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【ドル/円、来週の見通し】GW期間中の連続為替介入警戒…介入あれば152円も見えてくる?_2026/5/1 #外為ドキッ

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

『最新のドル/円相場を解説』

最新のマーケット情報まとめ

<為替介入の動向と相場への影響>
5月1日16時前にドル円相場で157円20銭付近から155円40銭台まで約1.8円幅の急落が発生し、為替介入とみられる動きが観測された。その後は相場がある程度値を戻し、当日の高値・安値レンジに対してフィボナッチ61.8%水準まで回復した。この動きを踏まえると、仮に今回の急落が介入によるものだったとしても、その効果は限定的だったと評価せざるを得ない。

前日4月30日にも介入とみられる動きがあり、日本経済新聞の報道によれば政府もこれを事実上認めた。その際の安値は155円50銭台であり、この水準が現在もサポートラインとして機能している。テクニカル面では、157円30銭付近が上値抵抗として意識されており、この水準がネックラインとなるダブルボトム形成への移行が焦点となっている。仮に157円30銭を上抜けるようであれば、ダブルボトム完成に向かう展開も視野に入る。

一方、下方向については155円50銭を明確に下抜けることができれば下押し圧力が一段と強まり、次のターゲットとして155.00円、152円が意識されてくる。介入効果を市場に示すためには、この水準を割り込ませることが重要と考えられる。

<連続介入の可能性と過去の事例>
過去の介入パターンを振り返ると、2022年10月21日(金)の介入後、翌営業日(月曜日)にも連続介入が実施された。また2024年4月29日の介入後、3営業日以内の5月1日に再び介入が行われ、同年7月11日の介入翌日12日にも連続して実施されている。これらの事例から、介入は3営業日以内に複数回にわたって実施されるケースが多いことが読み取れる。

この「3営業日以内・半年3回以内」という目安は、IMFが自由変動相場制と認定する際の基準に基づいており、違反に対する罰則があるわけではないが、過去の日本政府の行動パターンと一致していることから、市場参加者の間で広く警戒材料として認識されている。

三村財務官が「今後のことはコメントしないが、大型連休はまだ序盤である」と発言したことも、連休中の追加介入を示唆するニュアンスとして受け止められており、市場の疑心暗鬼を高めている。また、米国カウンターパートと緊密に連絡を取っているとの発言は、協調介入の可能性をも匂わせるものであり、上値の重さにつながってい
る。

<来週の注目イベント>
来週はイラン情勢の動向に加え、米国の経済指標が相次いで発表される。5月5日のISM非製造業景況指数・JOLTS求人件数、6日のADP雇用統計、7日の新規失業保険申請件数、そして8日の米雇用統計と、重要指標が集中する。これらの結果次第でドル買い・円売り圧力が再燃する可能性があり、当局の介入姿勢と経済指標の綱引きに注目が集まる。
イラン側が核放棄を拒否する姿勢を示したことで地政学的緊張の長期化が懸念され、原油高→ドル買い・交易条件悪化を通じた円売りという構図が継続しやすい環境にある。為替介入で時間稼ぎとなるか、引き続きドル円相場の大きなテーマとなる週となりそうだ。

<来週の注目経済指標>
5/5☆RBA政策金利
5/5◎米3月貿易収支
5/5☆米4月ISM非製造業景況指数
5/5☆米3月JOLTS求人件数
5/5◎米3月新築住宅販売件数
5/6☆米4月ADP全国雇用者数
5/7◎日銀金融政策決定会合議事録(3月18-19日分)
5/7☆米新規失業保険申請件数
5/8◎日本3月現金給与総額
5/8☆カナダ4月雇用統計
5/8☆米4月雇用統計
5/8◎米5月ミシガン大消費者態度指数・速報値
☆特に重要 ◎重要

<ドル/円 日足>

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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