短期トレード即効チャージ
昨日はRBAが理事会を開催し市場のメインシナリオである「据え置き」に反して、「0.25%の利上げ」を実施した。RBAは高止まりするインフレ率に対する警戒感を示すと同時に、家計支出の減速への懸念を示していた。 本日は豪1-3月期国内総生産(GDP)が発表され…
本日はRBAが理事会を開催し政策金利を発表する。先月RBAが利上げを実施した際、今後については「CPIなどの経済指標の結果次第で決まる」との見方を示した。その後発表された豪州の主要経済指標の結果を見ると、月次CPIは前月から加速(利上げ要因)、雇用統…
2日に発表された米5月雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回る結果となったことから、米経済の底堅さへの期待が高まっており、リスクオンに傾きやすい状況になっている。 本日は中国5月財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)が発表される。5…
昨日、米債務上限法案が無事に米下院を通過したことで、米国のデフォルト懸念が後退した。また、中国5月財新製造業PMIが50.9と前月や予想(ともに49.5)を上回り、好不況の境目となる50.0を上回った。これらの結果を受けて株価が反発したことが豪ドルにとっ…
昨日発表された豪4月月次CPIは前年比+6.8%と、豪州のインフレは3月の+6.3%から反発していた。 この結果を受けて、RBA理事会による6月7日の利上げの可能性を市場が認識する割合は20%前後まで増加した。それにも関わらず、昨日の豪ドルは主要通貨の中では最…
RBAが過去数回の理事会で繰り返し指摘していることは、「インフレの高止まり」懸念だ。高インフレが定着してしまうと、インフレ圧力を低下させるために金利を大きく上げざるを得なくなり、経済に大きなダメージを与えるという考えからだ。 本日は、豪4月消…
本日も昨日に続いて、豪州や中国で注目経済指標の発表予定はない。 現在の市場の関心は、 ①米債務上限問題は期日までに解決するのか? ②米連邦準備制度理事会(FRB)は追加利上げを行うのか?行うとしたらその時期は?回数は? の2つとなっている。 ①は明日…
本日は豪州にて注目の経済指標の発表はない。また、米国と英国は祝日休場のため方向感が見出しにくい日となりそうだ。 そういった中、週末に米債務上限問題が原則合意に至った。これを受けて、リスク選好の動きになりやすい状況となっている。この影響から豪…
本日は英4月CPIが発表される。市場予想の中央値は前年比+8.2%となっており、前月(+10.1%)から英国のインフレは急速に鈍化する見通しになっている。一方で、CPIコアは+6.2%と前月から横ばい予想となっている。 昨日、ベイリーBOE総裁が「利上げのピークに近…
本日は豪4月小売売上高が発表される。豪州の個人消費は同国のGDPの約60%を占めると言われており、注目度は高い。 RBAは5月2日に開催した理事会の議事要旨で、「消費の伸びはしばらく抑制される」と予想している。これは高インフレや、高金利によるローン支…
昨日豪州の隣国ニュージーランドの中央銀行(RBNZ)が政策金利を発表した。政策金利は市場予想通り0.25%の利上げを実施して5.50%とした。市場を驚かせたのは声明で「金利のピークを5.50%と予想」「2024年3Qに利下げ開始と予想」など『利上げ終了』に加え『…
本日は英4月CPIが発表される。市場予想の中央値は前年比+8.2%となっており、前月(+10.1%)から英国のインフレは急速に鈍化する見通しになっている。一方で、CPIコアは+6.2%と前月から横ばい予想となっている。 昨日、ベイリーBOE総裁が「利上げのピークに近…
本日は11時に豪州の隣国ニュージーランドの中央銀行(RBNZ)が政策金利を発表する。 前回4月のRBNZ会合ではサプライズとなる0.50%利上げを実施(市場予想:0.25%)。RBNZの利上げ発表直後に豪ドルはNZドルに連れて、上昇することになった(買い一巡後は下落…
本日は英5月製造業PMIと5月サービス業PMIが発表される。市場予想は製造業PMIが前月より改善する一方でサービス業PMIは若干悪化となっている。英国でもほかの先進国同様に製造業の低迷を、サービス業の力強い成長が支える状態が続いている。こういった状況下…
本日はドイツやユーロ圏、米国などの5月サービス業購買担当者景気指数(PMI)と5月製造業PMIが発表される。 欧米では製造業よりもサービス業の景気回復度合いが大きく、製造業の回復力不足を補う状況が続いている。各国(地域)の5月の製造業PMIが予想以上に…
本日は外国為替市場に大きな影響を与えそうな経済指標が予定されていない。米国の債務上限問題を巡る楽観的な姿勢が後退し、不透明感がリスクを取りにくい状態となっている。市場のメインテーマは引き続き米債務上限問題の行方となりそうだ。NY時間午後にバ…
昨日発表された、豪4月雇用統計は市場予想に反して悪化を示した。 この結果を受けて、市場はRBAが6月に金利を据え置きにするとの見立てを一層強めている。「今回の豪4月雇用統計は集計期間が4月2日~15日であり、豪州のイースター休暇(4月7日~10日)と被っ…
本日は豪4月雇用統計が発表される。 10日に公表されたRBA議事要旨(5月2日開催分)では、「3月の雇用が非常に強かった。そして雇用はフルタイムに集中している」と指摘している。本日発表される4月分でも3月同様に雇用が力強さを維持し、フルタイムの雇用が…
昨日は5月2日に開催された、RBA理事会の議事要旨が公表された。そのなかで、「利上げか据え置きかの判断は微妙だった」との文言があった。市場はこの文言から、「6月の利上げの可能性はなくなった」と判断したようだ。他方で、RBAはインフレ高止まりへの警戒…
本日は英4月雇用統計が発表される。11日にBOEは0.25%の利上げを決定した。その議事録を見ると、BOEが労働市場のひっ迫及び、賃金上昇率に強く注目していることがわかる。また、ベイリーBOE総裁はBOE会合後の記者会見で「利上げ休止が可能になる地点に近付い…
本日は5月2日に開催された、RBA理事会の議事要旨が公表される。この会合でRBAは0.25%利上げを実施し、市場にサプライズを与えた。そのサプライズ利上げの経緯と、今後の方向性を議事要旨から読み解くことになる。 現時点で、市場はRBAの6月利上げを全く織り…
本日は豪州にて注目の経済指標の発表は予定されていない。 海外時間には米5月NY連銀製造業景気指数が発表される。前月(4月)は市場のマイナス予想に反し+10.8と5カ月振りに好不況の境目となる±0.0を上回った。市場が米連邦準備制度理事会(FRB)の6月利上げ…
本日は豪州にて注目の経済指標の発表は予定されていない。 米地銀パックウエスト・バンコープの預金減少を受けて、米金融システム不安が再燃している。この影響でリスクマインドに敏感な豪ドルの上値が抑えられている。本日も米金融システムに関するヘッドラ…
本日、BOEが金融政策を発表する。市場では0.25%の利上げがほぼ織り込まれている。市場予想通り0.25%利上げだった場合はポンド相場への影響は限定的となりそうだ。その場合、政策金利と同時に発表される声明文や議事録、20:30からのベイリー総裁の記者会見で…
昨日発表された米4月消費者物価指数(CPI)は市場予想(前年比+5.0%)を下回る+4.9%となった。 米国のインフレが小幅ながら前月(+5.0%)から着実に鈍化していたことから、市場は「米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げは5月が最後」との見方を強めている。…
本日は、米4月消費者物価指数(CPI)が発表される。市場は前年比+5.0%と米国のインフレが前月から横ばいになることを予想。先日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ7月にも利下げを開始するとの見方が浮上…
本日は中国4月貿易収支が発表される。豪州から中国への輸出額は2020-2021年度の輸出総額の4割強を占めるなど、豪州は中国と交易関係が強い。 中国は豪州から輸入した一次産品を加工して海外に輸出する。そのため、海外の景気が低迷すると中国の輸出量が減少…
5日に発表された米4月雇用統計が予想を上回る強い結果となった。この結果を受けて、米景気減速に対する過度の警戒感はひとまず低下しており、資源国通貨である豪ドルを下支えする材料となっている。 一方で、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ余地はほぼ…
本日、RBAは金融政策会合を開催し、その後政策金利が発表される。前回(4月)会合でRBAが金利を据え置いたこと、その後発表された豪1-3月期CPIが期待通りに鈍化していたことなどから、市場は今回もRBAは金利を据え置くと予想している。 注目は政策金利と同時…
金曜日(28日)は植田総裁の下で初となる日銀金融政策決定会合が開催された。金融政策は大方の予想通り現状維持となった。しかし、イールドカーブコントロール(YCC)の修正、撤廃期待が一部で残っていたことや、植田総裁の発言がハト派的と受け止められて円…
本日は豪州で注目経済指標の発表は予定されていない。 豪ドル/円に関しては、日銀金融政策決定会合の結果やフォワードガイダンス次第で動きがありそうだ。今週、植田日銀総裁が「緩和を継続する」と明言している。そのため、市場の注目はフォワードガイダン…
本日は豪1-3月期CPIが発表される。四半期前、2022年10-12月期のCPIは12月に季節的要因の影響もあったことで前年比+7.8%まで急上昇した。その後、1月2月の月次CPIは堅調に鈍化している。市場予想は1-3月期CPIが+6.9%、3月月次CPIが+6.5%となっている。市場予…
本日は豪1-3月期CPIが発表される。四半期前、2022年10-12月期のCPIは12月に季節的要因の影響もあったことで前年比+7.8%まで急上昇した。その後、1月2月の月次CPIは堅調に鈍化している。市場予想は1-3月期CPIが+6.9%、3月月次CPIが+6.5%となっている。市場予…
本日は米3月新築住宅販売件数や米4月消費者信頼感指数が発表される。また、米主要企業の1-3月期決算発表が数多く控えている。経済指標の結果や、決算発表を受けた株価動向が豪ドル相場を主導することになりそうだ。 もっとも、明日に注目の豪1-3月期CPIの発…
金曜日に発表されたドイツやユーロ圏、英国の4月製造業購買担当者景気指数(PMI)は市場予想(前月より改善)に反して悪化。資源需要の減退を想起させた。 本日は豪州や米国で主要経済指標の発表はない。株価動向が豪ドル相場を主導することになりそうだ。短…
19日に発表された英3月CPIは前年比+10.1%だった。これで英国のインフレは6カ月連続で10%超えとなった。市場では、高止まりするインフレを背景にBOEの利上げ回数が従来の予想よりも増えるとの見方を強めている。 本日は英3月小売売上高と4月サービス業PMI、4…
昨日は、米国の経済指標が軒並み予想を下振れたことで、米景気の後退が意識され、株価や原油価格などが下落。資源国通貨である豪ドルはこういったリスクオフの動きに追随することが多い。しかし、昨日の豪ドルは主要通貨の中では最も強い部類に入る通常とは…
本日は豪州にて主要な経済指標の発表はない。今朝方、隣国のニュージーランド(NZ)の1-3月期CPIが発表された。結果は前年比+6.7%となり、予想や前回(+6.9%、+7.2%)を下回った。NZのインフレ鈍化は同じオセアニアの豪州のインフレ鈍化期待を高めることにな…
昨日発表された英雇用統計では、失業率(ILO方式)は前月(3.7%)から3.8%へ悪化したが、平均賃金が前年比+6.6%へと予想(+6.2%)より上昇。平均賃金は前月分も+6.5%から+6.6%へ上方修正されていることから、高止まりする賃金上昇率が英国のインフレ低下を妨…
昨日公表された4月のRBA理事会議事要旨では、「まず、0.25%利上げを議論した」「将来の会合で利上げが必要になる可能性を強調することが重要」などが示された。また、政策金利に関しては一時停止を示す「PAUSE」という単語が数多く使用されていた。これらを…
本日は英3月雇用統計が発表される。市場は国際労働機関(ILO)基準の失業率が3.7%となり低水準を維持、平均賃金(3カ月平均、前年比)は前月に続いて伸び率が鈍化すると予想している。注目は平均賃金となる。BOEは3月23日のMPCの議事要旨にて、「インフレ圧…
RBAは4月4日に開催した理事会で、政策金利の据え置きを決定。昨年5月から始まった利上げは10会合連続で行われたが、ついに停止となった。本日は、その4月RBA理事会の議事要旨が公表される。市場はこの議事要旨から今後の利上げ再開の可能性や利上げを再開す…
本日は豪州にて経済指標等の発表は予定されていない。そのため、米国の景気動向への思惑が豪ドル相場を主導するものと考えている。 本日は米4月NY連銀製造業景気指数が発表される。同指標は過去4カ月連続で景気減速を示しており、今回の予想も減速となってい…
昨日発表された豪3月雇用統計では、雇用者数が5.3万人増と予想(2.0万人増)を大きく上回るなど、かなり強い結果となった。そして、米3月生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったことによって、米景気後退(リセッション)懸念が薄れたことなどが、豪ドルが大…
本日は2月月次GDPと2月鉱工業生産が発表される。前回、1月分の月次GDPは+0.3%だった。市場は2月の月次GDPは前月比+0.1%と小幅ながら成長を予想している。英国の月次GDPが2カ月連続で成長を示すのは昨年1,2月以来ない。英国は依然として10%を超えるインフレ…
本日は豪3月雇用統計が発表される。市場は雇用者数が2万人増、失業率は3.6%(前回:3.5%)に悪化すると予想している。RBAは4月の理事会で政策金利を据え置いた。今後の利上げについては「データ次第」との姿勢を崩していないが、市場はRBAの利上げサイクル…
先週金曜日(7日)に発表された米3月雇用統計が市場予想よりも良かったことで、市場は米経済が景気後退(リセッション)に陥らずに済むとの期待を高めている。こういった期待が、資源国通貨である豪ドルの支えとなっている。 本日は米3月消費者物価指数(CPI…
本日は豪州と交易関係の強い中国の3月消費者物価指数(CPI)と3月生産者物価指数(PPI)が発表される。中国最新の2月CPIは前年比+1.0%と中国政府の定めるインフレ目標(3%)には遠く及ばない。本日発表される3月CPIの市場予想は+1.0%となっている。予想を下…
先週金曜日(7日)に発表された米3月雇用統計は市場予想をやや上回る結果となった。直近の米経済指標は米景気後退(リセッション)を意識させる結果が多かっただけに、米3月雇用統計の結果は市場の過度な警戒感を和らげるものとなった。 本日はイースターマ…
昨日は、オーストラリア(豪州)の3月貿易収支が発表された。結果は138.7億豪ドルの貿易黒字となり、予想や前月(112.22億豪ドル、112.66億豪ドルともに黒字)を上回った。しかし、内容を見ると輸出、輸入ともに前月から減少しており、輸入額が輸出額に比べ…