野村雅道のID為替研究所 (Day)|FXブログ|外為どっとコム

今週の見通しでした

「通貨2位、株価6位、カブセでのドル円下落は一旦終了 晩秋の円安需給あり」

 10月31日の日足カブセ、10月1日週の週足カブセでの下落はそれぞれの下降ラインを上抜いて一旦終了。10月初旬の貿易統計は3866億円の赤字で、年間では約2990億円の赤字となった。
最近は原油安となっているが年間を通じては原油高が進んでいたので貿易赤字となっている。ただ対米黒字は例年と変わらず、米国からは黒字削減や円安懸念が出てくるだろう。
2015年、16年は貿易黒字で円高推移したが、今年は貿易赤字で円安になる場面も増えている。ただ対米ドルを除けば概ね円高推移している。円高推移しても株価が上昇するのは やはり日銀のETF買い入れが効いているのだろう。為替も株も需給である。おかげでGPIFの7-9月期も利益を出すことが出来た。いつまで日銀買い入れが続けられるのか心配だが、為替と違って海外から批判されない利点がある。
 また輸出入業者では会計年度前半に輸出が出やすく、後半に輸入が出やすい需給、米国のドルのリパトリもありドル円も下落しにくくなるのが晩秋だ。
 11月14日発表の7-9月期の実質GDPの予測では、前期比で1.1%減となり、2四半期ぶりのマイナス成長を見込む。西日本豪雨や北海道地震など自然災害が相次ぎ、個人の消費マインドが悪化。景気は「足踏み状態」との見方が出ている。
 日銀は展望リポートで成長見通し、インフレ見通し共に下方修正した。円安、原油安でもなかなか上昇しない物価である。老齢になると消費する量も激減することは私の実感でもあるし、
日中関係改善で中国産の商品が輸入が増加すれば物価はさらに低下しよう。消費増税で表面的に値段が上がれば消費そのものが落ち込んで物価はさらに低下となってしまうだろう。

FX湘南投資グループ代表
野村 雅道(のむら・まさみち)氏

1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行、82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。

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