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FX/為替予想「豪ドル/円は米FOMCを控え方向感が出にくい。米国景気減速と欧州エネルギー不安を睨んだ動きに?」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/7/26

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
日々、為替情報発信中!

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・WTI原油価格は反発。露ガスプロム社が「独-露間を繋ぐガスパイプライン”ノルドストリーム1”軽油のガス供給量を減少する予定」との見解を示し、欧州のエネルギー逼迫懸念が再燃した。1バレル=96ドル台まで上昇(7月25日)。

・中国、上海市では市民に8月末までは少なくとも週1回のコロナ検査を義務付けているほか、市内の一部地域では26-28日の間に検査を実施(7月25日)。

・6月分の豪雇用者数は8.84万人増と予想の3.0万人増を大幅に上回る。失業率が3.5%まで低下、労働参加率が66.8%(前月66.7%)へ上昇した(7月14日)。

・7月5日の豪準備銀行(RBA)理事会で政策金利を市場予想(0.25%~0.50%)通り0.50%の利上げを実施。声明は概ね前回と同じ内容で、経済指標次第では次回以降も大幅利上げの可能性を残した。

・2022年1‐3月期の豪賃金指数(前年比)は+2.4%と前期(+2.3%)を上回る。しかしRBAの目標とする3%には届かず。6月15日に公正労働委員会が最低賃金の5.2%引き上げを発表。これにより賃金指数の伸びも加速しそうだ。4-6月分は8月17日発表予定。

・4月27日発表の豪2022年1‐3月期 消費者物価指数(CPI)は前年比+3.7%(トリム平均)とRBAの目標レンジ(2~3%)を突破。市場の予想(+3.4%)を大きく上回る結果となった。4-6月期分は7月27日発表予定

今日のメインシナリオ

豪ドル/円は米FOMCを控え方向感が出にくい。米国景気減速と欧州エネルギー不安を睨んだ動きに?

本日の東京時間には豪ドル相場に影響を与えそうな経済指標等の発表は予定されていない。東京時間の豪ドル/円は株価や資源価格を睨みながらの動きとなりそうだ。明日に注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、小動きになることが予想される。
欧米時間の注目は、①米国の景気減速懸念への思惑②エネルギー価格動向となりそうだ。本日予定されている一連の米経済指標の結果が予想を下回ると、米経済減速への警戒感が強まり、リスクオフの円買い、米ドル買いが強まるのではないか。この場合は豪ドル/円は下落することとなりそうだ。②は①と関連している部分もある。米国の景気減速懸念が強まればエネルギー需要が減退して、エネルギー価格は下落。一方で、昨日の様に欧州のエネルギー逼迫懸念が強まれば、エネルギー価格は上昇することとなる。米国の経済指標発表までは欧州のエネルギー逼迫懸念により、資源国通貨は底堅く推移その後は米経済指標の結果次第での動きになると予想している。

個別の想定シナリオ

■米経済指標が予想を下回る
⇒リスクオフの円買い、米ドル買い
⇒豪ドル/円は下落

チャート分析

今後の注目材料

23:00 米7月リッチモンド連銀製造業景気指数
23:00 米7月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
23:00 米6月新築住宅販売件数

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に雨がぱらつき、豪ドル/米ドルは曇り。6時に豪ドル/円のストキャスティクスで売りシグナル点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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