今回はアメリカの長期金利の話を中心にしたいと思います。アメリカの長期金利の動きはFXにとても影響があります。
今週に入って、アメリカの長期金利が急に上昇をし、それまで上昇を続けていた株式市場が値崩れし、FXでは、リスクオフの円高と金利上昇によるドル高が同時に起きました。新型コロナ向けワクチンの普及により景気回復期待が背景にあります。
今10年物は1.47%程度ですが、これが、今後1.5%をしっかり超えてくると、ドル高、円高の動きが更に進む可能性が出てくるので、長期金利の今後の動向をよく注意してみておく必要があります。
ただ、長期金利が上昇すればドル高、しなければ円安となれば、どちらにしてもドル円は下値は固いと思います。
尚、景気回復は資源需要の拡大をもたらしますので、豪ドルなどの資源国通貨は依然としてお勧め通貨です。
ドル/円 日足
豪ドル/円 日足
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【インタビュー】
株式会社マットキャピタルマネージメント 代表取締役
今井雅人 氏
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。
今井雅人 氏
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。