マット今井のトレードアイディア の検索結果:

「米景気回復を背景にドル高が本格化か FOMCを受け」マット今井のトレードアイディア 2021年6月17日

注目のFOMCで大きな変化がありました。政策金利は据え置きとなりましたが、今後のアメリカ経済の見通しに関して、ワクチン接種の普及を背景に、かなり前向きな見方に変えてきていること、それに合わせて、金融政策も変更していく可能性に言及しています。 「ワクチン接種と強力な経済支援の進展で、経済活動と雇用指標は強まった」と、アメリカ経済に関して前向きに捉えた表現を入れています。金利見通し(ドットチャート)では、メンバー18人のうち13名が、2023年までに少なくとも2回の利上げを予想し…

「ドル/円 今こそ買い戦略で」マット今井のトレードアイディア 2021年6月10日

先週発表されたアメリカの雇用統計の結果が市場予想を下回ってしまい、アメリカ経済に対する楽観的なムードが一気に吹っ飛んでしまいました。10年物国債の利回りも1.5%を下回ってきています。 指標の発表前は、全体的にドル高の流れになりかかっていましたが、これで元の木阿弥です。アメリカの経済指標は今後好転してくるとみていますが、それは少し後のことになるでしょうから、当面、どちらにもいきづらい展開が続くのではないでしょうか。 トレードとしては、こういう分かりにくいときはドル円でレンジト…

「ドル/円 111円はちょっと遠そうだが…」マット今井のトレードアイディア 2021年6月4日

先週発表されたアメリカの雇用統計の結果が市場予想を下回ってしまい、アメリカ経済に対する楽観的なムードが一気に吹っ飛んでしまいました。 10年物国債の利回りも1.5%を下回ってきています。指標の発表前は、全体的にドル高の流れになりかかっていましたが、これで元の木阿弥です。アメリカの経済指標は今後好転してくるとみていますが、それは少し後のことになるでしょうから、当面、どちらにもいきづらい展開が続くのではないでしょうか。 トレードとしては、こういう分かりにくいときはドル円でレンジト…

「クロス円 円安傾向続きそう」マット今井のトレードアイディア 2021年5月28日

ドル円のここのところの動きを見ると、108円台になると内外投資家からのドル買いがみられるようになってきました。こういう状況のときは、段々108円台が堅くなり、どこかで上に抜けるということが起きやすくなります。 今回もそのような動きをしています。実際の投資家によるしっかりとした円売りが継続的に出ているときは、円安傾向は続きやすいということもありますので、今回も全体的な円安はもう少し続くかもしれません。ニュージーランドに続いて、イギリスでも近い将来利上げの可能性が示唆されてきてい…

「ドル/円 108円台の底堅さを確認」マット今井のトレードアイディア 2021年5月20日

昨日、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表されました。FOMCの中で数人の参加者から「FOMCが設定する目標に向けて、経済の急速な進展が継続すれば、今後ある時点の会合で、資産買い入れペースの調整をめぐる討議を開始することが適切になる可能性がある」と指摘する意見があったとの記述がありました。 これは何を言っているかと言えば、米経済が回復してきた場合、これまでの国債などの買い入れの量を減らす、いわゆるテーパリングを検討するということです。 現在、アメリカでは、新型コロナ…

「ドル円は徐々に110円を目指す展開」マット今井のトレードアイディア 2021年5月6日

GW中各局では、アメリカでワクチンの普及が進んでいるという特集をしていました。バイデン米大統領は7月末までには、ワクチン接種を全国民に普及させ、経済も正常化させると強いメッセージを出しています。 こうした状況を株式市場は非常に好意的に捉え、NYダウ平均株価も史上最高値を更新し続けています。株式市場が堅調な影響を受けて、FX市場では全体的にやや円安の展開となっています。今後は、アメリカの景気回復を期待したドル高もやってくるかもしれません。どちらのシナリオにも対応できるのは、ドル…

「ドルやポンドはまだまだ上昇余地がある」マット今井のトレードアイディア 2021年4月1日

FX 市場では、今ドル高の流れになっていますが、ポンドもなかなか堅調に推移しています。ここに何か共通点を感じないでしょうか? この2通貨とも、新型コロナウイルスのワクチンの普及が進んでいる国の通貨だということです。 アメリカは既にワクチンの接種回数が1億5千万に達しようとしています。これは100人当たりの接種回数でみると44回となります。やはり、ファイザーやモデルナなど自国でワクチンを開発できている強みがここに現れています。 アメリカ以外の先進国でワクチン接種が進んでいるのが…

「長期金利が上昇 ドル/円の下値は固い」マット今井のトレードアイディア 2021年3月4日

今回はアメリカの長期金利の話を中心にしたいと思います。アメリカの長期金利の動きはFXにとても影響があります。 今週に入って、アメリカの長期金利が急に上昇をし、それまで上昇を続けていた株式市場が値崩れし、FXでは、リスクオフの円高と金利上昇によるドル高が同時に起きました。新型コロナ向けワクチンの普及により景気回復期待が背景にあります。 今10年物は1.47%程度ですが、これが、今後1.5%をしっかり超えてくると、ドル高、円高の動きが更に進む可能性が出てくるので、長期金利の今後の…

「2021年はクロス円上昇か?資源国通貨買いの円売りに妙味」マット今井のトレードアイディア 2021年1月8日

皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 昨年は新型コロナウイルスに世界中が振り回される1年となってしまいましたが、今年はコロナウイルスを撲滅できることを心より願っています。 さて、現在世界各国で新型コロナウイルスの感染が拡大し続けているにも関わらず、株式市場は上昇を続けています。これは、歴史的な財政と金融の緩和によるバブル相場となっていることは説明する必要はないと思います。端的に言えば、この流れはまだまだ続きそうだということです。 バブル相場になる…

「週明けのポンド相場に注目!英EU通商交渉は最終局面へ」マット今井のトレードアイディア 2020年12月11日

イギリスとEUの通商交渉は年末の期限が迫り、いよいよ最終局面に入ってきていますので、少し整理をしたいと思います。 今回の交渉の中では、特に漁業権などが残っている大きな争点となっています。イギリスの領域でフランスなどのEU諸国が漁業を続けたい一方、イギリス側はそれに対して難色を示しているということです。イギリスでは漁師からの要望を非常に強く、政治的な問題となっていますので、なかなか妥協できないということです。ここまでの交渉ではなかなか溝が埋まらず、このままでは決裂してしまうので…

「基本は円売り戦略!豪ドルなどの資源国通貨が面白い」マット今井のトレードアイディア 2020年11月27日

バイデン氏の大統領への準備が本格的に始まりました。アメリカの政治は安定に向かっていきます。アメリカの政治の安定は、金融市場にとってはいいニュースです。現在株価はとても好調に推移していますが、この流れが崩れることは当面はないと思っていいでしょう。 その上で、FXでの戦略を考えると、やはり基本はクロス円での円売りということになります。ワクチンの普及が視野に入ってきていますが、これが確実になれば、世界の実体経済は本格的に回復してきます。 そうなると、やはり一番面白いのは、豪ドルなど…

「いよいよ米大統領選へ」マット今井のトレードアイディア 2020年10月30日

ドル円104円―106円でのレンジトレードをずっと推奨してきましたが、結果的には正しかったようです。これが一番安全なトレードでした。またクロス円に関しては、上がりすぎてしまったので、ここからは伸びないだろうと前回予想しましたが、それ以降下落傾向に入り、直近では、欧米のコロナウイルスの感染再拡大の影響で株が下落したことに伴い、円全面高になっています。ただ、もう下落もそろそろ終わりだと思います。 来週はいよいよ注目のアメリカ大統領選挙があります。マーケットはその結果をかたずをのん…

「ドル/円は当面104-106円のレンジか。米大統領選まで気迷い相場に」マット今井のトレードアイディア 2020年10月14日

ドル円は、やはり106円台はなかなか抜けていかず、結局104-106円のレンジから抜け出せません。アメリカの大統領選挙も控えていますので、当面このレンジの中での動きが続く可能性は高そうです。クロス円も頭打ちです。 ポンド円を見てみましょう。142.71から133.04まで約10円下落した後、138円手前まで約5円弱上昇し、半値戻しとなっています。一目均衡表の雲に頭を抑えられる形にもなっており、ここから一段の上昇はすぐには難しそう。 ユーロ円も豪ドル円もポンド円と似たような動き…

「アノマリー的中!ドル/円はレンジ、ユーロの上値重い」マット今井のトレードアイディア 2020年9月25日

2週間前に指摘をしたとおり、やはりユーロは下落しました。「ポジションは嘘をつかない」ということを改めて、感じました。そして多くの専門家という輩が強気の見方をしだすと、上げ相場は終わるというアノマリーとでもいうべき経験則は今回も当たりました。 ユーロドル、ユーロ円ともにチャートを下に抜けていますが、IMMポジションを見ると、まだまだロングポジションがたまっていることから考えると、ユーロの上値は重いと考えられます。ただ、ここまでの下落のペースが速く、オシレーター系のチャートは逆に…

「ドル/円 どこかで買ってみても面白いのでは」マット今井のトレードアイディア 2020年9月18日

最近のFX市場の主役はすっかりイギリスになっています。イギリスの大手新聞などが、イギリスは今年末に迫っているEUとの貿易協定などの合意について、期限までにまとまらないとのイギリス政府関係者の見方を報じてから今の流れは始まりました。 イギリスのEU離脱問題は、これまでも何度も市場を動揺させてきましたが、そのたびに結論が先送り、騒ぎが収まるということを繰り返してきました。しかし、所詮先送りですので、またこうして騒ぎが再燃してしまうということです。私も。また、こういう混乱はいつか起…

「もうドル安は限界?」マット今井のトレードアイディア 2020年9月9日

ここ1週間ほどは、ドル高、円高の展開となっています。NYダウが下落したことが、直接の原因だと思いますが、それ以上に引き金を引いたのは、イギリスとEUの貿易交渉が暗礁に乗り上げようとしているということです。この材料だけは、本当に気をつけないと、場合によってはポンドは急落します。ポンド/円の押し目買いを考えていましたが、この材料が飛び出してきたので、考え方をすぐ変えました。 それと、今回ユーロ/ドルなどでのドル安には限界があったことがはっきりし始めています。やはり、これからユーロ…

「仮に安倍総理退陣なら・・・?」マット今井のトレードアイディア 2020年8月26日

現在、永田町だけではなく、日本中で安倍総理の体調についてが話題となっています。現在流れている説は大きく言って2つです。①今回、新しい治療方法、新しい処方箋を担当医と相談中で、安倍総理は今後も総理を続投する②持病の悪化がひどいため、近々代わりの人に譲る(臨時代理、あるいは退陣) 話を総合すると①の可能性のほうが高いと思いますが、もしものこともありますので、仮に②だっとしたら、市場にどういう影響が出るかを考えておきたいと思います。 結論から言えば、一時的に株安、円高になるというこ…

「好調なポンド円トレード 思わぬ失態…」マット今井のトレードアイディア 2020年8月21日

ここのところ、ずっとポンド円を中心に、ユーロ円、豪ドル円などで押し目(下がったところ)で買って、上がったら売り、また押し目を待つというトレードを続けている。全般的にうまく行っているのだが、ポンド円について、今週の初め138円台を買うつもりが、気が早って月曜日の朝、139.50円近辺で買ってしまい、逆に138円台でロスカットのために売るという失態を演じてしまった。こうなるとトレードは、業界用語でいう「テレコ」状態に陥る可能性がある。つまり考えていることとやっていることがあべこべ…

「ドル安の流れ変わらず」マット今井のトレードアイディア 2020年8月6日

最近のドル安は、やはりトランプ大統領の新型コロナウイルス対策への不手際に対する不信感が底辺にあると思います。そうなると、ドル安の流れは、簡単には変わらないということになります。しかし、そうは言っても、最近のドル安、特にユーロドルでのドル安は如何にもスピードが速い。そうであれば、ドル安圏内でしばらく右往左往するか。ドル円は106円台は売り。ユーロドルは1.17台前半は買い。 更にユーロ円、ポンド円そして豪ドル円の買いも安心感があると思います。ポンド円は140円狙い。豪ドル円は7…

「ユーロ中心にドル安と円安進行」マット今井のトレードアイディア 2020年7月22日

ユーロなどを中心にドル安と円安が進んでいる背景を説明します。理由は主に3つです。 1.EU首脳会談で21日、新型コロナウイルス感染拡大による経済的打撃に対して、7500億ユーロ、日本円で約92兆円規模の基金を設立する案で合意したこと。 2.アメリカのトランプ大統領も11月に行われる大統領選挙に向け、更なる大型の経済対策を準備しているとの観測が流れていること。トランプ大統領は、直近の世論調査によれば、民主党のバイデン候補に対して、15ポイントものリードを許しているため、一発逆転…

「当分は円高気味に推移か」マット今井のトレードアイディア 2020年7月10日

ここのところユーロ円、ポンド円、豪ドル円など、チャートを見ると、ゆっくり円安方向に向かってきた。しかし、これは本物ではない。この流れはそろそろ終わる。そういう意識でトレードをしてきた。理由は単純。トレンドを作るほどの材料がないからだ。理由もなく出来ている小さなトレンドはもろい。何かのきっかけで、直ぐに反転してしまう。 例えば、今日の東京市場では、今回の豪雨災害による保険の支払いが多額になるため、日本の損害保険会社が外貨資産を売却して、円に戻しているとの情報が流れており、それが…

「最近のドル/円相場を動かすカラクリ」マット今井のトレードアイディア 2020年7月2日

ユーロ円119円から122円、ポンド円131円から136円、豪ドル円73円から75円のレンジ想定をしていたが、その後は、レンジ想定内での動きとなっている。引き続きレンジトレードを続ける。ポンド円は上を135円に引き下げておく。 さて、最近のドル円の動きを少し解説して、最近の相場の様子を探ってみたい。 先週、ソフトバンクがTモバイルの株を売却して、2兆円あまりを円転(つまり円買い・ドル売り)するのではないかという観測がマーケットに広がり、短期筋がドル円の売り仕掛けをして106円…

「株価上昇はちょっと限界 FXはレンジトレード」マット今井のトレードアイディア 2020年6月23日

最近は、ドル円が106円台から107円台の狭いレンジに入り込んでしまっているので、なかなか利益を出すのが難しいので、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円を中心にやっています。 世界経済が低調なのにもかかわらず、世界各国政府や中央銀行がお金をばら撒いているので、金余りになり、そのお金が株式市場に流れ込んでいるため、株価は好調というなんとも歪な状態が続いています。しかし、これ以上実態を伴わない株価の上昇は、ちょっと限界に来ていると思います。そうであれば、クロス円の上昇にも限界が出てきます…

「新型コロナは第2ステージへ レンジトレードを継続」マット今井のトレードアイディア 2020年5月12日

今週から、各国で経済活動再開の動きが活発化している。中国、韓国は既に正常化となった。欧州各国も英国はまだ若干慎重ではあるが、ドイツなどでは、正常化に確実に向かい始めている。アメリカも同様だ。日本でも、14日に34の都道府県の緊急事態宣言が解除される見通して、既に東京でも営業を再開する店が増えてきている。新型コロナ対策は第1ステージから第2ステージに変わった。相場も安定してくるだろう。しかし、段々ゆるみがでてくれば、また感染拡大が再発する。そのとき、またぶり返しがくる。経済は再…

「元チーフディーラーが考える 3通貨ペアの上値下値めど」マット今井のトレードアイディア 2020年4月22日

直近の相場を見ると、予想通りレンジに入ってきています。こうした状況はまだまだ続くと考えていますので、当面はこれまでと同様にレンジトレードを継続していくということになってきます。主要通貨のそれぞれのレンジをどの程度にとっておくかについて、少し考えてみます。 ドル/円 ドル円は112円から101円台に急落した後、一転して上昇し111円台にまで上昇、その後上がりすぎの反動からやや軟化し、そこからレンジ相場に入っています。底値ですが、チャートを確認してみると、106円台の後半あたりで…

「市場関係者も混乱 レンジ相場へ」マット今井のトレードアイディア 2020年4月8日

ここのところ、NYダウを中心とした株式市場が大きく動いても、為替相場(FX)はあまり反応しなくなってきました。 どうしてこうなっているかと言えば、正直みんなよく分からなくなってきたということではないでしょうか。 最初は、株式市場が大きく崩れるとドル安になっていたのに、途中から株式市場が崩れるとドル高になるという真逆の反応を見せたことで、頭の整理ができなくなってしまっているために、株式市場が大きく動いても、反応できないというのが本音だと思います。 そうなれば、当然、相場はレンジ…

「ここからのドル高はゆっくりに」マット今井のトレードアイディア 2020年3月24日

今起きている現象について整理をしてみたいと思います。 まず、最初は新型コロナウイルスの影響でリスクオフ、つまりみんなリスクを取らない方向に向かいました。その結果、株が売られ、原油などの商品が売られました。そしてそのお金は比較的安全な債券に向かい、為替市場では円高になりました。 しかし、事態が深刻化するに連れ、変化がでてきました。株や商品が更に売られるところまでは同じでしたが、とにかく企業も投資家も損失が出すぎてしまったため、すべてを現金化する方向に向かい、債券も売られました。…

「ドル円104円台がターゲット」マット今井のトレードアイディア

先週のコラムから1週間が立ちますが、ほぼ予想通りの展開を見せています。日本は、インドなどから渡航制限対象とされ、アメリカからも渡航制限の対象にされそうになっています。ヨーロッパではイタリアだけなく、スウェーデンなどでも広がってきました。アメリカもここに来て、感染者が拡大しています。更に、製造業などでも、部品の調達ができないなど、サプライチェーンが崩れています。僕の知り合いの会社でもそういうケースが多発しています。こういうことを考えると、事態は深刻化を増していると考えるべきだと…

「105円程度までの下落も不思議ではない」マット今井のトレードアイディア

新型肺炎に関して、状況が大きく変化してきました。それを見ながら、私も見方を変えて、リスクオフ相場対応をすることにして、実行しています。 1週間ほど前から、金融市場が反応し始めていますが、これは、中国以外の国に感染が広がったことが原因となっています。中国で感染が拡大しているときは、他の国にとっては、対岸の火事でした。そのときの金融関係者の関心事は、新型肺炎の中国の景気後退がどの程度でそれが世界経済にどの程度影響するのかということでした。 しかし、アジアだけではなく、イタリアを始…

「円高になったところで、押し目買いをすることを心がける」マット今井のトレードアイディア

12月に入り、今年も残すところ1ヶ月を切りました。今年は、BREXITへの思惑でポンドが乱高下する局面こそありましたが、全体的に非常に動きの少ない1年となっています。これは、やはり各国が金融緩和方向に向いていることが原因ではないかと思います。その上で、年末にかけての相場はおそらく今のような状態が続く可能性が極めて高いと考えています。イギリスの総選挙の結果で多少動く可能性はあるかもしれませんが、その他に相場に影響を与えるような材料がありません。各国の金融政策も年内は現状維持の見…

「拍子抜けだったFOMC ドル/円108円台を超えた上昇は見通せず」マット今井のトレードアイディア

18日に開催されたFOMCは、拍子抜けの結果となっています。市場の予想通り0.25%の利下げが決定されましたが、影響なし。 問題は、今後の金融政策がどうなるのかという点でした。しかし、これも「景気を維持するために適切に行動する」というありきたりな内容でした。これでは、市場は反応しようがありません。米中の貿易交渉も中だるみしています。なかなか決めてがありませんので、トレンドは作りにくい。 ただ、米中交渉が好転してきたとの見方からの円安はもう一度終わったと思っています。ドル円も1…