豪ドル, 見通し の検索結果:

豪9月雇用統計に注目 注目の高金利通貨 豪ドル/円 10月16日号

豪ドル/円(4時間足) 直近1週間のポイント ☆米中通商合意「第一弾」成立・米中合意に早くも懐疑的見方が浮上・RBAが利下げの用意を再表明 足元の豪ドル/円は上昇一服の展開 米中閣僚級通商協議が10日にワシントンで始まり、11日には知的財産や金融サービス、農産品の購入などからなる「第1弾」の通商合意が成立。15日に予定されていた米国の対中関税引き上げも延期が決まりました。米中の対立が和らいだ事を受けて豪ドル/円は73.90円台まで上昇して月初来高値を更新しましたが、週明けの1…

「英・EU合意間近との報道」 外為トゥデイ 2019年10月16日号

…された。これを受けて豪ドルが売られたが、ごく一時的であった。その後、中国9月消費者物価指数は前年比+3.0%と予想(+2.9%)を上回り前月(+2.8%)から伸びが加速した。 (2) 英9月失業率は3.3%、同失業保険申請件数は2.11万件であった(前回:3.3%、1.63万件)。また、ILO方式による英6-8月失業率は3.9%と予想(3.8%)を上回り前回(3.8%)から悪化。英6-8月週平均賃金は前年比+3.8%と予想(+4.0%)に届かず、前回(+3.9%)から伸びが鈍…

ドル・円は108円台前半で推移か、米国株安でやや上げ渋る可能性も

…辺でユーロ買い興味 豪ドル・円: 73.00円-74.00円 73円近辺で豪ドル買い興味 通貨別分析 重要事項(ディスクレーマー) ■株式会社フィスコ(以下「フィスコ」という)は株価情報および指数情報の利用について東京証券取引所・大阪取引所・日本経済新聞社の承諾のもと提供しています。 ■"JASDAQ INDEX" の指数値及び商標は、株式会社東京証券取引所の知的財産であり一切の権利は同社に帰属します。 ■掲載される情報はフィスコが信頼できると判断した情報源をもとにフィスコが…

「日米金融政策当局者の発言に注目」 外為トゥデイ 2019年10月15日号

…係者の話が伝わると、豪ドル/円やドル/円が一時下落した。 (4) 欧州連合(EU)の議長国であるフィンランドのリンネ首相は、英国との離脱協議について、「首脳会議前にブレグジット合意に至るには時間が足りない」として週内に全面的な合意に至る公算は小さいとの認識を示した。 ドル/円の見通し 昨日のドル/円は、終値ベースで前日からほぼ横ばいの108.40円前後。米中通商合意を巡る楽観的な見方がやや後退したため108.00円台に小緩む場面もあったがドルの下値は堅かった。米中通商協議が「…

夏の円高から秋の円安もボリバン上限108.60から反落

…議が開催される。 *豪ドル通貨9位、株価9位、追加利下げを雇用統計で占う 引き続き経済指標は弱いが、米中通商協議の進展が豪ドルを支えた。弱い指標は、10月消費者信頼感指数は前月比5.5%低下。9月は1.7%低下だった。前年同月比では8.6%低下となった。 10月の指数は92.8で2015年7月以来の低水準となった。9月の企業信頼感指数は前月から1ポイント低下し、ゼロとなった。RBAは先週、政策金利を1.00%から0.75%に引き下げた。景気を支援し、失業率の低下を促すことが狙…

「米中合意期待高まる」 外為トゥデイ 2019年10月11日号

…人民元が上昇する中、豪ドル/円の上昇が主導する形で円売りが加速した。 (3) 英8月国内総生産は前月比-0.1%と予想(±0.0%)に反して減少。英8月鉱工業生産も前月比-0.6%と予想(+0.1%)に反して落ち込んだ。一方、英8月貿易収支は98.06億ポンドの赤字となり、赤字額は予想(100.00億ポンド)より少なかった。 (4) 米9月消費者物価指数は前月比±0.0%、前年比+1.7%と市場予想(+0.1%、+1.8%)を下回った。ただ、変動の大きい食品とエネルギーを除い…

【豪ドル円】米中ネタに最も敏感なペアが豪ドル/円

… 10月10日(木)豪ドル/円 基調 波乱含み 目先の注目材料 ・主要国株価、国際商品価格 ・10/10-11 米中閣僚級通商協議 米中ネタに最も敏感なペアが豪ドル/円 豪ドル/円は、米中通商問題に最も敏感な通貨ペアと考えられる。中国にとってのプラス材料は中国を最大の貿易相手とする豪州のプラス材料でもあり、豪ドル高要因と捉えられている。一方、米中の対立緩和は安全資産とされる円にとってマイナス材料であり、円安要因とされる。つまり、米中通商問題でポジティブなニュースが飛び出すと最…

「米中問題に一喜一憂」 外為トゥデイ 2019年10月10日号

…た。これらを受けて対豪ドルを中心に円売りが優勢となった。 (4) 米8月卸売在庫は前月比+0.2%と予想(+0.4%)を下回った。また、米8月JOLT求人件数は705.1万件に留まり2019年で最低を記録。市場予想(725.0万件)にも届かなかった。 (5) 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で「多くのメンバーは物価状況が9月の利下げを正当化すると認識」していた事が明らかになった他、緩和政策の終了期について議論した事も示された。 (6) 「中国政府は今週の対米通商交渉で大…

【豪ドル米ドル】0.67ドルの神通力は健在か

…。 10月9日(水)豪ドル/米ドル 基調 下値試し 目先の注目材料 ・主要国株価、国際商品価格 ・10/9 パウエルFRB議長講演、FOMC議事録 0.67ドルの神通力は健在か 豪ドル/米ドル相場は0.67ドル前後が勘所となっており、このサポートを維持できるかどうかが目先の焦点となりそうだ。豪ドル/米ドル相場は、8月以降に日足ベースで5回も0.66ドル台に差し込んだが、いずれも終値では0.67ドル台に戻す粘り腰を見せている。とはいえ、今月2日に0.6670ドル台まで下落した後…

「米雇用統計終えて関心は米中問題に」 外為トゥデイ 2019年10月7日号

…へ)された事もあって豪ドル相場の反応は小さかった。 (2) 米9月雇用統計は、非農業部門雇用者数が13.6万人増と予想(14.5万人増)を下回ったものの、前月分が16.8万人増(速報値:13.0万人増)に上方修正された。失業率は3.5%と予想(3.7%)に反して約50年ぶりの水準に改善。一方、平均時給は前月比±0.0%、前年比+2.9%と予想(+0.2%、+3.2%)を下回る伸びに留まった。ドル/円は106.50円台に下落したのち107.10円台に切り返すなど、米9月雇用統計…

「いがみあい」相場、楽しいクリスマスはやってくるか?

…きないと述べた。 *豪ドル通貨8位、株価8位、11月追加利下げ予想が高まる 株価は先ず先ず 豪ドルは対円で年初来6.38%、対ドルで4%安。豪株価指数は16.25%と、豪の国内投資家にとってはまずまずの数字だ。ただRBAはまだ悲観的であり11月の利下げも予想されるようになってきた。 RBAは先週、政策金利を1.00%から0.75%に引き下げた。景気を支援し、失業率の低下を促すことが狙いで、利下げは年初から3度目。必要に応じて金融政策をさらに緩和する方針を示した。 RBAは「雇…

「米雇用統計に注目集まる」 外為トゥデイ 2019年10月4日号

…易収支は59.26億豪ドルの黒字となり、黒字額は予想(61.00億豪ドル)を下回った。 (2) ユーロ圏8月生産者物価指数は前年比-0.8%と予想(-0.4%)を下回り、前月(+0.1%)から大きく低下した。一方、ユーロ圏8月小売売上高は前月比+0.3%と予想通りの伸びとなった。 (3) 英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitに関する英・EU合意への不安が和らぎポンドが上昇。ジョンソン英首相が前日提出した離脱協定の最終代替案について、英国内から支持する声が挙がっており、この…

東京市況ほか

…収支:+59.26億豪ドル(予想:+60億豪ドル、7月:+72.53億豪ドル←+72.68億豪ドル) 独・9月サービス業PMI改定値:51.4(予想:52.5、速報値:52.5) 独・9月総合PMI改定値:48.5(予想:49.1、速報値:49.1) ユーロ圏・9月サービス業PMI改定値:51.6(予想:52.0、速報値:52.0) ユーロ圏・9月総合PMI速報値:50.1(予想:50.4、速報値:50.4) 要人発言 布野日銀審議委員 「今月の金融政策決定会合は重要な会合」…

前日の海外市況ほか

…予想:+60.00億豪ドル、7月:+72.68億豪ドル) 17:30 英・9月サービス業PMI(予想:50.3、8月:50.6) 21:30 米・先週分新規失業保険申請件数 (予想:21.5万件) 22:45 米・9月サービス業PMI改定値(予想:50.9、速報値:50.9) 23:00 米・9月ISM非製造業景況指数(予想:55.2、8月:56.4) 23:00 米・8月製造業受注(前月比予想:-0.2%、7月:+1.4%) 23:00 米・8月耐久財受注改定値(速報値:前…

「米中通商協議、ブレグジット期限」外為総研 House View ポンド/円・豪ドル/円 2019年10月

…いだろう。(神田) 豪ドル/円 豪ドル/円の基調と予想レンジ 豪ドル/円 9月の推移 9月の豪ドル/円相場は71.091~74.490円のレンジで推移し、月間の終値ベースでは約1.9%の上昇(豪ドル高・円安)となった。 9月1日付で米中が相互に関税を発動した事を受けて下げて始まったが、71円台前半では底堅く、その後は右肩上がりで反発。米中通商協議の再開が決まった事や米国が対中関税の一部引き上げを2週間延期した事などから両国の対立激化懸念が和らぐと13日には74.49円前後まで…

「ドル/円、107.70円台を維持できるか」 外為トゥデイ 2019年10月02日号

…は出尽くし感などから豪ドル買いが入る場面もあったが、追加利下げの可能性を睨んで次第に豪ドル売りが優勢となった。 (3) 英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitを巡る不透明感からポンドが下落。英与党保守党大会向けのジョンソン英首相の演説原稿が公表され、官邸は「いかなる状況の下でも首相が離脱延期を交渉する事はないだろう」と説明。「ジョンソン首相は、Brexitに関する最終提案を2日にEU側に送り、EU当局が積極的に協議に応じない場合は、合意がないまま英国をEUから離脱させると警…

「1カ月を切った離脱期限!バックストップ代替案をEUはどう評価する?」ハードブレグジットに備えよ!英国EU離脱特集

…ート|ポンド/円(GBP/JPY)|60分足」はこちら 「為替チャート|ポンド/米ドル(GBP/USD)|60分足」はこちら 「高機能チャート|ポンド/米ドル(GBP/USD)|60分足」はこちら 「為替チャート|ポンド/豪ドル(GBP/AUD)|60分足」はこちら 「高機能チャート|ポンド/豪ドル(GBP/AUD)|60分足」はこちら 「為替チャート|ユーロ/ポンド(EUR/GBP)|60分足」はこちら 「高機能チャート|ユーロ/ポンド(EUR/GBP)|60分足」はこちら

「ドル/円、10月上昇アノマリー」 外為トゥデイ 2019年10月1日号

….2)を上回ったが、豪ドルを筆頭に市場の反応は限られた。 (2) 英4-6月期国内総生産(GDP)・改定値は前年比+1.3%に上方修正(速報値:+1.2%)。市場予想(+1.2%)も上回り、ポンドが買われた。 (3) 独9月消費者物価指数・速報値は前月比±0.0%、前年比+1.2%(予想:±0.0%、+1.3%)であった。前年比で予想を下回るとともに前月(+1.4%)から減速した事を受けてユーロ売りが強まった。なお、ユーロは対ドルで、1ユーロ=1.08857ドル前後まで下落し…

【豪ドル円】利下げ予想優勢も一部に据え置き予想

…。 9月30日(月)豪ドル/円 基調 方向感模索 目先の注目材料 ・10/1 RBA政策金利 ・主要国株価、国際商品価格 利下げ予想優勢も一部に据え置き予想 豪中銀(RBA)は、明日の日本時間13時30分に政策金利を発表する。市場予想では、政策金利であるキャッシュレートを25bp(0.25%)引き下げて、史上最低の0.75%にするとの見方が優勢だ。ただ、一部には1.00%に据え置くとの予想もあって、見方はやや割れている。豪政策金利が織り込む25bp利下げの確率も本日時点で77…

「中国PMIに注目」 外為トゥデイ 2019年9月30日号

…圏に転落。ドル/円や豪ドル/円にも一時下落圧力がかかった。 ドル/円の見通し 27日のドル/円は終値ベースで0.1%未満の小幅高。ドル高の流れに沿って一時0.3%高の108.18円前後まで上昇したが、トランプ米政権が米株式市場における中国株の上場廃止を検討との報道で上げ幅を縮小した。108円台の上値の重さを再確認した格好であり、本日も月初来高値(108.48円前後)の手前では戻り売り圧力が強まりそうだ。一方で、月末・四半期末に絡むドル需要が本日も下値を支えると見られ、107円…

大統領弾劾と米の中国投資制限

…法律が成立した。 *豪ドル「通貨8位、株価6位、ロウ総裁発言で利下げ期待がやや後退」 ロウRBA総裁の発言で利下げ期待がやや後退した。金利先物市場が織り込む今週の0.25%利下げ確率は60%と、ロウ総裁発言前の74%から低下した。先週は4大銀行が揃って10月利下げを予想していた。 ロウ総裁は連続利下げに言及しつつ「追加の金融緩和が必要となる可能性がある」と述べ、「理事会では、再び兆候の評価をすることになる」とした。必要なら政策をさらに緩和する用意があるとし、低金利が長期間継続…

「円高・米ドル安見通しが後退」外為短観 第124回

…4:今後 1カ月間の豪ドル/円相場の見通しについてお答えください 「今後1カ月間の豪ドル/円相場の見通し」については、「豪ドル高・円安方向」と答えた割合が 23.7%であったのに対し、「円高・豪ドル安方向」と答えた割合は42.9%であった。この結果「豪ドル/円予想DI」は▼19.2%ポイントとなり、前回(▼24.3%ポイント)からマイナス幅はやや縮小したが10カ月連続のマイナスとなった。調査期間前後の豪ドル/円相場は、9月上旬の上昇に対する調整の動きで74円台から72円台へと…

ドル・円は主に107円台後半で推移か、米政治不安を意識してドル買い抑制も

…半でユーロ買い興味 豪ドル・円: 72.30円-73.30円 72円台前半で豪ドル買い興味 通貨別分析 重要事項(ディスクレーマー) ■株式会社フィスコ(以下「フィスコ」という)は株価情報および指数情報の利用について東京証券取引所・大阪取引所・日本経済新聞社の承諾のもと提供しています。 ■"JASDAQ INDEX" の指数値及び商標は、株式会社東京証券取引所の知的財産であり一切の権利は同社に帰属します。 ■掲載される情報はフィスコが信頼できると判断した情報源をもとにフィスコ…

「ドル/円、方向感出にくい」 外為トゥデイ 2019年9月27日号

…が伝わると対ドルや対豪ドルで一時円売りが優勢となった。なお、これより前に中国商務省は「10月の通商協議の準備のため、米中双方ともに緊密に連絡している」とのコメントを発表した。 ドル/円の見通し 昨日のドル/円は終値ベースで0.1%未満の小幅高。一時107.50円台を割り込む場面もあったが、四半期末に絡むドル需要にも支えられて107.90円台まで反発するなど底堅く推移した。NY市場では、中国外相が米製品の購入拡大に前向きな姿勢を示した事で米中対立懸念が和らいだ一方、トランプ米大…

ドル・円は主に107円台後半で推移か、米長期金利反発でドル下げ渋りも

…辺でユーロ買い興味 豪ドル・円: 72.30円-73.30円 72円台前半で豪ドル買い興味 通貨別分析 重要事項(ディスクレーマー) ■株式会社フィスコ(以下「フィスコ」という)は株価情報および指数情報の利用について東京証券取引所・大阪取引所・日本経済新聞社の承諾のもと提供しています。 ■"JASDAQ INDEX" の指数値及び商標は、株式会社東京証券取引所の知的財産であり一切の権利は同社に帰属します。 ■掲載される情報はフィスコが信頼できると判断した情報源をもとにフィスコ…

「ドル/円、108円台回復なるか」 外為トゥデイ 2019年9月26日号

…相まって、対ドルや対豪ドルを中心に円売りが強まった。 (2) ジョンソン英首相による議会閉会措置が「違法」と判断された事によりこの日から英下院が再開。政局の混乱が懸念される中、欧州市場に入るとポンドは下落。なお、ジョンソン首相は米国から帰国後に議会に出席。「政府に不信任案を出してみろ」と野党を挑発した。 (3) 米8月新築住宅販売件数は年率換算71.3万件と市場予想(65.9万件)を大幅に上回った。また、米ホワイトハウスはトランプ大統領に対する弾劾調査の引き金となったウクライ…

「米大統領弾劾リスク」 外為トゥデイ 2019年9月25日号

…演で「低金利や減税、豪ドル安などを背景に成長率が緩やかに上昇すると予想」「堅調な雇用増加はインフレに関係なく維持できるだろう」などと豪経済に前向きな見方を示した。一方で、「さらなる金融緩和が必要である可能性」「来月の会合では再び証拠を蓄積するだろう」などとも述べたため豪ドル買いは続かなかった。 (4) 米9月消費者信頼感指数が、125.1と市場予想(133.0)を下回り前回(134.2)から大きく低下するとドル売りが優勢となった。 (5) 米民主党のペロシ下院議長は、バイデン…

リスク選好とテクニカルの円安が一服も週明け米中譲歩も

…を明らかにした。 *豪ドル通貨10位、株価6位、4大銀行が揃って10月利下げを予想 中東緊張が影を落とし豪ドルは下落した。豪は原油はネットで輸入国なので原油高はデメリットだ。中国の小売売上や鉱工業生産悪化や先週末の米中通商協議進展観測の後退も豪ドル売りとなった。8月の雇用統計は、就業者数が前月比3万4700人増加したものの、求職者の増加を背景に失業率は5.3%に上昇し、1年ぶり高水準となった。パートタイム就業者が5万200人増加した一方、フルタイム就業者数は1万5500人減少…

【豪ドル円】RBAの10月利下げ観測広がる

…。 9月20日(金)豪ドル/円 基調 上値重い 目先の注目材料 ・主要国株価、国際商品価格 RBAの10月利下げ観測広がる 豪ドル/円は9月に入り一本調子で上昇し、12日には74.49円前後まで上昇して約1カ月半ぶりの高値を付けた。しかしその後は調整ムードが広がり、73.10円台まで弱含む場面もあった。昨日の豪8月雇用統計で、失業率が悪化した事などから豪中銀(RBA)が10月1日に25bp(0.25%)の利下げに動くとの観測が高まっており、これが豪ドル相場を圧迫。なお、豪政策…

「関心は米中問題へ回帰」 外為トゥデイ 2019年9月20日号

…利下げ観測が高まると豪ドル売りが強まった。 (2) 日銀が金融政策の現状維持を決定。声明で「海外経済の減速が続き(中略)、より注意が必要な情勢になりつつあると判断」「次回会合で経済・物価動向を改めて点検」として10月の追加緩和に含みを持たせた。ただ、市場は日銀の追加緩和見送りへの失望感が先立ち円買いに傾いた。 (3) 黒田日銀総裁は定例記者会見で、金融緩和の余地に関する質問に「米連邦準備制度理事会(FRB)に比べると少ないかもしれないが、欧州中銀(ECB)に比べると余地がある…

ドル・円は108円台で推移か、日銀金融政策を巡る思惑でドル売り抑制も

…辺でユーロ買い興味 豪ドル・円: 73.50円-74.50円 73円台半ば近辺で豪ドル買い興味 通貨別分析 重要事項(ディスクレーマー) ■株式会社フィスコ(以下「フィスコ」という)は株価情報および指数情報の利用について東京証券取引所・大阪取引所・日本経済新聞社の承諾のもと提供しています。 ■"JASDAQ INDEX" の指数値及び商標は、株式会社東京証券取引所の知的財産であり一切の権利は同社に帰属します。 ■掲載される情報はフィスコが信頼できると判断した情報源をもとにフィ…

豪8月雇用統計の結果に注目 注目の高金利通貨 豪ドル/円 9月18日号

豪ドル/円(4時間足) 直近1週間のポイント ・米中対立懸念が緩和・中東の地政学リスク・2週間続いた上昇が一服 足元の豪ドル/円は反発一巡でもみ合う展開 豪ドル/円は、米中通商協議の再開が決まり両国の対立懸念が薄れる中、13日に74.49円前後まで上昇しておよそ1カ月半ぶりの高値を付けました。ただ、14日にサウジアラビアの石油施設が攻撃を受けた事で中東の地政学リスクが高まると、週明け16日には一時73.80円台まで反落。その後は持ち直しましたが、9月に入り続いていた右肩上がり…

週明け中東緊張で円高進む。世界は利下げする必要があるのだろうか

…回避できそうだ。 *豪ドル「通貨8位、株価7位、国内景気悪化も外部要因が豪ドルを支える」 日足では対円で10日連続陽線。消費者信頼感指数、企業景況感指数ともに悪化した。2Q・GDPも前年比1.4%増と、約10年ぶりの低い伸びとなっていたが、豪ドルは上昇した。引き続き米中通商協議進展観測や英の合意なきEU離脱の交代でのリスク選好の流れにのった。ファンダメンタルズは悪化しているが、2Q経常収支が1975年以来の黒字となったように需給面からは豪ドルを支えている。 今週は雇用統計やR…

【豪ドル円】10連騰なるか

…。 9月13日(金)豪ドル/円 基調 上げ一服 目先の注目材料 ・主要国株価、国際商品価格 10連騰なるか 米中貿易戦争の戦局動向に最も敏感な豪ドル/円は、9月に入り「負け知らず」の9営業日続伸中だ。本日もアジア株の上昇を背景に堅調を維持しており、10連騰をかけて欧米市場に臨む事になる。日足チャートを振り返れば、トランプ米大統領が対中関税第4弾の発動を発表した8月1日の前営業日の終値が74.46円前後であり、本日の東京市場でも、この水準でひとまず上げ渋った格好だ。こうした動き…

「米10年債利回り1.7%台回復」外為トゥデイ 2019年9月11日号

…ら低下。これを受けて豪ドルが下落した。なお、中国8月消費者物価指数は前年比+2.8%と予想(+2.7%)を上回った。また、中国8月生産者物価指数は前年比-0.8%と、予想(-0.9%)ほどには低下しなかった。 (3) 「日銀が9月会合で金融緩和の是非を議論」と一部通信社が伝えた事を受けて円が売られる場面があった。なお、記事は複数の関係者の話として「日銀内では海外経済の不確実性の増大を懸念する声が多く、9月会合で『物価安定の目標』に向けたモメンタムに悪影響を及ぼさないか点検する…

【豪ドル円】5陽連の神通力は?

…。 9月9日(月) 豪ドル/円 基調 上値模索 目先の注目材料 ・主要国株価、国際商品価格 ・9/10 中国8月消費者物価指数 5陽連の神通力は? 先週の豪ドル/円相場は5日続伸となり、日足チャート上には強い上昇シグナルとされる「5陽連」が出現した。上昇の背景は、(1)豪中銀(RBA)による10月利下げの可能性が低下した事、(2)米中が通商協議の再開を決めた事、(3)中国が預金準備率を引き下げて景気支援に動いた事などが挙げられる。裏を返せば、(1)RBAによる追加利下げ観測、…

「ドル/円、方向感模索へ」外為トゥデイ 2019年9月9日号

…気後退懸念が和らぐと豪ドルが一時的に上昇した。 (3) 米8月雇用統計の主な結果は、非農業部門雇用者数が13.0万人増(予想:16.0万人増、前回:15.9万人増)、失業率は3.7%(予想、前回ともに3.7%)、平均時給は前月比+0.4%、前年比+3.2%(予想:+0.3%、+3.0%、前回:+0.3%、+3.3%)であった。雇用者数の伸びが鈍化した事を受けてドルは売りが優勢となった。ただ、賃金の伸びが予想を上回った事や、米8月労働参加率が63.2%と前回(63.0%)から上…

公約未達のトランプ大統領に焦り、要クリプレ

…の姿勢を示した。 *豪ドル「通貨6位、株価7位、政策金利を0.25%まで引き下げ見通しも。ただ米中通商会議次第」 豪ドル、豪株価ともに上昇した。米中通商会議の10月開催観測が支えた。さらに需給が改善した。2Q経常収支が1975年以来の黒字となった。主要な輸出産品である鉄鉱石の価格が大きく上昇したことが寄与した。2Qの経常収支は59億豪ドルの黒字。予想は15億豪ドルの黒字を見込んでいた。前期は11億豪ドルの赤字。44年ぶりの経常黒字は、鉄鉱石価格の異例かつ予想外の急上昇が背景だ…

「ドル/円、1カ月ぶり107円台」 外為トゥデイ 2019年9月6日号

…立懸念が和らぐと、対豪ドルを中心に円売りが優勢となった。なお、その後に発表された豪7月貿易収支は72.68億豪ドルの黒字となり、黒字額が予想(70.00億豪ドル)を上回った。 (2) 欧州市場に入るとポンドやユーロが上昇。昨日の英議会の決定により、英国の欧州連合(EU)離脱=Brexitを巡る「合意なき離脱」への懸念が後退した事が改めて意識された。 (3) 米8月ADP全国雇用者数は19.5万人増と市場予想(14.8万人増)を上回る伸びとなった。翌日の米8月雇用統計への期待が…

前日の海外市況ほか

…予想:+70.00億豪ドル) 15:00 独・7月製造業受注(前月比予想:-1.4%、6月:+2.5%) 21:15 米・8月ADP雇用統計 (予想:+14.8万人) 21:30 米・先週分新規失業保険申請件数 (予想:21.5万件) 23:00 米・8月ISM非製造業景況指数(予想:54.0、7月:53.7) 23:00 米・7月製造業受注(前月比予想:+1.0%、6月:+0.6%) 経済指標 米・7月貿易収支:-540億ドル(予想:-534億ドル) カナダ・7月貿易収支:…

「ドル/円、市場心理改善でも上値重い」 外為トゥデイ 2019年9月5日号

…げの思惑が後退すると豪ドルが上昇した。その後、中国8月財新サービス業PMIが52.1となり、市場予想(51.7)を上回ると、豪ドルはもうひと伸びした。 (2) 香港紙が「香港行政長官、逃亡犯条例を正式に撤回へ」と報じると、抗議活動デモ鎮静化への期待から円売りが強まった。なお、この日の香港株ハンセン指数は3.9%の大幅高となった。 (3) 米7月貿易収支は540億ドルの赤字となり、赤字額は予想(534億ドル)を上回った。なお、対中赤字は季節調整前で328億ドル(前月比+9.4%…

「米ISMが50割れ」 外為トゥデイ 2019年9月4日号

…なかったとの見方から豪ドルに買い戻しが入った。なお、豪ドルはこれ以前に発表された豪7月小売売上高が前月比-0.1%と予想(+0.2%)に反して減少した事で売られていた。 (2) 英与党・保守党の下院議員1名が、英国の欧州連合(EU)離脱に対するジョンソン首相のスタンスに反対して離党するとともに親EU政党の自由民主党に移籍した。これを受けて与党は下院の過半数議席を失った。このため、ジョンソン首相の強硬離脱への懸念が和らぎポンドが反発した。 (3) 米8月ISM製造業景況指数は4…

「苦難が続く英連邦通貨」外為総研 House View ポンド/円・豪ドル/円 2019年9月

…りそうだ。(神田) 豪ドル/円 豪ドル/円の基調と予想レンジ 豪ドル/円 8月の推移 8月の豪ドル/円相場は69.962~74.853円のレンジで推移し、月間の終値ベースでは約3.9%の大幅下落(豪ドル安・円高)となった。豪ドルは米中貿易戦争を巡る両国の動きに振り回される格好で軟調に推移。米国が対中関税第4弾の発動を一部延期した13日には73円台目前まで反発したが、戻りは続かず、26日には約10年ぶりに一時70円台を割り込んだ。前営業日に中国が対米報復関税を発表すると米国は関…

ドル・円は主に106円台前半で推移か、米中対立の長期化を警戒してドル買い抑制も

…辺でユーロ買い興味 豪ドル・円: 70.80円-71.80円 70円台後半で豪ドル買い興味 通貨別分析 重要事項(ディスクレーマー) ■株式会社フィスコ(以下「フィスコ」という)は株価情報および指数情報の利用について東京証券取引所・大阪取引所・日本経済新聞社の承諾のもと提供しています。 ■"JASDAQ INDEX" の指数値及び商標は、株式会社東京証券取引所の知的財産であり一切の権利は同社に帰属します。 ■掲載される情報はフィスコが信頼できると判断した情報源をもとにフィスコ…

「米中協議が日程調整で難航」 外為トゥデイ 2019年9月3日号

…った。これを好感して豪ドルに一時買いが入った。 (3) 欧州市場に入るとポンドが軟調に推移。「英野党、合意なき欧州連合(EU)離脱を阻止する法案を今週提出へ」と報じられた他、「この法案が可決されれば政府への不信任案だと受け止める」との首相関係者の発言も伝わった。また、BBCは、ジョンソン英首相が今週中に早期の総選挙を呼びかける事も多くの選択肢の中のひとつだと報じた。 (4) 9月に開催予定の米中閣僚級通商協議について、交渉再開に向けた基本的な条件で両者はまだ一致しておらず、日…

【豪ドル円】RBAは様子見姿勢を修正するのか

…す。 9月2日(月)豪ドル/円 基調 方向感模索 目先の注目材料 ・9/3 RBA政策金利 ・主要国株価、国際商品価格 RBAは様子見姿勢を修正するのか 豪中銀(RBA)が明日発表する政策金利は、1.00%に据え置かれる公算が大きい。前回の声明では、追加利下げについては「必要に応じて」とした。これは6月7月の利下げの効果を見守る「様子見」の姿勢を示すと考えられている。今回の見どころは、RBAがこの「様子見」の姿勢を修正するのかどうかであろう。仮に、「必要に応じて」の文言を声明…

為替相場は実需の需給が基本

…反発するだろう。 *豪ドル「通貨8位、株価6位、豪ドル週間、GDPはやや弱いか」 今週は豪週間だ。経常収支 小売売上 政策金利 GDP 貿易収支と続く。米中貿易戦争による中国景気減速の影響で豪ドルが売られる。ただ貿易黒字が続くし需給は悪くないのでカナダのようにもう少し上昇してもいいかと思う。インフレが抑制されているだけにRBAが積極緩和姿勢を打ち出すので市場も豪ドルを売ってしまう。先週の2Qの民間新規設備投資は予想外の減少で前期比0.5%減少となった。予想は0.5%増だった。…

【豪ドル円】米中貿易戦争の戦況睨み

…。 8月30日(金)豪ドル/円 基調 波乱含み 目先の注目材料 ・主要国株価、国際商品価格 ・9/1米政権、対中関税第4弾を発動 米中貿易戦争の戦況睨み 9月1日に米国の対中関税第4弾が発動される予定だ。土壇場での発動回避があればポジティブサプライズとなりうるが望み薄だろう。中国側も既に報復関税の発動を表明しており、関税の応酬となる公算が大きい。そうした中、本日のNY市場では株価動向に注目しておきたい。米国は週明け2日がレーバーデーの祝日となるだけに、3連休前の株安には注意が…

「米中の対立緩和期待が浮上」 外為トゥデイ 2019年8月30日号

…への懸念が和らぎ、対豪ドルを中心に円売りが強まった。 (2) 独8月消費者物価指数・速報値は前月比-0.2%、前年比+1.4%と、いずれも予想(-0.1%、+1.5%)を下回った。 (3) 米4-6月期国内総生産(GDP)・改定値は前期比年率+2.0%と速報値(+2.1%)から、予想通りに下方修正された。内訳では、輸出が-5.8%と大きく減少した一方、個人消費は+4.7%と予想(+4.3%)を上回る伸びとなった。また、米新規失業保険申請件数は21.5万件と予想(21.4万件)…

RBA理事会に注目 注目の高金利通貨 豪ドル/円 8月28日号

豪ドル/円(4時間足) 直近1週間のポイント ☆米中貿易戦争の激化で一時70円割れ・米中協議再開への期待で持ち直すも上値は重い 足元の豪ドル/円は10年ぶりに70円割れ 豪ドル/円は26日に2009年4月以来、10年4カ月ぶりに70円台を割り込み、一時69.90円台に下落しました。23日に中国が米国の対中関税第4弾への報復関税を発表すると、トランプ米大統領は従来の対中関税とこれから発動する第4弾への関税上乗せを発表。この日は71.00円台で踏みとどまっていた豪ドル/円でしたが…