月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数はプラス5.1となった。プラスは2四半期ぶりで、製造業の改善がけん引した。
 製造業はプラス9.4。自動車、スマートフォン向けの電子部品を製造する情報通信機械器具や、半導体製造装置の需要が増えた生産用機械器具の景況感が改善した。非製造業もプラスに転じ、建築需要やインフラ関連工事が増加した建設業の好調が目立つ。財務省は「緩やかな回復基調が続いている」と判断している。
 一方、中小企業全産業はマイナス6.5だった。大企業全産業の見通しは10-12月期がプラス7.5、2018年1-3月プラス5.6。
 景況判断指数は、自社の現在の景況が前期と比べて「上昇した」と回答した企業の割合から「下降した」と答えた割合を差し引いた値。8月15日時点で調査した。
 今週は8月貿易統計の発表がある。予想は939億円の黒字。輸出の予測は前年比プラス14.7%、輸入は同プラス11.8%。

*米ドル「通貨最下位、株価(NYダウ)7位、FOMC イエレン議長 税制改革」

 8月消費者物価指数(CPI)は、総合指数が前月比0.4%上昇と、予想の0.3%を上回り、7カ月ぶりの大幅な伸びとなった。FRBが今週の会合で4兆2000億ドル規模の米国債や住宅ローン担保証券(MBS)の保有資産を縮小し始める旨を発表するとみている。労働市場がほぼ最大雇用状態であるにもかかわらず物価上昇圧力が弱いことで、今年3度目となる利上げは12月まで待つとの見方が大勢だ。
 一方ゴールドマン・サックスは3Q成長率見通しを1.6%とし、予想の2.0%から下方修正した。ハリケーン「ハービー」が企業活動に影響している兆候がみられることが背景。ハービーによる深刻な被害を被ったテキサス州での企業活動の回復に伴い、軟調な状況の一部は4Qには好転するとの見通しを示した。
 アトランタ地区連銀の経済予測モデル「GDPナウ」によると、3QのGDP伸び率見通しは年率2.2%。8月の鉱工業生産と小売売上高が予想外に軟調だったことを受け、8日時点の予想(3.0%)から下方修正された。またバークレイズは15日、3QGDP伸び率見通しを年率2.0%とし、従来の2.8%から下方修正した。
 また先週ドルを引き上げた要因の一つに、税制改革議論の進展があった。ライアン米下院議長は、議会の歳入委員会や財政委員会、およびトランプ政権の総意を反映した税制改革案の概要を来週にも提示できるとの見解を示した。「9月25日の週に歳入および財政委員会や政府のコンセンサスを反映する概要が公表される」とし、「その後、これら税制担当委員会がフィードバックや意見を精査し、数週間後に法案を策定する」と語った。


*ユーロ「通貨2位 株価(独DAX)11位。10月まで出口戦略への発言が続くだろう

 対ドルでは9月8日のボリバン上抜き長い上ヒゲで抑えられている。ポンド急騰で対価として売られているところもある。対円では上昇した。ラウテンシュレーガーECB専務理事は、底堅い景気拡大と低金利によりユーロ圏のインフレ率はいずれ目標水準に到達するとし、資産買い入れ策を縮小すべき時だとの見解を示した。ECBは来年1月からの債券買い入れ縮小について来月発表するとみられているが、市場の混乱とユーロ高を招くことへの懸念から、いかなる決定にコミットすることにも慎重になってきた。ラウテンシュレーガー理事は市場との対話に慎重になる必要があることを認め、「われわれは出口政策に関して市場がヒントを得られるようにしなければならない」と指摘。「その一方で、あいまいな考えで混乱させてはならない」と語った。
 さらにワイトマン独連銀総裁は、ユーロ圏がデフレに陥る可能性がほぼ消え、ECBが大規模な資産買い入れを行う根拠は無くなったとして、刺激策を縮小すべきとの認識を示した。
金融緩和政策は低インフレのためなお必要で、ECBの緩和政策は長期間続くと予想。そのうえで、「アクセルを踏む力を緩める」べきと訴えた。緩和的な金融政策には副作用があり、金融安定を脅かす恐れもあると指摘。金融市場全体の安定性維持に向けたマクロプルデンシャル手段が防御の第一線であっても、考慮すべきと語った。
 さて今週はドラギ総裁の講演やZEW景気期待指数、生産者物価指数、製造業PMI サービス業PMIなどに注目したい。


*英ポンド「通貨4位、株価は14位、利上げ示唆続く」  

 英ポンドは年間順位を先週8位から一気に4位へと押し上げた。英中銀は、政策金利を0.25%に据え置くことを決定した。利上げについては、経済が引き続き成長してインフレ圧力が高まり続ければ、「今後数カ月」に実施する必要があるとの見解を示した。
据え置きの決定は7対2だったが、目標を上回るインフレ率への忍耐は低下しつつあり、すべての委員が市場の予想より早期に利上げする可能性があると考えていることが示された。
 中銀は「経済が継続的な緩みの縮小や基調インフレ圧力の段階的な上昇の見通しと一致する経路をたどるなら、今後数カ月での一定の金融刺激策縮小は適切となる可能性があると、過半数の委員は判断した」と説明した。
 カーニー総裁は、利上げの可能性が「確かに高まった」との認識を示した。金融政策委員会のブリハ委員は、「今後数カ月以内に利上げが必要になるかもしれない。最近まで、控えめな成長や基調インフレ圧力が抑制されていることを考慮すれば、金融政策の適切な対応は忍耐強くあることだと考えていた」とした上で、「しかし、データの推移は、政策金利の引き上げが必要かもしれない瞬間に近づいていることを次第に強く示唆している」と指摘。「緩みの縮小、賃上げ圧力の増大、家計支出の拡大、世界経済の力強い成長といったデータの傾向が続けば、政策金利の引き上げに適切な時期は、早ければ数カ月以内かもしれない」と述べた。ただ、英国がEUを離脱する2019年が迫ってくれば、経済への影響がこれまで以上に強まるリスクは残っているとも指摘。「その場合は金融政策が適切に対応する」とも述べた。
 今週は8月小売売上の発表がある。

*人民元「通貨7位、株価12位、小売、鉱工業生産冴えず」

 8月小売売上高は3兆330億元だった。名目伸び率は10.1%増と、予想の10.5%に届かなかった。7月の10.4%から減速し、2017年1-2月の9.5%)以来の低水準だった。1-8月累計は23兆2308億元と、前年同期比で10.4%増えた。消費分類別では、8月は外食・ケータリングが10.7%増の3360億元だった。商品販売は10.1%増の2兆6970億元で、うち高額商品7.5%増の1兆2400億元。消費高度化商品の販売が快調に増え、スポーツ・レジャー用品と通信機器の伸び率はそれぞれ14.9%、12.2%に達した。 一方、1-8月のネット通販売上高は4兆2511億元と、前年同期比34.3%増えた。
 8月鉱工業生産は前年同月比で6.0%増え、伸び率は予想の6.4%に届かなかった。7月の6.4%から減速し、2016年12月の6.0%以来の低水準だった。1-8月累計は前年同期比で6.7%増えた。
米当局者は12日、年内に予定されるトランプ米大統領の初の中国訪問について、11月の可能性が高いと述べた。習近平国家主席との首脳会談では、核・ミサイル開発で国際社会への脅威となっている北朝鮮の問題や米中間の貿易不均衡是正が主要議題となる。
 さてトランプ大統領は11月、フィリピンで開かれる東アジアサミットと米・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議やベトナムでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席する。アジア歴訪の中で中国も訪れる可能性が高い。トランプ大統領は、北朝鮮と経済面で強いつながりを持つ中国に対し、制裁の厳格な履行などによって北朝鮮への締め付けを強めるよう訴え続けている。貿易不均衡では米国の対中赤字削減策でこれまで目立った進展はなく、両国間の大きな対立要因となっている。

3.「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」

*豪ドル「通貨は3位、株価15位、RBA議事録公表とロウRBA総裁の講演」

 今週はRBA議事録とロウRBA総裁の講演がある。8月雇用統計では、就業者が前月比5万4200人増と、2015年10月以来ほぼ2年ぶりの大幅な伸びを示した。予想は1万5000人増だった。就業者数はこれで11カ月連続で増加しており、連続増加期間としては過去23年間で最長だ。失業率は5.6%。求職者の増加を背景に横ばいとなった。雇用は年2.7%のペースで増加。米国の1.4%を上回っている。この6年間、米雇用の伸びは年2.3%より高かったことはない。労働参加率は65.3%で、予想を上回り、2012年9月以来の高水準を記録した。信頼感の高まりの兆候と言えるが、同時に、労働力の供給が拡大することで賃金の上昇率が抑えられる可能性がある。雇用の伸びの加速は家計の収入が増えることを意味するとはいえ、恐らく、賃金の急激な増加にはつながらないのではないかとの見方が多い。
 ただ最大貿易相手国の中国の8月鉱工業生産や小売売上は予想や前月を下回った。

*NZドル「通貨9位、株価7位、GDPに総選挙」 

 2Q製造業売上に続き、8月企業景況感も上昇し、また総選挙前の支持率で一時国民党がリードしたこともあってNZドルは堅調推移した。ただ選挙戦はまだ流動的でどちらに傾くかわからない。世論調査でも一喜一憂する相場推移となっている。また今週は2Q・GDPの発表もあり、予想は前年比2.5%増とまずまずである。労働党が政権につけばTPPは参加するが外国人の中古住宅購入は制限するようだ。今週はまた2Q・経常収支の発表があり、予想はGDP比-3.1%である。財政黒字だが、格付けの高さと金利の高さで海外からのNZ国債の購入が増加し利払いの赤字が経常赤字を生み出しているが中味は健全である。財政が不安でなく、海外からの投資資金増による経常赤字で問題はない。さて総選挙は23日、中銀総裁交代は26日となっている。
 ウィラー総裁の任期終了後、スペンサー副総裁が来年3月18日まで総裁代行を務める。総選挙後に財務相が中銀理事会の意見を基に次期中銀総裁を指名する。スペンサー副総裁は総裁に就く意向はないが、ベスキャンド副総裁は地元メディアに総裁就任を目指すと表明。マクダーモット総裁補佐も総裁候補だろうと指摘されている。

*南アランド「通貨10位 株価8位、CPIと政策金利」 

 先週は円が最弱で安かったが、南アランドも対ドルで安く、ランド円の上昇はわずかであった。2Q経常赤字が拡大したことや7月小売売上が予想を下回ったこともある。また年初から堅調であった、南ア産出の工業資源価格が先週は下落したこともある。2QGDPではリセッションを免れたが、その後の経済指標が弱かった。8月の企業信頼感指数は89.6で、1980年代半ば以来の低水準に低下した。輸出入の落ち込みが響いた。7月は95.3だった。インフレは低下し4.6%まで低下したが、今週発表される8月CPIが予想通りの4.9%へ上昇すれば利下げは見送られるだろう。難問山積はまだあり中銀の独立性などを今頃議論されていることも不安を醸し出している。次期ANC党首は誰になるか、さらなる格下げはあるのか。ここまでランドを支えてきた資源高と貿易黒字が消え去ればさらに南アは危うくなる。

*トルコリラ「通貨11位、株価は最強、高成長、高金利だが貿易・経常赤字」 

 通貨は上昇したが株価は下落した。2Q・GDPは前年比5.1%増加し、予想の5.3%増をやや下回った。前期比では2.1%増加した。1Q・GDPは5.2%増と、当初発表の前年比5%増から上方改定された。2016年は3.2%増と、当初発表の2.9%増から上方改定された。シムシェキ副首相は声明で「3Qに関する先行指標は、力強い経済成長が継続し勢いが増していることを示している」と指摘した。ゼイベクジ経済相は、3Qの成長率は7%を上回る、と指摘。通年では5.5%を突破し目標の4.4%を達成できると述べた。
 トルコ中銀は、主要政策金利を3回連続で据え置いた。エルドアン大統領から借り入れコスト引き下げに向けた圧力が続いているものの、予想以上に上昇しているインフレ率をにらみ据え置きを決定した。
中銀は後期流動性貸出金利を12.25%に据え置き、1週間物のレポ金利も8%に維持。翌日物貸出金利は9.25%に、翌日物借入金利は7.25%にそれぞれ据え置いた。
中銀は声明で「インフレ率の高止まりやコアインフレ指標の動きは価格決定動向にリスクを及ぼす」との認識を示した。8月の消費者物価指数(CPI)は輸送費などの上昇に押し上げられ、前年同月比で10.6%上昇した。2桁台の上昇となるのは過去8カ月中6回目。
 また7月の経常赤字は51億2100万ドルで、6月の38億200万ドルから拡大した。予想の52億7100万ドルは下回った。 2016年の経常赤字は326億500万ドルだった。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=「ボリバン下限下抜きから一気に上限上抜き止まる」 

日足、ボリバン下限下抜きからの回復が速かった。9月1日-5日の下降ラインを上抜き上昇、ボリバン上限上抜きでは上昇ストップ。ただまだボリバン上限近い。9月8日-15日の上昇ラインがサポート。
5日線上向き。
週足、ボリバン下限下抜きから回復。7月10日週-8月28日週の下降ラインも上抜く。雲中へ。週のボリバン中位。9月4日週-11日週の上昇ラインがサポート。
月足、17年1月-7月の下降ラインが上値抵抗。今年は110円以下で下ヒゲを出す月が多くサポートされる。16年11月-17年6月の上昇ラインも上値抵抗。
年足、12年-13年の上昇ラインを下抜く。16年は陰線。17年も陰線スタート。15年‐16年の下降ラインに沿う。13年‐16年の上昇ラインがサポート。

*ユーロドル=「ボリバン上限上抜き上ヒゲから下落も一服」

日足、9月8日のボリバン上限上抜けの長い上ヒゲから下落。ただ先週金曜日は9月8日-13日の下降ラインを上抜ける。9月14日-15日の上昇ラインがサポート。ボリバン上位。5日線まだ下向き。
週足、7月31日週-8月14日週の下降ラインを上抜き再びボリバン上限に近づく。8月14日週-21日週、7月3日週-10日週の上昇ラインがサポート。
月足、6か月連続陽線もボリバン上限超えでは一服したが今月もここまで陽線。17年4月-5月、3月-4月の上昇ラインがサポート。11年5月-14年5月の下降ラインが上値抵抗。
年足、14年から3年連続陰線、今年は陽線スタート。14年‐15年の下降ラインは上抜く、00年‐01年の上昇ラインがサポート。11年-14年の下降ラインが上値抵抗。

*ユーロ円=「一時ボリバン上限上抜け」

 日足、9月13日-14日の下降ラインを上抜け、ボリバン上限を超えるも、先週末引け値はほぼボリバン上限。9月8日-15日の上昇ラインがサポート。5日線上向き。
週足、7月31日週-8月7日週の下降ラインを上抜く。8月21日週-28日週の上昇ラインは下抜け。8月14日週-21日週の上昇ラインがサポート。ボリバン上限。
月足、5か月連続陽線。今月も陰線スタートから陽転。17年4月に長い下ヒゲを残し16年12月-17年1月の下降ラインを上抜ける。08年7月-14年12月の下降ラインが上値抵抗。17年6月-7月の上昇ラインを下抜く。16年6月-17年4月の上昇ラインがサポート。ボリバン上限近い。
年足、2年連続陰線。今年は漸く陽転。12年‐16年の上昇ラインがサポート。15年‐16年の下降ラインを上抜く。08年-15年の下降ラインが上値抵抗。

5.当局・円無常・需給「動いた税、笑った税」

 現在 出国者から徴収する「出国税」が検討されている。よくもいろんな税金を考えるものだ。人が動けば税金だ。将来「動いた税」「笑った税」なども提案されるだろう

6.ID為替「出生数は100万人割れ、100歳以上は急速に増え続ける」

厚生労働省によると2016年の出生数は97万6978人と統計開始以来はじめて100万人を下回った。出生数から死亡数を差し引いた「自然減」も最大の減少幅となり、人口減が進んでいる。
 100歳以上の高齢者は全国で6万7824人に上り、20年間で約6.7倍も増えたことが分かった。100歳以上の高齢者は、調査が始まった1963年は全国でわずか153人。その後、年々増え続け、98年に初めて1万人を突破。5年後の2003年に2万人を超え、07年に3万人、09年に4万人、12年に5万人、15年に6万人を超えた。25年には13万3千人、35年は25万6千人、50年には53万2千人に上ると予測している。

7.リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大  ドル円=50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超
円安-(短期は自由奔放、長期はこれで) 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FSIG FX湘南投資グループ 代表 
野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「今時 ホテルのジムの経営が悪化とは」

 史上最高の外国人観光客の来日、高齢者のジム通い急増という空前絶後のホテル好景気の
中で私の通っているホテルのジム経営が悪化したとの驚きの通知がホテルから届きました。
ああ また別のジムを探さないといけません。どこか横浜でいいところないでしょうか。
市中のジムのセントラルフィットネスクラブの株価は4倍になっているのに、総論OK、個別は?ということでしょうか

買いたいものは売ってくれない、興味のないものを販売促進してくる  証券会社

「買いたいものは売ってくれない、興味のないものを販売促進してくる  証券会社」

*買いたいもの
 
  ジャンク債 COCO債  日生劣後債 ドルで4%

 売ってくれなかったり50万ドル相当からと金額をしばってくる


*興味ないものを売ってくる

 日本郵政株売り出し

国民が豊かになれなければ円高、法人企業景気予測調査

9/11(月)「国民が豊かになれなければ円高、法人企業景気予測調査」

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総括「短観モドキ、中 小売 トルコGDP 豪 雇用 英・トルコ 政策金利 米 CPI ミシガン」
その他通貨「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常・需給「メキシコM8.1」
ID為替「賃金上昇、これが英米の狙いか」
リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
横浜湘南便り「ゆったり」

ドル円=106-111、ユーロ円=127-132 、ユーロドル=1.17-1.22

日経インデックス9月8日東京引け9月1日からの変化(2008年=100)円102.8強し、ドル119.6弱し、ユーロ102.1強し、ドルインデックス NYBOT91.32強し、原油47.48強し、金1351強し、DOW21797弱し、日経平均ドルベ-ス東京引け178.8弱し IMM円投機筋9月5日 円-72945(前週比-4421)、ユーロ+96309(前週比+9790)

1.(今週の予定)

11(月)日 機械受注 第3次産業活動指数 ノルウェー 消費者物価指数 トルコ GDP 加 住宅着工件数
12(火)豪 NAB企業信頼感 スウェーデン 消費者物価指数 南ア 経常収支 英 生産者物価指数 消費者物価指数 小売物価指数
13(水)日 法人企業景気予測調査 企業物価指数  スウェーデン GDP 英 失業率 ユーロ圏 鉱工業生産 南ア 小売売上 米 生産者物価指数 
14(木)日 鉱工業生産・確報値 英 RICS住宅価格 豪 雇用統計 中 小売売上 鉱工業生産 仏 消費者物価指数 スイス 政策金利 スウェーデン 失業率 英 小売売上 BOE 政策金利 BOE議事録 トルコ 政策金利 加 新築住宅価格指数 米 新規失業保険申請件数 消費者物価指数
15(金)NZ 企業景況感 トルコ 失業率 ユーロ圏 貿易収支 米 NY連銀製造業景況指数 小売売上 鉱工業生産 設備稼働率 企業在庫 ミシガン大消費者信頼感指数 

(来週の予定)

18(月)東京休場(敬老の日) ユーロ圏 消費者物価指数(HICP)・確報値 加 国際証券取引高 米 NAHB住宅市場指数 対米証券投資
19(火)RBA議事録 ユーロ圏 建設支出 ZEW景気期待指数 独 ZEW景気期待指数 加 製造業出荷 米 住宅着工件数 経常収支 輸入物価指数 建設許可件数
20(水)日 貿易統計 独 生産者物価指数 南ア 消費者物価指数 英 小売売上 米 中古住宅販売件数 FOMC 政策金利 
21(木)日銀金融政策決定会合 SARB 政策金利 NZ GDP スイス 貿易収支 ノルウェー 中銀政策金利 米 新規失業保険 加 卸売売上 米 フィラデルフィア連銀製造業指数 米 住宅価格指数 ユーロ圏 消費者信頼感・速報値
22(金)仏 製造業PMI サービス業PMI 独 製造業PMI サービス業PMI ユーロ圏 製造業PMI サービス業PMI 加 小売売上 消費者物価指数

2.総括「短観モドキ、中 小売 トルコGDP 豪 雇用 英・トルコ 政策金利 米 CPI ミシガン」

「通貨5位、株価14位、国民が豊かになれなければ円高、法人企業景気予測調査」

 ただでさえ貿易黒字化での円高が続いているが、さらに消費増税による円高の波が近いうちに訪れそうだ。自民党の宮沢洋一税制調査会長や岸田文雄政調会長が、2019年10月に予定されている消費税率10%への引き上げを示唆した。これで可処分所得が減少すれば、消費の減少、輸入の減少、貿易黒字の増加で円高となる。既に可処分所得減少を導くマイナス金利があるだけに二重の中長期的円高要因となろう。
 また4-6月期のGDP2次速報が大きく下方修正されたことも直近のリスクオフの円高要因となった。今週も法人企業景気予測調査があるので景況感や設備投資をチェックしたい。
北朝鮮問題や需給に影響しない米国の経済指標は短時間で一喜一憂するに留め、貿易需給や長期資本の変化を把握していきたい。

*米ドル「通貨最下位、株価(NYダウ)7位、順当なドル安継続 ニュースの中から需給関連をピックアップ」

 順当に日々20億ドル強のドル売り玉を出しながら、2度の利上げにも影響されずドルは下落、通貨番付最下位争いをしていたトルコリラにも離され、最下位一人旅を続けている。
ベージュブックや各地区連銀総裁らはインフレ率が目標を下回っていることを踏まえ、緩やかな利上げを示唆している。為替需給に関係のない経済指標や利上げ、利下げ観測でのドル相場の動きは一時的で
すぐに貿易収支本位為替に戻っていく。税制改正も為替には関係がないが、再びHIA(本国投資法)実施で、例年よりリパトリ玉が増えるならドルは上昇しよう。非常に多くある為替関連とみられるニュースの中から為替需給に関連するものをピックアップして取引したい。雇用統計も一時的なものだ。
 ただドル安で、インフレも穏やかであり、株価が強い米国は投資家にとっては垂涎者だ。米国は戦後一貫してこの道を、日本は逆の道を歩んできた。その原動力は貿易収支である。日本の政策も、可処分所得を減少させるマイナス金利ではなく、バランスのとれた貿易政策をとるべきではないだろうか。原発停止を宣言して円安・景気回復を導いた菅元首相のように(?)。

*ユーロ「通貨2位 株価(独DAX)12位。今週は上ヒゲから。鉱工業生産 貿易収支あり」 

 年内の米追加利上げ観測が後退したことと、ドラギECB総裁が為替相場をけん制できなかったことで、ユーロドルは2015年1月以来の高値を記録した。 またECBが7日の理事会で資産買い入れ縮小の必要性で合意したとの報道もユーロを押し上げた。関係筋の情報によると、ECB当局者は資産買い入れの月間400億ユーロあるいは200億ユーロへの縮小、延長期間を6カ月あるいは9カ月とする可能性など、4つの選択肢を討議した。
 7月ユーロ圏小売売上高は、前月比0.3%減少した。予想は0.2%減だった。繊維製品、衣料品、靴の売上高は増加した。国別では、ドイツの売上高が特に減少した。前年比では2.6%増となり、予想の2.5%増をやや上回った。6月の小売売上高は前月比0.6%増、前年比3.3%増に改定された。改定前はそれぞれ0.5%増、3.1%増だった。指標が改善すれば、安定した貿易黒字もあり ユーロは下落しにくい。
 ドイツ連邦議会(下院)選挙を前に、メルケル首相と挑戦者のシュルツ・ドイツ社会民主党(SPD)党首がテレビ討論会を行った。翌日の国内メディアは、シュルツ氏が逆転のチャンスを生かせず、メルケル氏が4選にさらに一歩近づいたとの見方を報じた。過去3カ月の世論調査では、メルケル氏が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の支持率がSPDの支持率を10ポイント以上リードしている。テレビ討論会は、シュルツ氏にとって逆転のチャンスとされていたが、世論調査では、軍配はメルケル氏に上がった。
 今週は鉱工業生産、貿易収支の発表あり。

*英ポンド「通貨8位、株価は13位、英中銀理事会、利上げ派は増えるか」  

 今週はBOE 政策金利 BOE議事録、PPI、CPI、小売物価指数 失業率 RICS住宅価格 小売売上 と重要指標が多い。利上げ支持派が前回の2人(ソーンダーズ委員、マカファーティー委員)から増えれば、ポンドのショートポジションが一部巻き戻される可能性がる。ハルデーン理事は6月、自身が今年下半期の利上げを支持する公算が大きいと発言。これを受け、ポンドは上昇したが、先月最初の発言機会ではタカ派的なトーンを示さず、ポンドが売られた。ハルデーン理事が利上げに賛成票を投じない場合、次回11月2日の会合に注目が集まる。9月4日に委員となったラムズデン委員は、金利据え置きを主張する見通しだ
 英中銀の調査ではEU離脱を決定した昨年の英国民投票後の物価上昇にもかかわらず、英国民のインフレ率予想は5月の前回調査時とほぼ同水準であることが示された。それによると、今後1年のインフレ率予想は2.8%と、5月の前回調査時から変わらなかった。今後2年では2.7%と、前回の2.8%からやや低下した。今後5年では3.4%と、前回の3.3%から若干上昇した。
調査では、向こう12カ月間に金利は現在の水準にとどまる可能性があるとの回答は全体の32%に上った。前回調査時は31%だった。利上げを見込むとの回答は42%で、前回と同じだった。

*人民元「通貨7位、株価10位、CPI上昇、輸入が増加、元高懸念の声もあり」

 8月CPIは前年同月比で1.8%上昇した。予想は1.6%上昇。7月は1.4%上昇だった。PPIは前年同月比で6.3%上昇した。予想は5.7%上昇。7月は5.5%上昇。これにより短期金利の上昇、人民元高、株価下落が懸念される。
 8月ドル建て輸出、前年比+5.5%(予想:+6.0%)、ドル建て輸入、前年比+13.3%(予想:+10.0%)収支は419.9億ドルの黒字(予想:486.0億ドルの黒字)となった。輸入は予想を上回る増加となり、引き締め政策にもかかわらず景気が健全なペースで拡大していることを示した。一方で輸出は前月から伸びが鈍化した。対米貿易黒字は262億3000万ドルと、前月の252億ドルから拡大した。1-8月の対米貿易黒字は1680億6000万ドル。力強い輸入データは下半期の内需が予想より立ち直りが早く、緩和的な金融政策が弱まる可能性がある。一方、輸出の伸び率はマイナスを記録した2月以降で最低となったが、世界的な需要がなお底堅いことから鈍化が続くとはみられていない。8月は利益率が高いとされる電子機器の輸出が7.4%増加した反面、繊維製品や衣料が1桁台の減少を記録した。
 人民元については政策当局は、10月の共産党大会を前に人民元高について懸念を示し始めた。「元安より元高のほうがいいが、上昇ペースが速すぎてはならない。国内企業にとり好ましくないからだ」と述べた。ただ米国から新たに批判されることへの懸念から、介入により元安に持ち込む可能性は少ないという。
 今週小売売上、鉱工業生産の発表がある。

3.「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」

*豪ドル「通貨は3位、株価15位、豪ドルの秋 、政策金利は据え置き、貿易黒字続く」

 政策金利は据え置かれた、豪ドル高がインフレ抑制効果を持つためだ。2Qの設備投資、建設支出、賃金の伸びは改善した。
 2Q・GDPはほぼ予想通り。今年は通貨が強いが株価は弱い。豪ドル高に対しての口先介入続く。7月中国の小売、鉱工業生産は弱かったが、製造業PMIは改善。2Q・CPIは予想を下回り、インフレターゲット下限以下となった。鉄鉱石価格は反発している。小売売上、貿易面では改善しファンダメンタルズはまずまずである。ムーディーズが銀行を格下げ。首相支持率は低下継続。

*NZドル「通貨10位、株価7位、政権交代観測が重し」

 弱い動きが続いている。7月から始まった通貨高懸念に加え政権交代観測も重しとなっている。総選挙(一院制、任期3年)が今月23日、実施される。中道左派の野党・労働党が女性のジャシンダ・アーダーン党首の人気を追い風に、4期目を目指す中道右派の与党・国民党を急速に追い上げ、大接戦を演じている。アーダーン氏は8月上旬、リトル党首が支持率低迷の責任を取り辞任したのに伴い、新党首に就任したばかり。「子供たちを貧困から救う」「教育に革命を起こす」と力強く語る姿が、瞬く間に多くの国民の心を捉えた。
 一部の世論調査では、労働党支持率は43%に急上昇。国民党は41%に低下し、「ジャシンダ効果」で与野党の支持率が11年ぶりに逆転した。イングリッシュ首相は危機感を募らせ、国民党は2008年から政権を担い、好景気を生み出してきたと実績を必死に訴えている。またNZ中銀総裁は9月26日に退任する。
 ただ2Q-製造業売上高(前期比)は前回+2.8%のところ+3.9%となった。2Q小売売上も改善しているのでファンダメンタルズが弱いわけではない。9月5日の乳製品大手のオークションでは3回ぶりに価格が上昇した。3323ドルで前回より0.3%の上昇となった

*南アランド「通貨9位 株価8位、リセッションは免れるが、企業信頼感指数弱い」 

 2Q・GDPはリセッションを免れランドは対ドルで買われるが、円がさらに北朝鮮問題によるリスクオフで買われ、先週のランド円は下落した。8月の企業信頼感指数は89.6で、1980年代半ば以来の低水準に低下した。輸出入の落ち込みが響いた。7月は95.3だった。南ア経済は6月にリセッションから脱却したが、政治スキャンダルや政策に対する不透明感から投資家心理は改善していない。
 来週はCPIと政策金利の決定の重要週。7月CPI低下で追加利下げ観測が浮上している。また裁判所により中銀の独立性が維持されたことは好感された。南アランドを支える貿易収支は7月も黒字となった。自動車販売も好調。12月のANC党首選延期観測が浮上しているが理由はズマ派が不利な状況にあるという。

*トルコリラ「通貨11位、株価は最強、トルコ週間(GDP、政策金利、失業率)」 

1Q・GDPは5.0%、今週の2Q・GDPは5.3%、政府の3Q・GDP予想は7.5%と力強い成長を続けている。為替は対ドルでは年初来で3.3%の上昇。ただ対円では4.68%の下落である。これは貿易黒字国と赤字国の差が出ている。株価は年初来40%の上昇と強い。通貨安を反映している。7月の鉱工業生産が前年比14.5%となったことも3Q・GDPを押し上げる要因だ。

また今週は政策金利決定があるが、8.0%で据え置きとなる見込み。エルドアン大統領からの利下げ圧力があるが、インフレが10%以上では利下げもできない。8月CPIは、前年同月比で10.68%の上昇となり、上昇率が2桁台に戻った。教育と輸送の価格はそれぞれ前月比2.79%と2.05%上昇した。食品・飲料の価格は下落した。エネルギー、食品、飲料、たばこを除いたコアCPIは前年比10.16%上昇だった。
7月CPIは前年同月比で9.79%の上昇となり、6カ月ぶりに1桁台に減速していた。また失業率の発表もあるが二桁台が続いている。8月は一時32円に乗せたが、9月は北朝鮮リスクもあり、31円半ばへと下落している。
 対外問題ではメルケル独首相は社会民主党シュルツ党首との討論会で、トルコのEU加盟に関する協議の打ち切りを求める意向を表明した。トルコは過去1週間に「政治的な理由」でドイツ人を新たに2人拘束。ドイツ政府が強く反発していた。トルコで拘束されているドイツ人政治囚は計12名に上り、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国である両国の関係はかつてなく冷え切っている。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=「再びボリバン下限下抜くも戻りが遅い」 

日足、またもやボリバン下限を下抜く。107.30からリバウンドもボリバン下限下抜きで先週終わる。9月7日-8日、9月1日-7日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き。
週足、4月17日週-6月12日週の上昇ラインを下抜く。ボリバン下限へ。7月10日週-8月14日週の下降ラインでもみ合うも最後は下落。雲の下へ、ボリバン下限下抜き。
月足、17年1月-年7月の下降ラインが上値抵抗。サポートの17年4月-6月の上昇ラインを下抜く。16年6月-11月の上昇ラインがサポート。
年足、12年-13年の上昇ラインを下抜く。16年は陰線。17年も陰線スタート。15年‐16年の下降ラインに沿う。13年‐16年の上昇ラインがサポート。

*ユーロドル=「またもやボリバン上限上抜き上ヒゲ」

日足、8月29日のボリバン上限での上ヒゲで下落するも8月29日-9月1日の下降ラインを上抜き上昇。ただ先週金曜は上ヒゲを残す。8月17日-31日の上昇ラインがサポート。ボリバン上限。5日線上向き。
週足、7月31日週-8月14日週の下降ラインを上抜き再びボリバン上限に近づく。8月14日週-21日週、7月3日週-10日週の上昇ラインがサポート。
月足、6か月連続陽線もボリバン上限超えでは一服したが今月は陰線スタートから陽線へ転換。17年4月-5月、3月-4月の上昇ラインがサポート。11年5月-14年5月の下降ラインが上値抵抗。
年足、14年から3年連続陰線、今年は陽線スタート。14年‐15年の下降ラインは上抜く、00年‐01年の上昇ラインがサポート。11年-14年の下降ラインが上値抵抗。

*ユーロ円=「ボリバン上限上ヒゲから下落」

 日足、8月29日、30日とボリバン上限を上抜いたところで反落。9月4日は窓開けのような下落。9月6日-7日の下降上昇ラインを下抜け。9月7日-8日の下降ラインが上値抵抗。8月18日-9月8日の上昇ラインがサポート。ボリバン下限がサポート。5日線下向き。
週足、7月31日週-8月7日週の下降ラインを上抜く。8月21日週-28日週の上昇ラインは下抜け。8月14日週-21日週の上昇ラインがサポート。
月足、5か月連続陽線。今月は陰線スタート。17年4月に長い下ヒゲを残し16年12月-17年1月の下降ラインを上抜ける。08年7月-14年12月の下降ラインが上値抵抗。17年6月-7月の上昇ラインを下抜く。16年6月-17年4月の上昇ラインがサポート。ボリバン上限近い。
年足、2年連続陰線。今年は漸く陽転。12年‐16年の上昇ラインがサポート。15年‐16年の下降ラインを上抜く。08年-15年の下降ラインが上値抵抗。

5.当局・円無常・需給「メキシコM8.1」

 9月7日にメキシコ南部沿岸付近でマグニチュード(M)8.1の地震が発生し、少なくとも6人が死亡した。沿岸地域で小規模な津波も観測された。
1985年にメキシコ市などを襲い数千人が死亡した大地震を上回る規模とみられるが、今回の同市への被害は限定的であった。
 トルコ、日本、NZとともに地震国だ

6.ID為替「賃金上昇、これが英米の狙いか」

 英求人雇用連盟と会計事務所KPMGが公表した月例リポートで、EU諸国から渡英する人が減少して労働者不足が生じ、8月には初任給が2年超ぶり高水準で引き上げられていることが分かった。
企業は従業員の補充に苦慮しており、人材派遣会社への依存度が高まっているという。8月は正社員の初任給が2015年10月以来最も大幅に上昇し、利上げに踏み切る時期の目安として賃金上昇を注視している英中銀銀行にとって注目材料になる可能性があるとみられている。

7.リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大  ドル円=50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超円安-(短期は自由奔放、長期はこれで) 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FSIG FX湘南投資グループ 代表野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「ゆったり」

 昔はこんなにゆっくり観戦できた、今はチケットをとれないこともある満席状態が続く 2012年4月13日 シートノック 巨人戦?

「ベージュブックとドル相場、日々20億ドルの売り切りは続くが」

「ベージュブックとドル相場、日々20億ドルの売り切りは続くが」

さすがに今年最弱通貨なので露骨にドルが強すぎるとは各地区連銀も言わなくなった
ただ毎日 米国はネットで20億ドル強はドルを売り続けていることは忘れてはいけない

「今回9月ベージュブック」

 ・ドルについての言及はなかったが、ダラス連銀は製造業の弱さに触れている

Exports remained a source of weakness for some manufacturers who sell internationally.


「7月ベージュブック」

 ・ドルについて言及なし

「5月ベージュブック」

 ・2地区連銀がドル高に言及

クリーブランド

Manufacturers cited the strong dollar as the primary factor tempering offshore sales.

サンフランシスコ

Sales of semiconductors stayed strong; however, concerns remained over the elevated dollar and potential changes in trade policy

「年間番付」

  2016年 2017年    
  12月30日 9月6日
ユーロドル 1.0518 1.1922 0.1404 13.35
ポンドドル 1.2325 1.3043 0.0718 5.83
ドルスイス 1.0186 0.9564 -0.0622 -6.11
ドルカナダ 1.3431 1.2233 -0.1198 -8.92
豪ドルドル 0.7207 0.8003 0.0796 11.04
NZドルドル 0.6932 0.7199 0.0267 3.85
ドルランド 13.76 12.8054 -0.9546 -6.94
ドル円 116.96 109.23 -7.73 -6.61
ユーロ円 123.03 130.23 7.20 5.85
ポンド円 144.16 142.49 -1.67 -1.16
カナダ円 87.07 89.3 2.23 2.56
豪ドル円 84.29 87.44 3.15 3.74
NZドル円 81.08 78.65 -2.43 -3.00
スイス円 114.8 114.24 -0.56 -0.49
ランド円 8.5 8.53 0.03 0.35

最弱米ドルさらに下落望む、それが米国の強さを生み出す

9/4(月)「最弱米ドルさらに下落望む、それが米国の強さを生み出す」

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総括「政策金利(ECB・RBA、カナ中)、貿易収支(日米中独英豪加)、ベージュブック」
その他通貨「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」
テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」
当局・円無常・需給「財政の崖のない日本」
ID為替「成長見通し」
リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
横浜湘南便り「チャーミング」

ドル円=108-113、ユーロ円=128-133 、ユーロドル=1.16-1.21

日経インデックス9月1日東京引け8月25日からの変化(2008年=100)円102弱し、ドル121.4弱し、ユーロ102強し、ドルインデックス NYBOT92.85強し、原油47.29弱し、金1330強し、DOW21987強し、日経平均ドルベ-ス東京引け178.81強し IMM円投機筋9月2日 円-68524(前週比+5562)、ユーロ+86519(前週比-1457)

1.(今週の予定)

4(月)イスタンブール休場(犠牲祭)トロント、NY休場(レイバーデー) 英 建設業PMI  ユーロ圏 生産者物価指数 
5(火)豪 経常収支 中 財新サービス業PMI RBA  政策金利 スイス GDP 消費者物価指数 英 サービス業PMI ユーロ圏 小売売上 米 耐久財受注(確報) 製造業受注
6(水)豪 GDP 独 製造業受注 加 貿易収支 米 貿易収支 ISM非製造業景況指数 加 政策金利 米 ベージュブック
7(木)日 貿易統計 豪 貿易収支 小売売上 独 鉱工業生産 ECB 政策金利 米 新規失業保険申請件数 加 住宅建設許可 Ivey購買部協会指数
8(金)日 GDP(確報) GDPデフレータ(確報) 国際収支 中 貿易収支 スイス 失業率 独 国際収支 英 鉱工業生産 貿易収支 加 失業率 雇用者数変化
9(土)中 生産者物価指数 消費者物価指数

(来週の予定)

11(月)日 機械受注 第3次産業活動指数 ノルウェー 消費者物価指数 トルコ GDP 加 住宅着工件数
12(火)豪 NAB企業信頼感 スウェーデン 消費者物価指数 南ア 経常収支 英 生産者物価指数 消費者物価指数 小売物価指数
13(水)日 景況判断BSI・大企業全産業 スウェーデン GDP 英 失業率 ユーロ圏 鉱工業生産 南ア 小売売上 米 生産者物価指数 
14(木)日 鉱工業生産・確報値 英 RICS住宅価格 豪 雇用統計 中 小売売上 鉱工業生産 仏 消費者物価指数 スイス 政策金利 スウェーデン 失業率 英 小売売上 BOE 政策金利 BOE議事録 トルコ 政策金利 加 新築住宅価格指数 米 新規失業保険申請件数 消費者物価指数
15(金)NZ 企業景況感 トルコ 失業率 ユーロ圏 貿易収支 米 NY連銀製造業景況指数 小売売上 鉱工業生産 設備稼働率 企業在庫 ミシガン大消費者信頼感指数 

2.総括「政策金利(ECB・RBA、カナ中)、貿易収支(日米中独英豪加)、ベージュブック」

*円「通貨7位、株価14位、順当なここまでの円高、さて晩秋をどう過ごそうか」 

 9月3日(日)に北朝鮮は「大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水爆実験に完全に成功した」とする声明を発表した。 麻生副総理兼財務相が、9月5日の訪米計画を取り止めていたので何か不吉な予感がしていたがこれであった。
 さて夏は穏やかな円高に終わった。今年はここまで117円から108円のレンジ、それほど大きくない貿易黒字なのでこの程度の円高は順当だ。今週は8月上中旬の貿易統計がある。
 さて4-6月期GDPは大幅下方修正されるようだ。予測値平均は、物価変動の影響を除いた年率換算で前期比2.7%増。8日発表する改定値は速報値(4.0%増)から大幅に下方修正される可能性がある。
4-6月期法人企業統計調査では、金融機関を除く全産業の設備投資額が前期比で名目2.8%減と3四半期ぶりに減少した。これを踏まえ、設備投資の見通しを引き下げ、GDP予測も下方修正された。
日本国債(10年)の利回りも再びマイナスとなった。これではお金は貯まらない。また6月家計調査では消費支出が16か月ぶりにプラスとなったが、7月分は再びマイナスと日本の消費が活況を呈することはもないのだろうか。そろそろ景気対策が出そうな気もする。
 輸出予約の剥落、輸入予約の活発化、海外勢の本国へのリパトリの晩秋の円安は、まだ早い。11月頃からだろうか、そのあたりで景気対策をだせばタイミングよく円安株高の年末を送れることとなる。
さて私はナカネのドル買い、真夏の円高、晩秋の円安などをよく取り上げるが、ただのクセとかアノマリーと言うだけでなく、何故そういう需給になるか確認して頂きたい。いずれも貿易の輸出と輸入のギャップの問題である。たまに当たらないからといって、無視するのではなく、当たらない時も そのような需給が生じている。ただ天変地異や事件で異常が生じることもある。でもそれは稀だ。

*米ドル「通貨最下位、株価(NYダウ)9位、今年も最弱通貨だが、さらにドル安を求む飽くなき想い、それが米国の強さ」

 まったく異質な問題だが、北朝鮮ミサイル・核問題と米国財政の問題がある。どう転ぼうと一過性のものである。それが米経済の中長期的な流れを変えることはない。
さて今年は、多くの年と同じようにドル安が続いているが、それでもムニューシン米財務長官は「ドル安は貿易にとってちょっとよい」と発言した。360円から75円まで下落して米国製造業、株式市場を支えてきたが、あくなきドル安への思いである。最近は豪やNZ、またECBからも通貨高懸念が聞こえてきているが、やはり通貨安競争の王者は米ドルである。トランプ大統領はドル安の公約だけは果たしている。ただそれは政策ではなく、毎月450億ドルにのぼる貿易赤字によるものである。1日20億ドル以上のネットでのドル売り切玉が出る。最近はあまり使われなくなった言葉だが、ドルのたれ流しである。
 今週はベージュブックの公表があるが、いくらドルが下落しても、1,2の地区連銀はドルが強いという文言を入れることがある。
ただ円に季節的な需給があるように米国も季節的な需給がある。初秋の今言うのは早いが、晩秋になれば、1年間の米国企業が海外であげた利益を米国に戻す時が来る。同時に欧州も同じことを行う。晩秋から初冬はクロス円がやや強くなる。ただ長い目で見れば1日20億ドル強のドルのたれ流しを止めるものはいない。それは日本や中国の各3兆ドル超の対外純資産となって溜まっていく。ニクソンショック以降の流れは続いている。年末のリパトリはトランプ大統領やコーンNEC委員長が言及する時限立法のHIA(本国投資法)ではなく毎年行われるものである。通貨安・株高の国なら誰がやっても、どこの国に投資をしても天才投資家となる。米国は米国内にいる投資家にとっていい国だ。

*ユーロ「通貨2位 株価(独DAX)12位。ECB理事会 ユーロ高でインフレ抑制」

 8月29日のボリバン上限上抜けでの長い上ヒゲで弱含み推移している。ECB理事会を前に8月ユーロ圏消費者物価指数は前年同期比1.5%上昇と前月の1.3%から加速したものの、コア指数は前月から変わらずの1.2%上昇にとどまった。コアインフレ率の低調とユーロの上昇で、ECBが量的緩和を縮小するペースは遅いものになるとみられる。また対ドルでの急激なユーロ高を懸念するECB当局者が増えており、資産買い入れ縮小が緩慢なペースとなる可能性が高まっている。
 2017年末までを期限としている量的緩和に関する討議は始まったばかりで、今週の理事会で何らかの決定をする可能性は非常に低い。ユーロ高がインフレを抑制し、輸出への影響から成長を阻害することを懸念し、資産買い入れペース縮小を急速なものではなく緩慢なペースで行うことを求める圧力が高まっている。ユーロの大幅な上昇は既に金融引き締め効果をもたらしており、金利上昇に等しいとの見方もある。

*英ポンド「通貨9位、株価は13位、先週は対ユーロで上昇、製造業PMI改善、EU離脱交渉は進まず」                          

 今年はユーロの後塵を拝していたが、先週は英国の指標が改善したこと、一方、ユーロ高懸念やユーロ圏のインフレ抑制観測でユーロ安ポンド高となった。8月製造業PMIは56.9と7月の55.3から上昇した。製造業が英経済に占める割合は10%程度に過ぎないが、力強い8月の動きが3Qの経済成長を支え、英中銀のタカ派が利上げの主張を強める可能性がある。また、大企業・中小企業ともに改善兆候がみられることから、製造業は目先成長を維持できるだろう。生産は7カ月ぶり、新規受注は3カ月ぶりの大幅な伸びであった。
 英中銀金融政策委員会のソーンダーズ委員は、EU離脱が困難なものになる事態に備えて金利を過去最低水準に据え置くのは不適切との見解を示し、直ちに利上げを開始すべきと主張した。
ソーンダーズ委員は、「経済を急減速させるほどブレーキを踏む必要はない。だが、それほど強くアクセルを踏む必要もないと考える」と語った。また、EU離脱が円滑に進まない場合、金利への影響は確定的なものではないと指摘。ポンド安により、短期的に3%となると予想しているインフレ率がさらに上昇する可能性があるとの見方を示した。またポンドの水準に「無関心ではない」としたカーニー総裁の発言に触れたが、懸念している特定の水準があるわけではないと述べた。今後数四半期の国内経済について「それほど悪くない」状態になると予想。昨年のポンド急落以降、輸出は回復が見られると指摘した。国内経済における緩みは全く、もしくはほとんどないとの見方を示し、主に賃金上昇などにより国内で生み出されたインフレ圧力は高まると見込んでいる。
 EU離脱交渉は進んでいない、ユンケル欧州委員長は、英国との通商協議開始は離脱交渉の懸案が決着した後になるとの認識を強調した。委員長は「英国政府が作成した文書を注意深く読んだが、どれ一つとして十分な内容ではなかった。解決しなければならない問題は山積している」と述べた。

*人民元「通貨5位、株価11位、有事の人民元、中国株買いが進行、今週は貿易収支 生産者物価指数 消費者物価指数」

 人民元がさらに上昇、株価も上昇した。今年は夏まで円や日本株より弱かったが、最近は底堅く推移し円、日本株より強くなっている。北朝鮮のミサイル問題で有事の円買い(日経は売られたが)と言われているが中国買いがより強くなっている。7月の小売売上や鉱工業生産は弱かったが先週発表された、製造業PMIは政府版、財新版ともに改善した。中国共産党の最高指導部を選出する全国代表大会の開幕日が10月18日に決まって政策期待が広がり始めている。米通商代表部(USTR)が対中貿易制裁を視野に米通商法301条に基づく調査を始めたことも人民元高め誘導を誘発しているのだろう。
 7月工業部門企業利益は前年同期比16.5%増の6127億元となり、伸び率が前月から鈍化。4月(14.0%)以来の低い伸びとなった。利益の伸び率鈍化は企業の一部が気温の上昇を理由に生産を停止したことが要因。
 今週は8月貿易収支、生産者物価指数 消費者物価指数の発表がある。今年の金融政策の目標が「穏便」であることもありSHIBORは安定推移している。

3.「豪ドル、NZドル、南アランド、トルコリラ」

*豪ドル「通貨は3位、株価15位、豪ドル週間、政策金利は据え置き予想、貿易黒字続く」

 今週は豪ドル週間である。政策金利、2Q・GDP、2Q経常収支、7月貿易収支の発表がある。政策金利は据え置き予想。米国同様に成長、雇用は堅調であるが、賃金が伸びずにインフレが抑制されていることで据え置きとなるだろう。2Q・GDPは1Q比やや強くなる予想。小売売上や住宅投資が強かった。7月から始まったRBAによる豪ドル高懸念での下落も一服している。売り続けるほど景気指標は弱くはなく、貿易収支は黒字を続けている。中国の7月小売売上や鉱工業生産がやや弱く売られる場面もあったが、先週発表された製造業PMIは政府版、財新ともに強く豪ドルも買い戻された。
 豪の2Q設備投資や建設支出は予想を大きく上回り豪ドルを支えた。
 心配の種は7人の政治家の二重国籍問題だが、連邦最高裁判所は、議員資格の有無を巡る審理を10月11日まで開始しない方針を明らかにした。1か月以上はこの問題がくすぶることになる。

*NZドル「通貨10位、株価6位、さよなら口先介入と政権交代観測で下落」

 豪RBAと7月から通貨高懸念を共有していた。豪ドルは既に下げ止まっているがNZドルは弱いままだ。先週は今月26日に退任するウィーラー中銀総裁が再び通貨高懸念を表明したことも売りに繋がった。また9月23日に総選挙が行われるが、ワン・ニュースの世論調査によると、野党・労働党の支持率が急上昇し、与党・国民党の支持率を上回った。労働党の支持率は6ポイント上昇し43%と、2006年以来、最も高い水準となった。労働党はトップ交代後に支持率が高まっている。一方、国民党の支持率は3ポイント低下し41%となり、2005年以来、最も低い水準となっている。ファースト党の支持率は2ポイント低下の8%。
 今年は鉱産物の価格上昇で豪ドル、南アランド、カナダドルが上昇しているが、主要輸出品がそれらの国と違って農産物であるNZはその恩恵を受けていない。
政府は16/17年度成長率の推計値を3.2%から2.6%に引き下げ、次年度の予想も3.7%から3.5%に下方修正したことがNZ売りを誘った。ただ財政は健全で16/17年度(17年6月まで)の財政黒字見通しを大幅に上方修正した。財政黒字は37億600万NZドルとなる見込みで、5月時点の予想である16億2000万NZドルの2倍以上となった。好調な法人税収が背景にある。

*南アランド「通貨6位 株価8位、 資源高、貿易黒字がランドを支える」 

 今週は2Q・GDPの発表がある。1Qはリセッションとなったが、2Qは輸出好調、強い小売売上で前期比年率で+2.3%の成長予想である。今年は昨年に続き資源価格が上昇し貿易収支も黒字を維持し南アランドを支えている。CPIが4月からインフレターゲット内まで低下して7月は4.6%となった。7月は政策金利の引き下げが行われたが依然利下げ観測がある。資源高、金利低下で株価指数は年初来11%高と強い。
 政局不安、リセッション、格下げ、南ア航空破たん、土地改革加速(黒人保有を増やす)、黒人の最低資本参加率引き上げなどの問題が山積していたが通貨、株価ともに落ちついているのも資源価格の堅調さがあるからだろう。

*トルコリラ「通貨11位、株価は最強、3Qは7.5%成長か?輸出、観光も好調」                      

 先週は最下位米ドルを引き離し、NZドル(通貨番付10位、12通貨中)に迫った。先週の終値は32.18であるが年初オープンの32.94に近づいてきた。シムシェキ副首相は、「トルコの経済は成長している。昨年の困難は完全に過去のものとなった。このスピードが改革により加速され、継続するよう努力している。FRBの利上げ観測が後退し、トルコ経済に好影響が及んだ。トルコの成長は良好で、トルコは力強く成長している。トルコには政治的安定がある。トルコの経済が成長すればするほど、トルコとトルコ・リラへの信頼が高まる」と話したことも影響した。また貿易赤字国だが、その中で輸出も伸びたことも好感された。2017年1-8月の輸出額は10.7パーセント増加の1025億ドルに達した。また12か月間の輸出額は、7.8パーセント増加の1518億ドルとなった。さらには2017年7月にトルコを訪れた観客客の数は2016年7月に比べ、46パーセント増の580万人となった。国別に見ると、関係が悪化しているドイツが一番多く、2017年1月から6月までの期間にイスタンブールを訪れたドイツからの観光客の割合は9.2パーセントだった。
 株価は絶好調で再び年初来40%超の上昇となっている。ゼイベクジ経済大臣は「3Qの成長率は、7.5%以上となる可能性がある。インフレが年末には合理的な水準である1桁になるものと見込んでいる。トルコは自動車の大ブランド2社の最も重要な生産拠点になる予定である。効力を持つ経済大国になるためには金融センターになる必要がある」と述べた。
 今のところ懸念の治安は安定しているが、強権によるものであることが心配だ。

4.テクニカル「主要3通貨ペアテクニカル」

*ドル円=「ボリバン下限下抜きも長い下ヒゲで反発。ボリバン上限で上げ止まる」 

日足、8月29日にボリバン下限を下抜き、長い下ヒゲを出し反発。ボリバン上限では反落。8月29日-9月1日の上昇ラインがサポート。7月11日-8月31日の下降ラインが上値抵抗。5日線上向き。ボリバン上位。雲の下。
週足、4月17日週-6月12日週の上昇ラインを下抜く。ボリバン下限で下げ止まり反発、同ラインを上抜き返す。7月10日週-8月14日週の下降ラインも上抜く。雲の下に落ちず反発。
月足、17年1月-年7月の下降ラインが上値抵抗。サポートの17年4月-6月の上昇ラインを下抜くも抜き返す。16年6月-11月の上昇ラインがサポート。
年足、12年-13年の上昇ラインを下抜く。16年は陰線。17年も陰線スタート。15年‐16年の下降ラインに沿う。13年‐16年の上昇ラインがサポート。

*ユーロドル=「8月29日のボリバン上限での上ヒゲ効き下落」

日足、8月29日のボリバン上限での上ヒゲで下落。8月29日-9月1日の下降ラインが上値抵抗。8月17日-31日の上昇ラインがサポート。ボリバン中位近くへ下落。5日線下向き。
週足、7月31日週-8月14日週の下降ラインを上抜き再びボリバン上限に近づき先週反落。8月14日週-21日週、7月3日週-10日週の上昇ラインがサポート。
月足、6か月連続陽線もボリバン上限超えでは一服し今月は陰線スタート。17年4月-5月、3月-4月の上昇ラインがサポート。11年5月-14年5月の下降ラインが上値抵抗。
年足、14年から3年連続陰線、今年は陽線スタート。14年‐15年の下降ラインは上抜く、00年‐01年の上昇ラインがサポート。11年-14年の下降ラインが上値抵抗。

*ユーロ円=「ボリバン上限から3連続陰線」

 日足、8月29日、30日とボリバン上限を上抜いたところで反落。先週後半は3日連続陰線。上ヒゲも長い。8月31日-9月1日の下降ラインが上値抵抗。8月18日-24日の上昇ラインがサポート。5日線上向き。ボリバン上位。
週足、7月31日週-8月7日週の下降ラインを上抜く。8月21日週-28日週の上昇ラインは下抜けか。8月14日週-21日週の上昇ラインがサポート。
月足、5か月連続陽線。今月は陰線スタート。17年4月に長い下ヒゲを残し16年12月-17年1月の下降ラインを上抜ける。08年7月-14年12月の下降ラインが上値抵抗。17年6月-7月の上昇ラインを下抜く。16年6月-17年4月の上昇ラインがサポート。

年足、2年連続陰線。今年は漸く陽転。12年‐16年の上昇ラインがサポート。15年‐16年の下降ラインを上抜く。08年-15年の下降ラインが上値抵抗。

5.当局・円無常・需給「財政の崖のない日本」

 日本は財政規律が無いから崖もない
 
6.ID為替「成長見通し」

 ムーディーズは、今年と来年のG20の経済成長率について、3%を若干上回るとの見通しを据え置いた。ただ、地政学リスク、米国の保護貿易主義、世界的な金融引き締めの影響、中国のデレバレッジ措置をリスク要因として挙げた。ムーディーズは、上半期の指標が予想外に力強かったため、今年の中国の成長率見通しを6.6%から6.8%に、韓国を2.5%から2.8%に、日本を1.1%から1.5%にそれぞれ引き上げたと説明。ユーロ圏に関しても、年内に成長が加速するとの見方を示した。
一方、米国の成長率は今年を2.4%から2.2%に、来年を2.5%から2.3%にそれぞれ下方修正した。上半期が予想より弱かったことに加え、財政刺激策がこれまでの想定よりも小規模になるとの見方が背景。
ムーディーズは「リスクバランスは年初よりも好転している」としながらも、「朝鮮半島、南シナ海、中東での紛争に関連したイベントリスク」に注意を促している。

7.リスク「日中・日韓領土問題、北朝鮮暴発、地震、中東問題、テロ、米中緊張、トランプ大統領」
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 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大  ドル円=50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超 円安-(短期は自由奔放、長期はこれで) 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FSIG FX湘南投資グループ 代表  野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8.横浜湘南便り「チャーミング」

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