野村雅道のID為替 (レポート)|FXブログ|外為どっとコム

2015年の中国株価対策

「2015年の中国株価対策」 2015年7月投稿

(今年の中国株は米中貿易戦争の影響もあり弱い。2015年当時の株価対策は)

*国営金融機関の資本規模を拡大し相場安定を担わせるほか、長期的な株式市場への資金流入を支援。
*株式需給の悪化懸念を誘う新規株式公開(IPO)は抑制する方針
*年金基金の株式投資規制の緩和
*外国人投資家に人民元建てA株などの売買を認める適格外国機関投資家(QFII)の投資枠拡大
*香港との投資信託の相互取引
*中国・深セン証券取引所に上場する11社が、幹部による自社株購入を発表
*中国金融先物取引所は、19口座を対象に1カ月間の空売り停止措置を発動、中国証券監視当局は相場操縦の疑いで調査に入る

「海外市場休場のナカネについて、休み明けは?」 2015年7月投稿分

「海外市場休場のナカネについて、休み明けは?」 2015年7月投稿分

*私がよくツイッターなどで、東京市場オープンなのに「今日はナカネなし」あるいは
「今日は休み明けでナカネ外貨買いが多い」とかつぶやいています。

 そこへ「東京市場では海外が休みでも、銀行はナカネを公表しているではないか」という 質問がありましたのでお答え
します。

*ちなみに、私流のナカネなしの7月3日(金)はドル円が下落、7月5日のNY3連休開けゴトビ要因のあった7月6日(月)はギリシャの国民投票の「ノー」があったにもかかわらずドル円は上昇しました。短期の小遣いかせぎとなる知識です


*今日=7月3日は「仲値なし」でしたが122.81まで下げたくらいで大した影響はなかったですね。
仲値がないと言ってもドル売りが出るわけでもなく、売りも買いもないということです。
通常仲値決定の午前10時ごろまではネットで2億から多い時に5億程度ドル買いが出るので
自然とこじっかりとなります。ただ10時以降は輸出も活発化するので仲値取引限ってはある程度当初のドル買いが相殺されます

*仲値というのは当日モノの相場です。朝、「仲値が多い、少ない」というのは、午前10時頃までの売り買いネットの数字です。

(多分私以外の銀行のディーラーは正確にはどれくらいかわかっていないと思います=冗談です)

*今日=7月3日はNYが休みなのでドル円の仲値取引はできません。決済が2日後のスポット取引でも2日前の7月1日には7月3日付けの取引が出来なかったはずです。


*ユーロ円、豪ドル円は米ドルとは関係がないので本日決済の仲値取引はできますが、ディーラーがカバーするのは対ドルのことも多いので
それを考慮してNY休日は決済日としないのではないでしょうか。ということで本日の仲値を基にした銀行の公表相場は嘘なのです。誰かが本日NYにドルを送りたいとしても、NYの銀行員はお休みなので本日付けでは届きません。円の国内送金で休日に送れないというのと同じです。

*でもどの銀行も相場を建てているのは、小口中心(空港やホテルでの外貨へ交換、これは土日でもやっています)や、私は事務的なことはやったことはないのですが、必ず本日付けの決済にこだわらない取引でしょう。今日までにアメリカに返済しなければならない取引だと、無理で実際の相手への入金日は来週になりデフォルトとなるでしょう(冗談です)。

*銀行は本日の相場公表は便宜上やっているだけで、大口の取引は当事者同士がわかっているので持ち込んでこないと思います。


*だから今日の決済金額は小口となりディーラー感覚で言えばゼロに等しいと思います。

*ただ本日を決済にした取引は市場で2営業日後決済の取引でカバーし為替リスクはなくなりますが、顧客の決済日と銀行のカバーの決済日が2日違うのでその分、資金繰りをしないといけません。

*FXのスワップのように1日あたり数銭の調整を行います。銀行は円は本日入金されるのに、ドルは翌日払えばいいので得をしますので(逆は損をします、外貨現金は在庫があれば本日渡します)。その分調整します。微々たる調整ですが、万が一円金利が急変動するとリスク
となります。為替変動リスクはなく金利変動リスクはあります。土日は為替変動リスクもあります。ただ銀行は顧客から莫大な手数料をとっているので大丈夫です。今大手M銀行の南アランドのTTSとTTBを比べたら5円ですね。

*南アランドは現在相場が10円なので100万円売り買いしただけで50万円が消えますね
銀行は黙って儲かる業務です。私は売ったり買ったりしていただけでこういう実務のことはよくわからないので不正確なところもあるかもしれません。実際銀行の窓口のお嬢さんに聞いてください。ただNY休みでは、仲値の金額が普段と違ってきて相場・収益に影響するので、昔どうしてそうなるのかチェックしていただけです。長くなりました。その他、何故朝はドル買いが多いのかなどナカネのことは、確か以前まとめていたと思います。

GPIFと為替ヘッジ

「GPIFと為替ヘッジ」2015年6月投稿

*これだけ資産が巨額となると、その為替ヘッジは難しい。外貨準備はヘッジはしない。GPIFのヘッジの話が出ることもあるが、原則はヘッジ取引を否定している。元為替ディーラーの運用委員がヘッジの必要性を説いたが、これだけ巨額になると実務上難しい

*適切なヘッジは3割と生保の方から聞いたことがあるが、56兆円の3割は18.6兆円。約1500億ドルを機動的に一時期に動かせば為替相場は大きく動いてしまう。1500億ドルは東京市場の日々の市場出来高に近い。では小さな金額だと収益的に意味がないだろう

*為替ディーラー的にはポジションをひっくり返したりするのが醍醐味だが、4550億ドルをどうやって消化するのか。ひっくり返すには約1兆ドルの売り買いを行うこととなる。

*個人的にもヘッジは難しい。両建てポジションを持つようなもので、下げればうれしいのか、上がればうれしいのか悩む。一つのポジションでも悩むのに二つの正反対のポジションを持つとわけがわからなくなるだろう。そんな巨額な為替を取り扱ったディーラーはいない。私で最大が1回で10億ドル程度。それでも市場でさばくのは相当苦労する。途中で市場が薄くなってしまい、スプレッドが5銭、10銭と広がっていく。10億ドルの100倍以上は実務的に無理でやれば、あの1日で12円、2日で24円動いた1988年10月のヘッジファンドの損切り相場以上のものとなる。 一瞬で年間の収益が出たり、損が出たりする

*ヘッジで簡単なのは、満期や処分が近い債券や株の為替を思惑で売ってみることである。GPIFのヘッジはそうではなく、巨額のデイトレとはいわないが、巨額の短期取引となる。

*年での外貨投資は腹を据えて永遠に持ち続けるのがいいのだろう。ただ世間は評価損を許さない人もいる。個人は評価もしないし、余裕資金であやっている。駐車場経営のようなもので、その土地の評価額の上げ下げはどうでもいいが、駐車料だけ入ってくればいいのである。それを年金と支払う。

*FXは2000年ごろから活発化した。高金利狙いは危険で、事実リーマンショクやギリシャショックでハイレバで失敗した方もいる。
 年金はレバをかけていない。ヘッジもせずに悠久に持てばいい

ディーリング通貨と高金利通貨の注文の違い

「ディーリング通貨と高金利通貨の注文の違い」2015年5月投稿

 よりディーリング(デイトレや短期)に使われるドル円やユーロドルの注文と高金利通貨のトルコリラ、南アランドの注文状況はやや違う。
高金利通貨は圧倒的にロングが多いので、損切りの売りが入りやすい。損切りが多くともやや割り引いて考えたい。ディーリング通貨は損切りが売買両方向に表われるが、高金利通貨に損切り買いが増えることは珍しい

司法試験、司法書士、行政書士、宅建、外交官試験

「司法試験、司法書士、行政書士、宅建、外交官試験」2015年5月投稿

 私の為替は1984年9月NYからスタートした。85年から3年連続40円ずつ円高となったこと、98年には1日で12円円高となった日が2日続いたり大きく動く時もあったが、1カ月数円しか動かず、1日で10銭程度しか動かない日もあった。今年もなかなか動いてくれない。昔まったく動かなくなった時は当時はドル円は銭の単位であったが、それを銭以下、小数点以下4ケタで市場にクオートしたりして取引を誘引しようとした。ただある銀行からは小数点4ケタは弊社のコンピューターでは入力できないないので、適当に2ケタにまるめてくださいと言われたこともあった。そんなことをしてもやはり動かなかったので、ディーリングデスクに「司法試験、司法書士、行政書士、宅建、外交官試験」などの本を置いて勉強し始めたが お客様も取引にくるので、集中できずまったくどれもものにならなかった。外交官試験は年齢制限というのもあるのも知らず勉強していた。

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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