ここ1週間ほどは、ドル高、円高の展開となっています。NYダウが下落したことが、直接の原因だと思いますが、それ以上に引き金を引いたのは、イギリスとEUの貿易交渉が暗礁に乗り上げようとしているということです。この材料だけは、本当に気をつけないと、場合によってはポンドは急落します。ポンド/円の押し目買いを考えていましたが、この材料が飛び出してきたので、考え方をすぐ変えました。
それと、今回ユーロ/ドルなどでのドル安には限界があったことがはっきりし始めています。やはり、これからユーロドルは暴騰するという見方をする人がでてきたので、これは、もう上がらないなと感じたました。本当にこの手の経験則はよく当たります。
今は、どちら向かうか、ぎりぎりのラインになってきました。ユーロですが、ユーロ/ドル、ユーロ/円、共に長いレンジ相場の下限に来ています。ここを抜けるかどうかがポイントです。IMMのポジションを見ても、相当ロングポジションがたまっているようですので、下に抜けるとかなり下がる可能性もあります。注意をしてみておきましょう。ドル円はまだまだレンジです。
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