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豪ドル/円 今日の見通し「祝日明けの米国勢の動きに注意 米株価動向が豪ドル相場を主導する」2024/1/16

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オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

昨日から現在までの相場

・NY原油先物市場はキング牧師生誕記念日で祝日休場(1月15日)。

・1月10日に発表された豪11月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+4.3%となり豪州のインフレは前月(+4.9%)から大幅に鈍化した。
10月25日に発表された豪4-6月期CPIは前年比+5.4%となり、前四半期(+6.0%)から鈍化した。

・12月14日発表の豪11月雇用統計は、雇用者数が市場予想(1.15万人増)を大幅に上回る6.15万人の増加だった。失業率は3.9%へ上昇、労働参加率は67.2%へ上昇し過去最高を記録した。

・12月5日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。

今日のメインシナリオは

祝日明けの米国勢の動きに注意 米株価動向が豪ドル相場を主導する

本日は豪ドル相場に大きく影響を及ぼしそうな経済指標の発表は予定されていない。そのため、豪ドルは日米の株価指数や資源価格の動向を眺めながらの動きとなりそうだ。
米国では12日に発表された米12月生産者物価指数(PPI)が市場予想を下回ったことで、市場は3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ開始を再び強く織り込んだ。その後、週末にはシカゴ連銀のグールズビー総裁がこの動きをけん制した。本日はNY時間にウォラーFRB理事が「経済予測と金融政策」について講演する予定となっている。ウォラー理事もグールズビー総裁に続いて市場の動きをけん制する可能性があり、米国の債権市場や株式市場が大きく反応を示す可能性もあるため警戒しておきたい。

この先の個別相場変動

■ウォラーFRB理事がタカ派的な発言をする
⇒3月FOMCでの利下げ観測が後退する
⇒米長期金利が上昇する
⇒長期金利の上昇を嫌気して米株価指数が下落する
⇒豪ドルはリスクセンチメントに敏感
⇒豪ドルは売られる

豪ドル円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

日米株価動向
ウォラーFRB理事講演

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は雨、豪ドル/米ドルは晴れ。6時に豪ドル/円の移動平均で売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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