読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

豪ドル/円 今日の見通し「豪CPI、予想より低下していればRBAは利下げ時期前倒し?」2024/1/10

最新号はコチラ

オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

本日9:30 豪11月CPI発表!
・11月29日に発表された豪10月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%となり豪州のインフレは前月(+5.6%)から大幅に鈍化した。
10月25日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+5.4%となり、前四半期(+6.0%)から鈍化した。

・NY原油先物市場は反発。中東情勢の緊迫が続いているほか、紅海での混乱も解消していないことが買い材料となった。終値は前日比+1.47ドルの1バレル=72.24ドル(1月9日)。

・12月14日発表の豪11月雇用統計は、雇用者数が市場予想(1.15万人増)を大幅に上回る6.15万人の増加だった。失業率は3.9%へ上昇、労働参加率は67.2%へ上昇し過去最高を記録した。

・12月5日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。

今日のメインシナリオは

豪CPI、予想より低下していればRBAは利下げ時期前倒し?

本日は豪11月消費者物価指数(CPI)が発表される。市場は豪10月CPI(前月比+4.9%)から大きく低下して+4.4%になると予想している。RBAが23年11月に発表した金融政策報告書を見ると、豪州のCPIは23年末に+4.5%、24年6月に+3.9%まで低下するとの予測になっている。仮に本日発表の豪11月CPIが市場予想から下振れた場合、豪州のインフレはRBAの予測よりも早いペースで減速していることになる。そのため、市場では「RBAの利下げ開始時期が前倒しになる」との期待が膨らみ豪ドルに売り圧力がかかってきそうだ。

この先の個別相場変動

■豪11月CPIが予想(前年比+4.4%)を下回る
⇒23年末のCPI予測は+4.5%(豪金融政策報告書より)
⇒豪州のインフレは予測よりも早いペースで鈍化している
⇒RBAの利下げ開始時期前倒し期待が膨らむ
⇒豪金利が低下する
⇒豪ドルは売られる

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

日米株価動向
09:30 豪11月CPI

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は晴れ、豪ドル/米ドルは曇り空に太陽が覗く。6時に豪ドル/円のRSIで売りシグナルが、豪ドル/米ドルのボリンジャーバンドで買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。