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「ドル/円、10月上昇アノマリー」 外為トゥデイ 2019年10月1日号

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(1)
中国9月製造業PMIは49.8と予想(49.6)を上回った。その後、中国9月財新製造業PMIも51.4と予想(50.2)を上回ったが、豪ドルを筆頭に市場の反応は限られた。

(2)
英4-6月期国内総生産(GDP)・改定値は前年比+1.3%に上方修正(速報値:+1.2%)。市場予想(+1.2%)も上回り、ポンドが買われた。

(3)
独9月消費者物価指数・速報値は前月比±0.0%、前年比+1.2%(予想:±0.0%、+1.3%)であった。前年比で予想を下回るとともに前月(+1.4%)から減速した事を受けてユーロ売りが強まった。なお、ユーロは対ドルで、1ユーロ=1.08857ドル前後まで下落して2017年5月以来の安値を更新した。

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ドル/円の見通し

昨日のドル/円は終値ベースで0.1%上昇。決め手を欠きながらもドルが堅調に推移する中、一時108.18円前後まで上伸した。なお、9月は月間ベースで1.7%高を記録。10月のドル/円相場は、過去10年中8年が月足陽線と上昇傾向が強いのが特徴だ。第4四半期のスタートであり、年末に向けたドル需要が意識されやすい事などが上昇の背景と見られる。

そうした中、本日のドル/円は108円台半ばの上値抵抗を突破できるかが焦点となりそうだ。9月高値(18日108.48円前後)を超えられれば上昇に弾みが付く可能性もある。注目材料は米9月ISM製造業景況指数だ。前回は49.1と、米中貿易戦争の影響が滲む冴えない結果であっただけに今回の結果に注目したい。市場予想は50.0となっており、持ち直しが期待されている。

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