いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。
9月30日(月)豪ドル/円
基調
方向感模索
目先の注目材料
・10/1 RBA政策金利
・主要国株価、国際商品価格
利下げ予想優勢も一部に据え置き予想
豪中銀(RBA)は、明日の日本時間13時30分に政策金利を発表する。
市場予想では、政策金利であるキャッシュレートを25bp(0.25%)引き下げて、史上最低の0.75%にするとの見方が優勢だ。
ただ、一部には1.00%に据え置くとの予想もあって、見方はやや割れている。
豪政策金利が織り込む25bp利下げの確率も本日時点で77.5%と、据え置きにも含みを残す格好となっている。
こうした中、RBAが利下げに動けば豪ドル安に振れやすい一方、仮に据え置きなら豪ドル高で反応しそうだ。
もっとも、そうした初期反応が一巡した後は、今後の政策スタンスが焦点となろう。
たとえ利下げしても打ち止め感が漂えば豪ドルは反発するだろう。
反対に、仮に据え置きでも次回利下げを示唆するようなら豪ドルは反落する事になろう。
いずれにしても声明が重要なカギを握ると見られる。
中でも最終段落の「失業率を引き下げ、インフレ目標に向けたより確実な進展を達成するためには、長期にわたる低金利が求められると予想するのは合理的だ。
理事会は労働市場などの動向を引き続き監視し、経済の持続的成長と長期的なインフレ目標の達成を支えるために必要に応じて金融政策をさらに緩和する」との一文に修正があるのか注目したい。